
どうも、「デアデビル ボーン・アゲイン」のep.8がめっちゃ面白かったのを誰とも共有できていない、しーてぃーです。
次でもうシーズン1がおしまいなのが残念です。
本日のレポート内容
PHIのweek23を振り返る
ゲームレポート
GAME72 @ NOP × 99-112 23-49
<スターター>
ガーショーン・ヤブセレ
ジャスティン・エドワーズ
チュマ・オキキ
ジャレッド・バトラー
リッキー・カウンシル4世
<ゲームレポート>
4連敗中のPHI、B2BでNOPのホームに乗り込みます。
スターターはバトラー、リッキーがイン、グライムズがお休みになりダウティンはベンチからのスタート、またボナも復帰し、新たに加わったバグリーも登録されています。
まずはNOPがホーキンスのレイアップで先制、PHIはバトラーが速攻でスリーを決めて応戦。
序盤はホームのNOPがリードを広げPHIが追いかける展開、2点ビハインドで中盤へ。
ミッシにペイントで連続得点されたところでPHIがタイムアウト、ATOにNOPがゾーンを敷いてきますがエドワーズのスリーで攻略。
3点ビハインドで折り返し、PHIはまず選手交代でダウティンがイン、そしてボナ、シフィーノが入ってきています。
NOPはマトコビッチが得点を伸ばし、7点ビハインドで終盤へ。
PHIがここから2-3のゾーンディフェンスで守り始め、両チームオフェンスが停滞し始める。
NOPが速攻で加点し始め、PHIはエドワーズが個人で2桁得点に到達、オフェンスを牽引します。
最終29-23で6点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、頭から新加入のマーカス・バグリーがイン、PHIはデザインされたであろうスペインピックが決まりバトラーのレイアップで先制、NOPはすぐリーブスのスリーで応戦してきます。
さらにちょっと前までPHIにいたキニョーネズがファーストタッチでスリーを決めて10点差にしてきます。
8-0のランを出され離されていくPHI、ディフェンスの連携ミスも目立ちイージーショットを献上してしまう。
バグリーのNBA初得点、シフィーノのスリーで7点差になったところでNOPがタイムアウト。
中盤に入りATOはミッシ、リーブスと得点を伸ばすNOPに対し後手に回ってしまうPHI、12点ビハインドで折り返し。
両チームまたオフェンスが停滞気味になり、点差が変わらないまま終盤へ。
ようやくトランジションでバトラーのスリーが決まって1桁差に戻したPHIでしたが、NOPがトランジションで加点し始めまた2桁ビハインドに。
大きく点差が変わらない中でNOPにアクシデント、ホーキンズが足を負傷ししばらく立てず、タイムアウトを挟んで下がります。
最後にダウティンのFTで点差を詰め、最終58-49で9点ビハインドで後半へ。
第3Q、両チームスターターに戻し、NOPもホーキンズが戻ってきています。
エドワーズのスリーで先制したPHIでしたが、アルバラードがスリーを決め返してきます。
バトラーも得点を継続し、エドワーズと共にオフェンスを牽引する中で、ヤブセレのスリーも決まり5点ビハインドで中盤へ。
ただディフェンスではミッシを守るのに苦労してしまい、波に乗り切れず。
それでもディフェンス頑張ってトランジションに繋ぎ、リッキーのスリーで1点差に迫り、NOPにタイムアウトを取らせます。ATOもトラップを仕掛けて成功し、エドワーズのスリーが決まって逆転。
このまま行けたらというタイミングでブルックスがスリーを決め、オキキがFTで加点し、ホーキンズがスリーを決めてリードチェンジを繰り返しながら折り返す。
NOPのスリーが決まり始めまた離されそうになるPHI、粘りを見せオキキのリバースレイアップで1点差にし終盤へ。
その後もNOPオフェンスを押さえ込むことが出来なくなり8点差にされたところでPHIがタイムアウト。
我慢したいこの時間帯、ATOはショットクロックバイオレーションになり、リーブスにスリーを決められて11点差、また2桁ビハインドにされてしまいます。
16-2のランでリードを広げるNOP、リーブスがノーミスで5本目のスリーを沈め、一気に離されてしまうPHI。
最終90-75で15点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、初手からゾーンディフェンスを敷くPHIですがマトコビッチにスリーを決められて先制を許しますが、ダウティンのアンドワンでやり返す。
オリニクのアンドワン、ペイトンのフローターで20点ビハインドにされるPHI、立ち上がりはオフェンスがうまく行かずに離される。
ボナのらしいドライビングダンク、さらにブロックと攻守で奮起しますが23点ビハインドになり一度タイムアウト取ります。
ATOはゾーンを敷いてくるNOPに対してヤブセレがローポストから加点、点差もありここからゲームのインテンシティーが落ち始めます。
21点差で折り返し、ここから9-0のランを出し14点差にしたところでNOPがタイムアウト。
残り5分、PHIのディフェンスが良い感じになっていながらも詰めが甘く失点したり、ポゼッションを奪われたりでまたジワジワ離されていく。
結局また18点差まで離され、追い上げるには時間が足りなく、10点差までは持ち返したものの、最終112-99で敗退し5連敗となりました。
<所感>
第3Qの中盤までの追い上げは一個前のSAS戦を思い返す様な、チームで一丸となって戦えていた印象。
エドワーズとバトラーが揃って19点を決め、オキキ、ヤブセレ、ダウティンが3人とも12点をマーク、バランスよく攻めました。
インサイドのディフェンスをチームでカバーできれば良かったなと思ったので、ここは復帰してきたボナに期待したいです。
<その他気づいたこと>
- 最近の試合前に出されている異なったスターティングメンバー数の歴代ランキング、PHIは48回で3位になっています。その上には09-10シーズンのGSWが49、そして昨季のMEMが51でランクインしています。ここに到達してしまうのか、要チェックです。
- NOPはベンチから出場のマトコビッチが19点でチームハイ、NOP戦の度に言ってますがサマーリーグで見て印象に残っていた彼が活躍が見れて、今後も楽しみにしています。またリーブスも途中までスリーをノーミスで5/5で沈め存在感を発揮し17点を記録、また楽しみな若手が増えてきているNOP、長期的に見ていきたいなと思いました。
GAME73 vs WAS × 114-119 23-50
<スターター>
ガーショーン・ヤブセレ
ジャスティン・エドワーズ
クエンティン・グライムズ
ジェフ・ダウティンJr
リッキー・カウンシル4世
<ゲームレポート>
ロード6連戦を終えて久々のホーム戦になったPHI、5連敗の中WASを迎えます。
スターターにグライムズ、ダウティンが戻り、新たに加わったウィーラーがベンチに控えています。
まずはヤブセレのショートフックでPHIが先制、WASはバブのFTで応戦します。
その後シャンペニー、サー、プールと連続でスリーを沈めリードを広げられるPHI。
PHIはヤブセレの連続スリーで応戦、7点ビハインドで中盤へ。
ディフェンスの締まりが悪いPHIは10点差にされたところで一度タイムアウト。
ATOはボナ、バトラーとバグリーがイン、バトラーがファーストタッチでスリーを決め良い入りを見せます。
8点ビハインドで折り返し、WASのスリーの確率が落ちず、点差を詰められないPHI。
ボナが強烈なブロックを見せたりしますがサーのスリー、シャンペニーの速攻と勢いを止められずにもう一度タイムアウトを取らされます。
16点ビハインドで終盤へ、エドワーズのスリーに速攻でのボナのダンクなどで連続得点し、良い流れを掴みつつある PHI。
ダウティンのフローター、スリーで1桁差にしますが最後にWASに走られ、最終45-29で16点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、PHIは新加入のウィーラーが頭から起用されヤブセレのスリーで先制します。
さらにウィーラーがみずからプッシュしてPHI加入後の初スコアを挙げ上々のスタート、WASはブクチェビッチのショットで応戦してきます。
ディフェンスではゾーンを敷き、ペイントでの得点も伸びてヤブセレのダンクで7点差にして中盤へ。
WASも踏ん張りを見せ11点ビハインドで折り返し、互いにここからオフェンスが停滞。
ようやくグライムズのFTで加点し9点ビハインドになって終盤へ、PHIがディフェンス頑張ることで約4分間相手にスコアを許さず。
ただここでプールが速攻から2本連続でスコアをメイク、WASがまたリズムに乗り始め、それに食らいつくPHI。
ゴール下ではサーとボナがやりあい、シャンペニーがスリーを決めればグライムズがスリーを決め返す。
最終67-58で9点ビハインドで後半へ。
第3Q、エドワーズのプットバックでPHIが先制、WASはプールがスリーを決め返してきます。
PHIもトランジションから加点したりと悪くない入りを見せますが、タフショットが増えてしまいWASにリードを許す。
12点ビハインドで中盤へ、グライムズがスリーをねじ込み、エドワーズがペイントで粘って7点ビハインドで折り返し。
我慢の時間が続くPHI、WASが一歩抜け出しそれを追いかける展開のまま9点ビハインドで終盤へ。
グンと勢いが生まれる様なプレイが出ずにズルズルと離されていき、11-0のランで18点ビハインドにされる。
何とかバトラーのスリーや速攻でのウィーラー→リッキー―のアリウープなどで終わり際に踏ん張り、11-2のランでお返し。
ただWASはジョーンズのスリーがブザビで決まり、最終97-85で12点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、ソーのダンクでまずWASが先制、PHIが立ち上がり躓いてしまって得点が伸びず、バグリーのダンクでようやく加点。
さらにブクチェビッチにも得点を伸ばされ、ビッグマンへのディフェンスに苦戦するPHI。
11点ビハインドで中盤へ、ヤブセレとボナを同時起用し3-2気味ゾーンを敷き、オフェンスではリッキーの積極的なペイントへのアタックでFTを獲得。
ただ点差は変わらないまま折り返し、もったいないミスが続いてしまい大事なところで圧を掛けられず。
16点ビハインドで終盤へ、最後の追い上げに入りたいPHIですが攻守に雑さが目立ってしまう。
残り1分半で1桁差まで行き、さらにバトラーのスリーで6点差まで持ち込めたPHI。
さらにスティールや2ndチャンスでポゼッションを奪い、バタバタしつつもさいごはダウティンのフローターで加点4点差にして堪らずWASがタイムアウト。
残り38秒、WASは時間を使って最後はサーがフローターを決め手きて6点差に戻される。
PHIタイムアウト、残り18秒弱、リッキーがアタックしてFTを獲得、1本目成功、2本目失敗。
ファウルゲームに持ち込み、ヤブセレのショットをブクチェビッチがゴールテンディング、これで3点差になったかと思いきや、リプレイの判定で覆りWASボール。
そのまま試合は終了、最終119-114で敗退し6連敗になりました。
<所感>
WASの1Qのシーズンハイ45点を献上してしまい、その差を詰めていったものの届かず敗退となったPHI、これで6連敗。
ラストに追い上げていけはしましたが、内容としてはWASが付き合ってくれたという印象、もう少し早くエンジンをかけて詰めることが出来れば間に合ったかもという感じでした。
6人が2桁得点をし、バランスの良いオフェンスができたのが好材料、次に向けてまた切り替えていって欲しいです。
<その他気づいたこと>
- 前の試合までスターター起用されていたオキキはどうやら10日間契約からアップデートする事が出来ずチームから離れた模様。ボナの復帰でインサイドの枚数が増えたことも起因しているかもしれません。オフェンスリバウンドをよく取って貢献していた印象なので、次のチャンスを掴んで頑張って貰いたいです。
- 第1Qの連続スリーポイントを含め前半で15点を記録し牽引したヤブセレ、現状出場している選手たちの中では年齢、キャリアも上の方です。NBA復帰1年目からこんなシーズンになることは想定していなかったと思いますが、これだけの活躍ができればまたNBAに定着しそうな気がしています。残りのシーズンは若手の成長を助けつつも自分のアピールの場にも上手く使っていって欲しいです。
- WASはサーが存在感を発揮して24点、多彩なオフェンスの引き出しがありそうで長い目で見て成長が楽しみな選手の一人です。フィジカル的な部分を増やしていくのか、ハンドリングを身に着けて外の動きもできる様にしていくのか、WASがどう育てていくのか要チェックです。
GAME74 vs MIA × 95-118 23-51
<スターター>
ガーショーン・ヤブセレ
ジャスティン・エドワーズ
アデム・ボナ
クエンティン・グライムズ
ジェフ・ダウティンJr
<ゲームレポート>
6連敗中のPHIはスターターにボナを起用、ヤブセレと並べてMIAビッグマンに挑みます。
まずはバトラー→ボナのアリウープが決まり見事な先制パンチを放つPHI、さらに速攻からバトラーのスリーが決まり良い入りを見せます。
MIAはウェアの所から応戦、バトラーがまたスリーを決め、MIAはラーソン、ヒーローがスリーを決め返してきます。
そしてバムのFTでMIAがリード、その後もMIAがリードを広げPHIが追いかける。
3点ビハインドで中盤へ、食らいつくPHIですがMIAもスリーをしっかり決めてきます。
PHIはここでリッキーを投入、グライムズが4PTプレイをもぎ取りワンポゼッション差で追いかけるPHI。
MIAはベテラン、バークスがスコアを伸ばし、PHIはグライムズのスリーで追随。
2点ビハインドで終盤へ、PHIはシフィーノがイン、MIAのディフェンスにターンオーバーが増えてしまいジワジワと点差を広げられ始める。
さらにロニーが投入され、ボナのブロックやリッキーの連続トランジションフィニッシュなど、意地を見せるPHI。
MIAのゾーンに苦戦気味でしたが、最終34-29で5点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、ミッチェルのFTでMIAが先制、すぐにリッキーのスコアで返すPHI。
MIAのゾーンに引き続き苦しめられるPHI、ロニーのスリーやリッキーのトランジションのプッシュのおかげで点差を詰めて5点差。
流れを嫌ったMIAがタイムアウトを取得、中盤に入るとMIAが2桁リードに広げてきて、PHIは我慢の時間帯。
リッキーのトランジションでの貢献が目立つ前半、4点ビハインドで折り返したPHIはここでバグリーが初登場。
MIAも盤石と言う訳ではなく、PHIにも付け入るチャンスはありながら、5点ビハインドで終盤へ。
エドワーズのバスカンで2点差に迫り、逆転のポゼッションが何回かきますが決め切れず。
ここでミッチェルがスリーを決めてきて、PHIは終わり際にオフェンスが停滞。
ラーソンが良いディフェンスから速攻に繋ぎ存在感を発揮、最終62-53で9点ビハインドで後半へ。
第3Q、MIAがバムのスコアで先制、いきなり2桁差にされたPHIはエドワーズのジャンパーで応戦。
イーブンな展開で進行し6点ビハインドで中盤へ、このまま粘りを見せたいところでしたが、MIAが連続得点し10点差になったところでPHIがタイムアウト。
ATOはグライムズのジャンパー、バトラーのスリーで連続得点、5点差に迫り、今度はMIA側がタイムアウト。
ATOにバトラーのフローターで1点差に迫りますが、ここからMIAがスコアを伸ばし9点ビハインドで終盤へ。
PHIのゾーンに対してあまり嫌がっていない様子のMIA、バークスに連続でスリーを決められ、ペイントも崩される。
バグリーの連続ブロックなんかも出ますがラーソンにバスカンを取られ、16-4のランを出される。
攻守に集中力が切れてしまったPHI、MIAに大量得点を許し最後はバークスのブザビスリーを被弾、最終96-75で21点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、PHIは頭から出場していなかったウィーラーを起用、スローモーがゴール下を決めてMIAが先制。
シフィーノのミッドレンジで応戦するPHI、どちらもスコアが停滞し、点差はジワジワとMIAが広げていく展開。
22点ビハインドで中盤へ、ヒーローがしっかりと加点してくることで中盤に入ると、両チームインテンシティーが下がり始め大味な展開に。
ヒーローの連続得点で25点差にされて折り返し、単発で外のショットが決まり始めますが試合に大きく影響はせず。
8-0のランで17点差にして終盤に入りますが、ここからMIAが3rdユニットを徐々に投入。
最終118-95で敗退となり、PHIは7連敗となりました。
<所感>
ボナが16点10リバウンド、バトラーが19点10アシストと2人がダブルダブルを記録し活躍しましたが第3Qに引き離されて7連敗。
MIAのゾーンに苦戦しみ続け、チームとしての解決策を見出せなかったこの試合、各選手の個人技で突破できずに圧倒されてしまったため、この辺りの対応をコーチ陣も上手くなっていかないといけないと思いました。
連敗が続いてしまっていますが、ここまでのシーズン最長は9連敗なので、それは更新することがないよう願っています。
<その他気づいたこと>
- MIAは試合の最後の3rdユニットの中にハケスが混ざっていました。コンディション調整なら出場しなければ良いのでリアルローテーション落ちなのかもしれません。その辺りの選手起用や意図は読み取りきれませんでしたが、MIAはおそらくプレイインには滑り込みそうなので、そこでどんな起用を見せるのか、チェックしていきたいです。
GAME75 vs TOR × 109-127 23-52
<スターター>
ジャスティン・エドワーズ
アデム・ボナ
ロニー・ウォーカー4世
ジャレッド・バトラー
リッキー・カウンシル4世
<ゲームレポート>
B2Bを戦うPHI、ヤブセレ、グライムズといったメンツがお休みになり、7連敗中の中ホームにTORを迎えての1戦。
まずはウォルターが速攻でFTを獲得し先制、PHIはバトラーのペネトレイトで応戦。
さらにロニーの連続得点でリードをするPHI、TORも追随し点の取り合いになる立ち上がり。
バレットのスリーでTORが2点リードにして中盤へ、PHIの方がターンオーバーが多くなってしまってますが、ボナがブロックで見せて踏ん張る。
折り返しのところでバグリー、シフィーノがイン、PHIは勿体無いミスが続きちょっと気を引き締めたいところ。
9点ビハインドになったPHIはゾーンディフェンスを敷き、リッキーがスリーと速攻で連続得点し踏み止まる。
終盤に入ったところでリースがイン、2点差まで迫ることができたPHI、TORは堪らずタイムアウト。
ATOは一進一退の攻防、ウィーラーが入りFTを獲得して逆転に成功するPHI。
すぐさまTORはバーンズが起点となり連続得点を演出、またTORがリードし、PHIはシフィーノがタフなスリーを沈めて第1Q終了。
32-31、1点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、どちらも流れを引き寄せきれない中でイーブンな展開が続く。
TORはバーンズ、もしくはバレットがコートにいることで柱になる選手を起点に展開、ジワジワ離され始め8点ビハインドで中盤へ。
トランジションからスリーを決められ11点差になりPHIがタイムアウト、その後もTORがトランジションを中心にスコアを伸ばす。
9点ビハインドで終盤へ、TORも少しスローダウンし始めたのでこの間に詰めたかったPHIですが上手くいかず。
ラストには相手のディフェンスのプレッシャーもない中でボールキャリーが遅く8秒バイオレーションを取られるなど、お粗末なプレイが出てしまったPHI。
最終63-49で14点ビハインドで後半へ。
第3Q、ボナがいきなりバレットをクリアブロックし存在感を発揮、その後もボナのゴール下でPHIが加点。
しかしTORがテンポ良く加点し21点ビハインド、バーンズが自らの連続得点と速攻をプッシュしリードを広げてきます。
中盤に入り両チーム集中力が切れ気味でインテンシティーが下がり始めるこの試合、PHIは2-3のゾーンにすることと、ロニーがオフェンスの中心を担い始め11-0のランで10点差に。
TORが立ち直るのに時間が掛かっている間に主導権を握ってしまいたかったですが、そこはPHIも完全にモノにすることは出来ず、自らターンオーバーでチャンスを失ってしまう。
12点ビハインドで終盤へ、PHIは速攻からロニーのパスにシフィーノがアリウープでリバースレイアップに持ち込みアクロバティックなプレイを披露、TORがまたタイムアウトを取ります。
ATOもPHIがトラップを仕掛けターンオーバーを誘発、スコアに繋いで6点差。
シフィーノがこの時間帯連続スコア、ただターンオーバーも出てしまい、TORがバトルのスリーで応戦してきます。
最終95-82、13点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、バレットのスリーでTORが先制、PHIはTORが前がかりになったところを裏を付いて、ボナのダンクで応戦。
ただTORにペースを掴まれてしまい、20点ビハインドに押し戻されて中盤へ。
TORも盤石な試合運びではなく、ミスもちょこちょこあるのでチャンスはありそうですが、PHIはそれをモノに出来ず。
終盤にかけてはPHIの方がスコアを伸ばしましたが、最終127-109で敗退、PHIは8連敗になりました。
<所感>
第2Qで付けられた点差を詰めることが出来ずに敗退となったPHI、ロニーが23点、ベンチから出場のシフィーノが18点とオフェンスを牽引。
またボナが5ブロックを記録しキャリアハイをマーク、テンディングもありはしましたが、持ち味を発揮していた様に思います。
第3Qには良い追い上げを見せていましたが詰めが甘い部分が多かった印象、減らせるターンオーバーが多いのでチームとしてクオリティーを上げて、良い試合をしていってもらいたいです。
<その他気づいたこと>
- この試合の前にレポートされていましたが、シーズンを通して異なったスターティングラインナップを起用した数が51に到達し、近年で最も多かった23-24シーズンのMEMと並んだ様です。それだけ今季のPHIは選手の運用に苦労したという事だと思います。この経験がチームとして先に繋がっていくことに期待したいです。
- PHIはヤブセレ、グライムズがいない事でオフェンスでのファーストオプション不在が感じられた試合。スコア的にはロニー、シフィーノが頑張りましたが、ハーフコートで起点となれる様に誰かがさらにステップアップするのを楽しみにしたいです。
- TORのバーンズはこの試合スタッツ的には目立つ活躍を残しませんでしたが存在感はしっかりあって、リム周りでの攻防、自らプッシュしてゲームメイクも出来るというポテンシャルの高さは相変わらずあるなと思いました。彼がいつ大勢するのか非常に楽しみです。
week24のスケジュール
4/2:GAME76 @ NYK
4/4:GAME77 vs MIL
4/6:GAME78 vs MIN
連敗が8まで伸びて苦労が続く今年のPHI、グライムズ、ヤブセレ辺りはだいぶ存在感が出てきているので、次に誰が続くことができるか。
現状契約を持っているとか、2wayだとか、10日間だとかは取っ払って、全員で席を奪い合い切磋琢磨する様な形に持っていってくれたら見応えあるなと思っているので、頑張ってもらいたいです。
最後に
新年度のリズムがちょっとずつ捉えられて来ました。
なかなか時間が取りづらい状況になって来ているので、このピックアップチームの企画がだいぶ遅れているのを、せめてプレイインやっている間くらいには終わらせて、ポストシーズンは集中して見れる様にしたいなと思っています。
ただ流して見てもつまらないので、しっかり選手たち、チームの未来を見据えてレポートしていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2023-2024
イースト:ミルウォーキー・バックス
ウエスト:フェニックス・サンズ
2020-2021