#27 アスレティックトレーナーについて考えてみたこと

世の中に、この職業って何?と聞かれて

「アスレティックトレーナー(athletic trainer)は、スポーツ現場で選手が受傷したときの応急処置や傷害の評価、復帰までの手順を考えたり、傷害の予防のために働く、スタッフの一員である。 現在ではスポーツ現場に限らず、高齢者の健康づくりなど、職域が広がっている。 」wikipediaより

https://ja.wikipedia.org/wiki/アスレティックトレーナー

と答えられる人はいないでしょう。

もしかしたら、スポーツに関連している人たちの中では広まってきているかなとは思いますが、一般には中々広まってないかと……。

パーソナルトレーナーは認知されてきたかな?って思ってますが、どうっすか?

認知度を上げていきましょう!というスローガンは私が学生時代のトレーナーの集い(学生トレーナーが集まる会。良く大学で主催されてました)でも言われていて、そのときのトピックを最近思い出します。

細かいところは間違ってるかもしれませんが、

「認知度を上げるための施策としてテレビやメディアへの露出は増やした方が良いか?」ということ。

(ニュアンスとしては、顔が売れてるだけの実力の伴わない人が世に出るのどう?みたいな感じだった気がする)

間違ってたらすいません、訂正します。

これが10年くらい前の話で、その後業界の流れや世間を見てもあんまり知名度は上がってないように思える。

そして、世の中も流れが移り変わり、パーソナルトレーニングやフィットネスという概念はジワジワと広がって来ていると思う。

キッカケになっているのが、「ライザップ」と「24hフィットネス」かと思っています。

ライザップについては言わずもがな、CMやメディアへの露出を含めて色んなところで見るし、24hフィットネスも各地で店舗が目に見える形で認知できるのでこれも大きいと思う。

この両者は人件費も、受けるサービスの形態もまったく違うけど、共通してることは今の世の中にニーズがあることだということだと思う。

人の流れ、モノの流れ、時代の流れに果たしてアスレティックトレーナーという職種はマッチしてるんだろうか?

また、前述のメディアへの露出などもSNSの普及に伴い広告の媒体が変わって来て、年代や生活環境によって見られる場所とモノが変わって来ている。

健康意識の向上や、予防医学への考え方などで時間とお金と余裕がある人は自分の身体への投資に惜しみなくソースを注げる中、時間がない、お金がない、余裕がない人達はそこへのアンテナが立ちづらいと思う。

自分が今後社会でどう名乗っていくか、どう立ち振る舞って仕事をしていくかを考えた時にこの「アスレティックトレーナー」というものの言葉の価値を考えて発信する必要があるなと思っている。

そして、どんな資格を持っているかと同じくらい重要になるのが人間性だと思っている。

誰が話すか、誰が作ったか、色んなところで「信用」される人、モノになっているかどうか。

ひとまず、私の現在の回答としては、

「知らない、わからない」

です。

知っているつもりのこと、分かったつもりで分かってないこと、多くあると思っています。

ちょっと怖いけど、「外」を見に行かなきゃと思い始めてます

情報収集、知っている人に聞く、自分でもう少し広い視点で見てみるということをしてから、もう一回この件に関しての回答を自分なりに出してみたいなと思っています。

ぜひこの件については、「自分はこう思うよ!」って、教えてくれる人、教えてくださいw

ではまた。

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