プレイオフ2021 1st round<EAST>ウィザーズ(8位)VS76ers(1位)GAME2〜シモンズのガン攻めでシクサーズが勢いに乗り、ホームで2連勝を達成〜




夜にこの記事が書き終わり、これから買い物、そして21時からはBasketball Dinerを飲みながらライブ配信みようと思っています。

どうも、金曜日は仕事でライブ配信見れないので、木曜日だと嬉しい男、ctrainerです。

この記事では

プレイオフ2021 1st round <EAST> ワシントン・ウィザーズ×フィラデルフィア・76ers GAME2

をレポートしていきます。

試合結果

https://twitter.com/sixers/status/1397728517937373187

ハイライト

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401327874

ウィザーズ

<個人>

ブラッドリー・ビール 33点 4リバウンド

ラッセル・ウエストブルック 10点 6リバウンド 11アシスト

八村 塁 11点 7リバウンド

イシュ・スミス(ベンチ出場) 10点

ダニエル・ギャフォード(ベンチ出場) 11点 6リバウンド

<チーム>

3PT 2/22 9.1%

リバウンド 40(オフェンス13/ディフェンス27)

アシスト 22

ターンオーバー 14

ペイント内得点 50

76ers

<個人>

ジョエル・エンビード 22点 7リバウンド

ベン・シモンズ 22点 9リバウンド 8アシスト 2スティール

トバイアス・ハリス 19点 9リバウンド

ドワイト・ハワード(ベンチ出場) 4点 11リバウンド

フルカン・コルクマズ(ベンチ出場) 13点

タイリース・マクシー(ベンチ出場) 10点 3ブロック

<チーム>

3PT 9/21 42.9%

リバウンド 45(オフェンス8/ディフェンス37)

アシスト 26

スティール 10

ブロック 14

ターンオーバー 12

ターンオーバーからの得点 15

ファストブレイクポイント 16

ペイント内得点 68

スターター

ウィザーズ

八村 塁

アレックス・レン

ラッセル・ウエストブルック

ハウル・ネト

ブラッドリー・ビール

76ers

トバイアス・ハリス

ダニー・グリーン

ジョエル・エンビード

ベン・シモンズ

セス・カリー

インジャリー

ウィザーズ

デニ・アブディヤ:アウト

トーマス・ブライアント:アウト

76ers

なし

ゲームレポート

GAME1はホームでハリスのキャリアハイで勝ち切ったシクサーズ、一方連敗は避けたいウィザーズ、スターターはどちらも同じメンバーとなっています。

シクサーズはシモンズのポストアップから、ウィザーズも八村のゴール下から得点。

シクサーズはトランジションからアーリーオフェンスに意識的につないでいる印象、かなりテンポの早い序盤。

ウィザーズもボールをシェアしながらオフェンスを展開、互いに速いペースを嫌わずに試合を進めますが、残り8分に八村が2つ目のファウルでベルターンスと交代。

中盤まではずっとリードチェンジを繰り返しながら進みますが、シクサーズのシモンズの活躍が目立つこの時間帯。

残り6分半でウィザーズがタイムアウト、明けにはスミスを投入しています。

6-0のランによりジワジワ点差を開き出したシクサーズ、スターター陣の得点のバランスが凄まじく良いです。

ウィザーズは5分を切ってギャフォード、シクサーズはサイブルを投入。

ペイントにガンガン侵入してくるシモンズがチームをリズムに乗せて、すでにGAME1よりも点を挙げています。

残り3分にシクサーズはヒル、ウィザーズはハッチソンを投入、シモンズが止まらずにその後もダンクを連発してリードを広げる。

2分半にはそのシモンズ、そしてエンビードも下がりハワード、ミルトンが入るシクサーズ。

そしてコルクマズも入れて全員2ndユニットにして迎える残り2分。

ウィザーズは積極的にペイントにアタックしていきますが、なかなか良い成果が生まれず点差を広げられる。

終盤までシクサーズが良いぺースを保ち、最終35-24、シクサーズが11点をリードして第1Qを終了。

第2Qはラインナップに戻ってきた八村がコーナーからのドライブで加点、さらにビールのレイアップで連続得点し6-0のラン。

トランジションでの良い流れが生まれ始めているウィザーズ、残り9分半で6点差、フリースローのミスが少し気になるところ。

残り8分でシモンズ、エンビードを戻してきたシクサーズ、早速エンビードのスリーでリードを広げる。

ウィザーズはロペスをここで投入、シクサーズはスターターに戻して対応しますが、ここでハリスが足首を捻挫したか、ロッカーに下がっていきます。

ロペスのフック、ラスのプットバックダンクで2点差にするも、シモンズのダンク、エンビードのスリーで逆転を許さないシクサーズ。

ウィザーズは良い流れがきているので、ディフェンス頑張りたいところ。

ビールにもエンジンがかかり、良いペネトレイトを連続で成功させ、シクサーズは戻ってきたハリスが早速ジャンパーをヒット。

両者のオフェンスの良いところが出ている、ハイスコアな展開のまま終盤へ。

シクサーズの方がオフェンスのオプションが多いのと、どうしてもフリースローミスにより取れたはずの点が取れていない部分で差が生まれてしまい、最後はシクサーズがラッシュを見せリードを広げて前半終了。

71-57、シクサーズが14点リードで後半に入ります。

第3Qはビールのスリーでウィザーズが先制するものの、シクサーズがカリー、グリーンのアウトサイドで点差を広げていく。

前半はついていくことができたウィザーズですが、ジワジワとシクサーズに差を付けられ始める序盤、ここで策を講じたいところですが果たして。

残り8分半で19点差、追い上げていくために取ったタイムアウトだったと思いますが、結果はディフェンスが機能せず、エンビードのスリーで20点差にされ、ウィザーズは続けてタイムアウトを取らされます。

タイムアウト明けにウィザーズはギャフォード、ベルターンスを加えてサイズアップ。

シクサーズはコートにいたカリーが、ハリスに続いてまたしても足首を捻ってしまい交代、ウィザーズもスミスを入れてさらなるテンポアップを図る。

中盤はウィザーズも八村のスリーやビールの個人技で得点を重ねていくものの、この2桁リードをずっと縮められず。

残り3分半にはシクサーズがマクシーを起用し、再びフレッシュなメンバーを投入。

さらに2年目のサイブルもディフェンスで良い動きをみせ、リードしている側のシクサーズの方がインテンシティの高いディフェンスを見せ始めます。

終盤にラスが脚を痛めてしまい、一度ベンチに下がる。

結果、このクオーターは最終94-80、点差が変わらないまま最終クオーターに入ります。

第4Qはラスが試合にリターン、シクサーズは完全に2ndユニットに移行し序盤を戦う。

このクオーターの頭にウィザーズはベルターンスがファウルアウトしてしまい、起爆剤を一人失ってしまう。

シクサーズはマクシーが攻守で存在感を見せる動き、点差もある程度あり、ベテランたちと一緒にプレイオフを戦うのは間違いなく良い経験になると思われます。

ウィザーズはさらにトランジションのところで、ラスが接触により脚を痛めて立てず。

タイムアウトを取り、ラスはロッカールームに下がろうとしますが、今日SNSでも多く見られたロッカーに変えるラスに観客がポップコーンを投げて、ラスが激怒するシーンがここで流れます。

選手にリスペクトのない非常に残念なシーンでしたが、試合の方はマクシーとサイブルがアグレッシブなディフェンスを見せてチームに貢献。

この二人の活躍に引っ張られ残り8分で24点差、タイムアウトを取ったウィザーズは明けてマシューズ、ギルなど出場していなかった選手たちを起用。

時間帯、状況、内容的にも劣勢なウィザーズ、ポジティブなポイントはこの2nd/3rdユニットでもスミスアグレッシブな姿勢を見せ続けチームに喝を入れます。

シクサーズもここから3rdユニットを投入し始め、試合は大勢を喫しそのまま終了。

最終120-95、シクサーズがホームで2連勝を飾ってワシントンに乗り込むことになりました。

勝利したシクサーズはGAME1に比べてエンビード、シモンズ、ハリスの3人がバランス良く活躍、特にシモンズの得点面での貢献によりゲーム全体のスピードもアップしウィザーズを突き放しての勝利となりました。

また2ndユニットもこの試合はディフェンスで見所を作り、特にサイブルが4スティール5ブロック、マクシーも3ブロックと貢献。

ハリスが一回足を捻って下がりましたが戻ってきて、カリーも同じように捻ってからロッカーに下がり、ベンチには座っていましたがその後プレイせず。

小さな負傷が続くとコンディションにも長い目で見ると影響が出ると思うので、悪い影響が出なければと思います。

一方、敵地フィラデルフィアでは勝ち星を飾れなかったウィザーズ、次回以降の試合で気になる点はまず間違いなくラスの怪我の状況。

シーズン中も怪我に悩まされ、終盤にその影響を感じさせないくらいの活躍を見せていたため忘れがちですが、今季の出だしはラスなしで苦戦していました。

このタイミングでまたラスを失う可能性もあるため、ウィザーズはチーム全体でのステップアップが必要。

その筆頭はベルターンス、ここまでの2戦で持ち味がまだ出ていないためそこを期待したいところ。

またハリスとシモンズの二人を誰がマッチアップするかも問題、八村はファウルトラブルに陥らないこと、そしてウィザーズはチームディフェンスでどう抑えていくかがホームに帰ってからの課題になりそうです。

個人的マンオブザゲーム

ベン・シモンズ

https://twitter.com/sixers/status/1397705274614587393

22点に加えて9リバウンド8アシストとオールラウンドな活躍。

GAME1に比べて明らかなアタックモードに入り、ペイントから点を伸ばしていったことでチームを一気に勢いに乗せていきました。

ディフェンスでも大きな役割を果たしているシモンズの良いところが目立つと、シクサーズは本当に止められないチームになるなと感じました。

逆にGAME1でのフリースローだったり、アウトサイドだったり、隙があることもあるんですが、それを霞ませるほどの他の要素の強さ。

時代にマッチしてないように見せかけて、実は価値のある貴重なプレイヤーだなと気付かされました。

おまけ

マクシー&サイブルのコンビ、このGAME2で好きになりました。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
よろしければツイッターのフォロー、よろしくお願いいたします!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です