ピックアップラプターズ #004〜week1を振り返る〜




急に寒くなってきましたね。

どうも、ランニングの調子は暑い時よりも、寒い方が良いんですが、怪我に繋がりやすくて無理にペースを上げられずにもやもやしてます、ctrainerです。

みなさま急な寒暖差に体調持ってかれないよう、気をつけていきましょう。

この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます

本日のレポート内容

TORのweek1を振り返る

結果

GAME1:vsCLE 108-105 〇 1-0

ホームでCLEを迎え撃っての1戦。

シアカムのプットバックからスタート、序盤のオフェンスを牽引してくれます。

CLEはミッチェルが連続得点、中盤に差し掛かるところでアチウワがイン。

続いてコロコも起用され、試合は接戦の展開。

終盤にはバントンがコートイン、ちょっとだけTORがリードしますが内容的にはほぼイーブン。

リードチェンジを数回したのち、バンブリート、バーンズの連続スリーで点差を広げて28-22で終了。

第2Q、ここまでバンブリート、バーンズのガード陣へのディフェンスがかなりプレッシャー高いなという印象。

ここでサドヤン、エルナンゴメスも投入し2桁リードに広げるTOR。

しかしここからCLEが13-0のランで反撃、また接戦の展開になり中盤へ。

両チームとも相手のディフェンスを崩し、ドンドン得点を重ねていくこの時間帯。

特にペイントで互いに凌ぎを削り、ペースが一気に上がっていくこのクォーター。

トレントがスティールに行った手がガーランドの顔に入ってしまい一度ロッカーへ。

バーンズが終盤に3つ目のファウルでベンチへ、ちょっとレフェリーに対してイライラしてるっぽい。

ミッチェルとオスマンの連続得点で引き離されるTOR、最終57-51で6点ビハインドで後半へ。

第3QはCLEがガーランド不在でオスマンが代わりにスターター。

このクォーターの序盤はバンブリートがオフェンスを引っ張り何とか追随。

中盤に入るところでバーンズが4つ目のファウルで交代、アヌノビーがディフェンスでこの数分は存在感を示す。

早めにボーナスに突入しているTORがFTで得点を重ね、コロコのプットバックダンクで会場がヒートアップ。

勢いに乗ったTOR、ここからシアカムが連続得点を見せて逆転。

CLEもルバート、ミッチェルで踏ん張り最終84-76でTORは8点ビハインドで最終クォーターへ。

第4QはTORがチームでスリーを3/3でスタートさせますが、CLEもペイントから加点。

アヌノビーがスリーだけでなくディフェンスやリバウンドでも良い動きを見せて序盤に同点に追いつく。

両エンドでアレンにペイントを蹂躙されてしまい、逆転には至らず。

アヌノビーが点を繋ぎ、CLEのターンオーバーからのトランジションで逆転に成功するTOR。

最後にシアカムがファウルアウトしてしまいますがホームの声援を背に素晴らしいクロージングを見せ、最終108-105でホームのTORが逆転勝利しました。

BOXスコア

GAME2:@BKN 109-105 × 1-1

序盤はイーブンな展開、シアカムが素晴らしい決定力でオフェンスを牽引。

ディフェンスでは若干ペイントを割られてしまっていますが、BKNの外が入ってないので助かっている状態。

しかしハリス、カイリーに連続でスリーを決められてリードを許し、最終28-24で4点ビハインドで次ののクォーターへ。

第2Qもシアカムが中心になりオフェンスを展開、トランジションのバンブリートのスリーで逆転に成功。

さらにATOでの2-3ゾーンで見事にターンオーバー誘発し良い流れかと思いきや、カイリーのスリーで切られる。

中盤からはTORが一歩先んじる展開、トレントも高いシュート確率を維持し最大で9点リード。

オールラウンドな活躍をしているシアカムですが、3つ目のファウルでベンチへ。

最終52-49でTORが逆転して後半へ。

第3Qは最初のツーポゼッションで逆転を許し、KD、カイリーの突破力、そしてBKNのディフェンスに苦しむ。

TORはターンオーバーも頻発し、3分経ってやうやくスコア。

さらにシアカムの左手の強烈なダンクでバスカン、その後4PTプレイも獲得して孤軍奮闘。

そこにバーンズがダブルクラッチ、スリー、トランジションでのアシストで貢献し、12-0のランで再逆転。

中盤のATOからまた2-3のゾーンを仕掛け、バーンズとシアカムがさらに加点して10点リード。

しかしBKNもここでギアを上げ、終わり際に9-0のランで巻き返し、最終79-78でTORが1点リードして最終クォーターへ。

第4Qは出足はBKNペース、カイリーの連続得点に対しバンブリートがスリーを続けて沈め応戦。

中盤からTORがディフェンスでトラップを仕掛け始めますが、BKNオフェンスをスローダウンさせられず。

残り7分で10点ビハインド、TORは攻めあぐねしまっていましたが、終盤にツーポゼッション差に。

クラッチタイムに入ってから9-0のランを見せBKNに肉薄。

カイリー、KDのシュートが落ち始めているとこで抜き去っておきたいところ。

TORはアヌノビーのスリーで残り1分半弱に同点、しかしここでずっとシュートが外れていたカイリーがタフなプルアップミドルを沈める。

トレントがレイアップを決め返し、再び同点でのディフェンスポゼッション、ここもKDがプルアップスリーを決めて3点リードされる。

何とかバンブリートのジャンパーで1点差、大事なディフェンスでカイリーにリスクを追ってダブルチームを仕掛けますが、ここでオニールにアシスト、スリーが決まり4点ビハインド。

その後ファウルゲームを仕掛けるものの、最終109-105で敗退、シアカムがトリプルダブルの活躍を見せましたがあと一歩及びませんでした。

BOXスコア

GAME3:@MIA 112-109 × 1-2

前の試合活躍したシアカムに対し、MIAのディフェンスの寄せが速い序盤、TORは何とか着いていく展開。

外から攻めてくるMIAに対しシアカムの得点で応戦、しかし終盤には2桁リードを許してしまう。

ここで互いに同じタイミングでゾーンディフェンスに移行、TORはアチウワ、トレントの連続スリーで流れを引き寄せる。

最終38-33でホームのMIAに5点リードされて第1Qを終了。

第2Qは互いにディフェンスに変化を細かくつけながら進行、MIAリードは変わらず。

バーンズが攻守で存在感を見せますが、ドライブの着地で右足を痛めてしまい交代、一時ロッカーに下がります。

大崩れしないMIAに対して、TORはオフェンスでも安定感を失ってしまい、ズルズルと離される終盤。

残り2分で18点差をつけられて劣勢のTOR、集中力を欠いた要らないファウルも出てしまいバンブリートが4つ目。

最終71-50と21点の大差をつけられて後半へ。

巻き返したい第3Q、ナースHCはバーンズの代わりにコロコを頭から起用。

最大で24点差をつけられて苦しい状況の中、さらにアクシデント。

リバウンド争いでコロコとマーティンが接触、2人が揉み合いになり乱闘騒ぎに。

結果、喧嘩両成敗で2人とも退場、ちょっとバチバチな空気が会場に広まります。

終盤にかけてMIAのシュートが落ち始めたことでようやく点差が縮まり始め、14-2のランで10点差。

さらに今季初出場となるフリンがコートイン、マスクをつけての登場、そしてファーストタッチでスリーをヒット。

最後はサドヤンが攻守で輝き、最終92-83で9点差まで詰めてこのクォーターを終了。

第4Qはフリンとバンブリートが2人並ぶ布陣でスタート。

TORがようやくMIAのディフェンスに対してスリーが入り始めたことで効果的なオフェンスを展開し、イーブンな展開。

序盤はそれでも1〜2桁点差を行き来する状態、終盤に差し掛かるところでは8点差になりますが、スリーが決まらずにあと一歩詰めきれず。

MIAはバトラーにボールを集めて焦らずに展開していましたが、残り1分を切り、TORがオールコートでインバウンズからプレッシャーをかけ始め、TORは6点差まで詰めます。

さらに終わり際の頑張りを見せて3点差まで詰めるものの、追いつききれずに最終112-109と惜しくも敗戦となりました。

BOXスコア

所感

シアカムさん、疑ってすいませんでした

開幕して3戦、シーズンが始まる前に書いた記事では若干シアカムを疑った目線を持っていたんですが、キッチリ覆されました。

ペネトレイトすることだけでなく、プルアップジャンパーに切り替えるところや、アシストも多く、オフェンスにおいてかなり大きな影響力を発揮していました。

これをずっと続けるのは厳しそうに思う反面、シアカムが健康状態を保っていればTORの安定感に繋がっていくと思うので、周りのサポーティングキャストがしっかりとシュートを決め切ってスペースを保てるかどうか、ディフェンスで過度な負担がかからない様にするなど工夫して乗り切ることができれば良いかなと思いました。

まだまだローテーションは固まっていなさそうだけど…

スターター5人と、次にローテで出てくるのが本来であればブーシェイ、そして新加入のポーターも起用したいんだと思いますが、二人ともまだ怪我によって欠場中。

アチウワ、バーチ、コロコ、バントンなど、期待できる若手は多いですが、プレイタイムを多くし過ぎてしまうと少し粗が見えてしまう気がしています。

そこをベテランと上手くプレイタイムをシェアして、結果として経験を積むことに繋がれば良いなと思います。

怪我人が出て、プレイタイムが結果的に増える時期は絶対にあるため、ニック・ナース流の絞ったローテーションが育成においてどういう影響を及ぼしていくのか、チェックしていきたいと思います。

ディフェンスの仕掛け、今後どうしていく予定?

個人的なラプターズのイメージは、バブルでのプレイオフ(おそらく19-20シーズンのプレイオフ)で、BOSとのシリーズでのディフェンス合戦。

ゾーンディフェンス、トラップ、オールコートなど色んな仕掛けをしていた、クセのあるチームという印象だったので、メンツも、HCも同じなのでもっと色々やるのかなーなんて思ってました。

このweek1では、ATOでのゾーンディフェンス、後追い上げの時に一瞬トラップを仕掛けたりしていましたが、ウイングスパンの長い選手たちでのオールスイッチで今後切り抜けていくのか。

インサイドでドンと構えてリムプロテクトするようなビッグマンが少ないロスターのため、引き続き注視していきたいと思います。

スケジュール:week2

10/25:@MIA

10/27:vsPHI

10/29:vsPHI

week1から繋がってMIA2連戦、そしてアウェイでのPHI戦が2連戦、開幕からイーストのライバルチームとの戦いが続くため、連敗をしないようにして行って欲しいと思います。

最後に

今季はNBA Rakuten公式のロングハイライトを見ることが増えてきています。

開幕時のルーキーたちの仕上がり具合をここでチェックしておいて、その後どう伸びていくのか、はたまた思ったような成長曲線を描けないのかなど。

ピックアップするチーム以外の試合や選手たちもしっかりと追いかけられるようにしていきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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