ピックアップラプターズ #003〜プレシーズンを振り返る〜




最近のハマっている音声コンテンツはニッポン放送 佐久間宣行のANN 0です。

どうも、作家のオークラさん出演回を聞いて一気に心奪われました、ctrainerです。

懐かしくなってバナナマンやラーメンズの昔のコント映像もたまに見てます。 

この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます

本日のレポート内容

プレシーズンを振り返る

キャンプロスター

パスカル・シアカム

OG・アヌノビー

スコッティ・バーンズ

フレッド・バンブリート

ギャリー・トレントJr

クリス・ブーシェイ

プレシャス・アチウワ

ケム・バーチ

ダラーノ・バントン

マラカイ・フリン

フアンチョ・エルナンゴメス

サディアス・ヤング

オットー・ポーターJr

クリスチャン・コロコ

ジョシュ・ジャクソン

DJ・ウィルソン

ジェフ・ドーティン

ゲイブ・ブラウン

ジャスティン・シャンパニー

ロン・ハーパーJr

結果

1試合目:VS UTA 82-114 〇

スターターは昨シーズンからいたメンツ、アヌノビーのスリーでスタート。

ペイントへのアタックが多くリズムをつかむものの、ターンオーバーがかさみすぐ追いつかれる。

最初の交代でアチウワ、ブーシェイ、そして推しのサドヤンがイン。

ローテーションが細かく、早くもバンブリートやバーンズが2順目出場。

終盤はアチウワが活躍、バーンズがハンドル役になる時間もあり、ブーシェイのプットバックがブザビで決まって同点で終了。

どちらもターンオーバーが多く、TORは純正PGがいない中、ゲームメイクをどうしていくのか気になる第2Qがスタート。

第2Qの中盤にフリン、そしてニューフェイス第1号コロコが登場。

ジャズは個人技での応戦が多く、まだチームとしてのタイミングは調整中という感じ。

シアカムの活躍でTORリード、トランジションで真ん中に突っ込ませるという意図を感じる展開。

さらに新顔フアンチョもイン、UTAはマルケネンが牽引。

アチウワが積極的な動き、そして効率良く得点し、前半は50-49で1点リードで折り返し。

後半の頭、シアカム、バンブリートはもうお休みっぽい。

バーチが初登場、立ち上がり10-0のランでリードを広げるも、バーンズのしょっぱいターンオーバーも多く見られる展開。

残り8分半からバントンがイン、さらにジョシュジャク、ウィルソン、ドーティンと続々入ってきます。

残り2分で20点差、コンセプトをチームでしっかり守って戦えているのは好印象。

第4Qの頭からブラウンもイン、しかしこの前後1番アピールできているのはジョシュジャク。

今日イチの盛り上がりを見せたブロックで会場を沸かし、得点でも10点をマーク。

最後にハーパーJrがイン、チームとして満遍なくスコアを上げていき、プレシーズン初戦は危なげなく勝利。

BOXスコア

2試合目:@BOS 125-119 〇

前の試合と同じスターターのTOR、序盤はトランジションを意識した展開、それにBOSがついていく。

BOSがリードを奪い、さらに新加入ブログドンがイン。

両チームともスコアラーが順調に得点を重ねますが、ホームのBOSが5点リードして第1Q終了。

第2Q、外のシュートが入らず、ペイントも固められて得点が伸び悩むTOR。

チャージング取られまくって攻めあぐねているなか、バンブリートが何とかこじ開けますが、フリンも欠場しているため、ガードの枚数が少ない状況。

終始2桁リードを許し、終盤に突き放されて46-62で折り返し。

後半はイーブンな展開でスタート、バーンズが良い個人技を見せて牽引。

しかしBOSもタフショットをしっかり沈め点差は縮まらず。

残り4分からローテーションが3巡目に突入、バントンが良いアクセントになりコロコも攻守で存在感を示す。

18点差をつけられるものの、リズムがちょっと変わってきつつある中で最終クォーターへ。

ジョシュジャクも入り、序盤に11-0のランで1桁差。

3rdユニットがメインになり始める時間帯に、TORがやりたいことがハマり始める。

BOSのスリーの確率が下がり始めたことも相まって、ラスト3分は2ポゼッションゲーム。

ブラウンのプルアップスリーで逆転するも、そこからシーソーゲーム。

最終的には110-110でOTへ、どちらもスコアを伸ばしていく中、TORが一歩抜け出す。

オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントで差をつけたTORが最終125-119で勝利しました。

BOXスコア

3試合目:@HOU 100-116 ×

この試合バンブリートがお休み、代わりにコロコがスターターに抜擢、早速ブロックでアピール。

グリーンがキレキレなHOUに対してTORはシアカムがオフェンスを牽引。

残り3分、いつもより早いタイミングでバントンがイン。

終わり際にはアチウワがこのプレシーズンでの好調ぶりを披露し、1点リードで第1Qを終了。

第2Q、TORフルコートのマンツーマンや、ハーフコートトラップなどを時折見せて、プレシーズン3戦目でディフェンスの仕掛けを見せ始めました。

バントンが得点面で貢献するも、HOUも良くシュートを決めて接戦。

シーソーゲームの展開となるこのクォーター、終盤に差し掛かりHOUが勢いに乗ってリード。

最終65-56の9点ビハインドで折り返し。

後半もHOUペースは続き、TORはアヌノビーがフリースロー含め得点を繋ぐ。

何とか食らいつきますが、大事なところで止めきれず、92-79の13点ビハインドで最終クォーターへ。

第4Qはジョシュジャク、続いてドーティンがイン。

アチウワがこの辺りで良いパスを何本も通していたり、グッドハンドリングからフィニッシュしたり印象的な動きを見せます。

中盤の3rdユニット同士の争いはHOUの若手が伸び伸びプレイ。

TORはブラウンが前の試合からのシュートタッチを維持し、2本スリーをヒット。

しかし試合をひっくり返すことはできず。

最後にHOUファンの声援に応えてボバンが登場したHOUが最終116-100で勝利。

BOXスコア

4試合目:vsCHI 115-98 ×

バンブリートが起点となり序盤のリズムを掴むTOR、しかしCHIもバランスの良いオフェンスで対抗。

スリーが好調で早くも2桁リード、しかしCHIもトランジションで個人技を活かし追随。

終盤に一気に4枚交代、エルナンゴメスがだいぶ早めに登場、どうやらブーシェイがお休みのようです。

最終38-27、良いオフェンスを見せてリード。

バントンが相変わらず好調で、良いフィニッシュを連発、サドヤンも良いアシストにスリーと存在感を見せます。

トレントも好調を維持、TORペースで中盤へ、CHIはターンオーバーが多いですが、要所でしっかりとスコアすることで大差にはならず。

特にTORは2線のところでディナイからのスティールを多く奪えているため、前半を優位に進める。

最終57-47の10点リードで折り返し。

後半の立ち上がり、CHIがランを見せてすぐにタイムアウト。

バーンズが一瞬脚を痛めた様な仕草を見せ、コロコとすぐに交代。

後半からスターターをいじったCHI、グリーンが入ったことで流れを掴ませてしまい逆転を許す。

クロスゲームの展開となり、最後はエルナンゴメスのスリーで再度リードを奪い、80-77で最終クォーターへ。

第4Qはバントンの強烈なダンクからスタート、両チームとも徐々に3rdユニットメンバーを起用する中、TORはシャンパニーがプレシーズン初出場。

CHIは新加入ドラモンドがここまでまさかのスリー3/3、TORは外の確率が落ちてジワジワ離される。

アチウワが孤軍奮闘しますが、そのアチウワも下がりほぼサマーリーグロスターに変わってから追いつくきっかけを掴めず。

最終115-98で敗退し、プレシーズン2連敗となりました。

BOXスコア

5試合目:vsBOS 137-134 〇

序盤はイーブンな展開、若干BOSがリードする形で進行。

TORは早めの段階でサドヤンだけでなくコロコ、そしてシャンパニーを起用、BOSは高いシュート確率を維持し序盤をリード。

シアカム不在の中、アヌノビーがオフェンスを牽引、最終36-35と1点ビハインドで第2Qへ。

次のクォーターはTORが2-3のゾーンを敷いて仕掛けますが、きっちりBOSがかわして序盤をリード。

10-0のランを出されて劣勢のTOR、テイタムを筆頭に得点を稼いできます。

TORは我慢の展開を切り抜け、終盤にツーポゼッション差まで詰め、17-4で逆転に成功。

アヌノビーを筆頭にここから接戦に持ち込むTOR、あとは強烈に目立ちはしませんが、バーンズがキッチリと仕事をしている印象。

アヌノビーの素晴らしいコーナーへのクローズアウトディフェンスもあり終盤に巻き返したTOR、66-63の3点ビハインドで後半へ。

第3Qは序盤にTORが追いつくことに成功、アヌノビーのオフェンスでのやったる感が上手く作用し、TORがペースを握る。

そこにバーンズも加勢、この2人これまでに比べ明らかにオフェンスで良い動きを見せています。

しかしBOSも着実に加点、追いかけるTORは終盤にダブルチームやコロコのブロックからの速攻が出始め流れを掴む。

まさかのツーテクニカルでテイタムが退場するというプレシーズンらしからぬアクシデントもありましたが、最終98-98の同点で最終クォーターへ。

第4Qはサドヤン、バーンズ、バントンの連続得点で良いスタートを切り、ジワジワとリードを広げる。

そして中盤からは3rdユニットが続々と登場、割とメインローテの選手を残しているBOSが終盤にかけて反撃を開始。

残り4分で同点、BOSもここからスターターは下がりますが接戦のまま試合は進行。

BOSにオフェンスリバウンドからハウザーのスリーに繋げられてTORはリードを奪われますが、バントンのプルアップジャンパーで再度リードを奪い返して残り1分。

BOSはジャクソンのフローターで再逆転、その後ジョシュジャクがフリースローのチャンスを得ますが1本しか決められず試合は延長戦へ。

この間のプレシーズンでも延長にもつれたこのカード、OTではTORの面々が良いペイントへのアタックを見せて加点。

早々に7点リードに成功しますが粘るBOSを引き離せずいましたが、この試合のハイライト、バントンからアチウワへのアリアープが決まり観客を味方につけます。

最後はファウルゲームを何とか切り抜け、TORが最終137-134で勝利しました。

BOXスコア

所感

シンプルなオフェンススタイル

プレシーズン通じてオフェンスで一貫していたのはなるべくトランジションに繋ぐ、できればサイズで優位になれる人間がミドルレーンに積極的にアタックするということ。

シアカムが筆頭になり、最終戦では代わりにバーンズやアヌノビー、2ndユニットの時でもアチウワやブーシェイがとにかくペイントを強襲。

そこからのキックアウトでスリーが入るかどうか、すごくシンプルであとは遂行できるか、そして勝ちに繋がるかどうか。

これを徹底するのであれば、ちょっと不安視していたコントロール系のクリエイター不在でも何とかなりそう。

この形を攻略されたときに、TORが次なる一手をどうしていくのかがちょっと気になります。

今年は何人でローテする?

サマーリーグ、プレシーズンを見る限りでは今年のドラフト選手コロコ、個人的お気に入りバントンなど、出場機会をもらっても良さそうな選手が結構いる印象。

一個前のトピックにも被ってきますが、ガード陣の枚数が少ない印象で、ローテを絞って負担が増していったときにちょっと心配。

手が長い、デカいヤツラで戦うというスタイルの中においては必要ないのかもしれませんが、バンブリート、トレント、次に控えるフリン、そしてバントンを入れて4人でタイムシェアが可能かどうか、そしてそれが上手くいかなかったら補強するのか。

ニック・ナースHCの采配に注目していきたいと思います。

最後に

TORに関しては、これまでの自分のイメージしていたバスケとちょっと違うことをやろうとしている感があるため、正直違和感があります。

一人ガードを置いて、コントロールさせたがる傾向にある私の頭の中のHCのスタイルをこのチームがどのように打ち崩してくれるのか。

このピックアップして追いかけるシリーズで初めての心持ちになっており、シーズン終了後にどんな感想になるか、楽しみです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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