最近みかんにハマっています、どうも、ctrainerです。
果物を食べる習慣が全くない私ですが、冬になると唯一みかんだけは食べたくなります。
本日のレポート内容
PHIのweek12を振り返る
ゲームレポート
GAME34 vs PHX × 99-109 14-20
<スターター>
ガーション・ヤブセレ
ケイレブ・マーティン
タイリース・マクシー
ポール・ジョージ
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
久々にホームに帰ってきたPHI、エンビードがお休みになってますが、ウーブレイが復帰しスターターに入ってきています。
PHXはヌルキッチ、ビールがベンチから出場という大きな動きに出てきています。
まずはPHXが良いボールムーブを見せKDのスリーで先制、PHIはヤブセレのスリーでアンサーする。
さらにウーブレイのジャンパー、マクシーのスリーでリードを広げるPHI、PHXがスコアを挙げられない間に点差を広げ、ウーブレイのダンクが決まったところでPHXタイムアウト。
7点リードで中盤へ、約4分間スコアできていないPHXに対し、PHIはウーブレイのプットバック、ヤブセレのスコアと2桁リードに。
PHXはようやくプラムリーのプットバックで加点、そしてベンチからビールを起用してきています。
続いてヌルキッチも入ってきて本来のスターターっぽいメンツにするPHX、PHIはマクシーのスリー、ポジョのターンアラウンドジャンパーでさらにリードを広げる。
12点リードで終盤へ、PHIはラウリーもお休みの様で、レジジャクと一緒にダウティンが入ってきています。
PHIもオフェンス絶好調とは言えずにここからスローダウン、どうやらドラモンドも欠場の様でこのタイミングでボナが起用されます。
スコアが伸び悩んでPHXに1桁差に迫られますが、ポジョが素晴らしい読みでスティールしワンマン速攻でダンク、10点差に。
PHXはアレンがタフなスリーをねじ込み、最終23-16でPHIが7点リードで次のクオーターへ。
第2Q、PHIはエドワーズが頭から投入されます。
PHXは最初ヌルキッチがいましたがセンターをイガダロにしてスモール気味なラインナップにしてきます。
そこを攻めていくPHI、ボナがダンクを決め、さらにディフェンスでも高い打点のブロックを披露。
エドワーズのスリーも決まって2ndユニットが活躍するPHI、9点リードで中盤へ。
PHIはヤブセレを戻すと同時にリッキーがイン、ここでPHIが少し停滞し始めPHXが連続得点、一気に1点差されて折り返し。
何とか逆転されるのは避け3点リードで終盤へ、ここでヤブセレのスリーでリードを広げることに成功、大事なところで決めてくれます。
ただこの時間帯はPHXも粘りを見せ、PHIがリードを広げようとしたところをしっかりと着いてきます。
前半の終わり際はどちらもスリーを決め合いスコアが伸びる両者、急にペースが上がりましたがそれでもロースコア、最終46-42でPHI4点リードで後半へ。
第3Q、両チームスターターを入れてきて開始、立ち上がりPHIにターンオーバーが続きPHXが連続得点。
ここでポジョがスリーを決め返して後半最初のスコア、さらにマクシーがファウルドローンに成功しFTで加点。
さらに相手のターンオーバーからマクシーが速攻で加点、PHXが流れを作れずにタイムアウトを取って立て直しを図る。
PHIは2点リードで中盤へ、PHXはブッカーがFTを2本連続でミスするなどらしくない姿を見せています。
ただ速攻でKDに強烈なトマホークダンクをくらい、同点になったところでブッカーがプルアップスリーをヒット、流れを切るためにPHIタイムアウト。
逆転されて3点ビハインドで再開、どちらも加点できないポゼッションが続いた中でPHIがマクシーのフローター+アンドワンで同点にしたいところでしたがボーナス決められず。
PHX1点リードで折り返し、KD、ブッカーとスコアを着実に伸ばし、さらにベンチから出てきたビールもスリーを決めてきます。
このクオーターの流れを持って行かれたPHI、8点ビハインドで終盤へ。
ここでエリゴーがこの試合初登場、昨季所属してた古巣との対戦になります。
一歩一歩着実に点差を詰めたいPHIでしたがビールが好調で連続得点、PHIは2桁ビハインドを背負わされます。
さらにKDが速攻でアリウープを成功させノリノリになってきたPHX、対するPHIはウーブレイが2連続でバスカンをもぎ取って何とか繋ぎます。
ディフェンスでも素晴らしいエナジーを見せたウーブレイ、復帰したてて存在感抜群です。
最後まで粘りを見せるウーブレイ、終了間際には遠い距離からブザビスリーを沈めて会場大盛り上がり。
最終78-73で5点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、マクシーのスリーでファーストスコア、PHXはビールのスコアで応戦。
リードを広げにかかるPHX、スコアが途切れずに10点リード、PHIはここを我慢したいところ。
PHXは2ndチャンスやルーズボールなど前半よりも明らかに脚が動きエナジーを感じるプレイを披露、12点差にされたPHIはタイムアウトを取ります。
ATOは両チームともゾーンディフェンスに変える選択をしましたが、PHIはスコアできずにPHXはダンのスリーで15点リード。
中盤に入りマクシーが連続スリーをヒット、追い上げムードにしていきたいPHI。
その後もマクシーがFT、フローターとスコアを伸ばしますが後一歩届かず2桁点差のまま折り返し。
ウーブレイがゴール下粘ってアンドワン獲得、PHIはようやく8点差にすることができて終盤に入ります。
ここでPHXはKDが貴重なショットを連続で成功させまた14点差に広げてきます。
PHIはタイムアウトを取って最後の巻き返しを図りますが、FTミス、そしてターンオーバーと流れを自分たちの方に引き寄せられず。
残り2分でオールコートプレスからターンオーバーを引き出し、ポジョのスリーに繋ぎますがここもKDがスリーをお返ししてきます。
残りの時間はPHXが時間を使ってオフェンスし、最終109-99で敗退となりました。
<所感>
前半はロースコアな展開でしたがリードできていたPHI、後半にPHXがハッスルプレイで盛り返し、それに着いていけず。
マクシーが31点10アシスト、ウーブレイが26点11リバウンドと二人がダブルダブルを記録し奮起しました。
スターターを全員36分以上引っ張っての敗戦となってしまったこの試合、こういう展開が続くとまたロスターに偏った負担がかかってしまいそうなので、ベンチメンバーのステップアップに期待したいです。
<その他気づいたこと>
- この試合から復帰してきたウーブレイが存在感抜群の働きを見せました。第3Qにチームを引っ張りリバウンドもチームトップの11を記録してセンター不在をサポート。そして彼がいるとディフェンスが締まる気がします。KJの不在も長引いてしまっているのでPHIの肩甲状態が早く良くなることを願っています。
- この試合FTが16/26で61%に終わったPHI、この10点があれば同点だった訳で、FTに関しては全員がもう一度集中して改善に取り組んでいってもらいたいです。本来ならエンビードがある程度の本数をいつも獲得するのでその確率に助けられていたという要素もあったのかなと感じさせられる部分でした。
- 前半の出来を見ると今季のPHXが色々苦しんでいるのがちょっとわかった様な気がしました。特にオフェンスの部分ではボールが上手く回っておらず、タイアスやヌルキッチなどその辺り得意そうなメンツがいるけどもBIG3との兼ね合いもあってみんなが悩みながらやっていた印象。ビール、ヌルキッチをベンチスタートにして役割を明確化させたいと思ったけどまだその調整中といった感じ。後半は個人技を発揮してPHXがスコアを伸ばし、こういう能力をチームとして秘めているのがPHXなのでもう少し順位を上げてポストシーズンにさえ手が届けば、相手としては非常に怖いなと思いました。
GAME35 vs WAS 〇 109-103 15-20
<スターター>
ガーション・ヤブセレ
ケイレブ・マーティン
タイリース・マクシー
エリック・ゴードン
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
PHIはエンビードの欠場に続きポジョも欠場となったこの試合、スターターにはベテランのエリゴーが入ってきています。
まずはアウェイのWASがチュナスのオフェンスリバウンドで先制、PHIはケイレブのターンアラウンドジャンパーで応戦。
エリゴーのスコア、さらにヤブセレのオフェンスリバウンドからマクシーのスリーに繋いでPHIが逆転、さらにチュナスへのダブルチームからウーブレイがスティールしスコア。
序盤はPHIがペースを掴み4点リードで中盤へ、さらに最終的にはクーズマにスリーを決められますがその直前にチュナスのダンクをウーブレイがブロック、良い動き見せています。
エリゴーもジャブステップからのスリーを沈め、さらには素晴らしいキックアウトでヤブセレのスリーを演出。
終盤に差し掛かったところでレジジャクとダウティンがイン、PHIが良いディフェンスからトランジションに繋ぎ2桁リード。
続いてエドワーズがイン、13-2のランで良い流れを継続するPHI、一旦ヤブセレを休ませてボナを投入。
レジジャクのバスカンで最大16点リードに成功、WASにタイムアウトを取らせます。
WASはバトラーが起点となり連続得点とアシストで反撃を開始、終わり際はちょっと追い上げられますが最終32-25で7点リードで次のクオーターへ。
第2Q、頭からリッキーがイン、ボナがオフェンスリバウンドを抑えてケイレブのジャンパーに繋ぎ先制。
WASは引き続きバトラーが好調、バスカンを取ってきて早くも2桁得点を個人でマーク。
さらにキスパートのスリーで連続得点し4点差に迫ってきたところをリッキーのアンドワンで押し返すPHI。
PHIが試合を優位に進め6点リードで中盤へ、まだバトラーの確変状態が続き連続でスコアしてきますが、PHIも停滞する事なく加点。
6点差のまま折り返し、徐々にスターターに戻すPHIはマクシーとヤブセレの二人がチームを牽引。
エリゴーのスリーで9点差にして終盤へ、PHIがジワジワと点差を広げまた2桁リードにするこの時間帯。
相手のターンオーバーを誘発して速攻に繋ぐPHIはマクシーからリッキーへのアリウープが決まりかけますが惜しくもダンク失敗。
最終59-48で11点リードして後半へ。
第3Q、両チームスターターに戻し後半開始、WASがキャリントンのレイアップで先制してきますがすぐさまヤブセレのショートフックで決め返す。
ジョージにスリーを決めらた後もヤブセレのスリーでお返しし、1〜2桁を行き来するこの時間帯。
10点リードで中盤へ、PHIがちょっとオフェンス停滞し始めWASが連続得点、4点差にされたところでタイムアウトを取り流れを切ります。
ATOはヤブセレがスリーを沈めて9点差、さらにマクシーがスティールから速攻でスコアし2桁点差にまた戻す。
点差はここからあまり離れず、互いにディフェンスが機能せずに点の取り合いになります。
前半調子が上がってこなかったマクシーがここで連続得点し、ステップバックスリーで13点差にしWASがタイムアウト。
終盤に入りオンファイア中のマクシーがさらにスコアを伸ばす。
さらにリッキーがディフェンスリバウンドからコーストトゥコースト、素晴らしいアタックでダンクを叩き込み15点差、WASにまたタイムアウトを取らせます。
終わり際はWASも速攻から連続スコアしてきますが、リッキーがスリーを沈めて最終88-74で14点リードにして最終クオーターへ。
第4Q、ボナが素晴らしいブロックを見せスタート、ただすぐにゴールテンディングしてしまいトントン。
PHIはレジジャクが積極的にショットを放ちますが決まらず、WASがジワジワ点差を詰めて9点差になり中盤へ。
バトラーがまだまだ好調を維持、連続でスリーを決めて8点差になりPHIがタイムアウト。
ATOは戻ってきたマクシーが早速ペネトレイトからリバースレイアップに持ち込みバスカン、大事なところで加点してくれます。
キスパートもコンスタントにスリーを決めてくる中で7点リードで折り返し、キャリントン、キスパートと連続得点してきて3点差、今度はPHIがタイムアウト。
ATOはショットクロックバイオレーションになり、キャリントンがまたジャンパーを決めて1点差にされてクラッチタイム。
ここでマクシーがエグいクロスオーバーでアンクルブレイクしたかに見えましたが手で相手を押していたという判定でオフェンスファウル。
そしてWASボールになりキスパートがスリーをヒット、PHI逆転されてしまいます。
PHIはケイレブ→ウーブレイとパスが通りダンクで同点、そして今度はショットクロックバイオレーションを逆に取ってやり返します。
ただWASもホームズのブロックでマクシーのショットを阻止、今度はそのホームズのショットをウーブレイがブロックしますがこれはファウルコール。
FT1本決められて残り3分、スコアできずとも良いディフェンスを見せてタフショットに持ち込んだPHIでしたがクリバリーがねじ込んできて3点ビハインド。
PHIはここでエリゴーが貴重なスリーを決めてくれて同点にして残り2分。
ここでWASが速攻に持ち込んだ時にクーズマがトラベリングっぽい動きをしていましたがコールされず、ちょっと前からの判定への疑問で会場からはブーイングが飛んできています。
2点ビハインドのPHI、残り1分弱でマクシーがファウルドローン、2本FT沈めて同点に。
残り1分、PHIは守り切ってマクシーがトップから仕掛けますがこれも決まらず、WASがタイムアウトを取ります。
ATOはバトラーがアタックしてきたのを守り切り、PHIはマクシーがアーリーで持ち込んでレイアップ、逆転に成功。
WASが再度タイムアウト、残り23秒、クリバリーがアタックしてきたのをヤブセレがブロック、ルーズボールはエリゴーが確保しファウルを受ける。
FT1本目成功、2本目失敗、しかしルーズボールは再びPHI側に周り、この後のファウルゲームをかわして試合終了。
最終109-103でPHIが接戦をなんとかモノにしました。
<所感>
両チームともスターターの何名かを欠いたこの試合、ゲームを通じてPHI的には良い内容だったとは言えないものでしたがその中でも接戦を勝ち切れたのは良かったと思います。
マクシーがチームハイの29点、ヤブセレが21点で続きました。
途中のローテではルーキーのボナと2wayの二人を同時に出さなきゃいけない状況もありながらもチーム一丸となって戦えたのは好材料として次に繋いで行って欲しいです。
<その他気づいたこと>
- スターター起用となったエリゴー、スリーを4/7で沈め前半で11点、トータルシーズンハイの15点をマーク、マクシーのスリーが不調なのを支えてくれました。ベテランのエリゴーがシーズンの大事な試合とか、ポストシーズンとかで活躍してくれるのを期待しているので、ニック・ナースHCには若手の成長も促しつつ、ベテラン陣のケアもしながらローテ回していって欲しいです。
- この試合はリッキーが印象的な活躍を見せました。第3Qのハッスルプレイみたいなのをコンスタントに毎回出せたら貴重な戦力になってくれそうです。プレイタイムの長さよりもエナジーを注入してくれる役割を見出すことができたら良さそうな気がしています。
- バトラーが活躍したWAS、キスパートもスリーを良いところで決め、ベンチ陣は良い動き見せていました。まだどうしてもクリバリー、ジョージ、キャリントン辺りは安定してなさそうでこの試合では良いところあまり見せられず。個人的にはこの3人に加えてサーがどれだけ戦える様になっていくかが気になります。
GAME36 vs NOP × 115-123 15-21
<スターター>
ポール・ジョージ
ガーション・ヤブセレ
ケイレブ・マーティン
タイリース・マクシー
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
ポジョが戦列に復帰してきたPHI、ホームにNOPを迎えます。
立ち上がりは両チームターンオーバーからスタート、どちらもスリーを積極的に放ちますが決まらずにノースコアが続く。
2分経過したところでポジョが切れ込んでファーストスコアを挙げ、NOPはミッシのアリウープで反撃してきます。
そこからNOPが連続得点しビハインドを背負うPHI、ロースコアな展開のまま4点差で中盤へ。
ケイレブのコーナースリーでようやく外が決まるPHI、さらにアーリーオフェンスからマクシーがステップバックジャンパー、そしてマクシーのスティールからのダンクで逆転。
マクシーが3本連続でスコアし9-0のランでPHIがリード、NOPはCJが連続得点し同点に追いついてきて折り返し。
ヤブセレが豪快なダンクを叩き込んだ理しますがどちらも波に乗れず、13-13のロースコアなまま終盤へ。
CJがスリーを決め好調を維持、PHIはウーブレイがスリーにスティールからのダンクでリードを広げにかかる。
PHIは残り3分を切ったところで選手交代、リッキーとエリゴーが入り、続いてボナがイン。
NOPは引き続きCJが一人気を吐いてこのクオーターだけで18点を獲得、PHIはエリゴーのスリーなどで追いかけますがリードを奪えず。
最終28-24でPHI4点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、PHIは頭からレジジャク、ダウティンが起用されます。
PHIはレジジャクが積極的にショットを放ちますが決められず、しばらくしてダウティンがようやくレイアップを決めてくれます。
ようやくレジジャクが連続得点してくれて1点差に迫り中盤へ。
ただここでポジョが3つ目のファウルでベンチに下げざるを得ない状況、そしてNOPは2-3のゾーンを敷いて仕掛けてきます。
PHIはこの点差を大きく動かせずに我慢の時間が続き、ホーキンスにスリーを決められ7点差になったところでタイムアウト。
ATOにもボストンにスリーを決められて10点ビハインドになって折り返し。
ここでリッキーが連続得点、さらにウーブレイのコーナースリーも決まってジワジワ点差を詰める。
さらにもう一本リッキーがペネトレイトで加点し2点差になって終盤へ。
ディフェンスでもウーブレイのスティールや、ボナのミッシのダンクのブロックなどもあってエナジーは途切れていない印象。
そしてリッキーがコーナースリーを決めてPHI逆転、流れに乗りたいところでしたがNOPがまた2-3のゾーンに戻すと攻めあぐねてしまう。
クオーターの終わり際にはターンオーバーから失点が伸びてしまい、最終53-47で6点ビハインドで後半へ。
第3Q、両チームスターターに戻し、まずはPHIがヤブセレのペネトレイトで先制、NOPもマレーがすぐにレイアップ決め返してきます。
そのままマレーが連続でスコアを伸ばしてきてペースアップ、しかしPHIもそれに負けじと食らいつき、点の取り合いになるこの時間帯。
NOPはそこにCJも加わり、PHIは何とかポジョのスコアで粘ります。
ここでウーブレイがスティールからダンクを叩き込みアンドワンも獲得、今日イチのプレイに会場も盛り上がります。
NOPへのプレッシャーが格段に上がったPHIディフェンス、そこから得点に繋いで10-2のラン、同点にして中盤へ。
そしてマクシーのフローターが決まって逆転、NOPにタイムアウトを取らせます。
ATOはリードチェンジを繰り返し接戦になるこの時間帯、ワンポゼッション以上の差が生まれない接戦になります。
ここでNOPは前半効いていたゾーンをまたやってきて、PHIは試される時間になります。
結果、ズルズル話されて6点ビハインドになり終盤へ、11-0のランを出されて一気に停滞してしまうPHI。
すぐにマクシー、ポジョを戻し何とか立て直すPHI、ポジョのキックアウトからエリゴーがコーナースリーを沈め、オフェンスは改善傾向にありますが、ディフェンスでペイントからの失点が抑えられず。
そしてNOPのアルバラードの18番、ニンジャスティールからボストンの速攻に繋げられ9点ビハインド、レジジャクがスリーを最後に決めてくれてくれますが、アルバラードにブザビスリーを決められて、最終87-78で9点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、PHIが最初のディフェンスでゾーンディフェンスを敷き変化をつけてきます。
まずはマクシーがFTを獲得して先制、NOPはアルバラードがスリーを決めて応戦してきます。
そしてNOPが連続得点し11点差にされたところでPHIがタイムアウト。
ATOはポジョがNOPのゾーンのギャップを突いてスコア、どうやらヤブセレ、ボナを入れないスモールラインナップにしている様です。
リッキーのオフェンスリバウンドからポジョのスリーに繋ぎますが、タイスのペイントからのスコアを止められず、11点ビハインドで中盤へ。
オフェンスの流動性は出てきていますがディフェンスが後手になるPHI、ホーキンスに4点プレイを献上、さらにこのタイミングでミッシが戻ってきます。
流石にヤブセレを戻すPHI、NOPはホーキンスが好調で身体が流れながらもスリーをねじ込み14点差にしてきます。
ポジョが何とか個人技で連続得点を見せ追い上げを図るも、細かなミスがちょこちょこ出てしまうPHI。
9点差にして終盤へ、PHIがオールコートのディフェンスでプレッシャーをかけ大事なポゼッションが続く中、ニック・ナースHCが8秒バイオレーションのアピールを過剰にしてしまいテクニカル取られます。
ここで冷静にCJがスリーを決めてきて、バタバタのPHIは勢い任せのゴリ押しなプレイが目立ち始めます。
残り2分で7点差、しかもまたマレーのハンドリングのところでコールが鳴らないという部分に対し、選手も観客も意識が向いてしまいます。
ここでNOPはマレーとCJがしっかりとクロージングをしてきて、点差を詰めきれず。
最終123-115で敗退となりました。
<所感>
点差以上に内容的にNOPを下回ってしまったこの試合、スタッツはマクシー30点12アシスト、ポジョが25点11リバウンドと頑張りましたが、NOPがゾーンを敷くとパタっと得点止まってしまいました。
そしてクロージングの追いかける時間帯も、コールが鳴らないフラストレーションもあったと思いますが、ルーズボールやリバウンドが疎かになり、ローテーションもぐちゃぐちゃ、結構深刻に捉えないといけない部分が浮き彫りになってしまった印象。
ピシッと切り替えて、次の試合で連敗を止めてもらいたいです。
<その他気づいたこと>
- 第2Qに逆転の主役になったリッキー、積極的なアタックにスリーも沈め勢いを注入してくれました。ポジョが戻ってきたらどうしてもプレイタイムは減ってしまいますが短い時間でも活躍してくれるのを引き続き見たいと思うので頑張って欲しいです。
- 両チーム主要のローテーションメンバーが不在となり、PHI的にはWAS戦と似た様な構成になりますが、NOPのベンチ陣がよく頑張って繋いでました。タイス、アルバラード、ボストンの3人が二桁得点、特にアルバラードは持ち味活かして存在感を発揮してました。ザイオン、イングラム、ハーブ、マーフィーと欠く中でこの間に若手が伸びてくることができるかどうか。ここまでかなり苦戦しているNOPですがCJも健在、マレーも良いプレイしてたのでメンツ揃ったら弱くはないだろうなと思っています。
GAME37 @ ORL × 99-104 15-22
<スターター>
ポール・ジョージ
ガーション・ヤブセレ
タイリース・マクシー
ケリー・ウーブレイJr
エリック・ゴードン
<ゲームレポート>
前回良くない負け方してしまったPHI、この試合はケイレブが欠場となりエリゴーが入ってきています。
まずはポジョがスティール、そしてステップバックジャンパーと攻守に存在感を見せてスタート。
ORLはアンソニーのスコア後、約1分で早々にシルバを交代、どうやらどこか痛めてしまった様です。
代わりにブラックがイン、ORLはペイントを攻め立てまずは追いかける展開になるPHI。
PHIは追加点をあげられずに8-0のランを出され、そこをマクシーのバスカンで反撃します。
さらにエリゴーがポンプフェイクで相手を釣ってFT獲得、うまさを見せます。
追い上げムードでしたがバンケロがダンクを決め、ブラックも技ありなスピンターンからのスコア、そしてマクシーがコンタクトで手を痛めた様子、PHIタイムアウトで流れを切ります。
8点ビハインドで中盤へ、ATOはポジョがドライブから加点、そしてディフェンスは2-3のゾーンにします。
が、アンソニーが好調を維持しスコア、早くも2桁得点に到達してきます。
折り返すところでPHIはボナがイン、ゾーンにしたことでORLのオフェンスをスローダウンさせることに成功。
マクシーのスリーで3点差にして終盤へ、ボナがビタゼに対して素晴らしいブロックを披露します。
PHIはリッキー、エドワーズと続けて投入、マクシーが連続でファウルドローンに成功しFTを続けて決めて2桁得点、逆転に成功します。
PHIはローテーションの流れの中でボナとヤブセレを同時起用、二人しか現状いないビッグマンを同じ時間使います。
ORLはFGが決められない時間が続きますがFTで繋ぎ再度逆転、終わり際はPHIがスコア停滞してしまいます。
最後に速攻でバンケロにダンクを決められ、最終24-21でPHI3点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、ダウティン、レジジャクが頭からイン、ポジョがタフなジャンパーを沈めて先制。
ディフェンスはゾーンを継続するPHI、どちらも大きなランに繋ぐことはできずに我慢の時間が続く序盤。
ジャンパーの決め合いという渋い状況の中でエドワーズがコーナースリーをねじ込んで1点差にして中盤へ。
ここでまたアンソニーが頭角を表し連続得点、また点差をジワジワ離され始めます。
ATOもデザインしたオフェンスからポジョがダンクを狙いますがクイーンにブロックされ、次もショットクロックバイオレーション、点が伸びないPHI。
そんな中でエドワーズが切り込んでスコア、さらにウーブレイもレイアップを決めて踏ん張るPHI。
ポジョもミスマッチを引き出して加点、5点ビハインドで終盤へ。
ただORLもビタゼのブロックからブラックの速攻に繋ぎアンドワン、良い動きしてきます。
マクシーもスティールから速攻で素晴らしいフィニッシュを見せ勢いを注入しますが、ORLもアイザックのコーナースリーで応戦、前半の終わり際はどちらも点の取り合いに。
ここでORLはビタゼが腰を抑えてロッカーに下がってしまい、二人目の怪我人が出てしまう。
PHIがギアを上げて、またスティールから速攻に繋ぎウーブレイがフィニッシュ、2点差に迫ります。
そしてマクシーがまたペネトレイトからスコアしアンドワン、積極性を見せ11-3のランを引っ張り逆転に成功。
WCJにバスカン決め返され、アンソニーにスティールからワンマン速攻で加点されてしまい、クロージングがイマイチでしたが、マクシーがステップバックスリーを突き刺し一矢報いる。
最終49-48で1点ビハインドで後半へ。
第3Q、ORLはシルバ、ビタゼの二人が出て来れないためWCJ、ブラックがイン。
バンケロのダンクでORLが先制、さらにPHIのターンオーバーからブラックがダンクフィニッシュ、流れが悪いPHIは早々にタイムアウト。
ATOもターンオーバーになってしまいますがここはヤブセレのテイクチャージでなんとか堪える。
そしてポジョのジャンパーで何とかファーストスコアを挙げますがアンソニーが変わらず好調。
ヤブセレが激しいコンタクトを制してフックを決めて4点ビハインドで中盤へ。
ここでエリゴーのスリーで1点差、イーブンな展開が続く中でエリゴーがアタックしスコア、逆転に成功するPHI。
ここからバンケロのFT、ヤブセレのフック、アンソニーのスリー、ポジョのスリーとリードチェンジを繰り返す展開。
どちらもランを出せずに点の取り合いのまま終盤へ、ここでPHIは前半効いてたゾーンディフェンスを敷きます。
そしてポジョのステップバックスリーで8点リード、徐々にPHIが主導権を握ります。
その後もORLが点を詰めてきたところをポジョのスコアで押し返すPHI、最後にバンケロにスリーを決められますが、最終77-73で逆転し4点リードで最終クオーターへ。
第4Q、アイザックのコーナースリーでORLが先制、PHIはちょっと押され気味な状態ですが、エドワーズのバンクショット、ヤブセレのレイアップで連続得点。
ORLが早めの対応を取りタイムアウト、ATOからORLが連続得点、クイーンに強烈なプットバックダンクを叩き込まれ1点差に迫られて中盤へ。
ヤブセレがここでFTを2本決め、さらにスティールも奪い攻守に活躍、ORLはアイザックのアリウープで応戦してきます。
しばらくマンツーマンに戻してたPHIディフェンスですが残り5分弱のクラッチタイムに入るところでゾーンディフェンス。
まずはアイザックがターンアラウンドジャンパーで加点してきて1点差、PHIはポジョがプルアップスリーを決め、押し返す。
4点リードでクラッチタイムへ、ここでORLはゾーンの裏をかいてクイーンがバックドアカットからダンク、2点差にされますがエリゴーのスリーで5点差に跳ね返します。
終盤に入るところでポジョが5つ目のファウルを取られますが出場継続、ORLがFTとアイザックのプットバックダンクで同点に追いついてきます。
PHIはポジョのスリーでまた3点リードに成功、しかし次のポゼッションでブラックにファウルしてしまいファウルアウト。
FT2本決められて1点差、ここでPHIはマクシーがバスカンを決めてチームを引っ張ります。
ただボーナス外して3点差、ORLはこのクオーターノリノリのアイザックのスコアで1点差にしてきて残り2分。
マクシーのジャンパーが外れてORLボール、バンケロがミスマッチのところをポストアップし、ダブルチームを引き寄せてファウル獲得。
FT2本決めてORLが1点リード、PHIはマクシーのスクープショットが外れ加点できず。
リードを握ったORLですが時間を使わずにバンケロがアタック、ダンクは失敗しますがファウルは獲得。
1本目成功、2本目はずれますがルーズボール争いでヤブセレがファウル、アイザックがFTを2本決めて4点ビハインドにされるPHI、タイムアウトを取ります。
残り1分弱、ATOのPHIはシンプルにマクシーにスリーを打たせてこれがヒット、1点差にすぐにします。
ORLのこの後のオフェンスはバタバタなまま何とかショットクロックに間に合わせた形でしたが2ndチャンスが流れていきます。
ファウルせずに守り切る選択をしたPHIですがバンケロがジャンパーを決めて3点差。
残り30秒を切ったPHIのオフェンスはマクシーのスリーがはずれ、PHIがファウルゲームに入ります。
最終104-99でPHIは逆転負けを喫しました。
<所感>
マクシーが29点をマーク、ポジョも25点10リバウンド6アシストとオールラウンドに活躍しましたが最後にORLの勢いを止められずに敗退したPHI。
こういう展開に持ち込まれる前に勝負を決められるようになれたらなと思う試合でした。
ORLがアンソニーの27点、そしてベンチから出場のブラックの17点、アイザックの20点11リバウンドの活躍に加え、エースバンケロがしっかりクラッチショット沈めてきました。
PHIの不甲斐なさに加え、ORLが怪我人多く出しながらもここまで勝てている理由がちょっと分かった様な試合でした。
<その他気づいたこと>
- 第2Qに気になった点、エンビードとドラモンドがいないPHIはヤブセレとボナしかビッグマンがいない中で同時起用してました。考えてみたらORLはビタゼとWCJ、そしてフォワードのところにバンケロ、アイザックとサイズのある選手がいたのでそこへの対応だったかもしれません。が、現状ロスターがスカスカな状態なので、この辺りの選手起用はマネジメント難しいと思いますが最後にヤブセレを元気でいさせられる様に、リッキーやエドワーズに頑張って貰いたいです。
- 個人的に気になったのはポジョのディフェンスがちょっと気が緩んでいるシーンが目につき、スタッツは良いし点も取ってくれてますが、試合を通じての波が激しい印象を受けました。ファウルアウトしたシーンもちょっと安易にディフェンスしている様に見えてしまい個人的な印象ダダ下がり。これからの活躍でポジれる様になっていって欲しいです。
- ORLはメインローテを張っている選手を欠きながらもベンチから出場のアイザック、ブラックが活躍。クイーンも良い動きを見せてましたし、チーム一丸となって戦ってました。ORLはフランツが戻ってきてどうなるか、個人的には楽しみです。
week13のスケジュール
1/15:GAME38 vs OKC
1/16:GAME39 vs NYK
1/19:GAME40 @ IND
1/20:GAME41 @ MIL
NOP、そしてORLにも勝つチャンスありながらも連敗してしまったPHI。
このあと強豪との戦いがB2B、ちょっと休んでB2Bとタイトになってきます。
怪我人続出の中で苦しい展開ながらもポジティブな面もちょっとあるので、何よりまずは勝率5割へ向けて加速していって欲しいです。
最後に
この間見終わった「ツインピークス」シリーズのデヴィッド・リンチが亡くなったそうです。
また今後も観たくなる気がしますので、そこでまた会えるのを楽しみにしたいです。
R.I.P
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過去のシリーズはこちらから
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2023-2024
イースト:ミルウォーキー・バックス
ウエスト:フェニックス・サンズ
2020-2021