どうも、「エージェント・オブ・シールド」シーズン1が見終わり、まんまとハマってしまったしーてぃーです。
個人的な推しはフィッツ&シモンズです。
本日のレポート内容
SASのweek7を振り返る
ゲームレポート
GAME21 @ PHX × 93-104 11-10
<スターター>
ジュリアン・シャンペニー
ハリソン・バーンズ
ビクター・ウェンバンヤマ
クリス・ポール
ステフォン・キャッスル
<ゲームレポート>
NBA CUPグループリーグの最終戦、PHXのホームで戦うSAS。
勝利すればネクストラウンドに進めるこの1戦、この試合残念ながらジョーンズが欠場となってしまいますが、ベンチにソーハンが復帰、彼の活躍も期待したいと思います。
PHXはヌルキッチが欠場でルーキーのイガダーロを起用、まずはブッカーのジャンパーで先制し、さらにKDがスリーを決めてきます。
SASは出足に躓き、タイアスにフローター決められて7-0にされ早々にタイムアウト。
ATOもスコアできずにタイアスがジャンパー、ブッカーの速攻で11-0のランを継続されるSAS、ようやくキャッスルのペネトレイトでファーストスコア。
波に乗れないまま9点ビハインドで中盤へ、シャンペニーのスリーで徐々に点差を詰め始めますが、一応NBA CUPというもののエリミネーションゲームなので緊張してるかもしれません。
SASはバセル、ザッコリ、ケルドンが入って折り返し、ケルドンが速攻で得意な形でスコアしてくれます。
そしてスティールからバセルもスリーを沈め、ベンチユニットが喝をいれる。
その後もワンポゼッション差まで追い上げますがPHXもちょっと停滞し5点ビハインドで終盤へ。
キャッスルのペネトレイトが有効でバスカンを獲得、そしてこのタイミングでソーハンが役1ヶ月降りに復帰してきました。
どうやらハリバンがいつも出ていた時間にスライドした様で、早速オフェンスリバウンドのティップインでスコアします。
しかしオフェンスは19点で止まってしまい、この後はPHXがスコアを伸ばし、最終29-19で10点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、スターター+ソーハンというラインナップでスタートするSAS、速攻でソーハンがスコアし先制。
ディフェンスも良い入りができているSAS、ウェンビーがロブパスを上げてシャンペニーがアリウープ、6点差に迫りますがPHXはKDが得意のフェイダウェイで加点。
ソーハンが攻守に存在感を発揮しレイアップをアンドワンで決め、片手FTもしっかり沈めます。
さらにクリポのボールをビールが後ろからスティール、そしてKDがトランジションスリー、また8点差になってしまいSASがタイムアウト。
ATOはソーハンを下げてキャッスルを戻しスターターに戻すSAS、ATOもKDがキレキレなドライブを見せ2桁得点に到達。
10点ビハインドで中盤へ、ウェンビーのスコアがここまで伸び悩み、クリポもターンオーバーが続きSASはまたタイムアウトを取得。
折り返し付近でケルドン、バセル、ザッコリを投入しいつもと違うローテーションを見せるSAS。
最大で12点差つけられてしまいますがこの試合はオフェンス好調なバセルがコンタクト受けながらバスカンフィニッシュ、その後も自らジャンパーをクリエイトします。
ここでPHX側にアクシデント、速攻でアタックしたKDが相手の足を踏んでしまい捻挫、FTは打ち切りその後もコートに残って普通にスコアしますが、ベンチにその後下がります。
8点ビハインドで終盤へ、ソーハン入ってきてここまで前のクオーターと一緒のローテーションをするSAS。
PHXはタイアスが存在感を発揮、良いパス回しと自らのスコアでオフェンスを牽引。
終わり際にはウェンビーとクリポの二人を戻してここも前のクオーターと一緒の交代。
結局前半はオフェンスの流れが改善しないまま終了、52-39で13点ビハインドで後半へ。
第3Q、PHXはKDが戻らずにアレンを代わりに投入。
まずウェンビーのゴール下でのバスカンでスタート、PHXはブッカーがスリーを決め返す。
ただウェンビーが次のポゼッションでオフェンスリバウンドティップ、もう一本きゃっせるからのアリウープも決めて連続得点。
ここでスリーも決まったら最高でしたがオープンショット決め切れず、ただ積極的にボールに触りスコア狙って行っています。
ターンアラウンドからのリバースダンクも飛び出し1桁差、PHXはブッカーが積極的にショットを狙いますがこの時間はコンスタントに決まらず。
7点差にして中盤へ、クリポがアリウープパスを出し、ウェンビーがゴールに背を向けたままキャッチしリバースダンク、ワンスローも獲得し7-0のランに繋ぐ。
次のポゼッションもキャッスルが速攻からFTで3点差にしPHX堪らずタイムアウト。
ここから互いにミスが続き、PHXがオニールのコーナースリーで加点、SASは追いつき切れずに終盤へ。
ここで順番は前後しますが、SASはバセル、ケルドン、ソーハン、ザッコリがイン。
PHXはここでもタイアスが存在感を発揮し10点差にしてきます。
キャッスルのスリー、ケルドンのアンドワンで追い上げるSAS、ソーハンもリバウンドと速攻で貢献しペースを上げる役割を担います。
クロージングにはクリポ、ウェンビーが戻り、バセルがスリーをヒット。
PHXも最後はブッカーがしっかりジャンパーを決めてきて、SASはソーハンのバスカンでお返し。
PHXの最後のショットもソーハンがブロックしてストップ、そのまま最後はシャンペニーが難しい体制のショッっとブザビで決めて最終75-71で4点差まで詰めて最終クオーターへ。
第4Q、第2Qと全く同じラインナップのSAS、ここでブッカーが流石の得点力を見せ連続得点しすぐに2桁に広げてきます。
ソーハンを一旦休ませてケルドンを投入するSAS、第4Q開始してようやくシャンペニーのFTでスコアできたのが2分半経過したところ。
ただブッカーに火がついてスコアを伸ばし、SASがシュート決まらずに苦戦。
11点ビハインドで中盤へ、一旦ウェンビー下げてザッコリに変えます。
さらにバセルも投入、ここでこの試合ここまで鳴りを潜めていたビールがコーナースリー、大事なとこで決めてきます。
14点差になりSASがタイムアウト、ATOもなかなか点差をつけるきっかけが掴めないままPHXがスコアを伸ばす。
ウェンビーを戻して17点差、ここでケルドンがスリーをヒット、さらに速攻でバセルがフィニッシュ、12点差にして折り返し。
オニールにコーナースリーを決められ、ウェンビーは打ちたい形でフィニッシュできず、またオニールがフローターを決めて17点ビハインドで終盤へ。
ようやくここでウェンビーがこの試合1本目のスリーが決まり、その後もバセルがコーナースリーを決めて11点差。
ラストスパートかけたいタイミングでしたが、ブッカーが体勢崩しながらもジャンパーをねじ込みリードを広げる。
オンファイアしたバセルがもう一本スリーを決め返し、スティールも見せてディフェンスでも奮起。
そして残り2分を切ったところでこのクオーターだけで11点目になるスリーを決めて10点差、PHXは時間を使ってオフェンス。
ソーハンがオフェンスリバウンドからスコアし8点差にして残り1分。
ここでビールがレイアップを決めてきて10点差、SASは懸命にプレイしますが試合を通じてなかなか確率が上がらなかったスリーが最後まで決まらず。
最終SASは104-93で敗退となり、次のラウンドには進めませんでした。
<所感>
ベンチ陣がスコアリング頑張ってくれたこの試合、バセルが25点、復帰してきたソーハンも14点12リバウンドと奮闘しました。
が、チームでスリーが8/44で20%を切りオフェンスが停滞、第3Qに良い流れはありましたがそこでひっくり返し切れなかったのが最後相手にかわされてしまう要因に。
大事な試合でローテーションもいつもと違う戦い方をしたSAS、この敗退の経験をシーズンで良い形に繋いでいってもらいたいです。
<その他気になったこと>
- 残念ながらNBA CUPの決勝トーナメントには進めなかったSAS、ローテーションを見た限りはどうやらスターターのプレイタイムが伸びて、ベンチからは4人がまとまった時間出るという勝ちに行った感のある、いつもと違うローテーションでした。マム、マッシー、ウェスリー、ブランナムについてはこういう大事な試合でもプレイタイムを勝ち取るくらいのつもりで日々アピールしておいて貰いたいです。
- PHXはこの試合ヌルキッチがいませんでしたが、タイアスの存在感が抜群でスペースとボールムーブが良かった印象。ルーキー二人も良い感じでゲームに馴染んでいましたが、この試合でもKDが負傷していなくなってから攻め手を失いリズム悪くなった印象。昨季ピックアップチームで見ていた時と同様、彼への負担をどう軽減するかが大事になると思うので、ブーデンホルツァーHCがどうマネジメントするか、要チェックです。
GAME22 vs CHI × 124-139 11-11
<スターター>
ジュリアン・シャンペニー
ハリソン・バーンズ
ジェレミー・ソーハン
クリス・ポール
ステフォン・キャッスル
<ゲームレポート>
ウェンビーがお休みになったこの試合、代わりにそーハンが復帰2試合目にしてスターターに戻ってきました。
まずはCHIがラビーンのスリーで先制、SASはソーハンがリバウンド粘ってシャンペニーのスリーに繋ぐ。
どちらもテンポを上げてスコアする中、CHIが早めのタイムアウト、おそらくディフェンスリバウンド取れていないことへの修正かと思われます。
CHIはブチェビッチのところで連続得点、SASが少し停滞しドスンムのスリーで7点差にされてタイムアウト。
中盤に入り食らいつくSASに対してCHIはガンガンペイントにアタックしリードを保つ。
折り返しのところでバセル、ケルドン、ザッコリがイン、SASは速攻でのミスが目立ち7点ビハインドで終盤へ。
CHIの早いペースにリズムを掴めず2桁差されるSAS、ここでウェスリーが久々の登場。
そして2-3のゾーンディフェンスを敷いて流れを変えにかかりますがザッコリのファウルがかさみバッシーとすぐに交代することに。
マンツーに戻したSASはケルドンが連続で素晴らしいフィニッシュを見せ点差を詰める。
ただCHIのテリーにペイントへの侵入を何度も許し、速攻での失点も増えるSAS。
最終36-22で14点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、頭からマムがこちらも久々の登場、早速スリーを決めてくれます。
バッシーがヘルプからブロックに飛び綺麗に弾いたかと思いきやゴールテンディング、惜しいですが、ウェンビー不在の状況では積極的に行ってもらいたいところ。
CHIはTHTが連続得点、さらにブゼリスにプットバックダンクを叩き込まれ18点差になりSASが堪らずタイムアウト。
ATOもブゼリスが連続得点、何とかシャンペニーのスリーで応戦しますが19点差にされて中盤へ。
CHIは自分たちのペースで速攻、アーリーオフェンスを増やし優位に立って折り返し、SASは加点できてますがディフェンス締め直したいところ。
点差は詰められないまま終盤へ、ソーハンのリバウンド、キャッスルのスティールからのスコアなど、サボっている感じはありませんが上手くいかないSAS。
ついには20点差にされてしまうSASですが、終わり際に相手のミスも相まって速攻から加点していく。
バセルとキャッスルがオフェンスを牽引し、最終73-57で16点ビハインドで後半へ。
第3Q、CHIがフィリップスのスリーで先制、ソーハンがペイントでスコアすればブチェビッチがバスカンをお返し、その返しでまたソーハンがバスカンとやり合います。
CHIの相変わらずの早いペースに何とかオフェンスでは対応できてますが、ディフェンスの戻りが間に合わず、SASタイムアウトで再度立て直しを図る。
ATOはザッコリを早めに投入、スリーを決めてくれますがCHIもオフェンスが途切れず。
両者点の取り合いになり19点ビハインドで中盤へ、ここで速攻からザッコリの強烈なダンクが出てCHIがこの流れを嫌ってタイムアウト。
ATOはブチェビッチがしっかりフックを決めて加点してきますが、バセルがバスカンを奪い応戦。
ここから両チーム一瞬停滞しますが、CHIはブチェを起点にまた20点差に、すぐさまSASはクリポのスリー、バセルの速攻で詰め直す。
15点差で終盤へ、またATOはブチェがバスカン獲得、ペイントの守りが改善できないSAS。
ただ徐々に良い流れを掴み始め12-3のランをメイク、11点まで追い上げるも、ブゼリスがスリーを決め返してきます。
クリポがTHTに対してプルザチェアーでボールを奪った様に見えましたがこれはファウルの判定、これに怒ったのがミッチ・ジョンソン代理HC、キャリア初のテクニカルを取られます。
そこにギディーのタフショット、THTのダンクとまた連続失点、貯金を失ってしまう。
ただ最後まで一生懸命プレイしタフに戦うSAS、ケルドンのスリー、キャッセルのFTで詰めて最後はハリバンがブザビ。
最終108-97で11点差にして最終クオーターへ。
第4Q、前のクオーターで良い流れを作ったSAS、ザッコリ、バッシーは使わずにソーハンとケルドンのスモールラインナップを敢行。
まずハリバンのFTで9点差、このまま勢いに乗っていきたいSASでしたがテリーにレイアップを決められてまた2桁。
ただすぐにバセルのFTで再度1桁、そしてキャッセルもFTをもぎ取りせっかく7点差にしたのに、ディフェンスのピックアップミスでイージーバスケットを献上。
ブチェが戻ってきたことでザッコリを戻し、またCHIがリードを広げ始めなかなか優位に立てないSAS。
中盤に入るところで15点差、SASはタイムアウトをとって仕切り直します。
ATOもブチェにバスカンを与えてしまい、さらにドスンムがコーナースリーをヒット、ちょっとずつインテンシティが下がってきてしまう。
ケルドンが気を吐きリバウンド、スコアとチームを引っ張る活躍を見せますが勢い生まれず。
16点ビハインドで折り返し、2-3ゾーンからケルドンの速攻に繋ぐパターンで連続得点。
CHIのオフェンスが停滞したところで点差を詰め、10点差にして終盤に入るSAS。
さらにケルドンのFTで8点差、射程圏内に入ってきましたがここでブチェが冷静にFTを2本成功。
そしてCHIは無理にペースを上げず、前掛かりになるSASディフェンスをかわしてスコア。
残り2分のところで出場していなかった3rdユニットに切り替えたSAS。
最終139-124で敗退となりました。
<所感>
大量失点してしまったSAS、ブチェビッチに39点、ドスンムに27点10リバウンド11アシストのトリプルダブルの活躍をされて敗退。
SASはベンチから出場のケルドンが28点を奪い存在感を見せましたがCHIのペースについていけず、ウェンビーがいないことによるディフェンスの崩れを突かれてしまいました。
この状況でディフェンスのジャストがもう少し早くできる様に今後なって行って欲しいなと思います。
<その他気になったこと>
- ウェンビー不在によるペイントのディフェンス力低下が浮き彫りになったこの試合。ブチェビッチに無双されペイントの失点が増え、そこをエサに外からも効果的に決められてしまいました。オフェンスでカウンターの1本は走れてもその後のハリバックが出来ずに結局失点というパターンが多かったのでその辺り試合中にアジャストしていける様になってもらいたいです。
- 一昨年のピックアップチームだったCHI、デローザンが去った今季はだいぶペースを上げている様で、ここにパトやロンゾがいたらまた面白そうなチームになるなという印象受けました。ドスンムがトリプルダブルの活躍見せましたが、ルーキーの頃からクラッチショットを打ち切ったり、存在感ある活躍してたのでこの調子でさらに成長をしていくか楽しみです。
GAME23 vs SAC × 110-140 11-12
<スターター>
ジュリアン・シャンペニー
ハリソン・バーンズ
ザック・コリンズ
クリス・ポール
ステフォン・キャッスル
<ゲームレポート>
SASはスターターを入れ替え、ソーハンをベンチから起用、ザッコリをスターターにしてサボニスに当てます。
バセルがお休みになっているSAS、まずはフォックスがトップからドライブでぶち抜き先制され、SASはシャンペニーのスリーで応戦。
そしてシャンペニーが速攻でフィニッシュし連続得点、そしてオフェンスリバウンドからシャンペニーの2本目のスリーが生まれSACにタイムアウト取らせます。
ATOはサボニスが一旦ベンチ、直前に相手の手が顔に入ったのでその治療かもしれません。
フォックス、モンクの連続スリーでリードを奪われますがシャンペニーの3本目のスリーで逆転し1点リードで中盤へ。
接戦になるこの時間帯、ちょっとSASの方がミス目立ちますがハッスルプレイで流れを保ちます。
折り返しのところでケルドンがイン、早速オフェンスリバウンドからスコア、そして速攻でフィニッシュし存在感を発揮。
続いてソーハン、そしてバッシーが投入され、SACはサボニス戻ってきました。
SACはデローザンが淡々とミドルを決めてきますがケルドンのスリー、そしてバッシーのブロックからソーハンが速攻でロブパス、ケルドンの亜リウープフィニッシュと最高なシークエンス。
SACにもう一回タイムアウトを取らせ盛り上がるSASベンチとホームのファン、ATOもクリポの素晴らしいアシストでソーハンがダンク。
さらに次のポゼッションでもソーハンのスリーで2桁リードに成功する終盤。
最大で13点リードに成功するSASでしたが、終わり際はSACの反撃に会い、ハーターが2本連続スリーを決めたところでタイムアウト。
ATOもバタついて点差を詰められるSAS、ブランナムが久々に出場してきました。
最終33-33で追いつかれ、次のクオーターへ。
第2Q、マレーにスリーを決められて逆転されてスタート、SASはシャンペニーの4本目のスリーで応戦。
しばらくSACがリードをして追いかける展開でしたがザッコリのバスカンで逆転するSAS。
ただザッコリはすぐにサボニスへのファウルで3つ目をコールされバッシーと交代、そしておそらくですがずっと文句を言い続けたことで連続でテクニカルをコールされ退場となってしまいます。
点差以上にビッグマンがさらに一人減ったことで厳しくなりそうなSAS、しかもFTとエリスのスリーで6点差にされて流石にタイムアウトで流れを切ります。
5点ビハインドで中盤へ、オフェンスは悪くないポゼション続きますがどうしても失点が増えてしまいジワジワ離されるこの時間帯。
折り返しのところで10点差、SASはこれ以上点差が開かない様に踏ん張り、終盤に入るところでバッシーに変えてマムを起用。
シャンペニーがスリー好調なのが救いになり、5本目をヒット。
マムもファーストタッチでスリーを沈めますがリムプロテクトがどうしても弱まってしまい、SASは1桁と2桁を行き来する展開。
潤沢なスペースがありながらも、バセル不在もあってなかなかSACディフェンスを切り崩せないSAS。
そしてSACはきっちりとクロージングの時間にデローザンがスコア、最終69-59で10点ビハインドで後半へ。
第3Q、スターターにはバッシーが入り、サボニスへのディフェンスは全員で頑張るSAS。
SASがまずシャンペニーのレイアップで先制、序盤はどちらもテンポ良く加点しイーブンな展開。
中盤に差し掛かるところでシャンペニーのFT3本、そしてバッシーのブロックからキャッスルのスリーでグッと点差を詰め3点差にして中盤へ。
ただここでSACのフォックスが立ちはだかり、3PTプレイを決め、さらにマレーのスリーをアシスト、SASはここでタイムアウトを取得。
ATOもサボニスに2ndチャンスから加点され2桁ビハインド、折り返しのところでバッシーを下げてマムを投入するSAS。
ズルズルと離されていくSAS、サボニスに連続得点を許し、17点差にされたところで再度タイムアウト。
終盤に入りソーハンがオフェンスリバウンド粘ってケルドンのスコアに繋げますがディフェンスが機能せず。
キャッスルからソーハンへのアリウープダンクでバスカン、さらにキャッスルがスリーを決めて反撃、SACがクオーターの終わり際に停滞したことで最終100-86で14点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、まずはフォックスがスリーを決めてくるSAC、SASもマムのFT、ケルドンの速攻で返しますがちょっと余裕のあるSACがのびのびプレイし22点差にされる。
ここでSASが踏ん張り、速攻で得点を繋げ17点差になったところでSACが早めのタイムアウト。
ATOはハーターがスリーをヒット、4/4とノーミスで決めてきますが、SASはシャンペニーがキャリアハイの6本目のスリーで応戦。
17点ビハインドで中盤へ、あともう1、2本粘れればという展開の中で14点差で折り返し。
ここでSACが高確率でスリーを沈め22点差になり終盤へ。
タイムアウトを取ったSAS、ATOには出場していなかったウェスリー、シソコを起用。
最終140-113と大量失点が続き、SASは3連敗となりました。
<所感>
シャンペニーがキャリアハイの6本のスリーを沈め30点をマークしましたが、ディフェンスが機能せずに2試合続けて大量失点で敗退したSAS。
ザッコリの退場もあり、バッシーとマムで頑張りましたがサボニスを抑えられず、ウェンビー不在をまた強烈に意識させられる内容の試合になりました。
クリポが13アシストを記録しそろそろ歴代2位のアシスト記録が目前に迫ってきているので、どこで更新するのか楽しみです。
<その他気になったこと>
- 一点気になったところとして、ザッコリが退場になり、マムがセンターに入るとスペースが広がるため、ここを切り崩していく選手が欲しいなと思った時にバセルがいないのでウェスリー入れてもよかったんじゃないかなと一瞬思いました。ブランナムが悪いということはないですが、突破力という点で彼がこういうタイミングで真っ先に投入されるくらい、チーム内での序列を上げていってくれたらなと思いました。
- SACはベンチから出てきたハーターが非常に効果的な活躍を見せました。本来ならスターターでモンクがベンチからというのがこれまでの起用だったと思いますが、怪我とかコンディションの影響かもしれません。ただシックスマンハーターも良かったので2ndユニットの厚みには繋がるかもしれません。エリスが昨年の活躍でそのまま伸びるかと思ったらまだ時間かかってるのかもと感じた試合でした。
GAME24 vs NOP 〇 121-116 12-12
<スターター>
ジュリアン・シャンペニー
ハリソン・バーンズ
ビクター・ウェンバンヤマ
クリス・ポール
ステフォン・キャッスル
<ゲームレポート>
ウェンビーが復帰してきたSAS、早速最初の得点はオフェンスリバウンドを押し込んで先制。
NOPはマーフィーのフローターで反撃してきますが、SASは前回の試合で絶好調だったシャンペニーのスリーで追加点。
その後はどちらもオフェンス停滞、ウェンビーがディフェンスとの接触でどこか痛めたのか、早めに交代し一旦ロッカーに下がる。
ザッコリが代わりに入り、ミッシとのローポスト1on1を制しスコア、NOPはマカーラムの連続特得点で同点のまま中盤へ。
SASがシャンペニーのスリーで加点すれば、NOPはマレーのレイアップで応戦、リードチェンジが続くこの時間帯。
折り返しのところでソーハンが投入され、クリポがスリーを決めマーフィーがスリーを決め返す点差が開かない展開。
ここでアクシデント、ブロックに飛んだザッコリが腰から落下してしまいプレイ継続できず、ケルドンが代わりに入り、同時にバセルも入ってきます。
ミッシのところからNOPが得点を伸ばしSASはオフェンスが一旦停滞、6点ビハインドで終盤へ。
9-0のランを出されたSASはケルドンのFTでなんとか流れを止めようとしますがNOPはボストンのスリーで突き放す。
バッシーが入ってきてペイントを固めるSAS、ただ速攻でマレーが素晴らしいフィニッシュを見せバスカン、SASはタイムアウトを取らされます。
ATOはバッシーのダンク、次もバッシーがこぼれ球を押し込んで連続得点。
両チーム積極的にペインントにアタック、NOPが一歩抜け出しSASは速攻でバッシーがフィニッシュ、よく繋いでくれています。
そして最後はバッシーが素晴らしいブロックで得点を阻止、最終34-28で6点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、NOPがハーブのFT、SASがケルドンのトランジションで互いにスコア。
バッシーが前のクオーター終わりに見せた様な素晴らしいブロックを見せますが、そのルーズボールでキャッスルがどこか痛そうにしてます。
この試合3人目のロッカー行きになるキャッスル、不運な怪我が続きます。
それでもATOはケルドンのスティールから残っていたバッシーがダンクしアンドワンも獲得、前半ここまで攻守の要になっています。
ここでウェンビーがロッカーから帰ってきて会場からは声援が飛びます、どうやら顔を見る限りは重症ではなさそうです。
早速コートに戻ってくるウェンビー、ハリバンのスリーで2点差に迫って中盤へ。
NOPはボストンがシュート好調、あと一歩まで詰めるSASですが逆転には至らず。
そしてなんと4人目、今度はケルドンが足を痛めてロッカーへ、こんなの見たことありません。
しかも痛めた瞬間の動きはふくらはぎっぽかったのでちょっと心配です。
残り7分のところでウェンビーがスリーを沈め、このショットをアシストしたクリポがジェイソン・キッドを抜いてNBA歴代2位のアシスト数に到達しました。
このあとハリバンのスリー、ウェンビーのレイアップで一気に2点差にしNOPがタイムアウトで流れを切ります。
ATOにはミッシに強烈なダンクを決められますが、ハリバンがスリーを決めて好調を維持、1点差にして終盤へ。
ここでとんでもないシークエンス、ウェンビーがマレーをブロックし速攻に入るSAS、遅れてきたウェンビーがボールを持つとそのままの勢いでワンフットで踏み切りスリー、これが決まってSASの逆転。
マカーラムにすぐに決め返されますが流れを掴んだSASはソーハンのダンクとFTでさらにリードを広げる。
そしてもう一本、トランジションで突っ込んできたグリーンモンスターにクリポがアシストして3連続メイク、勢いをもたらします。
そしてバセルがディフレクションし速攻に繋いでダンク、NOPのオフェンスをこの時間帯何連続も止めて全てトランジションに繋げ加点。
一気に試合をSASペースに持ち込み、ここに追い討ちのクリポのスリーで2桁リードに成功。
ここからNOPも粘りを見せますが、ターンオーバーからのSASの速攻が増えたことで主導権を握り、最終71-62で9点リードにして後半へ。
第3Q、まずはマーフィーが加点してNOP先制、さらにマカーラムも前半から好調を維持しスリーを決めて詰めてきます。
ここでキャッスルが素晴らしいポンプフェイクからのバスカンで応戦、リードを保つ。
ただマレーがディープ気味なプルアップスリー、ワンポゼッション差にされるSASは我慢したいところ。
なんとか2点リードで中盤に入るSAS、オフェンスが停滞している中でベースラインからのインバウンズにウェンビーがアリウープでチョンっと決めるズルいやつ出ました。
さらにローポストからもスコアを伸ばし点を繋いでくれるウェンビー、そしてここもまたすごいシークエンスが出てウェンビーのブロックから速攻に持ち込み、ルーズボールわちゃわちゃした後キャッスルがノールックでビハインドバックパスでウェンビーのダンクをアシスト。
8点リードに成功しエリア51が火を噴くSAS、NOPがタイムアウトを取ります。
ATOはバッシー、バセル、ソーハンと入り、ケルドンは戻ってこれなさそう。
8点リードで中盤へ、ここから両チームまた停滞し始めます。
ここでNOPがジワジワと点差を縮め4点リードで終盤へ。
この時間帯はまたウェンビー不在の中でバッシーが攻守にハッスルして流れを渡さず、FTの確率が低いのがちょっと勿体無いけど。
終わり際はどちらもディフェンス頑張り、NOPが連続得点し1点差にしてきますがハリバンのFTと速攻でのリバースレイアップでなんとか逆転を阻止。
最終92-87で5点リードで最終クオーターへ。
第4Q、キャッスルが一人でこじ開けてレイアップ、さらに次のポゼッションでもアーリーでペネトレイトしスコア。
なんとその次もキャッスルがスリーを決めて3連続メイク、10点リードに成功するSAS。
ただ大事なところでターンオーバーが出てマカーラムのスリーを被弾、まだまだ予断を許さない状況が続く。
そして速攻でマーフィーにアリウープを決められ5点差になり、流れを嫌ってSASがタイムアウト。
ATOはハリバンがFTを獲得しメイク、しっかりと繋いでくれます。
そしてバッシーのゴール下、速攻でシャンペニーと今度はNOPにタイムアウトを取らさせます。
9点リードで中盤へ、ここからまたNOPが連続得点し7-1のラン、5点差で折り返し。
ここでこのクオーター好調のキャッスルがスリー、すぐにマレーが決め返し、SASはバセルがバスカンを奪い点の取り合いに。
そしてキャッスルがスティールから速攻でフィニッシュし11点差、NOPも点を詰め7点差にしてきて終盤へ。
クロージングの時間にさしかかり、まずはNOPがマーフィーのFTで5点差、さらにスティールされてミッシが速攻でダンク、アンドワンを献上してしまいます。
2点差に詰められ残り3分、このポゼッションもターンオーバーになって落ち着きたいSAS。
11-0のランに繋げられてついに同点にされるSAS、スコアが止まってしまったまま時間が経過、ディフェンスなんとか踏みとどまって同点のまま残り1分。
会場のファンからはレフェリーへのファウルコールに対するブーイングも飛び交いますが結局速攻で加点されてしまい逆転、タイムアウトで立て直します。
残り1分を切り、SASはシャンペニーがペネトレイト、マレーのファウルコールになりますがこれをNOPがチャレンジ。
これが成功しセンターのジャンプボールで再開、SASがボールキープしオフェンスに入ります。
ここでクリポとウェンビーのピックアンドポップからウェンビーがスリーをヒット、再逆転します。
NOPはマレーのジャンパーが外れ、ウェンビーがリバウンドを確保しNOPは時間がないのでファウルゲームに入ります。
ウェンビーがしっかり2本FT決め3点差、NOPタイムアウト。
ATO、NOPは最後マーフィーがスリーを放ちますが決まらず、リバウンドをまた確保したウェンビーがFTを2本決めて勝負あり。
最終121-116で勝利、連敗を3でとめることができました。
<所感>
ウェンビーが終盤に活躍し25点10リバウンド、第4Qはキャッスルもスコアを伸ばし22点をマーク。
そしてこの試合で10アシストを記録したクリポがアシスト数歴代2位に躍り出るメモリアルなゲームを勝ち切って連敗ストップ、良い流れに乗っていけそうです。
個人的にはザッコリ、ケルドンが負傷退場してしまった後のペイントを支えたバッシーを祝福したいなと思います。
16点12リバウンド4ブロックは立派だったと思います。
ウェンビーが復帰して大量失点敗退も防げて連敗ストップ、勝率5割キープできたのも素晴らしいと思います。
<その他気になったこと>
- クリポがジェイソン・キッドを抜いて歴代2位のアシスト記録を更新、この試合は10アシストをマークし素晴らしい活躍を見せました。ただびっくりしたのが1位のジョン・ストックトンが15,806という数を残しており、今回のクリポが12,092で更新したことを考えると途方もない数字だなと思いました。ストックトンすごい。
- ウェンビー→ザッコリ→キャッスル→ケルドンとロッカーに下がるアクシデントが続き不運に見舞われたSAS。結局ウェンビーとキャッスルは戻ってこれましたが残りの二人が戻らず。その間インサイドはバッシーが頑張ってくれました。また怪我人が続かないよう祈っています。
- とにかく怪我人が多くて困っているNOP、一回全員が揃ったところを見てから判断したい部分はありますが、割と層は厚い気がしているのであとはビッグマンのところをどうするか。ミッシが育つのを待つのか誰かとってくるのか、気になるところです。
week8-9のスケジュール
12/14:GAME25 @ POR
12/16:GAME26 vs MIN
12/20:GAME27 vs ATL
12/22:GAME28 vs POR
NBA CUP戦はすでに敗退となっているためスケジュールにちょっと余裕ができるSAS。
最後に何とか勝って連勝を3で止め5割を維持できたのは上出来だと思います。
SASはシーズン後半にスケジュールがキツくなってくるので、そこを見据えて貯蓄を蓄えていって貰いたいです。
最後に
寒くなってきましたね。
暖房をギリまで粘って使わないようにしつつ、厚着してダメだと思ったらすぐに使うようにしてます。
電気代との戦いに負けないよう頑張ります。
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過去のシリーズはこちらから
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2023-2024
イースト:ミルウォーキー・バックス
ウエスト:フェニックス・サンズ
2020-2021