ピックアップグリズ#9<GAME3>@ネッツ~緊急事態、発生~




昨日、ホークスの試合を観戦中にTwitterでも、何なら現地の放送中にも他会場のモラントの情報が回ってきました。

年末にすげーテンション下がりました、どうも、ctrainerです。

この記事では

2020-20201シーズン メンフィス・グリズリーズ×ブルックリン・ネッツの試合

をレポートしていきます。

スターター

グリズリーズ

ジャ・モラント

グレイソン・アレン

ディロン・ブルックス

カイル・アンダーソン

ヨナス・バランチュナス

https://twitter.com/memgrizz/status/1343698221277863936

欠場はJJJ、ポーター、ウィンズロウ、メルトン、ティリー、ティルマンとなっています。

ネッツ

キャリス・ルバート

ジョー・ハリス

ティモテ・ルワウ・キャバロ

トーリアン・プリンス

ディアンドレ・ジョーダン

ケビン・デュラント、カイリー・アービングの2枚看板はこの試合欠場、またスペンサー・ディンウィディはACLの部分断裂により手術が予定されているとのこと。

ニコラ・クラクストンも欠場ということで、ネッツは昨シーズンのバブルでのラインナップのような布陣になっています。

ゲームレポート

出足を7-0のランで快調な滑り出しを見せるグリズリーズ。

その後もアンダーソンが3本、バランチュナスが1本とビッグマンが高確率でスリーを沈めていきリードを広げる。

ネッツはジョーダンがトップ周辺でバックドアのパスを出したりとポイントセンター的な動きをしています。

最初の6分で20-9と二桁リード、タイムアウト明けにクラーク、ジェン、ベインとフロントコートを総入れ替え。

ネッツも2ndユニットが入ってきてオフェンスが活性化し徐々に追いついてきます。

残り3分でバックコートの二人もジョーンズ、コンチャーと変わります。

ジェンの素晴らしいブロックからジョーンズの速攻でのアンドワンと、良い形でつないでいき、第1Qは32-23で9点リードします。

第2Qの頭はスターターのフロントコート3人が戻ってきています。

その3人がしっかりと得点を重ね、点差を広げにかかる。

ネッツもチームでのボールシェア、エクストラパスが素晴らしく、スリーの確率が上がってきて点差を詰めてきました。

残り3分を切ったところで問題のシーン。

モラントがジャンパーに対してコンテスト、着地で相手の足を踏んでしまい捻挫。

車椅子で下がります。

エースを失ってしまったグリズリーズ、浮き足立ってしまったか、前半終了間際に逆転を許す。

最終55-54、ネッツが1点をリードして後半へ。

後半もモラントの姿はなく、ジョーンズが変わりにコートに。

メルトンも欠場しているため、バックコート陣が少し手薄なロスターに。

それでも追いかける展開のグリズリーズは、後半の頭からオールコートのディフェンスを敷く。

特にルバートに対してはブルックスがベタ付き。

アンダーソン、バランチュナスがペイントを積極的に攻めて逆転に成功。

お互いにターンオーバーが増えて、ペースの早い展開になりリードチェンジを繰り返す。

第3Qの終盤、ジョーンズをベンチに下げた時は、アンダーソンがハンドル。

少し不安定な場面もありましたが、このクオーターは87-85で終了、グリズリーズ2点リードで第4Qへ。

このクオーターも一進一退、お互いにシュートの確率が下がらず点の取り合いに。

1〜2ポゼッション差で推移するゲーム、残り6分を切ってグリズリーズ1点リード。

両チームともエース不在ゆえに、全員バスケットでやり合い一歩もひかず。

残り1分を切って同点の展開、ルバートのスリーを守り切るも、ターンオーバーでポゼッションを失う。

ネッツのラストショットが外れて試合は106-106で延長戦へ。

延長ではお互いにここぞというところでの決め手に欠くものの、ネッツがルバートの連続得点で1点をリードして残り1分弱。

グリズリーズはターンオーバーからの速攻で、最後にクラークが押し込み逆転。

この1点リードを守りたい残り30秒弱。

ジョーダンがオフェンスリバウンドを叩き込むものの、ゴールテンディングの判定でノーカウント。

ネッツのファウルゲームを振り切って、116-111で今シーズンの初勝利を飾りました。

シーズンの1勝目をアウェイで上げられたのは好材料ですが、モラントの不在がどれくらい長引くか。

この試合ではアンダーソンがジョーンズがいない時間に1番をやっていましたが、メルトンの状況によってはFAなどでロスターの補強があるかもしれません。

過去2試合課題だったディフェンスについては、3人のスコアラーが欠場していたネッツにおいてはルバートをもう少しシャットアウトできれば良かったですが、ネッツのパッシングゲームに翻弄されている印象でした。

フリースローを与えすぎずに、逆に自分たちがペイントを攻めてフリースロー獲得できていたのが良かったところかと思います。

ネッツはチームでのアシストが30を超え、パッシングからのスリーを多く打っていましたがこの試合は確率が上がらず。

開幕して2戦、ウォリアーズ戦とセルティックス戦を見て、この試合勝つのは厳しいかと予想していましたが、ネッツの2ndユニットも充分に力のある選手ばかり。

オーバータイムは失速してしまいましたが、こういった試合で頼れるクローザーがいるのは、ネッツの強力なアドバンテージなのでプレイオフでは怖い存在になりそうです。

戦術的なフィットが取れるのかどうか、またシーズンが進んでいく中でジョーダンとアレンのどちらをスターターで、クラッチタイムで起用してくるかチェックしていきたいと思います。

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game?gameId=401267202

<個人>

ヨナス・バランチュナス 14点 14リバウンド  

カイル・アンダーソン 28点 7リバウンド

ディロン・ブルックス 24点 7リバウンド

グレイソン・アレン 3点 

ブランドン・クラーク 16点 7リバウンド

<チーム>

リバウンド 67

ペイント内得点 56

ターンオーバーからの得点 26

個人的マンオブザゲーム

カイル・アンダーソン

キャリアハイの28点を記録、スリーポイントが4/8、モラント負傷後はポイントガードも担うなど、今季存在感を示していましたが、この試合では一番のパフォーマンスを見せてくれました。

クラークのベンチから16点7リバウンドという数字もクラークらしい感じで好きなんですが、ここはアンダーソン一択。

しばらくは求められる役割が多くなりそうなので、どこまで見せてくれるのか期待したいところです。

おまけ

モラントの欠場は3~5週間の見込みと発表されました。

このピンチをどのように切り抜けるのか、誰がステップアップしてくるか、悲観し過ぎず、楽しんで追いかけて行こうと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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3件のコメント

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