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今年のトレードデッドラインは結局深夜3時くらいまで粘りましたが寝落ちしてしまいました。
どうも、ここからこまめにしっかりと更新していきたいと思っています、しーてぃーです。
ぜひトレード・契約情報のページご覧になっていってください。
本日のレポート内容
SASのweek14を振り返る
ゲームレポート
GAME42 vs IND 〇 140-110 20-22
<スターター>
ハリソン・バーンズ
ビクター・ウェンバンヤマ
クリス・ポール
デビン・バセル
ステフォン・キャッスル
<ゲームレポート>
3連敗中のSASですがウェンビーの地元でパリゲームズ2025が行われ、INDとの2連戦に臨みます。
またスターターはキャッスルのままですが、ベンチにはソーハンが復帰してきています。
まずはシアカムがポストから加点し先制、すぐにバセルのジャンパーでやり返すSAS。
さらにウェンビーがターナーのダンクをブロックしそこからハリバンの速攻に繋いだり、バセルがまたジャンパーを決めたりと序盤はSASがリード。
INDもハリバートンのステップバックスリーで応戦、そしてマサリン、シアカムのスコアでINDがリードを奪い返し中盤へ。
ようやくウェンビーが一本目のロングツーを決め、ちょっと会場が盛り上がります。
が、シアカムにスリーを決められてSASが先にタイムアウト。
ATOはウェンビーがトランジションからスリーを沈め、さらにもう一本速攻からダンク、最後はキャッスルがトランジションで加点、7-0のランで一気に3点リードにして今度はINDがタイムアウト。
ATO、SASはケルドンがイン、そしてソーハンが怪我から復帰し久々に出場します。
スモールラインナップになるSAS、続いてシャンペニーが入り点の取り合いになって終盤へ。
2点リードのSAS、ここでジョーンズが入りいきなりマコーネルのアタックを見事に守り、トランジションに繋いで最後は自らプットバック、良い入りを見せます。
INDがトッピンの連続スリーで同点にしてきますが逆転を許さずに耐えます。
残り2分でウェンビーが戻り、INDのトッピンが好調を維持、FTで一時逆転されてしまいますがソーハンのスリーでリードを奪い返す。
ここでトッピンがまたスリーを決めてオフェンスを牽引、ただソーハンがオフェンスリバウンドから加点しリードチェンジを繰り返す。
SASはウェンビーのスリーで締め括り、INDはトマブラのプットバックで終了、最終30-29でSASが1点リードして次のクオーターへ。
第2Q、SASはウェンビーがセンターに入りマムが並ぶ布陣になります。
どちらもファーストスコアに時間がかかり、INDはターンオーバー、SASはシュートが決まらずという状態。
INDがマコーネルの突破で先制したのが2分経過したところ、さらにINDが連続得点しSASが流れを切るタイムアウト。
ATO5点ビハインド、ウェンビーが素晴らしいハンドリングからダンクを決めようやくファーストスコア。
ワンポゼッション差で追いかける展開のまま中盤へ、ウェンビーのスコアが伸び始め、INDがトランジションでフィニッシュしリードを保つ。
両チーム雑なプレイが目立つこの時間帯、3点ビハインドで折り返したところでまた出場してきたジョーンズが1回目のタッチでペネトレイトしスコア、そしてケルドンのダンクをアシストし逆転に成功。
INDが堪らずタイムアウト、SASはウェンビーを一旦休ませることでまたソーハン、ケルドンのスモールラインナップに。
バセルがスリーを決めればハリバートンがスリーを決め返し、ネムハードにもジャンパーを決められ逆転されるSAS。
ただジョーンズのコーナースリーで再度リードを奪い返して終盤へ、接戦の展開が続く中で引き続きSASはバセル、INDはハリバートンが中心となってオフェンス展開。
残り2分でウェンビーが戻り、どちらも前半が終わるまでテンポよくスコアを伸ばします。
ラストはバセルのランニングジャンパーが決まり、最終60-57で3点リードして後半へ。
第3Q、ハリバンのコーナースリーでSASがリードを広げてスタート、ただターナーがスリーを決め返してきます。
ここからSASがジワジワとリードを広げ始める展開、ハリバンが中心となりスリー、トランジション、FTと毎ポゼッションスコアに繋げていきます。
8点差のところでINDがタイムアウト、ATOもウェンビーのスリーで2桁リードに成功。
さらにウェンビーがブロック、コンタクト受けながらのタフショットを捩じ込みリードをさらに広げ、会場も盛り上がり始めます。
13点リードで中盤へ、INDも粘りを見せますがSASのショットが落ちず。
折り返しのところでまたスモールラインナップになるSAS、INDはゾーンディフェンスにして対応、マサリンの連続得点もあり9点差になったとところでSASが早めのタイムアウト。
ATOはSASが良いディフェンスを見せて連続でターンオーバーを誘発、そしてスコアに繋ぎ14点差、今度はINDがタイムアウトを取らざるを得ない状況にします。
躍動感出てきたSAS、攻守に全員が良い動きを見せてリードを広げていき、19点リードで終盤へ。
前半も良い動き見せていたジョーンズが素晴らしいペネトレイトでスコア、さらにバセルもスティールからファウルドローンに成功し20点リードに。
そしてウェンビーカムバック、ウェンビーのブロックから速攻を演出、ソーハンへアリウープパスを投げてフィニッシュ。
さらにもう一本ウェンビーがブロック、そしてシャンペニーのスリーに繋げSASがやりたい放題。
今度は逆の役割、ソーハンがブロックし速攻に繋いでウェンビーがアリウープを叩き込み一気にこのクオーターで点差を広げます。
またウェンビーがブロックしますがこれは流石にゴールテンディングの判定、ディフェンスで存在感を見せたウェンビーの活躍と、チーム全体の勢いが調和して、最後はウェンビーのプットバックで第3Q終了。
このクオーターを45-23と圧倒し最終105-80で25点リードにして最終クオーターへ。
第4Q、先制はINDでしたがすぐウェンビーがジャンパーを決め返す。
ただSASの方にミスが続き、連続でバックコートでターンオーバーして失点、流石にタイムアウト取ります。
ちょっと流れを失いかけていたところにウェンビーがバックボードにロブパスを上げてセルフアリウープを叩き込み会場からMVPコールが巻き起こります。
キャッスル→ウェンビーのエリア51アリウープも見れてSASの魅力が大いに出ているここまでの後半の戦い、INDも粘りを見せスコアを継続してきます。
25点リードで中盤へ、ATOはINDが連続得点、そしてまたバックコートでのミスから失点、これは修正してピシッとしたいところ。
21点差で折り返し、ちょっとインテンシティが下がり始めてしまい両チームイージーミスが続く。
点差を保てているためウェンビーをここで下げ、会場からは大声援が送られます。
その後は徐々に両チーム3rdユニットに切り替え、ウェンビーと同じくフランス出身のシソコの活躍も会場から大きな声援が送られます。
最終140-110で大勝したSAS、連敗も3で止めることができ良いゲームになりました。
<所感>
パリの地で行われたこの試合、SASのオフェンスが爆発して140点を獲得し30点差つけての快勝、連敗を3で止めることも出来ました。
ウェンビーが30点11リバウンド6アシスト5ブロックと大活躍、そしてチーム全体としてスリーが良く決まり18/36、攻守に渡ってSASの良いところがたくさん見れた試合でした。
ただミスが多いシーンもあり、次の試合はこんなにシュート決まらないかもしれないので、修正すべきところはしっかり直して連勝に繋げてもらいたいです。
<その他気になったこと>
- フランスのパリで行われたこの試合、前半なんかはちょっと重たい空気でした。一応INDホームという程ですがやはりウェンビーの活躍に一番声援が飛んでいる状況でした。第3QのSASの猛攻により会場も盛り上がっていって、しょっぱい試合にならなくてよかったのではないかなと思いました。
- 個人的にはジョーンズの活躍がよく見えた試合でした。第1Q、第2Qともに出場してすぐのタイミングで良いプレイを見せ、試合を通じて11点8アシストを18分で記録、効率の良いプレイ見せました。兄のタイアス・ジョーンズの様にミスの少ないバックアップPGキャラになっていくのか、それともスターターを奪うくらい活躍してくれるのか、長期的に楽しみにしている選手です。
- 第3Qに挙げた45点は今季の最多得点となったSAS、ウェンビーは地元で大活躍見せました。オフェンスの部分もそうですが、4ポゼッションくらい連続でブロックし守備範囲の広さを見せつけました。連敗を3で止める事ができたのでこれをきっかけにまた調子を上げていって貰いたいです。
- INDはスリーの確率が上がらず、バランスの良いスコアリングは見せていましたがSASのシュートが良く決まった第3Qに流れを持っていかれる形になりました。ただ第4QはオールコートでディフェンスしSASのターンオーバーを連発させていた様に、次の試合はどんな展開になるか分からないのでINDがまたやってくるか、SASがそれに対応できるかどうか、楽しみです。
GAME43 vs IND × 98-136 20-23
<スターター>
ハリソン・バーンズ
ビクター・ウェンバンヤマ
クリス・ポール
デビン・バセル
ステフォン・キャッスル
<ゲームレポート>
パリゲームズ2025の2戦目、大勝して連敗を止めることができたSASは同じスターターで挑みます。
まずはクリポが相手にスティールされて速攻、INDが先制。
SASはハリバンが何とかねじ込んで応戦、ネムハードのスリーを被弾してもウェンビーのスリーで対抗します。
イーブンな展開で進む序盤、エリア51のアリウープなどで追いかけるSASに対しINDはネムハードが好調、2点ビハインドで中盤へ。
ペイントを連続で突破されてしまっているSASが先にタイムアウト、ATOもディフェンスが安定せずにINDがテンポ良く加点。
ハリバンが何とかスコアを繋いでくれますがウェンビーを外に吊り出され、インサイドのミスマッチを徹底して突いてくるIND。
残り5分でケルドン、ジョーンズが入るSAS、ハリバンが引き続きオフェンスを牽引し早くも2桁得点に到達。
終盤に入るところでソーハンがイン、5点ビハインドのSASはスモールラインナップになりますがハッスルプレイで流れを引き寄せようとします。
INDのディフェンスが前がかりになりターンオーバーが増えてしまうSAS、インテンシティ高い相手の動きに押され気味になる。
終わり際にはシャンペニーがイン、ニースミス、ターナーに連続でスリーを決められ、2桁差にされますが、何とかソーハンがプットバックで加点し、最終33-24で9点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、頭からマムがイン、まずは速攻でターナーにダンクを決められて先制を許す。
SASもクリポがアシストを通しマムのフリーを作り、その後にウェンビーが連続得点、速攻でスリーが決まり6点差になったところでINDが流れを嫌ってタイムアウト。
攻守の切り替えが早いハイペースな試合展開のまま5点ビハインドで中盤へ。
INDにもチラホラミスが見え始め、点差を詰めていくSASはウェンビーのFTで同点に追いつきます。
ここでハリバートンがスリーを沈めてきて、しっかりと仕事してきます。
が、SASはマム→ウェンビーのアリウープが決まりフランスのファンたちを味方につけようとします。
さらにウェンビーがトップからペネトレイトしダンクでアンドワン獲得、外のシュートが入り始めているINDに肉薄します。
どちらもトランジションに繋げ、フィニッシュができずシャトルラン状態なポゼッションが続き、SA3点ビハインドで終盤へ。
ここで前の試合でもあったバックコートでのターンオーバーからの失点が出てしまい、同じミスを繰り返したくないSAS。
残り2分でバセルのスリーが決まって50点目を記録、その後SASは得点を挙げることができず。
INDがその間にリムプロテクト頑張り、速攻に繋いで2桁ビハインドに。
ディフェンスでもこの時間帯は踏ん張ることができず、ターンオーバーも目立って最終65-50で15点差をつけられて後半に入ります。
第3Q、序盤はイーブンな展開で進行、キャッスルとハリバンのペイントアタックでジワジワ点差を詰めるSAS。
何とか1桁差に持ち込み中盤へ、INDのターンオーバーが目立ち始めたところを突いて着実に背中に迫っていっています。
さらにキャッスルが身体能力を活かし2ndチャンスポイントで連続スコア、苛立つINDはマサリンがシンプルにキャッスル突き飛ばしてテクニカルがコールされる。
結果的に3点プレイになって6点差、両チームともバタバタしてしまうシーンもありながらバセルのスリーで4点差にして折り返し。
このクオーターはINDのターンオーバーが前半に比べてかなり増え、ここをきっかけに逆転まで持ち込みたいSASですがハリバンのFTの確率がよくありません。
残り5分のところでようやくクリポのFT、ウェンビーのタフショットで逆転に成功、INDがタイムアウトで流れを切ります。
ATOにトッピンのスリーですぐにリードを奪い返してくるIND、SASもクリポのプルアップスリーで再度逆転、リードチェンジを繰り返します。
ワンポゼッション差を争いながら終盤へ、ここでINDはハリバートンが存在感を発揮、自らの連続得点で7点差まで広げてきます。
SASはオフェンスのリズムをちょっと失ってしまい一歩出遅れ、まだハリバートンがアタックモード継続で連続スリー、得点を伸ばしてきます。
終わり際に連続でスリーを決まられてしまい、また点差をつけられるSASは何とかハリバンがスリーを決め返してくれて終わります。
最終98-86で12点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q、まずはINDがニースミスのタフジャンパーで先制、さらにシアカムのプットバックで連続得点。
立ち上がりのここ踏ん張りたいSASはシャンペニーのステップサイドスリーで応戦、続いてキャッスルもスリーを決めますがINDが好むペースの早い試合に主導権を握られてしまう。
ここでキャッスルがペネトレイトから強烈なボースハンドスラムを叩き込み、勢いを引き込みたいところ。
ただターンオーバーからシアカムにワンマン速攻出されて16点差になりタイムアウト。
ATOもミスが重なって得点できずに失点、18点ビハインドで中盤へ。
ズルズル離されたくないSASですがINDが良いトランジションディフェンスを見せ、さらにマコーネルが掻き乱し22点差にされて追加でタイムアウトを取らざるを得なくなります。
SASはチームとしてシュートタッチが上がらずに26点差をつけられ折り返し。
INDが集中力を切らさずに最後までハードにプレイ、攻守に圧倒され30点差つけられて終盤へ。
SASはまずシソコを早めに入れてその後3rdユニットに切り替えていきます。
INDも出場していなかった選手たちに変え、最終136-98でSASは連勝ならず、パリゲームズ2025は1-1のイーブンで終えることになりました。
<所感>
INDにバウンスバックされて大敗となってしまったSAS、第3Qに一時逆転するも勝ち切れず、連勝とはなりませんでした。
チームトップはハリバンの25点、バセルの得点が伸びず、ベンチスコアの援護射撃もこの試合は貰えない展開となりました。
どうしても若いチームなので自分たちの流れを引き寄せる様なハッスルプレイが必要になってくるので、ソーハンが早くコンディションを取り戻してプレイタイム伸びてくるのを期待したいと思います。
<その他気になったこと>
- 第1Qの頭からガンガンディフェンスで当たってきたINDに圧倒されてしまったSAS、前の試合から修正してきたINDにアジャストできませんでした。クリポに負担をかけたくないのは分かりますが、ボールキャリーのところでインバウンズとかはやって欲しいなとちょっと思いました。前の試合からバックコートからプレッシャーかけられてミスしてるのでそこをどう改善していくか。
- この記事を書いている前日にトレードが発生、SACからディアロン・フォックスが加わってきました。これを受けてSASがどう変化していくのか、まだ彼の試合を見るまでに時間はかかりますが妄想しつつ、このトレードで去る事になったジョーンズ、ザッコリをちゃんと見納めしておこうと思います。
- INDは第3Qにミスが続き、逆転されながらも最終的には34点差の大勝に繋いでリベンジしてきました。ポストシーズンに進出できるかという事と、このスタイルがペース下がるシリーズになった時にどうINDが対応してくるか。またこの試合は明らかに前の試合よりもハリバートンが調子良かったのも大きな要因だったので彼のパフォーマンスもチェックしていきたいと思います。
week15のスケジュール
1/30:GAME44 vs LAC
2/1:GAME45 vs MIL
2/2:GAME46 vs MIA
パリでのINDとの戦いはイーブンで終えたSAS、とにかく連敗が止まって良かったです。
week15はホームゲームが続くので早めに5割復帰を目指したいところ。
最後に
PHI側の試合も見ている中で、トレードデッドラインで大きく戦力が変わったチームとの戦いを見ることが出来ています。
ここで見納めしつつ、早くリアルタイムに追いついてトレード後の各チームの試合も追いかけていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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過去のシリーズはこちらから
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2023-2024
イースト:ミルウォーキー・バックス
ウエスト:フェニックス・サンズ
2020-2021