
どうも、明日今年2回目の麻雀が楽しみな男、しーてぃーです。
明日を最高に楽しめる様に、終わらせなければいけない仕事を寝る時間削ってやっつけました。
本日のレポート内容
PHIのweek16を振り返る
ゲームレポート
GAME49 vs DAL 〇 118-116 20-29
<スターター>
ジャスティン・エドワーズ
ガーション・ヤブセレ
ジョエル・エンビード
タイリース・マクシー
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
エンビードが復帰してきたPHI、ホームにDALを迎え撃ちますがこの2チーム間でのトレードが発生しPHIはケイレブ、DALはグライムズを出し合う形に。
そして何よりドンチッチがLALにトレードされて大きく状況が変わりつつあるDAL、ADはまだ出てこれませんがクリスティーは登録されています。
まずはDALがエクサムのペネトレイトで先制、PHIはエンビードのターンアラウンドジャンパーで応戦します。
その後DALペースで進行しますがエンビード、ヤブセレの連続得点で逆転するPHI。
DALはエクサムが積極的にアタック、PHIはエンビードがファウルもらいながらジャンパーを決めて逆転し中盤へ。
マクシーも1本目のレイアップを成功させリードを保つPHI、対するDALは2-3のゾーンを敷いてきます。
DALは選手を入れ替える中で早速新加入のクリスティーが入ってきます。
4点リードで折り返し、PHIがオフェンスが停滞してしまいDALが近寄ってきます。
終盤に入るところでエンビードを一旦ベンチへ、リッキーが入りヤブセレがセンターにスライド。
4点リードで終盤へ、PHIはレジジャクを投入、この時間帯はマクシーが1stオプションとなりスコアを繋ぐ。
DALはディンウィディー、クリスティーと効果的にスリーを決めワンポゼッション差に迫ってきます。
PHIはボナを起用、リッキー、マクシーの得点で押し返し、DALはカイリーのスコアで追随。
エドワーズもスリーを決めて得点を伸ばすPHI、最終36-31で5点リードして次のクオーターへ。
第2Q、頭からPHIはダウティンを投入、エンビードも戻ってきています。
前のクオーターから積極的なエクサムのレイアップでDALが先制、さらにギャフォードのアリウープ、クリスティーのスリーでDALが逆転。
PHIは出足躓いてしまいましたがレジジャクのフローターでファーストスコア、ここからは追いかける展開に。
2点ビハインドで中盤へ、リムプロテクトを頑張るPHIでしたがルーズボールが全部DALに流れ、最後にクレイにスリーを決められて5点差。
ここで一旦タイムアウトを取って立て直すPHI、ATOにはマクシーを戻します。
カイリーがエグいハンドルから速攻でスコア、PHIは思う様に得点が伸びない中で徐々にスターターに戻します。
6点ビハインドで折り返し、エンビードがスリーにジャンパーと連続得点し、ディフェンスは2-3のゾーンにするPHIですがDALに追いつけず。
6点差のまま終盤へ、ここでマクシーが存在感を発揮し得点を伸ばしていきます。
そしてエンビードもオフェンスリバウンドから加点し2点差、そしてヤブセレのFTで同点に追い付く。
すぐさまディンウィディーがスリーを決めて逆転はできませんでしたが、ローポストからエンビードが3人に囲まれながらスコアし強さを見せます。
ただ最後はDALが得点を伸ばし、最終65-58で7点ビハインドで後半へ。
第3Q、まずはPHIがエンビード→ヤブセレのハイローで先制、DALはカイリーがFTをもぎ取り応戦します。
また同じパターンで加点するPHI、DALは同じパターンでカイリーがジャンパー。
リードを詰めたいPHI、カイリーの個人技を止められずに点差が縮まらないまま中盤へ。
ここでエンビードがリバウンド争いで相手の肘が顔に入り倒れますがATOには戻ってこれたので大事ではなさそうです。
このクオーターすでに3回目のエンビード→ヤブセレのホットラインで加点、ただしょうもないターンオーバーから速攻でクレイにバスカンを献上してしまいます。
我慢の時間帯が続くPHI、エドワーズがスリーを決めたと思えばクリスティーがスリーをキメ返し8点ビハインドで折り返し。
エンビードを一旦休ませるPHI、ヤブセレのダンク、マクシーのステップバックジャンパー、エドワーズのフローターと連続得点し4点差にして終盤へ。
ここでリッキーもスリーを決めて1点差、DALが堪らずタイムアウト。
ATOもマクシーのジャンパーが決まり逆転、そしてDALは焦ってしまいターンオーバー、PHIが11-2のランで流れを引き込みます。
リッキーがもう一本良い仕事をしてペネトレイトからボナへアシストを通しスコア、この時間帯はボールがよく回るPHI。
そして波に乗っていくPHI、マクシーのスリー、ボナのブロック、会場も盛り上がります。
最終94-87でPHIが逆転して第3Qを終了、7点リードで最終クオーターへ。
第4Q、PHIはマクシー、エンビードどちらもいない布陣でスタート、まずはギャフォードのダンクでDALが先制。
PHIはファーストスコアが遠く、すぐにエンビードをコートに戻します。
PHIはオフェンスの調子が上がってこないまま開始約3分間スコアできず、結局戻ってきたマクシーのレイアップでようやく加点。
ここでハイライトプレイ、DHOの形でエンビードがセルフ股抜きパスでマクシーのスリーをアシスト、6点リードにし、その後は相手のターンオーバーからエドワーズが速攻でダンク、8点差にしてDALが堪らずタイムアウト。
中盤に入り、DALもマーシャル、カイリーのスコアで追い上げ。
ただPHIもオフェンスの調子を取り戻しつつある中で、後はディフェンスをどう頑張れるか。
7点リードで折り返し、DALがゾーンディフェンスにしてPHIのスコアが停滞、そして連携不足でイージーな速攻を出させてしまう。
そしてクレイのスリーを被弾してあっという間に逆転されるPHI、タイムアウトを取ります。
2点ビハインドで終盤へ、ATOはエドワーズが貴重なスリーを決めて再逆転。
そしてDALはマーシャルがファウルを獲得したところでギャフォードがリバウンド争いで肩を痛めてしまった様子、ロッカーに下がります。
スモールラインナップになったDALがマーシャルのFTで逆転してきますが、PHIはゾーンのスキを突いてウーブレイがスリーをヒット、再逆転して残り3分。
ここでクレイがスリーを速攻で決めまたDALがリードを握り、PHIはエンビードがエルボーから1on1で加点、再逆転して残り2分弱。
ここから互いに加点できないポゼッションが続きますが、マーシャルがオフェンスリバウンドをティップで決めてきてDALが1点リード。
残り1分半、ここでエンビードのオフェンスファウルの判定が出てDALボール、ただここはDALのターンオーバーに救われます。
残り1分、1点を追うPHIはマクシーのアタックがターンオーバーになり速攻を出されますが、これをエドワーズが一人で守り切り再度ポゼッションが移る。
残り30秒、PHIはしっかりとボールを動かして最後はエンビードのゴール下をチームで演出、逆転に成功しDALがタイムアウト。
残り22秒、DALはATOでマーシャルがアタックしてきますがこれをヤブセレが守り切りエンビードがリバウンド確保。
DALはファウルゲームに入りエンビードがFTを1本成功させる。
残り5秒の最後のディフェンス、これを守り切り最終118-116で接戦をモノにしました。
<所感>
エンビードの復帰戦を勝利で飾ることができたPHI、連敗を2でストップ。
エンビードのトリプルダブルは流石ですし、マクシーも負担が減っていつもより無理なくスコアを伸ばして33点をマークし13アシストも記録、やはりエンビードの存在感大きいです。
その影響を受けてヤブセレ、エドワーズもスコアリングが伸び、あとはチームでディフェンスをどう頑張れるか。
グライムズの加入がどうチームに良い影響を及ぼしてくれるか、楽しみです。
<その他気づいたこと>
- 約1ヶ月ぶりの戦列復帰となったエンビード、復帰戦で29点11リバウンド10アシストのトリプルダブルは立派です。ターンオーバーが多かったり、ローテーション遅れたりと全てを好転させるまではいきませんが、エンビードがいることのメリット・デメリットをチームで馴染ませていくことができれば安定して勝ち星挙げていけるのではないかと思います。怪我人、新戦力選手たちとの連携をいかに早く構築できるかが後半戦大事になりそうです。
- 個人的にこの試合のMVPあげたいのはエドワーズ、16点をマークしスリーを4/9で成功させ勝負ところで決めてくれました。そしてディフェンスでもクラッチタイムで1本良い守りを見せたり、カイリーにマッチアップして頑張ってました。2way契約ながら周りの怪我人続出というアクシデントにしっかり対応しスターターも勤めてくれているエドワーズがさらに成長してくれるのを楽しみにしたいです。
- DALは大きくチームが動いたことでアジャストが求められる状況になりますが、カイリーが居てくれることの安心感は大きいなと思いました。ここにADが加わってくれれば二人のオールスターで軸は安定する気がします。またライブリー、ワシントンと怪我人が多い中で、今季単体で見るよりは来年以降も含めての動きをしているのだと予想しているので、長い目で見てDALの動向を追っていこうと思います。
GAME50 vs MIA × 101-108 20-30
<スターター>
ポール・ジョージ
ジャスティン・エドワーズ
ガーション・ヤブセレ
タイリース・マクシー
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
B2Bを戦うPHI、前の試合欠場していたポジョが復帰し、前の試合から復帰したエンビードはB2Bのため欠場。
まずPHIが先制、マクシーがスティールしワンマン速攻に持ち込みます。
MIAはアデバヨのプットバックダンクで応戦、PHIは積極的なアタックでFTを獲得し加点していきMIAがピッタリ追随、ペイントから得点を伸ばしてきます。
さらにヒーローのスリーでMIAが4点リードにして中盤へ、MIAはマクシーへのディフェンスをレイトダブルチームで対応してきています。
残り7分のところでPHIが選手交代、エリゴー、ボナが入ってきます。
MIAはちょっとファウルがかさんだことでウェア、アデバヨを下げヨビッチ、ラブがイン、ディフェンスをゾーンに切り替えてきます。
3点ビハインドで折り返し、ロースコアな展開の中ウーブレイがジャンパーにレイアップで連続得点を決める。
そしてマクシーのレイアップで同点に追いつき終盤へ、MIAがヒーローのスコアでリードを奪い返すものの、ウーブレイのスリーで再逆転、接戦の状況が続きます。
ここでPHIがボックス・ワンっぽい布陣に、ウーブレイがヒーローにマーク、その他4人でゾーンをしている様に見えます。
残り3分を切りレジジャク、ラウリーが入ってさらにマクシーとエリゴーが並びヤブセレがセンターという超スモールな布陣を敷くPHI。
リバウンドという点では苦戦するものの、機動力を活かして逆転するPHI、ですが最後はファウルが増えMIAにフリースローを献上。
エリゴーのスリーで1点差にしますがロジアーにコーナースリーを決められ、最終29-25で4点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、MIAはまずヨビッチのフックで先制、PHIはMIAのゾーンを掻い潜ってレイアップで応戦。
さらにもう一本レジジャクのスリーで1点差、良い入りを見せたPHIは次のポゼッションでも速攻でレジジャクがスリー、逆転に成功。
堪らずMIAタイムアウト、ATOはアデバヨのジャンパーでMIAが同点に、序盤はここから接戦の展開に。
PHIがリードを広げ、MIAがすぐに追いつくパターンで中盤へ、PHIはディフェンス平面で頑張れていますがリバウンドが取れずに2nd、3rdチャンスを与えてしまう。
スターターに戻したPHI、ポジョのスリーでリードを保ち折り返し。
MIAはロジアーが積極的にスコアを伸ばしますが、アデバヨがポジョにオフェンスファウルをしてしまいベンチに下がります。
粘りを見せるMIAに対して我慢したいPHI、スリーが良く決まり3点リードで終盤へ。
引き続きロジアーがオンファイア、16点目のフローターで1点差にされるもののディフェンス頑張って速攻に繋ぎます。
ただMIAもスコアが途切れず、PHIは大きなランを作れないまま突き放せずにいます。
そして残り2分からPHIはオフェンスが停滞、MIAに逆転を許しヨビッチの連続得点で点差が離れていく。
なんとかマクシーのFTで追加点を挙げますが、最終62-57で5点ビハインドで後半へ。
第3Q、どちらもターンオーバーとシュートミスが続きゆっくりなスタート、ヒーローのスリーでMIAが先制。
PHIはマクシーが速攻でタフショットを見事に決めて応戦、さらにエドワーズのスリーで続く。
MIAのターンオーバーが多く、ポゼッション周ってくるけど得点が伸びないPHI、6点ビハインドで中盤へ。
MIAのターンオーバーが収まらず、そこからマクシーの連続得点でワンポゼッション差、チャンスが巡ってきたところでMIAがアデバヨのスリーで突き放す。
5点ビハインドで折り返し、前半シュートノーミスだったヨビッチがこの時間帯も落とさずにリードを広げてきます。
PHIは我慢して追随していますが、終盤に差し掛かったところでヒーローに4点プレイを献上してしまう。
8点ビハインドで終盤へ、アデバヨにフローターを決められ10点差、流石にタイムアウトを取って仕切り直します。
ATOのインバウンズでターンオーバー、そしてロジアーに決められて12点差、PHIはその後加点していくもディフェンスの集中力がちょっと落ち始めている印象。
ここでPHIは出場していなかったリッキーを投入、2-3のゾーンを強いて変化をつけてきます。
MIAのオフェンスが停滞し、終わり際にボナが頑張って得点を伸ばし、最終86-79で7点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、まずは速攻でのアーリーポストでボナがスコアし先制するPHI。
さらにエリゴーの得意なフィジカルペネトレイトで最後は自らティップイン、MIAはアデバヨが決め返してきます。
序盤はPHIが優勢、泥臭い部分含めよく頑張っている印象、4点ビハインドで中盤へ。
ただここでMIAはアデバヨが立ちはだり、ポストからのアイソでしっかり加点してきます。
一度タイムアウトを取るPHI、ATOはマクシーがスリーを決めて5点差にし、そこからどちらもスコアが伸びずに守り合いになって折り返し。
MIAがヒーローのフローターで7点差にし、PHIはショットが決まらずに苦しい展開。
ここでポジョがプルアップスリーを決めて4点差にして終盤へ、その後はMIAの猛攻を何とか凌ぐものの、MIAもゴール下で強さを見せてきます。
ここでMIAがラーソンのスリーで7点差にしてきてPHIタイムアウト。
残り3分、PHIは何とかマクシーがファウルを獲得、FTを2本成功させて5点差。
MIAはアデバヨが連続でオフェンスリバウンド、波状攻撃を何とか守り切り、ウーブレイが速攻でファウル獲得、4点差にして残り2分。
MIAはヒーローがミドルを沈め6点差に、PHIはこの返しのオフェンスをスコアに繋げられず。
ただウーブレイがスティールに成功しトランジション、ゴール下を決めて4点差にして残り1分。
ここでMIAのオフェンスをディフレクションでだいぶ遅らせられたんですが、最後はアデバヨがしっかりジャンパーを沈め6点差。
残り30秒弱、PHIタイムアウト取得、ATOはマクシーがスリーを放ちヒット、3点差にします。
MIAタイムアウト、ATOはインバウンズしてすぐにヒーローに決められてしまいまた5点差。
そのままオフェンスに入るPHI、ウーブレイがスリーを放ちますが決まらず。
その後MIAがFTで追加点、最終108-101でPHIは敗退となりました。
<所感>
PHIはマクシーが31点、ウーブレイが15点11リバウンド、ベンチからボナ、レジジャクが2桁得点をマークするもポジョ、ヤブセレがブレーキ。
ただ試合を通じてよく頑張っていたシーンもあり、悪い内容ではなかった印象でこの試合終わりました。
ここにエンビード、もしくはポジョのスターパワー、そして新加入組のフレッシュな勢いが加われば悪くないと思うので、我慢して戦っていきたいところ、気持ちを切らさずに頑張ってもらいたいです。
<その他気づいたこと>
- 試合直前に指にテーピングというかサポーターを付けているところを抜かれていたポジョ、この試合はスリーしか決まらずに9点止まり。シュートタッチは戻ってきてなさそうです。彼の活躍があればまた違った展開になりそうだったので無理はして欲しくないですが、コンディションを早急に上げてもらいたいです。
- 今まで確信が持てなかったので言及してなかったんですが、PHIがちょこちょこやるボックス・ワンはニック・ナースHCがTOR時代からよくやっていた印象があります。と思ったらスリーガードにエリゴーというスモールラインナップを敷くなど、色々手を打って試している様に見えます。何がハマるのか、ここから選手も数名入れ替わるため、どんなパターンを用意してくるのか、要チェックです。
- MIAはベンチから出場のヨビッチが23点、高確率でショットを沈め、ロジアーも第2Qにオフェンスを牽引し存在感を発揮。PHIもレジジャクやボナが2桁得点あげてはいますが、誰かがもうワンステップアップするのを期待したいところ。
- 第2Qの途中でブレイキングニュースが入り、ジミーがGSWにトレードされたという内容が放送されました。SNSでMIAのベンチにファンがトレード内容を伝えている動画が流れていましたが、MIAはついにこれでジミー体制とのお別れとなりました。次のエース候補となるヒーロー、そして新たに加わったウィギンズ含め、MIAがどんなチームをここから作り上げていくのか楽しみです。
GAME51 @ DET × 112-125 20-31
<スターター>
ポール・ジョージ
ジャスティン・エドワーズ
ジョエル・エンビード
タイリース・マクシー
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
エンビードが戦列復帰するもヤブセレがお休み、そしてPHIはドラモンドが戻ってきたのと、新加入グライムズと10日間契約したオキキもベンチにいます。
DETはカニングハムが欠場、試合はまずマクシーのレイアップでPHIが先制。
DETはビーズリーがスリーを決めて応戦、続いてハリスが連続得点してきます。
序盤はどちらもスムーズな立ち上がりを見せ、トンプソンが自分の外れたFTをプットバックするなど積極的な動きが見られるDET。
PHIもマクシーのスコアを中心に追随、2点ビハインドで中盤へ。
DETがTHJ、ビーズリーとベテランの連続スリーによりリードを広げたところでPHIがタイムアウト。
ATOも速攻でトンプソンがスコア、PHは2桁ビハインドにされますが、ポジョのプルアップジャンパー、そしてエンビードのFTで加点。
9点ビハインドで折り返し、その後はDETがどんどん得点を伸ばしていきPHIはマクシーのスリーで何とか対抗。
終盤に差し掛かったところでボナ、ラウリーが入り、新加入のグライムズもコートに立ちます。
PHIはゾーンディフェンスを敷き、相手のターンオーバーから加点して13点ビハインドで終盤へ。
PHIはオフェンスの組み立てが上手くいかず、マクシーが一人フィニッシュまで何とか持ち込むパターンが増えていく。
残り2分でグライムズがFTで加点し移籍後初得点、さらに次のポゼッションでスリーを沈め、10点差にします。
PHIは終わり際にエリゴーがイン、DETの方が良い形で攻守にバスケットを展開し、最終42-27で15点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、エンビード、ポジョを戻すPHI、ポジョのアイソでまずPHIが先制。
DETはビーズリーの外が決まり、エンビードがジャンパー決め返し、ポジョももう一本ミドルを沈め、追い上げていけそうな流れの中で、スチュワートがスリーを決めてきます。
PHIのディフェンスが機能しない中でグライムズがタフショットをねじ込みエナジー見せますが劣勢の状況は変わらず。
DETはビーズリーが順調に得点を伸ばし、19点ビハインドで中盤へ。
スターターに戻したPHI、得点はちょこちょこ取れているもののビーズリー、THJのスコアがどんどん決まり、23点ビハインドで折り返し。
PHIはエンビードのところからオフェンスを展開させようとしますが、DETのファウルを稼ぐことはできてもスコアに繋がらず、不甲斐ないプレイが続く。
全然上手くいかないまま、29点ビハインドで終盤へ、ここでボナが相手の肘が顔に入ってしまい一旦交代、久々にドラモンドが入ってきます。
ウーブレイがトランジションでペイントにアタックし何とか得点を繋ぎますが、完全にディフェンスの集中力も切れているPHI、ローテミスでゴール下をノーマークにしてしまう。
結局前半だけでDETに78点を献上してしまい、PHIは49点止まり、最終29点ビハインドで後半へ。
第3Q、引き続き好調なビーズリーのスリーでDETが先制、さらにハリスのジャンパーで続く。
PHIはエンビードが連続でジャンパーを決めて応戦、デューレンをファウルトラブルに陥らせ、自らのスリーとFTで点差を詰めていく。
さらにエドワーズのスリーもアシストするエンビード、ようやくエンジンがかかってきて中盤へ。
マクシーの速攻でのスリーが決まったところでDETがタイムアウト、ATOもポジョのスリーをチームで作りオフェンスの改善は見えてきたPHI。
21点差にして折り返し、エンビードがこのクオーターだけで2桁得点を上げオフェンスを牽引、速攻も良い形で出始め18-4のラン。
エンビードのアタックにDETがファウル増え始め、FTでもスコアを伸ばし、14点差まで詰めて終盤へ。
ただDETも維持を見せ、ビーズリー、ハリスで加点、フォンテッキオも良いところでスリー決めてきます。
ここでPHIはDETに速攻を出され19点差になりタイムアウトを取得、この間にどうやらベンチでエンビードとウーブレイが激しい言い合いを見せた模様。
最後にはハドルを組んで仲直りしたようでしたが、フラストレーションは溜まっているんだろうなという印象のPHI。
終わり際はDETが起用したリードがリバウンドにスティール、プットバックダンクと派手なシーンを連発、勢いに押されてしまうPHI。
最後にマクシーが何とかスリーを沈め、最終107-88で19点差で最終クオーターへ。
第4Q、グライムズのスリーでPHIが先制するも、全体としてなんか噛み合わないまま試合が進行。
DETが得点を伸ばしてくる中でデューレンが連続得点、また20点ビハインドに広げられる。
ポジョのスリーで19点差にして中盤へ、ここでジワジワ点差を詰め15点差になったところでDETがタイムアウト。
ここでPHIはマクシーもエンビードも出さない布陣、ベテランたちがちゃんとディフェンスから頑張り始めた印象。
そのまま15点差で折り返し、ここでマクシー、エンビードを戻すPHI。
マクシーがアタックしてFTを1本決めて14点差、DETのターンオーバーが目立っている間にマクシーがもう一本スリーを決めて11点差。
射程圏内に入ってきたPHI、ただここでデューレンがスティールから加点、13点差で終盤へ。
DETがここでビーズリーのスリーが2連発で決まりまた19点差、そして残り2分でPHIは白旗、出場していなかったリッキーにオキキを入れます。
最終125-112でPHI敗退となりました。
<所感>
前半だけで78失点、後半ちょっと盛り返したものの、全く歯が立たなかったPHI、最大で34点差をつけられるのは流石にやられ過ぎ。
第3Qに爆発したエンビードでしたが、試合を通じて23点7リバウンド6アシスト、スタッツ以上に腑抜けたプレイが見られたので喝です。
ディフェンスの質がイマイチ、ルーズボール追わないとか、ローテミスるとか気持ちでカバーできるものがまずあると思うので、もう一回気を引き締め直して貰いたいです。
<その他気づいたこと>
- 新加入のグライムズ、デビュー戦は黒星になりましたがベンチから14点をマーク。まだ良いところを全部見れた感じはしないので更なるステップアップに期待。2ndユニットの得点源になってくれるシューターなのか、ディフェンスなどのフィジカル面もいける感じなのか、まだよく分かんないままです。
- DETはビーズリーが36点を記録してキャリアハイ、当然本来の姿な訳ないと思いますが、ケイドがいない中でハリスも含めてベテランが活躍。トンプソンやフォンテッキオ、サッサーなど良いロールプレイヤーもいてJB・ビッカースタッフHCの5割力が遺憾無く発揮されています。今年はこのままプレイインに滑り込むことができるか、楽しみです。
GAME52 @ MIL × 127-135 20-32
<スターター>
ポール・ジョージ
ジャスティン・エドワーズ
ジョエル・エンビード
タイリース・マクシー
ケリー・ウーブレイJr
<ゲームレポート>
2連敗中のPHIはヤブセレが復帰、そして新たに加わったバトラーもベンチに入ってきているこの試合。
MILはヤニスが欠場、新たに加わったクーズマがスターターに入ってきています。
まずはリラードのスリーでMILが先制、対するPHIはエンビードのジャンパー、さらにポジョのFTで加点。
MILはクーズマが決め、PHIはエンビードが決め、ロペスのプットバック、エンビードのスリーと点の取り合いになる序盤。
両チームオフェンスが好調なまま中盤へ、12-12で同点の中、PHIがこのタイミングでグライムズを起用。
ワンポゼッション差で推移してましたがMILが一歩抜け出し、追いかけるPHIという形に。
すぐにエンビードのFT、マクシーの速攻で同点にするPHI、その後エンビードの連続スリーでリードを奪い返すことに成功、今日はシュートタッチだいぶ良さそうです。
マクシーのスリーも続いて7点リードにしMILが堪らずタイムアウト。
ATOにヤブセレ、エリゴーを投入するPHI、ゾーンディフェンスを敷いて終盤へ。
MILがGTJの連続スリーで1点差に迫り、さらにFTも決めてきて一人で逆転まで持ってきます。
PHIは終わり際にラウリーがイン、マクシーも2桁得点に乗せオフェンスを牽引、グライムズも速攻で良いプッシュを見せスコア。
最後まで点を取り合った両者、マクシーは第1Qだけで20点記録、MILはクーズマがブザビ決めて、最終40-39でPHI1点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、PHIは頭からバトラーを起用しPHIメンバーとして初登場します。
どちらもオフェンスのペースが落ちずリードチェンジが続く序盤、MILが先に9-0のランで抜け出す。
5点ビハインドで中盤へ、PHIはスターターに戻します。
結果早めに点差を詰めることに成功し1点差で折り返し、PHIはヤブセレを戻してエンビードと並べます。
2点ビハインドで終盤へ、捉えられそうなところからMILがリラード、ポーティスで得点を伸ばし始める。
前半の終わり際はちょっと荒れた展開になり、ミスが続きファウルが増える両者。
バタバタしながらも、最後はGTJがブザビでスリーを決めて、最終65-63でPHI2点ビハインドで後半へ。
第3Q、まずはクーズマがスコアしてMILが先制、さらにテイクチャージも取って攻守にまずは働きます。
PHIはポジョのプルアップスリーでファーストスコア、さらにマクシーのスリーも続いて逆転に成功。
と思ったらリラードがスコア、また点の取り合いになる序盤。
3点ビハインドで中盤へ、MILの外が良く決まって8点差になるものの、エドワーズのスリーで決め返す。
すぐさまリラード、エンビードとスリーを決め合いディフェンスが機能しない両者、どっちがオフェンスのリズムをキープし続けられるかという様な展開になってきました。
オフェンスリバウンドを何度も取られてハッスルの差が出てきたPHI、リラードのスリーに繋げられ11点差、2桁差に点差を広げられて折り返し。
ここでヤブセレのペネトレイト、マクシーの美しいブロックからポジョのスリーと踏ん張りを見せるPHI。
6点ビハインドで終盤へ、PHIはヤブセレのピック&ポップを上手く使いながらオフェンスを組み立てますが、MILのスリーがまた決まり始め12点差をつけられる。
ポーティスのロゴスリーなんかも決められてしまいこのクオーターで点差を離され、最終103-91で12点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、まずはリラードのディープスリーでスタートするMIL、PHIはゾーンディフェンスを敷いて対応しますが、GTJにも連続スリーを決められ19点差になり堪らずタイムアウト。
ATOも得点が伸びないPHI、GTJのスリーでついに22点差にされて中盤へ。
12-0のランで圧倒されてしまうPHI、大量点差をつけられたまま折り返し。
ここからPHIはオールコートでのディフェンスを見せ相手のターンオーバーからスコアを伸ばし始める。
17点ビハインドで終盤へ、リラードへの早めのダブルチームでボールを手放させる作戦に出るPHI、これがジワジワ効きます。
12点差まで持っていって残り3分、良い流れでラストスパートに持っていけそうでしたがGTJのスティールからポーティスのスコアと、この試合を象徴するベンチから出場の二人の活躍でMILが流れを切ってきます。
そしてリラードに41点目となるレイアップを決められ、マクシーの速攻でなんとか10点差まで持っていったのが残り1分半を切ったところ。
そして速攻でマクシーのスリーも決まりますが、MILはプリンスが連続得点ししっかり返してきます。
最終135-127でPHI敗退となり、3連敗になりました。
<所感>
点の取り合いになり、先にペースが落ちてしまったPHIがMILに突き放された試合、マクシーが39点、エンビードが前半頑張って27点、その他4人が2桁得点をマーク。
どちらも目線から見てもディフェンスがあまり機能せずに点の取り合いになりました。
ヤニスがいたら当然またゲームバランスが変わると思いますがPHIはオフェンスの調子の良さだけで勝ち切れるタイプじゃないと思うので、ディフェンスをもう少し引き締めていきたいところ。
これで3連敗、早めに悪い流れを断ち切りたいところ。
<その他気づいたこと>
- 怪我人が戻り、トレードで選手も入れ替わったことでようやくロスターの人数が適正な数に近づいてきたPHI、それでもまだ40分マクシーが出場しているので、バトラー、グライムズがプレイタイムをもうちょっとシェア出来るように馴染んでいって欲しいです。
- この試合の放送では現役ラストの解説となるヒュービー・ブラウンをトリビュートした形で、過去の色んな方達とリモートで繋ぎながらお話をされていました。個人的な印象が強いのはMEMでガソルとか、J-willとかがいる時に10人ローテーションでユニットを入れ替えながら戦っていた時のHCの姿。91歳まで解説したのヤバいです。長くNBAに貢献してくれてありがとう&これからはゆっくりして下さい。
- MILはミドルトン放出に踏み切ったことでどうなるか、クーズマの機動力がディフェンスにおいては改善傾向に向きそうだし、オフェンスはヤニスとのコンビネーションが最高だったので、そこを全員でカバーできるかどうか。この記事を書いている時にはポーティスが薬物規定違反で25試合の出場停止処分とまた厳しい状況になってしまうMIL、ここから誰がステップアップしてくるか楽しみです。
week17のスケジュール
2/12:GAME53 vs TOR
2/13:GAME54 @ BKN
~オールスターブレイク~
week16を1勝3敗で終えたPHI、エンビードの復帰、新戦力の加入など変化が出てきた部分がいくつかありますが、これがこの先の好転に繋がっていくことを願っています。
10日間契約、そしてFAで補強に動いていくのかどうかも要チェックです。
最後に
この週でチームを去ることになったのがKJ・マーティン、ケイレブ・マーティン、レジー・ジャクソンの3人。
ダブル・マーティンに関しては怪我人が続出している中でウイングで出ずっぱりになったりと前半戦を良く頑張ってくれたという印象があります。
それぞれのチームでの役割を全うして更なる活躍を期待しています。
またレジジャクもベテランらしいPGっぷりを見せる試合もあったりしました。
まだもしかしたら上位チームに引き抜かれるみたいなムーブもあり得そうなので動向がきになるところ。
そして、新たに加わった選手たちの活躍を楽しみにしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
ぜひTwitterフォロー、いいね、コメントお待ちしております!!
過去のシリーズはこちらから
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2023-2024
イースト:ミルウォーキー・バックス
ウエスト:フェニックス・サンズ
2020-2021