昨日に続いて、雨がシトシト降り注いでいます。
短いくせっ毛にとって、寝ぐせよりも湿度の方が髪型が決まらない、どうも、ctrainerです。
この間までめっちゃ長かったので、そっちの方がまとまってたなーと思い出しました。
この記事では
2020-20201シーズン メンフィス・グリズリーズ×ニューヨーク・ニックスの試合
をレポートしていきます。
ハイライト
スターター
グリズリーズ
ジャ・モラント
ディロン・ブルックス
グレイソン・アレン
カイル・アンダーソン
ヨナス・バランチュナス
ニックス
エルフレッド・ペイトン
RJ・バレット
レジー・ブロック
ジュリアス・ランドル
ナーレンズ・ノエル
インジャリー
グリズリーズ
ディアンソニー・メルトン:アウト
ジャスティス・ウィンズロウ:アウト
ジャレン・ジャクソンJr:アウト
ニックス
ジョン・ヘンソン:アウト
ミッチェル・ロビンソン:アウト
ゲームレポート
ディフェンシブな展開で始まるこの試合、アンダーソンのフリースローでグリズリーズが先制。
そこからブルックス、モラントとスリーを決めて良い立ち上がりを見せ、勢いそのまま得点を伸ばしていきます。
残り9分で11-3、早々にローズを投入、ニックスもここから立て直し、試合はイーブンの展開に。
残り6分を切って17-12でグリズリーズが5点リード、残り5分半で選手交代が始まり、まずはここ数試合欠場していたクラークがイン。
続いてベイン、ティルマンと入ります。
グリズリーズディフェンスはニックスのターンオーバーを多く引き出すことに成功し、ニックスは得点が伸び悩む終盤。
さらにランドルがファウルトラブルでベンチに、ニックスにとっては良くないことが続きます。
残り3分半にモラントのスリーで10点差、そのモラントもジョーンズと交代。
そのまま点差は開いていき、35-23でグリズリーズが12点リードして第1Q終了。
第2Qは頭からコンチャーが入り、全員ベンチユニットにするグリズリーズ。
ニックスもスターターが全員ベンチに入り、2ndユニット同士の対決。
グリズリーズはルーキー2人、ベインとティルマンが奮闘、ニックスはローズがチームを引っ張ります。
一進一退、点差はキープされたままでしたが、ニックスが若干ペースを上げてきたとこでグリズリーズタイムアウト、残り7分半でグリズリーズが7点をリードしています。
タイムアウト明けにバランチュナス投入でニックスもノエルを戻してくる中盤、チュナスがオフェンスリバウンドにスリーポイントにと存在感を示す。
残り6分で11点差、両チームスターターをほとんど戻してきて終盤に向かいます。
終盤にかけてニックスが徐々に得点を伸ばすものの、ベインが良いところでスリーを沈め、つけ寄らせない展開。
ニックスはランドルがローギアなまま前半が終了し、60-51でグリズリーズが9点リードで後半に入ります。
第3Qはニックスが良いゲームの入りをしたことで少し点差が詰まりますが、グリズリーズもしっかり得点につなぐ。
グリズはランドルのポストアップに対して積極的にダブルチームを仕掛けていて、そこから得点されるシーンもあるもののニックスにペースを渡さずに試合を展開。
ニックスのロールプレイヤーたちのオフェンスのリズムが良くなってきたことで点差が縮まりだし、残り8分半で点差は4。
しかしニックスはランドルが4つ目のファウルをコールされて苦しい展開。
オフェンスではバランチュナスがギアを上げてきて得点を重ねる中盤。
リバウンドゲッターとしても素晴らしい活躍で残り6分半に再び10点差。
モラントが才能を遺憾なく発揮したアスレティックなペネトレイトで連続得点し、ニックスの追随を許さないグリズ。
さらにモラントはここまでスリーをノーミスの4/4でメイク、この試合では持ち前のオフェンス能力を充分に発揮。
目線を変えれば調子の良いグリズリーズに対し、ニックスは不安定ながらもしっかりとついてきているこの試合。
ニックスは第3Qの終わりに再びペースアップ、トッピンのアリウープ、クイックリーのタフなスリーとルーキーが存在感を見せます。
最終90-83、グリズリーズのリードは7点で最終クオーターに入ります。
第4Qは前半同様まずは全員セカンドユニット同士のマッチアップに。
トッピンがコーナーから走り込みエゲツないプットバックダンクをかましてニックスベンチは大騒ぎ。
グリズリーズはジョーンズが2点を難しい態勢で連続で決めてきます。
残り8分で9点をリード、グリズリーズはフリースローミスが目立ち始めるこの時間帯。
ニックスはベンチユニットにランドルを混ぜて起用、それでも流れは変わらずにグリズリーズがリードを保って残り6分半で13点をリード。
バークスやバレットの連続得点で残り5分で10点差、ここからニックスのディフェンスが徐々にタフになっていき、グリズリーズは簡単に得点をさせてもらえなくなる。
そしてランドルにフェイダウェイを決められて6点差、グリズタイムアウト取得。
残り3分半、両チームとも見応えのあるインテンシティの高いディフェンスを披露。
早めにボーナスに入ることのできたグリズがフリースローで加点、ニックスもバークスがペネトレイトから連続でフリースローを取得。
残り2分で4点差、互いにターンオーバーを出した後グリズリーズはチュナスのダンクで6点差にして残り1分弱。
ニックスはタイムアウト後、時間を使わずにランドルが即アタック、ゴール下でファウルを奪いながらカウント。
ボーナススローも沈めて3点差、グリズリーズはブルックスのステップバックスリーが決まらずにニックスボール。
ニックスはバレットがスリーポイントシュートでのファウルドローンに成功しフリースロー3本、これを全て沈めて残り約30秒で同点。
グリズリーズはモラントがペネトレイトでファウル獲得しますが、フリースローがこの試合は調子良くなく1本の成功に留まる。
ニックスはランドルがペイントからのジャンパーを放ちますが、ブルックスのディフェンスが素晴らしくシュートは外れる。
オフェンスリバウンドに絡んだチュナスがファウルをもらいフリースロー、ここでも2本目を外してしまい残り15秒で2点差。
タイムアウトのないニックスはそのままオフェンスに流れ込みバレットが1人で突破、ペイントからのショートジャンパーを沈めてニックスが同点に追いつく。
グリズリーズタイムアウト、残り9秒弱、モラントがアタックしフローターを放ちますがリングに嫌われてレギュレーション終了。
114-114で試合はオーバータイムに入ります。
先制したのはグリズ、ブルックスのスリーで3点リードに。
ニックスはバレットのペネトレイトで2点を加点、1点を追う展開。
グリズはアンダーソンのフローターが落ち、ニックスはランドルのスリーが決まってニックスが2点リードに入れ替わる。
残り3分半、2点を追うグリズリーズはモラントのシュートをノーファウルで止められてしまいますが、エンドからのインバウンズで簡単に得点を挙げて同点。
ニックスはバークスがスリーを沈めて再び3点リード、グリズリーズはモラントが速攻からダンクを決めて1点差。
ニックスはバークスがオンファイア、1on1から得点を決めてリードを広げる。
グリズはモラントがランドルの5つ目のファウルを引き出すことに成功しますが、フリースローはまたしても1本ミスで2点差。
試合時間は残り2分を切り、ここでグリズはブルックスがレイアップを決めて同点。
ニックスはランドルのロールターンからキックアウト、バレットのスリーでニックスが追撃を許さず3点リード。
グリズリーズはブルックスのステップバックスリーが外れて残り1分を切ってしまう。
ニックスはショットクロックをしっかりと使って最後はバークスがレイアップ成功、残り26秒で5点リードに成功。
グリズリーズはタイムアウト後、アレンのスリーに託しますがこれが決まらずニックスにファウルゲームを仕掛ける。
ニックスはランドルがレーンに立ちますが、フリースローを2本ミス、そしてアンダーソンがスリーポイントでのシュートファウルを引き出しフリースロー3本獲得。
2本成功した後、意図的にアンダーソンがフリースローを落としてオフェンスリバウンドからもう一度攻めるつもりだったと思いますが、気持ちが焦ってしまったかレーンバイオレーションを吹かれる。
残り5秒、3点をリードするニックスのタイムアウトからサイドのインバウンズ。
グリズリーズはクイックリーに即ファウル、ルーキーがここは落ち着いて2本成功。
残り時間はもう少なかった状況で、ここからグリズリーズはブルックスのスリーともう一度ファウルをして粘りを見せましたが、最後はバークスがしっかりと2本ボーナスを決めて勝負あり。 最終133-129でグリズリーズは終始リードを握っていた試合を追いつかれてしまい敗退となりました。
試合を通じてほとんどの時間をリードしていたグリズリーズ、最後に接戦に持ち込まれる前に引き離しておきたかったところ。
フリースローの確率が低く、ここで自滅してしまった感は否めないですが、その他に関しては悪くないゲーム内容だったように思います。
モラントがオフェンスで存在感を示し、ディフェンスにおいても終盤までは良い具合にランドルに仕事をさせない形を作れていました。
接戦でモラントが一人でペネトレイトを繰り返し行い、そこでのターンオーバーが目立ってしまっていた時間もありました。
連勝が4で止まったのは残念ですが、競った試合のマネジメントを今後どう行っていくか注目です。
ニックスはバレットとクイックリーが20点、ローズとバークスが19点を獲得し、スタッツ的にはバランスの良いオフェンスを披露。
実際は時間ごとにボールをハンドルさせる選手を使い分けている感じで、終盤にはバークスがスコアを伸ばしていました。
そんなウイング陣をランドルが15点10リバウンド11アシストのトリプルダブルで支えるという素晴らしい内容での勝利でした。
シボドーHCのイズムが注入され、最後まで気持ちを切らさずに諦めない姿勢が伺えました。
今季はまだまだ良い順位を狙える位置をキープしているため、このニックスがどんな試合をこれからしていくのか楽しみです。
スタッツ
https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401307586
<個人>
ジャ・モラント 26点 6アシスト
ヨナス・バランチュナス 20点 14リバウンド 3ブロック
ディロン・ブルックス 23点 5アシスト
カイル・アンダーソン 15点 6リバウンド 5アシスト 2スティール
グレイソン・アレン 10点
デズモンド・ベイン(ベンチ出場) 16点 5リバウンド
<チーム>
スリーポイント 14/30 46.7%
被リバウンド 48(オフェンス11/ディフェンス37)
アシスト 33
ターンオーバー 14
ペイント内得点 64
個人的マンオブザゲーム
ジャ・モラント
26点、6アシストをマーク、試合の途中まではスリーポイントノーミスの4/4で成功させていました。
トランジションやバックコートからスピードに乗った時のアイソレーションはやはり大きな武器。
そこに合わせて外から射抜くこの試合のような形を作ることができれば、かなり止めるのが難しい選手になると思います。
アシストもそれだけディフェンスを引き付けられればしやすくなるでしょうし、彼の身体能力を活かしたブロックもハイライトによくなっています。
フリースローの成功率は4/8、ファウルドローンの機会も多いのでここを修正していきたいところです。
おまけ
また睡眠のリズムが狂い始めているので、注意。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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