
最近トマトスープを作るのにハマっています、しーてぃーです。
カット野菜、きのこ類ぶち込むのと、締めにパスタ食べるのが最高な流れです。
本日のレポート内容
DENのサマーリーグ2025を振り返る
サマーリーグロスター
No/名前/プロ歴/最終チーム
契約選手
4.リース・ビークマン/1年/BKN
5.ハンター・タイソン/2年/DEN
6.レイン・スミス/ルーキー/ルイビル大
9.キヨンテ・ジョンソン/1年/グリーンズボロ・スウォーム
10.ブー・ブイェ/ルーキー/ウエストチェスター・ニックス
14.ダロン・ホームズ2世/ルーキー/DEN*昨年ドラフト.怪我のためプレイせず
16.ローガン・ジョンソン/ルーキー/セント・メアリーズ大(カリフォルニア)
20.カオディリチ・アコブンドゥ・イォグ/ルーキー/メンフィス大
21.スペンサー・ジョーンズ/1年/DEN*2way契約
22.テレンス・ハーグローブJr/ルーキー/セント・ルイス大
23.タマラ・ベイツ/ルーキー/ミズーリ大*2way契約
24.タイレル・ハリソン/ルーキー/ブリスベン大
25.カーティス・ジョーンズ/ルーキー/アイオワステイト大
31.EJ・リデル/2年/CHI
41.イボゥ・バッジ/1年/テネリフェ(スペイン)
43.ドノバン・ウィリアムズ/1年/上海シャークス(中国)
観戦前の所感
昨季怪我だったホームズが楽しみ
昨季全休してしまったことで、今年ルーキー扱いとなるホームズ。
優勝した時のメンバーから少しずつメンツが変わっていっているDEN、個人的にはアーロン・ゴードンをベンチから出場させる、もしくはだいぶ休ませられるくらいプレイタイムをシェア出来たら良いなと思っています。
ジーク・ナージにも、ストローサーにも、タイソンにも期待していますが、ホームズがまずはサマーリーグでどれくらいのパフォーマンスを見せるか楽しみです。
DENのローテは割とガチガチ
今年ベテラン達が続々加入したDEN、MPJとトレードで入ってきたキャム・ジョンソンはフィットしそうな空気が出まくってますし、ヨーロッパへの移籍が噂されたバランチュナスも残ることになりました。
そして個人的に一番楽しみなブルース・ブラウンのカムバックと、若手とベテランのバランスが凄く良くなった感じがしています。
空いている枠は多くはないですが、このサマーリーグロスターの中からまずは一つ空いている2wayの枠を誰が勝ち取るか、非常に楽しみです。
ラスベガス・サマーリーグ
7/11 VS MIL GAME1
<スターター>
ハンター・タイソン
ダロン・ホームズ2世
タイレル・ハリソン
スペンサー・ジョーンズ
リース・ビークマン
<ゲームレポート>
DENのタイソンがゴール下、ステップバックスリーで連続得点してスタート、その他の選手はちょっとエンジン掛かるのが遅い印象。
ホームズのスリーでリードを広げて折り返し、ATOにまず出てきたのはNBAキャリアのある方のリデル。
タイソンが引き続き好調、次に交代で入ったのがカーティス・ジョーンズとベイツ、カーティスはいきなりMILのブイェにスティールくらい勿体無い入り。
一度ベンチに下がったハリソンをまた戻してきたので、ある程度ローテーションが決まっている様子のDEN。
リデルが得点を伸ばし、DENはオールコートのゾーンからの2-3ゾーンを試しますが、いきなりディフェンス3秒取られる。
MILはシューターのライアンが高確率でシュートを決めて逆転、最終19-18で1点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、DENはブー・ブイェ、キヨンテ・ジョンソンがイン、ハリソンがナイスフットワークでフックを決める。
ベイツがちょっとかかり気味でターンオーバー続いちゃいますがハリソンがフォロー。
MILがリードを維持、中盤はシーソーゲーム、ジワジワとDENが離されて10点差にされますが、タイソンがアンドワンをねじ込み1桁に戻す。
最終46-37で9点ビハインドで後半へ。
第3Q、スターターに戻しているDEN、ホームズのアタック、ビークマンのアンドワンで連続得点しスタート。
さらにビークマンのスコア、ホームズのスリーで11-0のランで逆転に成功するDEN。
さらにホームズが素晴らしいブロックも見せ存在感出してくる中盤、MILもスコアを続け、またDENがビハインドに。
ただ調子が上がっている様子のホームズがペネトレイトからのスコアを見せこのクオーターを牽引。
前半はちょっとミスが目立ったカーティス・ジョーンズも連続スリーで貢献、そしてベイツのアンドワンで9-0のラン、終盤に逆転。
終わり際はリードチェンジを繰り返し、最終64-64の同点で最終クオーターへ。
第4Q、立ち上がりはキヨンテ・ジョンソンの連続得点、ベイツもスコアし点の取り合いに。
ハリソンもペイントで得点を伸ばしDENがリードを維持して折り返し。
この試合最大の8点リードに成功し残り3分弱、MILのスリーが連続で決まりワンポゼッション差に詰められるDEN。
残り1分を切って2点リード、ブイェのフローターが決まらずに速攻を出されて同点。
残り30秒、タイソンのショットが落ち、ホームズのジャンパーも落ちたところを最後はリデルがプットバックダンクでフィニッシュ。
残り5秒、ここでMILのブイェがタフなシチュエーションながらスリーをねじ込みブザービーター、最終90-89でDENは惜しくも敗退となりました。
<振り返り・所感>
タイソンが12点11リバウンドのダブルダブル、一番ゲームに貢献した印象を持ちました。
ホームズが後半ギアを上げて15点、またハリソンも13点8リバウンドと頑張りました。
ベンチから出場のリデルが12点11リバウンド、その他バランスよくスコアしたDEN。
最後はMILのブイェに勝利を持って行かれましたが、切り替えて次の試合はチーム全体で頭からガンガン飛ばしていって欲しいです。
<その他気づいたこと>
- サマーリーグ1試合目10人ローテーションにしていたDEN、この1試合目にプレイタイムもらえなかった組から誰がステップアップしてくるか楽しみです。
- MILは昨季SASのサマーリーグで見ていたブイェがブザビで勝利を掻っ攫って行きました。そしてリビングストンとナンス、ルーキーのライアンが存在感を発揮。個人的には推していたAJJのエグい活躍が見たかったです。
- 試合中のアデルマンHCのインタビューの中で、どうやらバランチュナスをロスターに加えられると発言してるっぽいので、海外に行ってしまうことはないと信じたいです。
7/13 VS MIN GAME2
<スターター>
ハンター・タイソン
ダロン・ホームズ2世
タイレル・ハリソン
スペンサー・ジョーンズ
リース・ビークマン
<ゲームレポート>
前の試合と同じスターターで臨むDEN、ファーストポゼッションからMINが激しいディフェンスを見せ雰囲気持っていかれそうななりますが、スペンサー・ジョーンズのショットでDENが先制。
MINはディリングハムがアリウープにプルアップスリー、ジャンパーと良い入り、DENはスペンサー・ジョーンズが好調を維持し連続得点。
DENは折り返しのところでリデルを起用、続いてベイツ、カーティス・ジョーンズがイン。
MINはシャノンが積極的にアタックでFTを獲得、DENは追いかける形で試合が進行。
DENはドノバン・ウィリアムズがイン、おそらくサマリ初出場。
終わり際にオールコートのゾーンをまた敷いて逆転にも成功しますが追い上げをくらい、最終最終25-20で5点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、頭からブイェがイン、ミスが目立つ立ち上がりですがウィリアムズが素晴らしいチェイダウンブロックを見せる。
11点差をつけられたDEN、このクオーター点を伸ばしているベイツがオフェンスを牽引。
最大で16点差をつけられ、シャノンを全く止められないDEN。
ここでホームズがコーナースリー、ダンクで連続得点、ただシャノンが止まらない。
最終52-38で14点ビハインドで後半へ。
第3Q、スターターで臨むDEN、後半のファーストスコアはハリソンのペイントでの得点。
MINがスローダウンしている間に詰めたいところですがなかなか波に乗れず。
折り返しの辺りはオフェンスが単調になり、一人ずつアイソしてるみたいな状態でリズムが生まれず。
ここでベイツも地味ながら得点を繋ぎ貴重な活躍を見せる。
終わり際に相手のミスが続きそこから連続得点、最終70-61で9点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、まずはハリソンのゴール下で先制、その後は互いにスコアを伸ばしていく展開になり大きく点差は変わらず。
ここでシャノンがエグいトマホークダンクを決めて会場大盛り上がり、DENもペースを上げて追いつこうとしますがまくれず。
最終94-83でDENはサマーリーグ2連敗となりました。
<振り返り・所感>
試合の入りから気合の入っていたMINディフェンスに苦戦したこの試合、チームトップはスペンサー・ジョーンズの19点。
タイソン、ホームズはちょっと大人しく、ベンチからベイツが13点、カーティス・ジョーンズが10点を記録。
相手のディフェンスを攻略できず、他の部分で頑張れるという証明ができればよかったですがこの試合はそこが上手く行きませんでした。
個人のアピールと、勝利に貢献するためのムーブとのバランスを考えさせられた1戦でした。
<その他気づいたこと>
- このロスターでは中心選手とあるべきであるタイソン、ホームズ、リデル辺りが沈黙してしまったこの試合。スペンサー・ジョーンズがハッスルプレイで貢献、頑張ってくれる選手がプレイのクオリティを上げていければDENなら出場チャンスありそうなので、この試合で彼の評価が自分の中で上がりました。
- この試合が初出場となったドノバン・ウィリアムズ、そしてちょっとしか出れなかったブイェとDNPとなったキヨンテ・ジョンソン、プレイタイム争いの方もしっかり追いかけていこうと思います。
- MINは昨季のポストシーズンでもプレイタイムをちょっともらっていたシャノンが違いを見せました。個人的にはディリングハムの覚醒に期待したいと思っています。MINはゲームの入りからエナジーが高くて好感の持てるチームでした。
7/16 VS TOR GAME3
<スターター>
タマラ・ベイツ
ダロン・ホームズ2世
タイレル・ハリソン
スペンサー・ジョーンズ
リース・ビークマン
<ゲームレポート>
スターターからタイソンが抜けてベイツが入った2連敗中のDEN。
ホームズのスリーで先制するDEN、FTで得点を伸ばすDENに追随するTOR。
どちらも落ち着かない展開が続く中、ハリソンがリバウンドで存在感を発揮。
ベンチから最初に出場したのはリデル、早速ジャンパーを沈めます。
ターンオーバーが目立つDENですが、なんとかリードを維持、DENはFT後にフルコートのゾーンから2-3のゾーンと戦術的なディフェンスを実施。
DENはさらにウィリアムズ、ブイェ、カーティス・ジョーンズを投入、カーティス・ジョーンズが1本目のスリーをヒット。
その後もDENのスリーが高確率で決まり、最終25-21で4点リードで次のクオーターへ。
第2Q、頭からキヨンテ・ジョンソンがイン、ワンポゼッション差で追随してくるTORをブイェのスリーで突き放す。
DENがゲームの主導権を握り、ディフェンスから速攻に繋ぎリードを保ったまま折り返し。
相手のターンオーバーにも助けられながら、トランジションで加点していくDEN、リデルのブロックやビークマンのヘルドボールなどディフェンスでも良いところが見られます。
最終44-39で5点リードして後半へ。
第3Q、ビークマンのフローターで先制、ただ開始直後からインバウンズのところで手こずっている印象。
前掛かりになっているTORディフェンスをかわし加点していくDEN、対するTORはシェッドの連続得点で追い上げを開始、そしてルーキーのボイルズのスリーで逆転を許す。
イケイケなTORのペースに飲み込まれたDEN、一度タイムアウトで立て直し。
ここでウォルターも良いディフェンスを見せ存在感を発揮、19-0のランで引き離されるDEN、続けてタイムアウトをとる羽目に。
ここでインサイドを務めていたハリソン、ホームズ共に下げて初出場のハーグローブJrを起用するDEN。
TORの攻撃は止まらずに2桁ビハインドを背負うDEN、ウィリアムズがスティールから速攻を決めて流れを変えにかかる。
最後はカーティス・ジョーンズがスコアを繋ぎ、最終73-62で11点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、いきなりアクシデント発生、ブイェが接触後にスコアラーテーブルに腰を強打、そのまま戻って来れず。
ただDENの方がディフェンスからの速攻を連発し点差を縮める序盤。
DENはここでまたターンオーバーが目立ってしまい、得点が伸び悩み。
そして直前に相手選手と揉めていたリデルがハードファウル、これをきっかけに選手たちが揉み合いになり乱闘直前に。
結局売れグラントファウル2で退場となるリデル、DENはこの悪い流れをどう盛り返していくか。
10点ビハインドで残り半分、ここでTORのショムシェがビッグブロックにトランジションでアシスト、ベンチも盛り上がり才能の片鱗を感じさせました。
カーティス・ジョーンズが高確率でショットを沈め、ベイツも速攻でスコアを伸ばし粘りを見せるDEN。
ただTORもウォルター、ローソンとスコアを伸ばし、点の取り合いになる終盤。
どちらも早いテンポで加点していく中、残り1分弱でベイツのスリーで4点差まで迫る。
時間のないDENはスリーの早撃ちで追い上げを見せ、スペンサー・ジョーンズのスリーで2点差、さらにビークマンのFTで1点差まで詰める。
しかしあと一歩届かず、最終101-97で敗退し3連敗となりました。
<振り返り・所感>
第3QにTORのスリーがよく決まり一気に突き放されてしまったDEN、リデルの退場なんかもあり厳しい状況ではありましたが、最後までよく粘りました。
チームトップはベンチから出場のカーティス・ジョーンズが20点をメイク、その他4人が2桁得点、3人が8〜9点とバランスよく加点しました。
0-3になってしまいましたが、内容的にはMILにブザビで敗退したのと、この試合なので結果に一喜一憂せずに残りの試合も有意義なものにしてもらいたいです。
<その他気づいたこと>
- 試合展開も影響してか、選手の起用リズムがだいぶ違ったDEN、ハリソンのプレイタイムが落ちてしまいました。タイソンもいない中でホームズがアピールできるチャンスが増えているので彼がどこまで頑張れるか。この試合リバウンドでは貢献してましたが、もっと積極的にショットに行ってもらいたいです。
- この試合ベンチから出場しチープトップのスコアを上げたカーティス・ジョーンズ、1試合目の入りがいきなりミス続いて不安視していましたが、スコアリングで長所をアピールできました。このまま得点でチームを引っ張れるか、気になるところです。
- 昨季レギュラーシーズンに出ていた選手も多く若いTOR、チームのコンセプト、誰を伸ばしていくのかにもよって変わってきそうですが、このサマーリーグに出ている選手たちの中で誰がまず頭角を表してくるか、楽しみです。
7/18 VS LAC GAME4
<スターター>
タマラ・ベイツ
ダロン・ホームズ2世
EJ・リデル
スペンサー・ジョーンズ
リース・ビークマン
<ゲームレポート>
ハリソンが不在となり、リデルが入ったDEN。
活躍が期待される状態のホームズ、トランジションでファウルを獲得しFTで先制、次のポゼッションも速攻の先頭を走りスコア。
相手に分かりやすいビッグマンがいないのも相まって、リデル、ホームズが存在感を放つ序盤。
DENがプレッシャーを高め相手のターンオーバーからスコアを伸ばす。
DENの最初の選手交代はカーティス・ジョーンズと、ビッグマンポジションに初出場のバッジ。
カーティス・ジョーンズがアシストにスリーとオフェンスを牽引、連続スリーで2桁リードに成功。
DENはウィリアムズ、ハーグローブを投入、最終21-11で10点リードで次のクオーターへ。
第2Q、頭から投入されたのは初出場のイォグ、まずはDENはリデルが得点を伸ばし、ディフェンスでも各自が良い動きを見せます。
序盤にキヨンテ・ジョンソンが投入され、2桁リードを保つDEN。
ディフェンスの集中力を切らさずに戦えているDEN、ボールシェアも素晴らしくクオリティ高いゲームを展開。
スペンサー・ジョーンズがスリーを何本か沈め、最終46-27で19点リードで後半へ。
第3Q、ホームズのアンドワンからスタート、しかしLACもテンポ良く加点していく序盤。
最大で25点リードするDEN、しかしここからちょっと躓く。
ホームズのスリーで悪い流れを断ち切った様に見えましたが若干油断したプレイが散見される。
一度タイムアウトで切り替えようとしますがLACのゾーンに引っかかり、8-0のランを出される。
最終70-54で16点差で最終クオーターへ。
第4Q、ゾーンを継続するLACに対しDENはスペンサー・ジョーンズがスリーを沈めてアンサー、さらにリデルも良いカッティングを見せる。
ただ流れは勢いの出てきたLAC、DENはディフェンスを頑張ってオフェンスの低調さをカバー。
14点リードで折り返し、ここからDENは得点が止まってしまい停滞。
残り2分半で1桁差にされ、残り1分弱にはワンポゼッション差に迫られる。
この相手の猛攻をなんとか食い止めたのがリデル、LACの速攻をブロックで阻止し、残り数秒。
LACのスリーが外れ、最後にベイツがFTを獲得、しっかり2本決めて最終81-76でDENが勝利、サマーリーグでようやく1勝目を取りました。
<振り返り・所感>
前半はDEN、後半はLACが主導権を握りなんとか逃げ切ってサマーリーグ初勝利を飾りました。
ホームズがリーディングスコアラー、続いてスペンサー・ジョーンズがスリーを確率よく沈めて17点。
またベンチから出場のカーティス・ジョーンズも13点をマーク、スコアだけでなくアシストでも目立ってました。
試合内容的には完璧とは言えず、最後に詰められてちょっと危なかったですが、1勝とりあえず挙げられたのは良かった事だと思います。
<その他気づいたこと>
- ビッグマン不足の中でリバウンドを頑張ったホームズ、19点17リバウンド5アシストとオールラウンドな活躍。またベンチから出場のカーティス・ジョーンズも引き続き得点能力を見せた2桁得点、だいぶ活躍する選手が偏ってきました。
- 逆に初出場組はまだ波に乗れていないといった様子、残りの試合でスパークする選手が出てくるのを期待したいと思います。
- LACはジョーダン・ミラーが活躍、聞き覚えのある選手が多かったですがこの試合では活躍を見せられず。LAC自体はベテラン選手たちがまた集まり始めているため、若手がどう絡んでいくのか要チェックです。
7/19 VS LAL GAME5
<スターター>
イボゥ・バッジ
カーティス・ジョーンズ
タマラ・ベイツ
ドノバン・ウィリアムズ
リース・ビークマン
<ゲームレポート>
ホームズ、リデル、スペンサー・ジョーンズとスターターが3人変わったDEN、最終戦を迎えます。
ベイツが速攻でファウルを獲得しFTで先制、さらに素晴らしいパッシングでウィリアムズが速攻でフィニッシュ。
その後も試合を優位に進めるDEN、時間をかけずにフィニッシュする意識がこれまでで一番高い印象。
LALはスワイダーがオフェンスを牽引、DENは折り返したところでこのサマーリーグ初出場のレイン・スミスがイン。
接戦の展開の中でDENはキヨンテ・ジョンソン、イォグ、ハーグローブを順次起用、リードチェンジを繰り返す展開。
最終25-24、スミスのレイアップで1点リードにして次のクオーターへ。
第2Q、LALがデイビスの連続スコアで先制してくる中でカーティス・ジョーンズがサイズ差を活かして応戦。
LALが一歩リードしそれを追いかける展開のDEN、ベイツが相手選手と接触して出血した様な対応を見せるスタッフ陣。
結局この試合はベイツが戻ってくることが出来ず、さらにスターターを失った状態のDEN。
しかしディフェンス頑張って速攻に繋ぎ、イォグがペイントで存在感を発揮、ハーグローブの連続速攻でLALを逆転して前半を終了。
最終47-43で4点リードにし後半へ。
第3Q、ベイツの代わりにキヨンテが頭から投入される。
立ち上がりはLALがテンポ良く加点しリードを奪い、DENはまた追いかける展開に。
ワンポゼッション差で推移する中でLALはスワイダー、DENはカーティス・ジョーンズのスコアで互いに加点。
スミス、カーティス・ジョーンズのスコアでツーポゼッションリードに成功、そのままクオーターを終え、最終76-69で7点リードで第4Qへ。
第4Q、スミスのスリー、バッジのダンクで2桁リードに成功。
LALのショットの確率が上がらず、ジワジワとリードを広げるDEN。
カーティス・ジョーンズの連続得点でさらに点差を開き、若干ゲームのインテンシティが下がり始める。
各々が懸命のアピール、若干バタついてしまいましたが、最終106-84で勝利、DENはサマーリーグを2勝3敗で終えました。
<振り返り・所感>
最後2連勝でサマーリーグを締め括ったDEN、この試合はメインでローテーションしてた選手たちがお休みし、カーティス・ジョーンズがチームトップの22点と8アシストをマーク。
またベンチから出場のスミスが17点とアピール、ハーグローブも速攻で2桁得点、ウィリアムズも16点6リバウンドと頑張りました。
ここから誰が2way契約のポジションを勝ち取るのか、はたまた本契約者も出てくるのか、楽しみです。
<その他気づいたこと>
- 前半だけ出場したベイツ、ほぼハンドラーっぽいムーブの中で効果的なプレイが目立っていた印象ですが、残念ながら負傷退場、大きな怪我に繋がっていないことを祈ります。
- カーティス・ジョーンズがチームトップの22点をマーク、スコアリング能力はこの5試合を通じて比較的安定していた様に思います。
- ラスト1試合で出場機会を得たスミス、出場試合は1試合ですがこの試合でベンチ出場ながらチームトップのスリーを放ち印象的なパフォーマンスを見せました。
- LALはベンチから出場したRJ・デイビスが完全に好みの選手、アンダーサイズガードのインスタントスコアは最高です。またスワイダーが最初ノーミスでシュートを決め続け、ぱっと見クレイ・トンプソンみたいでした。
- LALはリンジー・ハーディングがHCを務めていました。女性HCの誕生がそろそろかと言われ始めている中で、ACにも女性が増えていきています。今後の動向、要チェックです。
所感
突出した個は現われず
というのが今年のDENのサマーリーグの印象、タイソンは2試合しか出場せず、その後は順番に活躍していってた印象。
個人的にはハリソン、ビークマン、リデルなど他のチームでの活躍の機会がありそうだなと思いましたがDENのメンツとのかみ合わせ的には大きなシナジーは生まないのかもと感じました。
逆にすでに2way契約を結んでいたベイツ、スペンサー・ジョーンズなんかは派手ではないですが、ロールプレイヤームーブがしっかりと出来ていた様に見えました。
彼らが上手くシーズン中に馴染んで来たら面白いなと思っています。
デイビッド・アデルマンHCの采配はどうなるか?
7月末にNBA rakutenがサービス終了してしまうため、時間は限られますが、24-25シーズンとポストシーズンの試合を少しずつ振り返っています。
デイビッド・アデルマンHCがシーズンの頭から指揮する今季、若手にプレイタイムが分配されそうな気配はしますが、それで1シーズンを勝ち抜けるか。
負けが混んだり、怪我人が出始めた時にHC自身もそうですが、DENの若手陣がどれだけアピールしてベテラン達を休ませられるか。
いくつか見たインタビューの中ではバランチュナスの「ポイントセンター」っぷりを評価しているらしく、ベンチユニットになってもビッグマンがボールを保持するスタイルを継続するなら、ウイングやガード陣は3PTだったり、ディフェンスでの貢献が求められると思うので、彼がどれだけその期待に応えるのか、楽しみです。
その後の契約状況
サマーリーグロスターの中から最後の2way1枠を勝ち取ったのはカーティス・ジョーンズ。
すごく印象的だったのがGAME1の入ってきて早々にターンオーバーしてしまい、厳しいかもという印象を持ってしまったところからグングンアジャストしてスコアリング能力の高さをアピールしていました。
DENはヨキッチがいて、そのポジションに必要な能力が高いことよりも何か秀でているものがあった方が以外とマッチするのかもしれません。
特にガード陣はヨキッチがいてくれるので得点に集中しやすい環境だと思いますから、ここからカーティス・ジョーンズの活躍が見れるか、楽しみにしたいと思います。
最後に
podcast番組「Lightning Catapult」が復活しました。
月曜を担当している元々の二人もそうですが、新たに加わった二人のトークも非常に面白いので、また私のリスニングライフが充実してきてホクホクです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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過去のシリーズはこちらから
2020-2021
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2023-2024
イースト:ミルウォーキー・バックス
ウエスト:フェニックス・サンズ
2024-2025
イースト:フィラデルフィア・76ers
ウエスト:サンアントニオ・スパーズ
この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます