
たくろう、M1優勝おめでとうございます!!
どうも、ママタルトに期待しておりました、しーてぃーです。
まーごめ。
本日のレポート内容
DENのweek8-9を振り返る
試合結果
12/12 GAME24 @ SAC ○ 136-105 18-6
<スターター>
スペンサー・ジョーンズ
キャム・ジョンソン
ニコラ・ヨキッチ
ジャマール・マレー
ペイトン・ワトソン
<ゲームレポート>
アウェイ4連戦目に入るDEN、引き続きスターターは同じメンツ、SACはラビーン、サボニスと主要メンバーが欠場。
立ち上がりはどちらも加点できない時間が続き、SACがキーガンの速攻で先制。
約2分間スコア出来なかったDENはヨキッチのポストアップからの得点でファーストスコア、さらにワトソンのスリーで続く。
SACも応戦しイーブンな展開の序盤、デローザンが連続得点しDENもヨキッチ、マレーで追随。
2点ビハインドで中盤へ、ピッタリ後ろに着くDENはワトソンが連続スコア。
13-13の同点で折り返し、ここでマレーのプルアップスリーで逆転に成功するDEN。
DENはTHJがイン、ファーストタッチのスリーを沈め6点リードで終盤へ。
ヨキッチがノーミスでシュートを決め続け早くも2桁得点に到達、そしてマレーもバスカンを決めて2桁リードに成功。
DENはブルブラとピケットを起用、ピケットが早速スリーを決めてリードを広げにかかる。
SACはベンチから出場のモンクが個人技でこじ開けようとしてきますが、ピケットが素晴らしいアシストでキャムジョンのレイアップを演出。
最終41-26で15点リードで次のクオーターへ。
**第2Q、**DENはピケット、ブルブラ、THJ、キャムジョン、チュナスというラインナップでスタート。
チュナスのショートフックでまずはDENが先制、さらにオープンになったチュナスがスリーをヒット、20点リードに。
SACがゾーンプレスっぽい仕掛けを見せますがそれをかわしTHJがワンハンドスラムを叩き込みさらに勢い付ける。
ただSACが維持を見せトランジションも絡め連続得点、15点差になったところでDENが早めのタイムアウトで流れを切る。
ATOもSACがキーガンの速攻でフィニッシュしてきて9-0のラン、ちょっと押され気味なDENはキャムジョンのスリーで落ち着きを取り戻し16点リードで中盤へ。
マレー、ワトソン、スペンサー・ジョーンズと徐々にスターターが戻ってくるDEN、15点リードで折り返し。
ヨキッチも戻ってきて終盤へ、ワトソンが好調を維持し連続得点してSACにタイムアウトを取らせる。
DENがスティール、ディフレクションも多い守りから速攻に繋げまた20点リードに成功。
攻守にリズムの良いバスケットを展開するDEN、最終77-54で23点リードで後半へ。
**第3Q、**DENはスターターに戻して後半開始。
まずはヨキッチのダンクで先制するDEN、ヨキッチはすでにこれで25点目。
マレーが美しいフェイクからのビハインドバックパスでヨキッチのスコアをアシスト、29点リードに早々にSACにタイムアウトを取らせる。
ATOも素晴らしいボールムーブを見せて加点するDEN、最大で33点リードする序盤のDEN。
中盤に入るとSACは若手陣の思い切りの良いショットで勢いが出始め点の取り合いに、28点リードで折り返し。
ただ大量リードを維持しているDENが、余裕を持ってリラックスしたオフェンスを見せリズムをキープ。
25点リードで終盤へ、ヨキッチがクオリティの高いオフェンスを扇動、ボールムーブが良いポゼッションが続き最終109-81で28点リードで最終クオーターへ。
**第4Q、**DENは第2Qの頭の時と同じメンバーでスタート。
キャムジョンのジャンパーで先制、SACはモンクのプルアップスリーで応戦。
チュナスが相変わらずの高確率でシュート決めて安定感をもたらしてくれる序盤。
30点リードで中盤へ、チュナスとレイノーが点を取り合い、試合を優位に進める中でDENはタイソンを投入。
そのタイソンがファーストタッチでスリーを決めて34点リードで折り返し。
DENは最後にナジが登場、タイソンが2本目のスリーを沈めて存在感をアピール。
そのままDENがリードを維持し最終136-105で勝利しました。
<振り返り・所感>
フランチャイズ記録を更新するアウェイ11連勝を飾ったDEN、ヨキッチが36点12リバウンド8アシストをマーク。
バランスの良いオフェンスを披露したDENはワトソンが21点、キャムジョン16点、ベンチから出場のチュナスがシュートノーミスで15点を援護。
DENらしいボールムーブの素晴らしいバスケットでアウェイ4連戦を全て勝ち切る事ができました。
<その他気づいたこと>
- 早めのタイミングで起用され、プレイタイムが2試合続けて伸びてきたピケット。ナジとの違いはサイズ感とオフェンス/ディフェンスでの貢献度。ピケットはディフェンスで大きな要素になることは少ないと思いますが、ターンオーバーがちなDENオフェンスを円滑に進めることで強みを押し出せます。ナジは運動能力を活かしたリバウンドやブロック、ビッグマンが速攻に参加できるという強みはありますが、まだまだ存在感を示しきれず。ポジションは違いますが現状の9人目のポジションを切磋琢磨して争ってもらいたいです。
- CB、ゴードンが欠場して長くなってきたDEN、振るメンバー揃った時の安定感と破壊力を知っているがために2ndユニット陣などでハラハラしちゃう部分があるんですが、メインローテを二人欠いた状態でこれだけ勝てているというのはチームとしての成熟度が高いという意味もあるかもと思い始めました。理想系でやれている試合はまだ多くないですがそれでもこの成績なのでポストシーズンへの準備を着々と進めていって欲しいです。
- SACはここ数試合でルーキーのレイノーがプレイタイムを伸ばしてきている模様。前の試合で活躍していたクリフォード含めルーキーがどう活躍してくれるか。怪我人多くて波に乗れないスタートを切ってしまったSACがこのまま我慢してチーム作りをするのか、解体に舵を切るのか、個人的にはサラリー合わせの3チーム目としてアセットを持っていくみたいなムーブするかもなーって予想してます。
12/16 GAME25 vs HOU ○ 128-125(OT) 19-6
<スターター>
スペンサー・ジョーンズ
キャム・ジョンソン
ニコラ・ヨキッチ
ジャマール・マレー
ペイトン・ワトソン
<ゲームレポート>
4連勝中のDEN、ホームにHOUを迎えての1戦。
まずはオコーギーのスリーでHOUが先制、DENはワトソンがコーナースリーを決め返す。
互いに主導権を渡さずに点を取り合う序盤、DENはヨキッチ、HOUはシェングンがゲームメイクし接戦に。
1点ビハインドで中盤へ、HOUがシェングンの連続得点で点差を開いてきたところでDENが早めのタイムアウト。
マレーのリバースレイアップで加点するDEN、その後もプルアップスリーを決めて折り返し。
ここでワトソンとTHJが交代しますがワトソンはロッカールームへ直行、どこか痛めたのかもしれません。
続いてブルブラが入り、HOU7点リードで終盤へ。
HOUはアダムズとシェングンのツービッグラインナップに、DENはトランジションでスコアを伸ばしワンポゼッション差。
そして対抗する様にDENはチュナスを入れてこちらもツービッグに、そしたらHOUがシェングンを下げたタイミングでビッグマンバトルはお預け。
点差が詰められないまま時間が経過、HOUはKDがしっかりスコアを繋げてくる。
最後にTHJのスリーが決まって、最終30-24で6点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、DENはブルブラ、THJ、キャムジョン、ナジ、チュナスという5人でスタート。
HOUがホリデーのコーナースリーで先制、DENはチュナスのポストからのジャンパーで応戦。
DENが追いかける展開のまま2点差まで詰めて中盤へ、あと一歩で追いつけますがその差が埋まらず。
HOUのオフェンスが停滞した隙に得点を伸ばし、逆転して折り返しますが、すぐさまシェパードがスリーを決め返しリードチェンジ。
同点のまま終盤へ、HOUがKDやアメンのスコアで一歩抜けだし、それをDENが追随、相手のミスにも助けられながら接戦が続く。
ヨキッチのスリーで逆転したと思えば、HOUはシェングンのレイアップで応戦、またヨキッチがフローターを返してリードチェンジを繰り返す。
終わり際にヨキッチ、スペンサー・ジョーンズの連続得点で5点リードに開き、さらにレフェリーのファウルへの判定に納得がいかないHOUがシェングン、ウドカHCと連続でテクニカルを取られる。
そして最後はキャムジョンの速攻でのダンクで一気に点差を開き、最終58-51で7点リードにして後半へ。
第3Q、DENはやはりワトソンが戻ってくることが出来ずにTHJがスターターに入ってきています。
アメンのスコアでHOUが先制、DENはマレーのゴージャスダブルクラッチで応戦し会場も歓声を上げます。
立ち上がりは点の取り合いになり、DENがちょっと詰められる展開、なんとかマレーのFTなどでスコアを継続する。
2点リードで中盤へ、KDのジャンパーで同点にされ押され気味なDENですがなんとかヨキッチがタフショットねじ込んでリードを保つ。
オコーギーのスコアで同点にされ、ヨキッチもジャバリにブロックされ、そしてアメンのダンクで逆転、堪らずDENがタイムアウト。
このATOでマレーが意地のスリーをヒット、リードを奪い返して折り返し。
そしてDENは2-3のゾーンを敷き仕掛け、HOUオフェンスを止めてTHJのスリーと流れを引き寄せる。
HOUもオコーギーのハッスルで応戦、ワンポゼッション差のひりつくゲーム展開が続く。
DENはマンツーに戻しKDへの守りを厚くしますが、そのアウトナンバーを突いてオコーギーがダンク+アンドワン、これで同点にされて終盤へ。
KDのジャンパーで逆転されるDEN、さらにシェパードにスティールからのワンマン速攻を出され堪らずタイムアウト。
ATOはヨキッチのスリー、さらにヨキッチのFTで同点に追いつくDEN。
終わり際はどちらも譲らず、DENはまたチュナスとヨキッチのツービッグラインナップに。
終わり際にはまたゾーンディフェンスを敷くDEN、ヨキッチの個人技で同点に追いつき、最後はブルブラがスティールから速攻でスコア。
最終89-86で3点リードで最終クオーターへ。
第4Q、DENはマレー、ブルブラ、キャムジョン、ナジ、チュナスの5人でスタート。
DENはゾーンディフェンスを継続、ただHOUがスミスのスリーで先制し同点にしてくる。
DENはキャムジョンがオープンスリーをしっかり決めて応戦、HOUはシェパードのジャンパーで逆転してくる。
DENも速攻でマレーがスリーを沈めて逆転、序盤はどちらも譲らない展開に。
先にタイムアウトをとるHOU、DENはマンツーに戻しますが、ATOはシェングンのアンドワンでリードを奪われる。
そしてファウルしたチュナスはまさかのファウルアウト、DENはもうヨキッチを戻すしかありません。
お互いに一歩も引かずにバチバチのやり合いになる序盤、DENはなんとかマレーがFTをもぎ取り5点リードで中盤へ。
ただDENはファウルがかさみ、残り7分半を残してHOUをボーナスにさせてしまう状況。
2点リードでなんとか折り返すDEN、ただHOUはKDが連続でブロックし立ちはだかる。
DENは負けじとスペンサー・ジョーンズのブロックが場を繋ぎますが、HOUがシェングンのFTで同点にしてきてクラッチタイムへ。
どちらも加点できないまま終盤へ、ここでスペンサー・ジョーンズがFTを獲得し1本成功。
THJがシェングンのアタックをテイクチャージし、1点リードで終盤へ。
ヨキッチがここでシェングンからアンドワンをもぎ取り、リードをさらに広げたいところでしたがFTは失敗。
HOUはそのシェングンがフェイダウェイを決めてきて1点差、DENはヨキッチのスリーで突き放す。
4点リードで残り3分、さらにキャムジョンがFT1本成功させて5点リード。
HOUはジャバリのコーナースリーで2点差に詰めてきて残り2分、ヨキッチのアタックをKDがスティール、そしてシェングンのジャンパーに繋がれて同点に。
残り1分半、DENはヨキッチのスリーが決まって3点リードに成功、HOUはシェパードのプルアップスリーですぐに同点に追いつく。
残り1分を切りDENはスペンサー・ジョーンズがスリーをヒット、HOUはKDがスリーを決め返してくる。
残り30秒を切り、DENはマレーがファウルを獲得しFTレーンに立ちますが1本目失敗、2本目成功で1点リード。
残り18秒、HOUはHシェングンが時間を見ながらバックダウン、最後はショートフックを沈めて逆転。
HOU1点リード、残り時間は2.3秒、タイムアウト後のDENはサイドからのインバウンズを試みたところでボールが入る前にアメンがTHJにファウル。
チャレンジもされますが最終的にはインバウンズ前のファウルということでDENにFTが1本与えられマレーが成功、同点で残り2.3秒。
このインバウンズはヨキッチのスリーが外れてオーバータイムへ。
延長戦、DENはスターターにTHJを入れたラインナップをずっと継続しここも変えず。
まずはヨキッチがファウルしてしまい5つ目となりますが当然下げることはなく継続、マレーのジャンパーでDENが先制し2点リード。
次のポゼッションでもマレーがペネトレイトから加点し4点差をつけるDEN、HOUはOTに入ってからスコアできない時間が続く。
ここでヨキッチのキックアウトからスペンサー・ジョーンズが値千金おスリーをヒット、7点リード。
ようやくHOUはシェングンがゴール下決めてきますが残り2分半、DENは時間を使ってオフェンスを進行。
KDへのダブルチームで崩れたところをHOUはジャバリがしっかりジャンパー決めて3点差に迫ってきて残り2分。
DENはヨキッチがポストでアイソレーション、しっかりファウルを獲得しFTを2本成功させ5点リード。
HOUはシェパードがペネトレイトしファウル獲得、そしてヨキッチが6つ目のファウルで退場となります。
DENはブルブラを入れてスモールラインナップに、HOUはシェパードのFTが1本目成功、2本目失敗。
ただファウルしてしまいHOUポゼッション、なんとか守り切ってDENオフェンスで残り1分。
ギリギリの攻防が続く中でマレーがファウル獲得、FTを2本沈めて6点リード。
HOUはシェングンがレイアップを決めてさらにアンドワン獲得、3点差に詰めてくる。
DENは時間を使ってオフェンスを構築、サイドはマレーがジャンパーを放ちますが決まらず。
HOUはフロントコートに入ってからタイムアウトを取得、残り6.8秒。
ATOのHOUのインバウンズ、シェングンがスリーを放ちますが決まらず。
そのまま逃げ切って最終128-125、延長にもつれた試合はDENが勝利しました。
<振り返り・所感>
両チームのセンターが活躍したこの試合、ヨキッチは39点15リバウンド10アシスト、HOUのシェングンも33点10リバウンド10アシストと凌ぎを削りました。
DENはマレーも35点をマークし援護、ワトソンが早々に欠場してしまうアクシデントをなんとか切り抜けました。
これで5連勝達成、1試合挟んだらまたHOUとの対戦があるので、気を抜かずに戦っていって欲しいです。
<その他気づいたこと>
- 見方をポジティブに捉えれば、CB、ゴードン、そしてこの試合でワトソンを欠いたにも関わらずHOUに勝利できたことは好材料。ちょっと前にも感じたんですが、普通だったら負けが込んでもおかしくない状況をよく戦えていると思います。ただもう一方の目線で考えると、この試合もスターターヘビーになり若手がずっとDNP。ずっとこのままだとコンディション維持が大変なのでベンチユニットの突き上げをさらに期待したいです。一人厳しい環境で鍛えられていってそうなのがスペンサー・ジョーンズなので、彼の成長が楽しみです。
- 試合中に紹介されていたスタッツで、今季はヨキッチがベンチに下がっている時間の±がかなり良いらしいです。昨年まではヨキッチが下がっている時間が課題だったのが今季は数字上は改善されています。これが直接ポストシーズンでのチェスマッチでどう影響するかはまだ考察の余地ありですが、まずシーズンを安定して戦っていくにあたっては良い事だと思うので、ぜひ継続していって欲しいです。
- HOUのデカさというか長さの脅威を感じた試合でした。色んなところでディフレクションされてリズムに乗れない時間が多く、フィジカルな戦いが得意な選手もいるのでポストシーズンでは相手にしたら厄介そうです。
12/19 GAME26 vs ORL ○ 126-115 20-6
<スターター>
スペンサー・ジョーンズ
キャム・ジョンソン
ニコラ・ヨキッチ
ジャマール・マレー
ブルース・ブラウン
<ゲームレポート>
5連勝中のDEN、前の試合で負傷してしまったワトソンの代わりにブルブラがスターターに名を連ねます。
ORLがWCJのスリーで先制、DENはブルブラのフローターで応戦しスタート。
立ち上がりはORLペースでDENが追いかける展開、4点ビハインドで中盤へ。
スペンサー・ジョーンズのスティールからのワンマン速攻で同点に、ORLのシュートが落ちてきてDENが調子上がってきました。
折り返しのところでTHJがコートイン、続いてストローサーが怪我から復帰してきました。
ここでDENはゾーンディフェンスに切り替え、ORLがまた得点を伸ばし始め、追いかけるDENはストローサーがペネトレイトから加点。
ただ全体的にちょっと連携が噛み合わず、ターンオーバーから失点してしまうDEN、流れを嫌ってタイムアウト。
10点ビハインドで終盤へ、ORLはブラックが好調で積極的にアタックしてくる。
DENはチュナスを早めに起用しヨキッチとのツービッグに。
ツービッグが相手のミスマッチを突いてペイントから連続得点、ただ外からもミスマッチを突かれて射抜かれてしまう。
最終32-25で7点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、DENはブルブラ、THJ、キャムジョン、ナジ、チュナスというラインナップでスタート。
THJのフローターでDENが先制、ブルブラのペネトレイトも続き連続得点でワンポゼッション差。
ここでORLはベインのスリーで応戦、さらにハワードもスリーを決めてきて突き放してくる。
そしてボールキャリーのところでターンオーバーし失点、また2桁ビハインドになってしまいDENが堪らずタイムアウト。
ATOはチュナスの安定のポストムーブからの得点で1桁差、相手の勢いを止めたいところでしたがビタゼのチェイスダウンブロックからリチャードソンがスリーを決めてくる。
12点ビハインドで中盤へ、ターンオーバーが多いDENはここでピケットが投入される。
得点も伸び悩んでいるDEN,、残り7分弱でヨキッチを戻す。
14点ビハインドで折り返し、ここでピケットのスリー、さらにマレーがトランジションでスリーを決めて勢いでてきそうなところでORLがタイムアウト。
ATOもマレーのスリーで9-0のラン、さらにスペンサー・ジョーンズの速攻でのスコアもありワンポゼッション差に迫る。
ORLはブラックのスコアで踏みとどまりますが、モメンタムはDEN、キャムジョンのスリーで同点に。
そしてヨキッチのフックでこの試合初めてのリードを奪うことに成功するDEN、勢いそのままにマレーのステップバックスリーも決まってお祭り状態。
ORLもバンケロのスコアで粘ってきますがマレーのオンファイアが止まらず、このクオーターだけですでに13点を記録。
その後もFTにスリーと19-3のランを牽引するマレー、あっという間に2桁得点リードまで広げ、ライスとはとんでもステップバックからのバンクスリーをねじ込む。
最終68-54、このクオーターを43-22と圧倒し14点リードで後半へ。
第3Q、DENはスターターに戻して試合開始。
ヨキッチのバンクショットでDENが先制、ORLはタイアスのFTで応戦してくる。
点の取り合いになる序盤、DENが18点リードにしたところでORLが流れを嫌ってタイムアウト。
ATOもブルブラのコーナースリーで21点リードに成功、そのまま中盤へ。
ORLはWCJが連続得点、ハッスルプレイでチームを牽引しようと奮起、ここでDENがまたターンオーバー目立ち始め、タイムアウトで対応する。
17点リードで折り返し、前半よりも早めにピケットが投入され、点差はほぼ変わらないまま終盤へ。
ゾーンディフェンスにして粘りを見せてくるORL、バンケロを中心に追い上げを開始し9点差にされてDENはタイムアウトを取らされる。
ATOはキャムジョンがしっかりスリーを沈めて応戦、さらにヨキッチがドリームシェイクさながらのポストムーブでスコア。
キャムジョンのポスタライズ未遂なんかもあり、しっかりと立て直してこのクオーターを終えたDEN。
最終99-85で14点リードで最終クオーターへ。
第4Q、DENはピケット、THJ、キャムジョン、スペンサー・ジョーンズ、ヨキッチという5人でスタート。
ハワードのFTでORLが先制、DENはTHJのレイアップで応戦。
さらにスペンサー・ジョーンズのスティールからTHJのスリーで連続得点、ベテランが頼れる活躍を見せる。
チュナスも2ndチャンスポイントから安定の2桁得点、そしてスペンサー・ジョーンズが速攻で強烈なダンクを叩き込み、ORLにタイムアウトを取らせる。
18点リードで中盤へ、ORLはここでエースのバンケロのアテンプトを増やし、FTで得点を継続。
そしてORLがフルコートのゾーンプレスを敷いてきてターンオーバーになってしまうDEN。
結局12点差までORLの追い上げを許してしまい、タイムアウトを取って立て直し。
ATOにヨキッチを戻し、ヨキッチへのダブルチームへのズレからボールを動かしピケットのスリーを創出するDEN。
14点リードで折り返し、ここでマレーが速攻でのプルアップスリーをヒット、ORLがタイムアウト。
ここからバンケロが連続得点しリバウンドやアシストも伸ばしてトリプルダブルを達成、また10点差に詰められてしまいタイムアウトを取るDEN。
ATOもORLが加点し1桁差、DENは時間を使いながらオフェンスを展開しなんとか踏みとどまる。
キャムジョンが貴重なコーナースリーを沈め、さらにFTで連続得点決めて締め括り。
最終126-115でDENが勝利、6連勝を達成しました。
<振り返り・所感>
第2Qのマレーの爆発により作った点差を維持して勝ち切ったDEN。
要所で突き放し切れずに詰められるシーンもありはしましたが、ヨキッチの23点11リバウンド13アシストのトリプルダブルに、マレーの32点のパフォーマンスのおかげで勝ち切ったDEN。
これで6連勝、この調子を維持していって欲しいです。
<その他気づいたこと>
- マレーの第2Qだけで20点の活躍により試合の流れを一気にひっくり返したDEN。素晴らしいオフェンス力を披露してくれました。開幕から調子の良さを見せてくれているマレーが良いコンディションを維持できる様に祈っています。
- ヨキッチがあのカリーム・アブドゥル・ジャバーの記録を抜きセンターポジションの選手として歴代1位のアシスト記録を更新。ポイントセンターという類を見ない活躍でNBAという長い歴史に名を刻んでいるヨキッチ。ここからさらにMVPや優勝などさらにレジェンド級な活躍を見せてくれるのを楽しみにしたいです。
- DENはピケットのプレイタイムを増やしてターンオーバー問題に対処、結果7アシストに0ターンオーバーと期待に応える活躍。またストローサーも復帰してきたため、ベンチユニットの突き上げによりもっと安定したゲーム展開を作れる様になって行って欲しいです。
- ORLはなかなかビッグスリーが揃わない中でシーズンが進行、ポストシーズンを見据えた場合にバンケロ、フランツ、ベインの3人がどう役割分担するのかが非常に重要になりそう。一方でシーズン中は若手が伸びるチャンスと捉え、今季存在感出てきているブラックだったり、ハワード、リチャードソン、ペンダといった面々はこの試合しっかり存在感出していたので彼らがプレイタイムを獲得できる様になるのか、要チェックです。
12/21 GAME27 vs HOU × 101-115 20-7
<スターター>
スペンサー・ジョーンズ
キャム・ジョンソン
ニコラ・ヨキッチ
ジャマール・マレー
ティム・ハーダウェイJr
<ゲームレポート>
6連勝中のDEN、ホームにHOUを迎えての1戦、スターターはこの試合はブルブラではなくTHJを起用。
先日大接戦となったこのカード、まずはシェングンのレイアップでHOUが先制、さらにアメンがプットバックで連続得点。
ファーストスコアが遠いDEN、ようやくスペンサー・ジョーンズのフローターが決まり加点。
KD、スミスと連続でスリーを決めてくるHOU、DENはシュートが決まらずに出遅れる。
6点ビハインドで中盤へ、THJ、キャムジョンの連続スリーで一気に詰めてHOUが堪らずタイムアウト。
HOUがリードを保ち折り返し、HOUのターンオーバーが多いうちにモメンタムを引き寄せたいDEN、ヨキッチの連続得点で同点に。
DENはまずブルブラがベンチから登場、スペンサー・ジョーンズがスティールから素晴らしいハンドルを見せて速攻で加点、さらにヨキッチのペネトレイトでDENが逆転。
そして速攻でTHJのダンク、会場が大いに盛り上がって終盤へ。
ここで前の試合でも存在感を出してきたシェパードがスリーを決めて同点、簡単には譲ってくれません。
DENは続いてピケットを起用、マレーがスリーをきめ、シェパードをまたスリーを決めて接戦。
ただヨキッチが2つ目のファウルを取られてしまいチュナスと交代。
シェパードがノーミスで3本目のスリーを沈めHOUが逆転、DENはスペンサー・ジョーンズがコーナースリーを決め返しまた同点。
そしてマレーのスリーで締め括り最終29-26でDENが3点リードで次のクオーターへ。
第2Q、DENはピケット、ブルブラ、キャムジョン、ナジ、チュナスという5人でスタート。
速攻でブルブラがリバースレイアップを決めて先制、各所でサイズのミスマッチが生まれてますがダブルチームをうまく使って対処。
HOUはKDの連続スリーで応戦、DENはチュナスのスコアで応戦しリードチェンジを繰り返す序盤。
DENが3点リードで中盤へ、ここでヨキッチを戻しチュナスとのツービッグにする。
互い主導権を渡さずにきていましたがオコーギーの連続スリーで5点ビハインドになったところでDENがタイムアウト。
ATOはスターターに戻したDEN、しかしオコーギーの3本目のスリーで11-0のランを出され劣勢に。
さらにしょうもないターンオーバーも絡んでしまって2桁ビハインドで終盤へ。
オフェンスでイマイチ波に乗れないDEN、HOUはKDが得点を伸ばしてくる。
しかもヨキッチが3つ目のオフェンスファウルを取られてしまい不安要素がどんどん増えてしまうDEN。
HOUも決して絶叫調ではないですがオフェンスで対抗できたのはヨキッチのゴール下だけだったこの時間帯。
最終53-45で8点ビハインドで後半へ。
第3Q、DENはスターターに戻して後半開始。
スミスのスリーでHOUが先制、ヨキッチがレイアップを試みるもアメンのブロックに阻まれる。
ようやくヨキッチのスリーが決まって後半のファーストスコア、そのあともTHJがスリーを決め食らいつく。
10点ビハインドで中盤へ、ここでヨキッチが4つ目のファウルを取られてしまい苦しい展開になるDEN、チュナスと交代します。
なんとか1桁差に詰めて折り返し、THJのポスタライズダンク未遂なんかもありましたが決まらず、スミスにスリーを決め返される。
ここで今度はキャムジョンがドライブからワンハンドダンクでアンドワンをもぎ取る。
我慢の時間が続くDEN、HOUも若干バタつくシーンがあるんですが、KDが最後はフィニッシュしてスコアを継続。
ピケットのスリー、ブルブラのプットバックで追い上げを図るDEN、HOUがタイムアウトをコール。
この前後でブルブラとKDがフェイスオフで言い合いに、会場もその熱に煽られて大きな声援を送る。
ATOもチュナスのジャンパーで追加点、徐々にDENが波に乗ってツーポゼッション差。
ただHOUはシェングンがしっかりゴール下を決め、流れを明け渡さず。
そしてシェパードが連続スリーをヒット、また2桁差にされるDEN。
クオーターの終わり際にヨキッチを戻すDEN、しかしHOUの勢いは止まらずシェパードが最後にまたスリーを沈める。
最終82-66で16点ビハインドになり最終クオーターへ。
第4Q、DENはピケット、ブルブラ、THJ、キャムジョン、ヨキッチの5人でスタート。
ヨキッチがゴール下を早速決めて先制、シェパードのジャンパーをブロックし、ブルブラがまた相手を煽る。
ただKDがスリーを決めて応戦、さらにこの間にTHJがテクニカルをコールされ、各所でバチバチにやり合います。
ハードなディフェンスをしてDENがファウル混んでしまい、早々にHOUにボーナスを与えてしまい中盤へ。
ここでヨキッチへのHOUディフェンスに対しアデルマンHCが激昂、一発退場を喰らってしまう。
荒れた展開になったこの試合、このタイミングでDENがゾーンディフェンスを敷く。
ここでマレーに火が付きそうな気配、連続得点し4PTプレイも飛び出す。
ただHOUも集中力を切らさず、アメンのゴール下、そしてKDのスリーで突き放し17点ビハインドで折り返し。
先に集中力が切れてしまったのはDEN、ローテーションミスで失点、ターンオーバーで失点が続き21点ビハインド、流石にタイムアウトを取らざるを得ません。
ATOは出場してなかったストローサー、タイソンを起用。
18点ビハインドで終盤へ、HOUも出場してなかった選手たちを徐々に投入。
このメンツで追い上げ始めるDEN、11-0のランで10点差まで詰めて残り2分を切る。
そしてアダムズに対してハックを仕掛け最後まで頑張る姿勢を見せた選手たち。
ただ一歩届かず、最終115-101で敗退、DENの連勝は6で途切れました。
<振り返り・所感>
感覚的には今季イチの出来の悪い試合で大敗となってしまったDEN。
ヨキッチがファウルトラブルで25点7リバウンド5アシスト止まり、ベンチユニットはスコアは頑張ってくれましたがマレーも16点止まり、スリーの確率もチームで上がりませんでした。
ブルブラがベンチからの出場でダブルダブルは偉い、めっちゃ煽っているシーンも目立ちました。
こういう試合もシーズン中にはあると切り替えて、次に繋いでいって欲しいです。
<その他気づいたこと>
- 前半の45点フィニッシュはシーズンローとのこと。ヨキッチがファウルトラブルで長い時間出場出来ずにコートにいない時間が停滞してしまったのとマレーがウイングスパン長いディフェンダーに苦戦した印象。チームとしてもスリーが8/29で28%、こういう負けパターンは今季初な気がします。ヨキッチのファウルトラブルは今後気をつけて行かなきゃいけない要素になりそうです。
- アデルマンHCのテクニカルのシーンを考察、単純に個人として我慢が出来なかったのかもしれませんが、流れが悪い試合で敢えての刺激を入れた可能性ある気がしてます。ちょっと点差も離れてギャンブルしても良いという判断なのかと推測、実際にその後ちょっと空気変わって点差を詰めていきました。この辺りの真相はどこかの記事で出てないか調べ観ます。
- HOUはKDが31点、スミスが22点、ベンチから出場のシェパードが28点と奮起。シェングンはスタッツそこまで伸びずとも、チームの中心となってオフェンスを展開。前の試合を踏まえてウドカHCが色々とアジャストし、無理にシェングンを引っ張らず、KDを長く起用してきました。直近の成績を見ると下位に対しての取りこぼしがあったりしますがやっぱり力のあるチームだと思うので今後の動向しっかりチェックしていきたいです。
振り返り
色んな選手が9人目のローテで活躍
week8-9ではピケットがプレイタイムの伸ばし存在感を発揮。
ターンオーバーが多くなりがちなDENにおいてしっかりガードポジションの選手がゲームを作る時間もあった方が良い気がするので、彼の活躍は大歓迎です。
スターターもワトソンが欠場してからはTHJ、ブルブラと相手に合わせてなのか入れ替え制で担当。
そしてストローサーも復帰してきたので全体のローテーションが色々と変化してきそうな気配がします。
CB、ゴードンがまだ戻ってこれない状況なので是非ともチーム全体でのステップアップを期待したいです。
前半戦の山場、イースト遠征7試合が始まる
今季最長のアウェイ7連戦がweek10の最終戦、@ ORLから始まります。
ここを乗り切ることで、スケジュールの後半はちょっと余裕が出てきそうな印象のDEN。
勝率で並べたら上位チームとの対戦は決して多くはないですが、この年末年始を良い形で乗り切れるかどうか。
長期欠場者がいる中でヨキッチやマレーを筆頭にメインローテの選手たちの負担が高いと思うので、良い形で乗り切って欲しいです。
week10の予定
12/23 GAME28 vs UTA
12/24 GAME29 @ DAL
12/26 GAME30 vs MIN
12/28 GAME31 @ ORL
DAL、MIN戦なんかは見応えのある試合になりそうな予感がしています。
出来れば余裕を持って試合を進行し、3rdユニットにプレイタイムをシェア出来る様な戦いが出来ると良いので、各試合スタートダッシュに期待したいです。
最後に
ついにDCドラマのアローバースに手を出し始めました。
まだまだ入り口で、グッと乗ってくるのには時間掛かりそうですが、そのカタルシスが最高なので、今後も楽しんで観ていきたいと思います。
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過去のシリーズはこちらから
2020-2021
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2023-2024
イースト:ミルウォーキー・バックス
ウエスト:フェニックス・サンズ
2024-2025
イースト:フィラデルフィア・76ers
ウエスト:サンアントニオ・スパーズ













この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます