新年あけましておめでとうございます。
どうも、年末年始は咳が止まらなかった、しーてぃーです。
2025年は体調管理をしっかりしていきたいとと思います。
本日のレポート内容
PHIのweek10を振り返る
ゲームレポート
GAME27 vs SAS ○ 111-106 10-17
<スターター>
ジョエル・エンビード
KJ・マーティン
タイリース・マクシー
ポール・ジョージ
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
ピックアップチーム同士の対戦、先にSAS側で見て今度はPHI目線で視聴します。
エンビードが1試合お休みしてからの復帰となったこの試合。
早速エンビードがローポストからファウルを獲得してFTで先制するPHI、ただ今度はスイッチして釣り出されたエンビードがファウルをしてしまいFTを献上。
続いてポジョがジャンパー、エンビードとの二面ゲームで加点しここのコンビネーションが上がって行って欲しいと思うこの時間帯。
マクシーもレイアップで続きBIG3が良い入りを見せる序盤、ただここから互いにスローダウンし、PHI4点リードで中盤へ。
ここでSASが良いディフェンスから連続して速攻、PHIはポジョのスリーでなんとかリードを維持、先にSASがタイムアウトを取得。
ワンポゼッション差に迫られたままゲームは進行、追加点が奪えないPHIはついにソーハンにバスカン決められて逆転される。
わりとスターターを引っ張って終盤へ、ここでラウリーとレジジャクの二人のPGを投入し2-3ゾーンを敷くPHI。
これでSASのオフェンスをストップし、エンビードのジャンパーで再逆転、ロースコアな展開の中、さらにエンビードがファウルドローンに成功し追加点。
残り2分でドラモンド、ヤブセレ、ケイレブが入り、早速ヤブセレがウェンビーのショットをブロック。
ただ今度はドラモンドがウェンビーにブロックされ、ペイントの攻防も激しくなってきます。
クオーターの終わり際はSASが得点を伸ばし逆転されて終了、20-19で1点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、ケイレブのコーナースリーで逆転してスタートするPHI、SASはすぐさまウェンビーがジャンパー決め返してきます。
そしてゾーンディフェンスを継続するPHI、SASもしっかり追随してきますがリードを保つ。
ここですでに一回見ましたがドラモンドの連続テクニカルのコールから2回目はウェンビーのフロップだったという一連の流れを挟み中盤へ。
この流れのあとウェンビーのファーストポゼッションで大ブーイングを送るPHIファンですが、ウェンビーがスリーを決めてきて黙らされる。
マクシーが美しいフローターでウェンビーのブロックをかわしてスコア、さらにマクシーがスリーを決めてオフェンスを牽引。
接戦のまま進むこの時間帯、リードチェンジを繰り返しロースコアなまま、35-35の同点で終盤へ。
どちらも決め手に欠く中、今度はエンビードがオフェンスファウルのコールに納得せずに連続テクニカルで退場のアクシデント、レフェリーへのブーイングを飛ばすPHIのホームの観客たち。
ビッグマンを一人欠いたPHIはヤブセレがセンターに入りスモール気味なラインナップで応戦。
そのヤブセレのスリーで逆転に成功するも、ウェンビーの高さを止められずに上からジャンパー決められます。
試合はそのまま接戦で進み、最後はヤブセレのスリーがまた決まってPHI3点リードで前半を終える。
48-45で3点リードで第3Qスタート、エンビードのところはヤブセレが入り、さらにKJを下げてケイレブを起用。
最初はSASがウェンビー→ソーハンのアリウープで加点してきますがマクシーのスリーで応戦するPHI。
さらにウェンビーがスリーを決めて追いかけてきますが、ウーブレイのレイアップでまた突き放し、またウェンビーのスリーで同点にしてくるSAS。
ケイレブの速攻でのチェイスダウンブロックなどもあったんですがこぼれ球をウェンビーにスリー決められて逆転、PHIはディフェンス頑張りたいところ。
ここでヤブセレがペネトレイトからスコア、ウェンビーを交わして加点。
さらにヤブセレがスリーを続けて決めて5点リードで中盤へ。
さらにケイレブ、マクシーと続けてスリーを決めて9点差にしたところでSASが堪らずタイムアウト。
このATOでSASはウェンビーを下げてスモールラインナップに、PHIはウーブレイが速攻でバスカンを決め12点差にして折り返し。
SASのオフェンスが停滞している間にさらにマクシーがスリーをヒット、この試合最大の15点差をつけます。
この勢いを維持したかったですが、機動力の上がったSASがキャッスルを中心に猛追を開始。
そしてSASがバッシー入れてきたところでPHIはヤブセレを休ませてKJ、PHIがスモールラインナップになります。
10点リードで終盤へ、ウェンビーが戻ってきたことでPHIもすぐにヤブセレを戻します。
ここでSASはキャッスルが得点を伸ばし始めますが、ラウリーが得意のテイクチャージでその勢いを止める。
そしてポジョが得点を繋ぎ、ラウリーも貴重なスリーをヒット、最終84-75で9点リードで最終クオーターへ。
第4Q、まずはSASがシャンペニーのスリーで先制してきます。
PHIはラウリーが素晴らしいアシストを通してヤブセレのダンクを演出、気合の入っちゃったヤブセレがダンク後にリングを揺らしてテクニカルのおまけが付いちゃいます。
PHIが素晴らしいボールムーブからケイレブのコーナースリーで10点差にし、SASにタイムアウトを取らせます。
ATOもSASのオフェンスをウーブレイの素晴らしいディフェンスで止め、ゲームを優位に進めるPHI。
さらに速攻からケイレブのトマホークダンクも出て盛り上がるPHIホーム、SASはエンビーのスリーで応戦してきますがラウリーのスリー、すぐさまSASがシャンペニーのスリーと決め合いになるこの時間。
7点リードで中盤へ、SASはウェンビーを一旦休ませまたスモールラインナップ、スリーの調子を上げてきたシャンペニーのスリーで4点差にしてきてPHIがタイムアウトで流れを切ります。
このタイミングでPHIもヤブセレを休ませ両チームスモールラインナップに、SASが8-0のランで2点様で迫ってきて、クリポのスリーでとうとうSASが逆転。
リードを溶かしてしまったPHI、ここでマクシーがトップから切り裂いてペネトレイトしスコア、さらにケイレブがテイクチャージしてベテランが繋いでくれます。
PHI1点リードでクラッチタイムへ、ウェンビー、ヤブセレ戻ってきます。
ここでマクシーがリバースレイアップを決めて3点リードにして終盤へ、PHIが何本かディフェンスで止めてリードを広げようとしたところにシャンペニーがスリーを決めてきます。
同点で残り3分半、PHIが一旦タイムアウトを取って立て直します。
このATOでポジョがコーナーから切り込んでバスカンを獲得、素晴らしいタイミングで加点してくれます。
ボーナススローを決めれずに2点リード、ここでSASはウェンビーがスリーを決めて1点リードしてきます。
PHIはここでマクシーが速攻でレイアップを決めて再逆転して残り2分。
どちらも加点できないポゼッションが続き、ここでSASはクリポが超タフなジャンパーをショットクロックギリギリで沈めてきてSASが1点リード。
追いかけるPHIはマクシーのスリーが外れてしまいますがここでマクシーが相手のパスをスティールしそのままダンクに持ち込んでアンドワンも獲得、今日イチの雄叫びを見せます。
またボーナススローを外してしまい1点リード止まりですがオフェンスリバウンドを確保。
時間を使って組み立てるPHI、ここでもう一本マクシーがプルアップスリーを沈めて4点リードに成功。
SASがタイムアウト、残り30秒を切りSASは追加点奪えずにマクシーがファウルドローン、FT2本目失敗しますがウーブレイがオフェンスリバウンドを拾って加点。
SASのファウルゲームをそのままかわし、最終111-106で接戦をモノにし、PHIが勝利しました。
<所感>
エンビードの退場というアクシデントがありながらも、マクシーがエースとして大活躍、32点を決めてオフェンス牽引し、クラッチショットも決めてくれました。
そしてベンチからヤブセレが32分出場し、ウェンビー相手に攻守に渡ってよくやりました。
一瞬敗退もよぎった内容でしたがよく勝ち切りました。
この勢いをさらに継続して戦っていって欲しいなと思います。
<その他気づいたこと>
- マクシーがエースらしい活躍を見せて32点10リバウンド8アシストとオールラウンドな活躍、クラッチタイムで見せたスコアリングパフォーマンスは最高でした。エンビード、ポジョがいるので難しい部分もあると思いますが、マクシーがエースとしてチームを引っ張る活躍見せてくれるのは非常に楽しいです。この調子を維持してチームを導いていって欲しいです。
- エンビードが退場になってからセンターのポジションを頑張ってくれたヤブセレ、オフェンスではスペースを広げつつ、ディフェンスでは同じフランス代表で戦ったウェンビーと熱戦を繰り広げました。またこの試合はベンチから出場のケイレブ、ラウリーも存在感のある活躍を見せました。ベンチ陣がどれだけ頑張れるか、引き続き応援していきたいと思います。
- 対戦相手としてみたSAS、いつも贔屓目なところがあるのは認識してますがまだやっぱり若いチームだなという印象を持ちました。好不調の波が激しく、良い時はウェンビーやキャッスルが驚異的なスコアリングしてましたが、悪い流れになった時にロールプレイヤーたちの活躍が重要になるので、ジョーンズやケルドンがどれだけ頑張れるかだなと思いました。
GAME28 @ BOS ○ 118-114 11-17
<スターター>
ジョエル・エンビード
ケイレブ・マーティン
タイリース・マクシー
ポール・ジョージ
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
クリスマスゲームの3戦目に組み込まれたBOSでの闘い、PHIはスターターにケイレブを戻してきました。
まずはBOSがホーフォードのスリーで先制してきます。
続いてポストからポジョがスコアし応戦するPHI、さらにもう一本ホーフォードがスリーを決めてきて、エンビードがお返しにスリー決め返します。
さらにPHIはマクシーのスリーでリードを奪うことに成功、続いてBOSがポルジンギスのスリーで応戦しどちらもスリーがメインの攻撃になってきます。
PHIが先にタイムアウトを取り、第1Qから早速チャレンジ、マクシーのボールティップをファウルとコールされましたがこれがひっくり返ります。
そしてジャンプボールで再開、一旦BOSがボールを確保しますが、ウーブレイがスティールしてダンクに持ち込み、1点リードして中盤へ。
さらにマクシーもスティールし自ら持ち込んでスコア、良い流れになりかけたところでBOSはポルジンギスが2本目のスリーで追いついてきます。
PHIはマクシーのスリーで再度リードを奪い、両者主導権を譲らず。
PHI3点リードで折り返しますがホワイトのスリーでBOSが同点にし、PHIはマクシーがタフなレイアップを決めて早くも個人で2桁得点到達。
ただBOSはコーネットのスコアですぐに同点にして終盤へ、PHIはここまで選手交代させずにスターター引っ張ります。
ここでエンビードが連続得点、PHIはようやくここでラウリー、レジジャクの同時起用からの2-3ゾーンという前の試合と同じ流れで戦います。
3-2のゾーンでコーナーの選手に打たせて今のところは上手くいっているPHIのディフェンス、ただBOSも速攻でホーフォードのコーナースリーを決めるなどして応戦してきます。
さらにテイタムもスリーを決めてきて3点差に迫られるPHI、ヤブセレを入れてちょっとスモール気味にしてきます。
1点差まで迫られますが何とかリードを保つPHI、終わり際にはマクシー、ラウリー、レジジャクのスリーガードにします。
最後にマクシーのレイアップが決まって最終30-25でPHIが5点リードして次のクオーターへ。
第2Q、引き続きスリーガードにケイレブ、ヤブセレとかなり小さいラインナップでスタートするPHI。
マクシーが狭いところを切り裂いて左手でのダンクでPHIが先制、BOSはホワイトのスリーで応戦。
さらにもう一本ホワイトのスリーで1点差にされるものの、PHIはヤブセレのスリーで離す。
BOSが詰めてPHIが離すという展開が続くこの時間帯、ここでPHIがケイレブのスリーでリードを広げ、7点リードで中盤へ。
マクシーがキレの良いドライブを見せて9点差にしたところでBOSがタイムアウト。
ATOはケイレブのスリーがまた決まってPHIが2桁リードに成功。
折り返しのところで一旦マクシーを休ませますが代わりにエンビードとポジョがイン、ケイレブが絶好調でオフェンスリバウンドのティップインでさらに加点。
14点リードで折り返し、BOSのオフェンスが低調でその間に得点を伸ばそうとするPHIですが、ホーフォードのスリーがよく決まる前半。
11点リードで終盤へ、エンビードのスリーでリードを広げるPHIに対し、BOSはようやくブラウンが1本目をきめ、さらにテイタムがバスカンとダブルエースが仕事をし始めます。
PHIはタイムアウトで流れを切って、ATOにエンビードがしっかりジャンパー決めて2桁点差に押し戻す。
テイタムが前半の終わり際に連続得点してきますがエンビードのスリー、マクシーのFTでリードを保つPHI。
最後はまたエンビードがスリーポイントを沈め最終66-58、PHIは今季これまでで一番の前半のスコアを記録して後半へ。
第3Q、BOSはポルジンギスではなくコーネットを起用。
そして前半は沈黙していたブラウンがいきなりバスカンにゴール下と連続でスコアしてきます。
そしてテイタムがプルアップスリーを決めて1点差にされてPHIタイムアウトを取らざるを得ない状況。
ファーストスコアが遠いPHI、ATOにエンビードがようやくスリーを決めて落ち着きます。
が、ホーフォードのスリーを被弾し何とか1点リードで中盤へ。
ここでPHIがディフェンスで頑張り、BOSの追撃を許さず、ケイレブのスリーで6点リードに。
ここでブラウンもスリーを決めてきて3点差にされますがPHIが粘りを見せ、リードを維持して折り返し。
しかしBOSはブラウンのスリーでついに同点に追いついてきます。
何とかマクシーがFTをもぎ取りますがブラウンがオンファイアしているBOSはすぐさま同点にしてきます。
BOSはポルジンギスの負傷によりローテが一個進んでこの時間帯にケイタが登場。
そしてついにテイタムにプルアップジャンパーを決められて逆転、PHI2点ビハインドで終盤へ。
BOSがさらに裏運のスコアで4点リード、何とかPHIはポジョがFTをもぎ取って追随。
PHIは前半と同じローテを見せ、ツーガードにしつつヤブセレを入れてスモール気味なラインナップ。
終わり際に何とか追いつくPHI、両チームこの時間帯はバタつきますが、ラストにラウリーがフローターを決め、最終82-82で同点で最終クオーターへ。
第4Q、前半同様スリーガード+ケイレブ、ヤブセレのスモールラインナップにするPHI。
まずはブラウンが決めてBOSがリードしてスタート、PHIはケイレブのスリーでリードを奪い返す。
さらに速攻でレジジャクがスコア、さらにマクシーのステップバックスリーで6点リードに成功し、BOSがタイムアウトで流れを切ってきます。
ATOもBOSのオフェンスを守りきりマクシーの連続得点で一時2桁リード。
BOSも応戦してきますがラウリーが貴重なスリーを決め11点リードで中盤へ。
この試合スリーが好調なケイレブのスリーが決まって14点リードに成功、その後のポゼッションでもケイレブのスリーが決まってPHIがリードを広げる。
13点リードで折り返すPHI、時間を使って最後はマクシーがスコアし15点差。
ここでBOSが連続得点し11点差になったところでPHIがタイムアウトで流れを切ります。
ATOはスターターに戻したPHI、ケイレブが7本目のスリーを決めてリードを広げることに成功して14点差で終盤へ。
BOSが連続得点し10点差、さらにテイタムがレイアップを決めて8点差にしてきてPHIはタイムアウトを取らされます。
残りが3分、PHIがターンオーバーしてしまいホワイトにスリーを決められ5点差、次のミスからブラウンに執行で決められて11-0のラン、PHIは短い時間でもう一回タイムアウトを取らされます。
PHI3点リードで残り2分弱、しばらくスコアの止まってたPHIはエンビードが何とかFTをもぎ取る。
着地のところでちょっと足首捻ったっぽかったですが
そのまま出場継続、2本きめて5点リード。
さらにマクシーがショットクロックギリギリで決めて7点リード。
BOSはプリチャードのスリーが落ちPHIがポゼッション確保、BOSがファウルゲームに入りしっかりFTを決め切る。
さらにテイタムのスコア後、ボールキャリーでエンビードがボールロスト、テイタムにすぐに決められて5点差、PHIは3度目のタイムアウトを取らされます。
残り40秒弱、PHIボールで5点差、BOSはここをファウルせずに守り切ります。
そしてブラウンがそのまま持ち込んでレイアップ、3点差になりPHIはまたファウルゲームを受けます。
ここでポジョが2本のFTをキッチリ成功させ、5点リード、BOSはタイムアウトを取って、ブラウンがスリーを決めて2点差にしてきます。
ただここでファウルを受けたエンビードがきっちり2本FTを成功させ4点リードで残り3秒を切った状態。
BOSはサイドからのインバウンズで加点することはできず、最終118-114でPHIが勝利し2連勝を達成しました。
<所感>
ブラウンが前半不調だったこと、後半ポルジンギスが出てこれなかったことなど、BOS側の要素も大いに含みつつも何とか勝ち切ったPHI。
ポジョのスリーが全く決まらなかったところをケイレブが7/9でスリーを決めてカバー、加えてマクシーが33点12アシスト、エンビードが27点9リバウンドとチームを牽引しました。
ここまでシーズンは思う様に戦えていなかったPHIですが、この大きな試合でこんな勝ち方ができたのは今後に向けて好材料だと思います。
ポストシーズンに滑り込むことが重要なのと、ベンチユニットが活躍してスターターの負担を軽減することが重要なので、そこをPHIがどうチームとして取り組むか楽しみです。
<その他気づいたこと>
- NBA的にもスケジュールを組んだ段階ではPHIがこんなに躓いているとは思ってなかったと思います。そんな中でBOSホームで8人ローテーションでまるでポストシーズンみたいな闘い方で勝利したPHI、ポストシーズンにこんな感じの闘い方ができそうなんだというシミュレーションはできました。あとは更なるベンチユニットの活躍が欲しいので、起用や戦術含め勝ち星を求めつつもしっかりと先々を見据えて戦っていって欲しいです。
- BOS側のちょっとばたつきが見られたのがもsしからしたらホリデー欠場が関係しているのかもと試合終わってから思いました。彼がいることのメリットがない中でBOSはこの試合ちょっと波があったのでそこをPHIが上手く突けたのかもしれません。相変わらずの強さを維持できているので、ポストシーズンに向けてどうシーズンを戦って整えてくるのか、要チェックです。
GAME29 @ UTA ○ 114-111 12-17
<スターター>
ジョエル・エンビード
ケイレブ・マーティン
タイリース・マクシー
ポール・ジョージ
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
2連勝中のPHI、ここから年跨ぎでのウエスト遠征が始まります。
まずはポジョのトップ・オブ・ザ・キーからのスリーでPHIが先制、UTAはクラークソンのスコアで応戦してきます。
さらにマルカネンのスリー、ケスラーのダンクでUTAがリードを奪い追いかける形になるPHI。
UTAペースのまま6点ビハインドで中盤へ、マルカネンの2本目のスリーを被弾しPHIがタイムアウト、ここまで波に乗れません。
ATOはエンビードが連続でFTを獲得、スコアを動かすことはできましたがディフェンスがパッとしないPHI。
ケスラーに何度もアリウープを決められ9点ビハインドで折り返し、ここでPHIはラウリーを起用。
2-3のゾーンを敷いて仕掛けるPHI、ただマルカネンの3本目のスリーでかわされてしまう。
前の試合好調だったケイレブのスリーで11点差にして終盤へ。
ケイレブが速攻で技ありユーロステップからのリバースレイアップでバスカン獲得、ここでPHIはヤブセレ、レジジャクを投入。
そのヤブセレのバックダウン、ポジョのレイアップで点差を詰め5点差にするPHI。
ただUTAも攻撃の手を緩めずに2桁点差にしてきます。
ジューザンのスリーがよく決まり、最後はセンサボーにバスカンを献上、最終34-22で12点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、PHIは頭からリッキーが投入され、マクシー、ラウリー、レジジャクのスリーガードにヤブセレとサイズで下回るラインナップ。
ペイントからの失点が抑えられず、機動力でカバーしたいPHI、トランジションでリッキーがレイアップを決め10点差にしたところでUTAが早めのタイムアウト。
ATOにはエンビードを戻しヤブセレと並べ、さらにリッキーとウーブレイもウイングに置きビッグラインナップへ。
ここでUTA側もゾーンディフェンスを使い揺さぶりをかけてきます。
エンビードのスリーで11点差にして中盤へ、さらにマクシーの連続特典も飛び出しジワジワと点差を詰めるPHI。
ここからウーブレイのゴール下、ヤブセレのスリーと良い形でスコアを伸ばし1点差に迫る。
さらにケスラーが4つ目のファウルでベンチへ、少しずつUTAを追い詰めていくPHI。
速攻でマクシーがFTを獲得して逆転に成功、次のポゼッションもポジョのスティールからマクシーの速攻に繋ぎ3点リードにして終盤へ。
PHIはマクシー、エンビードがシンプルな1on1を仕掛ける様になり、UTAを手玉に取り始めるこの時間帯。
UTAもセクストンのフローターなどで応戦してきますがエンビードのペイントアタックが最後まで有効なオフェンスになるPHI。
最後にはポジョがディフェンダーを抜き去りダンクでフィニッシュ、BIG3がそれぞれに存在感を発揮。
最終59-52でPHIが7点リードにひっくり返して後半へ。
第3Q、前半の終わり際のUTAのテクニカルのFTとエンビードのファウルドローンで10点差にしてスタート。
UTAは前半同様セクストンがペイントからのスコアにスリーと連続得点、PHIはポジョのスリーが決まり、歴代9位の3PT成功数に到達、ビンス・カーターを抜いての記録達成を果たす。
点の取り合いになるこの時間帯、UTAがクラークソン、マルカネン、セクストンのスリーと連続得点で詰めてきます。
そしてケスラーのゴール下で13-2のランを出されて同点になり中盤へ。
押され気味なPHI、ここでマクシーがフローターを決めて逆転を許さず。
ただクラークソンが前半エンジン掛からなかったのがここでオンファイア、一気に得点を伸ばしてきます。
PHIはエンビードの連続得点で追随、1点ビハインドで折り返し。
このタイミングで気付いてませんでしたがポジョが実はファウル溜まっていて5つ目、ベンチに下がります。
UTAは引き続きクラークソンのスコアでリードを広げにかかり、3点ビハインドで終盤へ。
ここでPHIはレジジャクのコーナースリーで同点、さらにエンビードのブロック、ラウリーのスティールとそれぞれ気合の入ったプレイを見せます。
そしてレジジャクの逆コーナーからのスリーでPHIが逆転、すぐさまUTAはクラークソンがスコアしてきます。
PHIはここで前半でも見せたスリーガードのスモールラインナップに、UTAはセンサボーのスリーでまたリードを奪い返してきます。
さらにセンサボーがもう一本フローターで3点差にしてきますがマクシーのスリーで同点に。
最終81-81で同点のまま最終クオーターへ。
第4Q、PHIがオールコートのゾーンプレスみたいなのを仕掛けますがかわされて失点。
その後は2-3のゾーンディフェンスを継続しますがUTAが加点、何とか食らいつくこの時間帯のPHI。
ゾーンが機能してないと判断したPHIはマンツーに戻しますがUTAのオフェンスを止められず、ペイントからの失点が増える。
オフェンスではマクシー、ヤブセレと続けてスリーを沈め、そして速攻でウーブレイがフィニッシュ、中盤に入るところで逆転に成功。
ただセンサボーがプルアップスリーを決めて再逆転、PHIはワンポゼッション差で追いかけます。
ここでケスラーにアリウープを決められ、さらにヤブセレが5つ目のファウルでバスカンも献上。
PHI6点ビハインドで折り返し、スターターに戻しエンビードのアイソ、さらにもう一本エンビードが1on1を仕掛けてアンドワンをもぎ取る。
1点差に迫ってクラッチタイムへ、UTAはオフェンスリバウンドをセクストンが粘ってティップイン、PHIはウーブレイがFTを2本獲得して成功、点差動かず。
終盤に入り得点が互いに止まった中でPHIはマクシーが体勢流れながらもスリーをねじ込んで逆転に成功、UTAがタイムアウトで流れを切ってきます。
センサボーのFTでUTAがすぐに同点にして残り3分、どちらも加点できずワンポゼッションずつ消化。
そしてPHIがマクシーのスリーで再度3点リードに成功、ただUTAもマルカネンがアンドワンで追いかけてきます。
残り2分、PHIはマクシーとエンビードのピック&ロールでエンビードがジャンパーをメイクし2点リード。
UTAのオフェンスをショットクロックバイオレーションに追い込みリードして残り1分を切る。
ここはPHI加点できずUTAのオフェンスへ、セクストンからケスラーにゴール下へパスが通りますが決まらず。
そのルーズボールはリプレイで判定、結果PHIボールとなり、クロージングポゼッションへ。
PHIはなかなか思い通りに組み立てられず、ショットクロックギリギリでポジョへのファウルコールが鳴る。
ここはUTAがチャレンジ要求、ただこれは覆らずにポジョがFTレーンへ。
1本目を失敗、2本目を成功させて3点リード、残り18秒。
UTAはマルカネンのスリーに持ち込みますが決まらず、ただボールはUTA側で継続。
ここを今度はPHI側がチャレンジ、そして成功してPHI
ボールになってインバウンズへ。
UTAがファウルゲームに持ち込みまたポジョがレーンへ、1本目成功させるも2本目失敗。
UTAがタイムアウト、サイドからのインバウンズでマルカネンがロゴスリーをヒット、望みを繋ぎます。
PHIタイムアウト、ATOはマクシーがボールレシーブしてFT、2本成功させます。
これが決勝点となり最終114-111で勝利、PHI3連勝となりました。
<所感>
エンビードがペイントへのアタックでチームを引っ張り32点を獲得、またマクシーも得点を伸ばして同じく32点をマーク。
ポジョはちょっとオフェンス奮わず、ただディフェンスで存在感を発揮、ベンチからヤブセレ、レジジャクも頑張りました。
バタバタしながらも勝ち切り今季初の3連勝を達成、最大で11あった黒星を借金5まで持ってきました。
この調子でちょっとずつ勝率5割を目指して頑張って貰いたいです。
<その他気づいたこと>
- ポジョが13点と大人し目なスタッツでしたが5スティールが印象に残ったこの試合。第2Qの逆転していった時間帯にオンボールでもヘルプでも素晴らしい読みを見せて速攻に繋げてました。この試合はショットの調子が悪くて最後も決めきれないシーンがありましたが、マクシーを2番っぽくしてクリエイトも任せられるし素晴らしいオールラウンダーだなと改めて感じた試合でした。
- 試合を通じてチームを引っ張ったマルカネンとセクストンの活躍は見事、後半からギアを上げてきたクラークソンも厄介でした。怪我人が絶えない中で若手を成長させながら戦うシーズンになると思いますが、UTAの若手の成長は結構楽しみです。コディやキヨンテの今後の活躍もしっかりチェックしていきたいです。
week11のスケジュール
12/31:GAME30 @ POR
1/2:GAME31 @ SAC
1/3:GAME32 @ GSW
1/5:GAME33 @ BKN
3連勝を記録し良い波に乗り始めたPHI、さらにロード戦が4試合続く中で西のチームにも勝ち星を伸ばしていけたら最高です。
エンビードがコンスタントに出場できる様になってきたことでポジョへの負担が減り、BIG3が安定して出場することの重要性を実感しています。
week11も良い試合がたくさん見れるのを楽しみにしたいです。
最後に
令和ロマンの連覇で幕を閉じたM-1グランプリ2024。
個人的にはヤーレンズ好きで、オールナイトニッポン0が最高に面白いです。
podcastでも聴けますのでぜひどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
ぜひTwitterフォロー、いいね、コメントお待ちしております!!
過去のシリーズはこちらから
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2023-2024
イースト:ミルウォーキー・バックス
ウエスト:フェニックス・サンズ
2020-2021