#01 SASのサマーリーグ2024を振り返る




この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます

どうも、今年はいろいろなコンテンツを見漁っております、ctrainerです。

個人的には珍しく、ジャンプの連載中の漫画を追いかけ、無事ヒロアカを完走。

来週には呪術廻戦のラストが控えています。

楽しみです。

本日のレポート内容

SASのサマーリーグ2024を振り返る

サマーリーグロスター

No/名前/プロ歴/最終チーム/国籍

契約選手

27.ルカ・アブダロビッチ/R/オースティン・スパーズ/アメリカ

15.ジャマリー・ブイェ/2年/オースティン・スパーズ/アメリカ(2way契約)

5.ステフォン・キャッスル/R/コネチカット大/アメリカ(ドラフト1巡目4位)

25.シディ・シソコ/1年/スパーズ/フランス

7.デイビッド・デュークJr/3年/スパーズ/アメリカ

41.レイクワーン・グレイ/2年/スパーズ/アメリカ

29.ダリン・グリーンJr/R/フロリダステイト大/アメリカ

18.DJ・ホーン/R/ノースカロライナステイト大/アメリカ

55.ハリソン・イングラム/R/ノースカロライナ大/アメリカ(ドラフト2巡目48位)

19.ヤウヘン・マサルスキー/R/オースティン・スパーズ/ベラルーシ

31.ネイサン・メンサー/1年/ホーネッツ/ガーナ

36.セス・ミルナーJr/1年/オースティン・スパーズ/アメリカ

34.ライリー・ミニックス/R/モアヘッドステイト大/アメリカ

17.ジャミア・ネルソンJr/R/テキサスクリスチャン大/アメリカ

37.タイリース・ラドフォード/R/テキサスA&M大/アメリカ

35.タイソン・ウォード/R/ノースダコタステイト大/アメリカ

97.ドノバン・ウィリアムズ*ラスベガスから合流

53.イブラヒマ・ディアロ*ラスベガスから合流

59.ディモイ・ホッジ*ラスベガスから合流

観戦前の所感

キャッスルのパフォーマンス楽しみ

1巡目ドラフト4位で指名され、モックドラフトを見ても順当な指名と言われていることが多いキャッスル。

ガードとしてこのスパーズという組織でどう成長曲線を描いていくか、スパーズ産のガード陣は息長い印象もありますし、ポポビッチ、クリポ、そしてウェンバンヤマがいる環境というのはメチャメチャ楽しみです。

無名若手選手から駆け上がってくるかどうか

昨シーズンスパーズで2way契約を貰っていたデューク、グレイ、そしてNBAキャリアのあるメンサーなどはこの少ない席を争ってアピールしてくることが予想されます。

その他ルーキー組がこのサマーリーグでどんな爪痕を残すか楽しみです。

個人的にはジャミア・ネルソンの息子がいるのが驚き、お父さん譲りのプレイを見せてくれるか気になります。

カリフォルニア・サマーリーグ

7/7 VS CHA(カリフォルニア・サマーリーグ GAME1)

<スターター>

ハリソン・イングラム

シディ・シソコ

ネイサン・メンサー

ステフォン・キャッスル

ジャマリー・ブイェ

第1Q、ブイェが1番っぽい感じでキャッスルが2番っぽいスタート、SASはシュートが全然入らずにシソコのFTでファーストスコア。

中盤にワードがイン、キャッスルはプルアップジャンパー、レイアップを試みますがスコアには繋がらず、コーナーには良いパスを何本か出し、ようやくフローターで加点。

残り4分を切ってミニックス、マサルスキー、ミルナー、ネルソンJrといった2ndユニットがイン。

シソコが1stオプションっぽい立ち位置になりますがオフェンスが絶不調なSAS、CHAに点差を広げられ23-9と14点ビハインドで次のクオーターへ。

第2Qはアブダロビッチが頭から投入、SAS陣はウイングをオープンにし過ぎてスリーをバンバン決められ20点ビハインド。

ネルソンJrが良いバスカンとフローター決めましたがチーム全体としての組み立てはなかなか上手くいかず、SASのこの試合1本目のスリーはアブダロビッチが成功させる。

中盤からはSASも流れを引き寄せ始め、アブダロビッチが2本目のスリーをヒット。

SASが徐々にスターターのメンツを戻す中、キャッスルはまだ波に乗れずターンオーバーを続けてしまう。

メンサーがゴール下でフィニッシュしきれないシーンが続き、元所属していたCHAに対して空回りしてるかも。

CHAはゲイが活躍、最後にキャッスルが良いところを見せ、ペネトレイトからのパスでメンサーがフィニッシュしたり、スリーを決めたりと存在感見せました。

最終43-29で14点ビハインドで後半へ。

第3Q、メンサーがゴール下で連続スコアし点差を詰めてスタート、キャッスルもスコアを伸ばし1桁差にするSAS。

2ndユニットに徐々に移行し始めたところでまたターンオーバーが目立ち、リードを広げられる。

終盤に前半は出場していなかったグリーンJrが起用され、CHAが勢い付いていき、最終63-47で16点差で最終クオーターへ。

第4QはまたCHAがゲイ、シンプソンを中心にテンポよくオフェンスを展開、SASはラドフォードがこの試合初めてコートに立ちます。

どんどん点差を離されていくSAS、オフェンスが単発でシュート決まらず、トランジションでも相手を捕まえ切れていない印象。

残り6分を切って再度スターターにするSAS、ただ大きく流れを変えることはできず。

試合を通じてキャッスルはそれなりの存在感を発揮、しっかりペイントタッチできるしそこからの捌きも良い印象でした。

最終97-65でSASのサマーリーグ初戦は大敗となりました。

スタッツ

7/8 VS SAC(カリフォルニア・サマーリーグ GAME2)

<スターター>

タイソン・ウォード

ハリソン・イングラム

ネイサン・メンサー

ルカ・アブダロビッチ

ジャマリー・ブイェ

SASはキャッスルが1試合のみでお休み。

ブイェが積極的にアタックしFTでスコアを稼ぐ序盤、中盤に入っても良いバスカンをもぎ取り流れを作る。

前の試合は出ていなかったホーンが起用され、ウォードが2本目のスリーを決めてこちらも良い感じ。

接戦のまま終盤へ、ネルソンJr、ミルナー、マサルスキー、ラドフォードと順に起用される。

終わり際はSACのキーオン・エリスが存在感を見せ最終23-19で4点ビハインドで次のクオーターへ。

第2QはSACのペースでスタートしジワジワ離されるSAS、グリーンがリバウンド争いで負傷し脚を引きずる。

ブイェのところのミスマッチを突かれ2桁ビハインドになるSAS、SACのトランジションを止められずに流れを掴めないまま終盤へ。

スターターに戻したSAS、イングラムがジャンパーで繋ぎ最終44-34で10点ビハインドで後半へ。

第3Q、メンサーのブロックからブイェがFTに繋げたり、イングラムがスリーを決めたりなど良いシーンもありましたが主導権を握ることはできず。

SACのアイザック・ジョーンズに強烈なダンクを決められ、SASのオフェンスは個人技頼りになり、徐々に点差が開いていく終盤。

SACの勢いが出始めたところでボールが落ち着かずバタついてしまったSAS、最終64-51で13点ビハインドで最終クオーターへ。

第4Qは前半で脚痛めたっぽかったグリーンがカムバック、SASはスリーが決まらずにオフェンスで苦戦。

試合を通じてイングラムが前の試合よりもアジャストしてきた印象、ミドルを着実に決めてゲームを繋いでくれています。

ペイントでフィニッシュし切れなかったり、ゴール下で当たり負けしてしまうシーンが前の試合から見受けられ、この辺りを今後頑張っていけるかどうか。

終盤には20点ビハインド、ディフェンスがイマイチなのでトランジションのオフェンスを出せずに苦しい展開のまま試合は進行。

最終85-59で2試合続けての大敗となりました。

スタッツ

7/10 VS チームチャイナ(カリフォルニア・サマーリーグ GAME3)

スターター

シディ・シソコ

ハリソン・イングラム

ネイサン・メンサー

ステフォン・キャッスル

ジャマリー・ブイェ

1試合目のスターターに戻したSAS、序盤はフィジカルの差もある中でチームチャイナのファウルがかさみ、SASがリードを広げる。

キャッスルの豪快なボースハンドダンクも飛び出す中で、折り返しのところでSASは徐々に2ndユニットを投入、ウォード、マサルスキー、ミルナーと入ります。

SASはネルソンJrを起用、なかなか突き放すことはできずにちょこちょこチームチャイナのトラップに引っ掛かってしまう。

ただキャッスルがペイントからのスコアを伸ばし、最後にランを見せ最終29-20で9点リードして次のクオーターへ。

第2Qはアブダロビッチがイン、チームチャイナは#四のガードの選手がギアを上げ連続アタック。

イングラムの連続得点で応戦するSAS、さらにブイェがトランジションで加点し9点リードに戻したところでチームチャイナのタイムアウト。

折り返しのところでキャッスルがカムバック、終盤にかけてチームチャイナが追い上げ始め、SASはシュートが決まらなくなり始める。

最終47-44でSASが3点リードして後半へ。

第3Qはオフェンスの低調が続き同点は免れるもののリードを広げられないSAS。

ただディフェンスの強度は上がってきた印象、相手に気持ちよくオフェンスは展開させない様にしています。

徐々に点差を離していくSAS、キャッスルのバスカンジャンパーで2桁リード。

その後もチームチャイナにプレッシャーをかけ続け最後はブイェがダンクフィニッシュ。

10分のクオーターで相手に7点しか奪わせず、SASが64-51で13点リードして最終クオーターへ。

第4Qはメンサーがゴール下で奮起し存在感を発揮、身体を張ってリードを広げていく。

中盤には20点リードに成功、若干ゲームのインテンシティも落ち始めSASは出場していなかったホーン、グリーン、ラドフォードを投入。

最終89-67で勝利しカリフォルニアでのサマーリーグは1勝2敗で終了しました。

スタッツ

振り返り

全体的にクオリティはそんなに高くない

ビッグマンがちょっと足りていない印象のSAS、最初の2試合を大敗し3試合目のチームチャイナ戦も実力差が見え隠れする中で追いつかれたり、何だか噛み合っていない様に見えます。

個人個人は割と良い見せ場がチラホラあるので、あとはチームとしてまとまったプレイをすれば勝ちには近づきそうですが、アピール合戦になってしまいがちなのがこのサマーリーグ。

現状契約がある選手でも他に良いパフォーマンスを見せる選手がいたら入れ替えられると思うので、気を引き締めて戦っていって貰いたいです。

ラスベガス・サマーリーグ

7/14 VS POR(ラスベガス・サマーリーグ GAME1)

<スターター>

シディ・シソコ

ハリソン・イングラム

ネイサン・メンサー

ステフォン・キャッスル

ジャマリー・ブイェ

ラスベガスの1試合目、スターターはこれまでと変わらず。

序盤はPORリード、キャッスルがアタックから良いパス出してますがスコアにつながらず。

メンサー、イングラムがペイントからスコアを伸ばしキャッスルもコーナースリーを決めてSASがリズムに乗り出す。

折り返しのところでウォード、マサルスキー、ウィリアムズがイン、SASがリードをさらに広げ2桁リード。

キャッスルがコーナーへのアシストに加えユーロステップからのバスカン、キレのある動きを見せます。

PORも終わり際に追い上げを見せますが、最終28-18でSASが10点リードして次のクオーターへ。

第2Qは頭からネルソンJrがイン、メンサーがクリンガンの高さをかわしながら連続スコア。

中盤に勿体無いミスが連発してしまいますが2桁リードは維持、オフェンスが停滞した時間はキャッスルが自らのスコアで繋ぐ。

イングラムも2連続でスリーを沈めランを作り、51-31で20点リードで後半へ。

第3QはPORが良い立ち上がりを見せますが、SASもしっかりと立て直し。

折り返しのところで2ndユニットにするSAS、ミスが続いてしまうシーンもありましたが大きく崩れる事なく試合を進行させ、カリフォルニアの時よりも安心して見れる感じになっています。

終わり際にこちらもラスベガスから合流しているディアロがイン、最後にブイェが連続スティールからスコアし最終73-55で最終クオーターへ。

第4Qはどちらもオフェンスのクオリティがちょっと下がり、点差も相まってちょっとインテンシティが下がる。

PORがジワジワと追い上げ始め、12-3のランをくらって11点差。

キャッスルがゴール下で積極し危ない落ち方して一瞬ヒヤッとしましたがとりあえずは大丈夫そうでプレイを継続。

残り2分を切りとうとう1桁差に迫られるSAS、ターンオーバーも続き4点差まで詰められる。

お粗末なプレイが続きましたが、なんとか逃げ切り最終83-77で勝利しました。

スタッツ

7/15 VS ATL(ラスベガス・サマーリーグ GAME2)

<スターター>

シディ・シソコ

ハリソン・イングラム

ネイサン・メンサー

タイソン・ウォード

ジャマリー・ブイェ

キャッスルがお休みになりウォードが代わりにスターターに入るSAS。

いきなりブイェのダンクからスタート、その後どちらもターンオーバーが多くSASがビハインド。

シソコが積極的にスコアを重ねリードを奪い返すSAS、折り返しのところでマサルスキー、ホーン、ホッジがイン。

続いてウィリアムズ、ミルナーと入り2ndユニットへ、ホッジが中心となりトランジションから加点、リードを広げる。

ATLのリデルに活躍を許し点差を詰められますが最終21-17で4点リードで次のクオーターへ。

第2Qは同点に追いつかれてすぐにタイムアウトを取るSAS、ATOにネルソンJrがこの試合初登場。

ATLはリザシェイが存在感を出し始めATLがペースを握るこの時間帯。

SASはブイェがゲームメイクをし踏み止まり接戦に。

終盤はどちらも譲らず、37-36でSASが1点ビハインドで後半へ。

第3Qはブイェからの素晴らしいバウンズパスでウォードがダンクを叩き込む。

トランジションでペースが上がりリズムを掴むSAS、ATLもそれに付いていく形。

接戦のまま終盤へ、終わり際にはATLのハッスルプレイが光り、2ポゼッションリードを許す。

ただSASもウォードのテイクチャージ、そしてメンサーがブザビでオフェンスリバウンドをティップイン、最終56-55でSASが1点リードして最終クオーターへ。

第4Qは一進一退、リードチェンジを繰り返す中、ATLはリデルが存在感を発揮。

SASも負けじと応戦し接戦のまま終盤へ、ここからATLのシュートが決まらなくなりジワジワと離すSAS。

SASはホッジとブイェ、ATLはリデルがスコアを稼ぎ最後はブイェのステップバックジャンパーが決まり4点リードで残り30秒を切る。

ATLもウォーレスのスリーで1点差にし前がかりに来ますがブイェがかわしてアシスト、試合を通じて印象的な活躍を見せました。

最後にリザシェイにバスカンを取られてヒヤッとしましたが最終79-76でSASが勝利しました。

スタッツ

7/17 VS NOP(ラスベガス・サマーリーグ GAME3)

<スターター>

シディ・シソコ

ハリソン・イングラム

ネイサン・メンサー

タイソン・ウォード

ジャマリー・ブイェ

前回のATL戦と同じスターターで挑むSAS。

イングラムの連続スリーでスタート、その後はターンオーバーが続きNOPと接戦になる序盤。

バタバタな試合展開の中、SASはマサルスキー、ウィリアムズ、ホッジを投入。

ただホッジは負傷してしまいすぐにベンチへ、ネルソンJr、ミニックスが入ってきます。

そのミニックスが連続得点しオフェンスで存在感を見せ、最後はウィリアムズが自ら持ち込みダンクを叩き込んで終了。

21-21で第2Qスタート、頭からディアロが起用されています。

NOPがゾーンディフェンスを敷き始めますが、ミニックスの連続スリーでリードを広げるSAS。

SASはさらにホーンを起用、ミニックスが良いアシストも通してかなり良いアピールできています。

ただディフェンスの連携ミスなどもあり点差を離すことはできず、終わり際はなんとかFTで優位に立つSAS。

最終45-41で4点リードして後半へ。

第3Qは頭からディアロを起用しメンサーは不在、NOPのディフェンスでのファウルが多いので一応点ちょっとだけ優位に試合を進める。

シソコがオフェンスを繋ぎ、ウィリアムズも前半同様アグレッシブにスコアしていき点差を広げる。

最終67-60で7点リードして最終クオーターへ。

第4Qはフォードのスリーで10点差にしてスタート、NOPはマコビッチがミッシよりも存在感を見せてチームを引っ張る。

マコビッチを止められずに1点差まで追い上げられるSAS、ただ逆転は許さずにリードを守る。

残り4分を切った所でついに同点にされますがウィリアムズがタフなレイアップを決めて再度リード、さらにイングラムも良い所でスリーを沈める。

ただNOPもフォードが存在感を発揮しプルアップスリーで同点にされて残り1分。

ここでSASはブイェがかなりタフなステップバックスリーを決めて3点リード。

すぐにフォードに決められて1点差、SASは時間を使いながらブイェが再びステップバックジャンパーで加点。

この後はNOPのファウルゲームをかわし、最終90-85で勝利しサマーリーグ3連勝を飾りました。

スタッツ

7/20 VS PHI(ラスベガス・サマーリーグ GAME4)

<スターター>

シディ・シソコ

ハリソン・イングラム

ネイサン・メンサー

タイソン・ウォード

ジャマリー・ブイェ

3連勝中のSAS、メンサーが出ずにディアロがスターター。

相手はピックアップチームでもあるPHI、ターンオーバーが互いに続き無得点が続く。

ボナのディフェンスに苦戦しスコアができないSAS、ようやくイングラムのスリーとレイアップで加点。

先に選手交代に動いたのはSAS、マサルスキー、ウィリアムズ、ホーンがイン。

PHIのゾーンディフェンスに手こずるSAS、前の試合で活躍したミニックスが入ると早速フローターを沈めて流れを変えにかかります。

続いてネルソンJrがイン、一度1桁差に詰めますが少しずつ離され最終25-12で13点ビハインドで次のクオーターへ。

第2Qはウォードのスリーからスタート、さらにブイェが連続スリーで繋ぎ踏みとどまる。

終盤にかけてジワジワと点差を詰めるSAS、ブイェが中心となりワンポゼッション差に迫る。

ミニックスのスリーで残り3分を切ったところで同点に追いつく。

さらにお返しとばかりにゾーンディフェンスをするSAS、最終42-37と5点差まで追い上げて後半へ。

第3Qはブイェが好調を維持しチームをプッシュ、そしてイングラムのスリーで1点差に迫る。

しかし連続でスリーを被弾しまた2桁ビハインド、ただこの悪い流れもブイェが速攻でバスカンをもぎ取り、立て直します。

そしてブイェのスティールとウィリアムズの連続得点で一気に逆転に成功。

PHIがジョーンズの得点でリードを広げにかかるもウィリアムズが連続得点で応戦、イングラムも良いところでスリーを決めます。

最終64-63でSAS1点ビハインドで最終クオーターへ。

第4Qはどちらも譲らずに点を取り合ってスタート、しかし徐々にSASのスコアが停滞し始め2桁差に広げられて中盤へ。

ウィリアムズの得点でなんとか食い下がるもののリッキーに連続でダンクを叩き込まれたまらずタイムアウト。

ATOでもターンオーバー、さらにテクニカルも出て劣勢のSAS。

この試合最大の17点差をつけられたところでタイムアウト、残り2分はここまで出場していなかった選手たちを起用。

ラドフォード、ミルナー、グリーン、アブダロビッチが出場。

最終96-80で敗退となり連勝は3でストップしました。

スタッツ

7/22 VS TOR(ラスベガス・サマーリーグ GAME5)

<スターター>

ドノバン・ウィリアムズ

ライリー・ミニックス

イブラヒマ・ディアロ

タイリース・ラドフォード

ジャマリー・ブイェ

前回のPHI戦で敗退したことで、惜しくも決勝トーナメントには進めなかったSAS、スターターもブイェ以外は全て入れ替えて最終戦に臨みます。

バタバタな立ち上がりになってしまう両者、ロースコアな序盤はFTで一応SASがリード。

ミニックス、ウィリアムズの連続スリーでリードを広げ、ミルナーがベンチからまず登場。

続いてホーン、マサルスキー、アブダロビッチがイン、TORも徐々に調子上がってきますがSAS側が良いペイントタッチを見せスコアを伸ばす。

SASは終盤にグリーンも起用、これまで出場機会が少なかった選手たちがプレイタイムを得ます。

TORはジャコビー・ウォルターが存在感を示しますがSASが終始優位に立ち、最終24-14で10点リードして次のクオーターへ。

第2Qは頭からネルソンが投入され早速良いアシストを見せます。

ミニックスが連続得点、その後もSASが2桁リードを保つ。

さらに勢いに乗るSAS、ミニックスが2桁得点に到達、良いハンドルも見せて存在感をアピール。

終盤には20点以上リードし、ちょっと気が抜けたのか終わり際にはちょっと緩くなってしまうシーンもありましたが最終50-33で17点リードして後半へ。

第3Qは前半からリバウンドで目立っていたディアロのゴール下でスタート。

ブイェがゲームコントロールし、ディアロが強烈なダンクを叩き込み試合を優位に進めるSAS。

中盤はTORがディフェンスから流れを掴み、ウォルター、シェッドで追い上げ始めますが、ウィリアムズ→ミニックスのアリウープで流れを切る。

グリーンもここまで割と良い確率でスリーを沈め存在感を発揮。

また終わり際にターンオーバーがかさんでしまいますが、ミルナーがミドルを連続で沈め、最終69-52で17点リードで最終クオーターへ。

第4Qは立ち上がりの数ポゼッションでターンオーバーから連続でトランジションに繋ぎこの試合の最大リードを握るSAS。

ちょっと大味な展開になる中でSASはウィリアムズ、TORはショムシェ、カールソンが存在感を発揮。

TORが点差をジワジワと詰め始め残り2分で11点差、残り1分半には1桁差に迫られますが何とかリードを維持し、最終100-89で勝利。

SASは4-1でこのサマーリーグを終えました。

スタッツ

サマーリーグ後の契約状況

2way契約は2巡目ドラフトのイングラム、そしてデュークJr返り咲き

サマーリーグのスケジュールを終了した後、まず2way契約を結んだのがデイビッド・デュークJr。

ロスターにはいましたがプレイしなかったのでどんな感じかは分かりませんでしたが、昨季に続いて契約しているため、ある程度チーム側としては状況を掴めているんだと思います。

続いて今季の2巡目指名のイングラムが2way契約、個人的にはケルドン・ジョンソンみたいな選手に育っていきそうな気配を感じていて、活躍が楽しみです。

もう一人の2wayはブイェがサマーリーグ始まる前からしていましたがまさかの9/15にウェイブ。

もしかしたら他のチームから引っこ抜かれたのかもしれませんし、エグジビット10にいる選手たちにチャンスを回したいのかもしれません。

エグジビット10でフリン、ボストンJrなどが出入り

まずサマーリーグ中にライリー・ミニックスとエグジビット10契約を結んだSAS、外のシュートもあり、ハンドルもサマーリーグのレベルではしっかりできていた印象、プレイメイクもできるオールラウンダーとして活躍のチャンスが回ってくるかどうか。

続いて実績充分なマラカイ・フリン、昨季はDETで50点ゲームをした得点力がSASにマッチするか否か、ガードポジションは結構熾烈な争いをしていますし、ここも気になるところ。

ブランドン・ボストンJrもNBAキャリアがある選手、古巣であるLACを出てどんなキャリアの足掛かりになって行くのか。

キャンプで誰が頭角を現し、プレシーズンでチャンスを掴むのか、非常に楽しみです。

個人的に今後楽しみな選手

すでに言及したイングラム、そしてミニックスも個人的には注目しています。

ステフォン・キャッスルも間違いなく楽しみではあるんですが、彼はすでにプロスペクトとして期待されているプレイヤーなので、期待通りに成長していくか、フランチャイズを背負える様な選手になっていくのかは楽しみです。

あとサマーリーグロスターの中ではドノバン・ウィリアムズがウイングとしてのサイズ、そして突破力とシュート力、SASが引き入れないのであればよそのチームで戦っていそうな空気をめっちゃ感じました。

このサマーリーグではちょっと空回ってしまったのか、効率的な活躍を見せることはできなかったシソコにはシーズンの中での挽回に期待したいです。

最後に

粗品が好きなんですが、昨日出たMV解説、最高でした。

是非お時間ある方は長いんですけど見て欲しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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2020-2021

イースト:アトランタ・ホークス

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2021-2022

イースト:シカゴ・ブルズ

ウエスト:ダラス・マーベリックス

2022-2023

イースト:トロント・ラプターズ

ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ

2023-2024

イースト:ミルウォーキー・バックス

ウエスト:フェニックス・サンズ