プレイオフ2021 conference final<WEST>サンズ(2位)VSクリッパーズ(4位)GAME4〜ロースコアなギチギチの重たいゲームを制して、サンズがファイナルに王手〜




本日は夕方からの指導、なんとか雨は持ちましたが、帰りのチャリでは大雨に降られてずぶ濡れで帰宅。

どうも、身体よりもカバンがびしょ濡れになってちょっとショックだった男、ctrainerです。

中までの浸水をなんとかギリギリで切り抜けました。

この記事では

プレイオフ2021 conference final <WEST> フェニックス・サンズ×ロサンゼルス・クリッパーズ GAME4

をレポートしていきます。

試合結果

https://twitter.com/Suns/status/1408999108195479553

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=1rvJI3_BVAQ

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401337336

サンズ

<個人>

デビン・ブッカー 25点 2スティール

ディアンドレ・エイトン 19点 22リバウンド 4ブロック

クリス・ポール 18点 7アシスト 3スティール

マイルズ・ブリッジズ 6点 13リバウンド 2ブロック

<チーム>

3PT 4/20 20%

リバウンド 59(オフェンス17/ディフェンス42)

アシスト 16

ブロック 8

ターンオーバー 14

ペイント内得点 42

クリッパーズ

<個人>

ポール・ジョージ 23点 16リバウンド 6アシスト

レジー・ジャクソン 20点 5リバウンド

イビチャ・ズバッツ 13点 14リバウンド

テレンス・マン(ベンチ出場) 12点 4リバウンド

<チーム>

3PT 5/31 16.1%

リバウンド 51(オフェンス15/ディフェンス36)

アシスト 13

ターンオーバー 12

ペイント内得点 36

スターター

クリッパーズ

ポール・ジョージ

マーカス・モリス

レジー・ジャクソン

パトリック・ビバリー

イビチャ・ズバッツ

サンズ

クリス・ポール

デビン・ブッカー

ミカル・ブリッジズ

ジェイ・クラウダー

ディアンドレ・エイトン

インジャリー

サンズ

なし

クリッパーズ

カワイ・レナード:アウト

サージ・イバカ:アウト

ゲームレポート

前回の試合で3連敗を免れたクリッパーズ、この試合もとってタイにすることができるか。

一方ポールが復帰しながらも、アウェイで勝ち切ることができなかったサンズ、ブッカーの調子も若干落ち気味なところが不安要素。

GAME3で足首を捻挫したペインですが、この試合は出場できそうな状況。

そしてクリッパーズは再びスターターを変更させて、マンからモリスにスイッチしています。

まずはサンズが先制、エイトンのバスケットカウントからスタート。

クリッパーズもボールムーブから最後はズバッツのダンクで締め、良い入りを見せます。

序盤はサンズが走り10-2のラン、ブッカー、ポール、そしてクラウダーがスリーと順調な立ち上がり。

すぐにタイムアウトを取るクリッパーズ、しかし再開後もなかなかオフェンスが奮わずに、サンズのディフェンスに苦戦。

14-2のシチュエーションでようやくジョージがスリーをヒット、さらにモリスのジャンパーで少しずつリズムを取り戻す。

残り6分で14-9、クリッパーズの7-0のランで点差は詰まり始め、今度はサンズのオフェンスがスローダウン。

残り5分でサンズがペインを起用、さらにクリッパーズもマンを投入します。

ブッカー、エイトンの連続得点で20-9の11点差になったところでクリッパーズがこのクオーター2回目のタイムアウト。

停滞していたクリッパーズのこの時間帯をジョージが動かし始め、1桁に戻し終盤へ。

残り4分にサンズはジョンソン、クリッパーズはバトゥームがイン。

ポジョのテクニカルに続き、ペインもテクニカルを吹かれてコート内でヒートアップする両者、残り3分にクリッパーズはケナードを起用。

クオーターの終わり際にはブッカーが得点を重ね、サンズはこの試合からネイダーが復帰し、終盤にコートに入ります。

最終29-20、サンズが9点リードで第1Qを終了。

第2Qはサンズが頭からシャリッチを起用、互いに得点を重ねていく序盤。

ハイペースではないにせよ、どちらも良い形でシュートを打てている印象です。

残り8分半でサンズが8点リード、そこから先にほぼスターターに戻したサンズがリードを広げていき、連続得点。

クリッパーズがタイムアウト、39-26でサンズが13点リードで残り7分半。

中盤に入り、クリッパーズの方がオフェンスのペースが上がらずに6分間で6点のみのスコア。

残り4分半で41-26とロースコアな展開、それにサンズも付き合ってしまい得点を大きく伸ばすことはできず。

2桁リードを保ち続けるサンズ、エイトンも良い形で得点を伸ばしていき、ペイントもしくはミドルから得点を伸ばしていく。

逆にスリーの本数が多いものの、確率が上がってこないクリッパーズ。

最終50-36、サンズが14点をリードして前半を終了。

第3Qはスターターと同じメンバーで臨む両チーム、まずはブッカーのフリースローからスタート。

クリッパーズはペイントから得点を重ね、点差を少しずつ詰めていく。

残り10分で10点差、サンズはポールが巧みにファウルドローンを重ね、残り8分で早くもボーナスに入ります。

さらにポールがミドルジャンパーを連続で沈めて、再びジワジワ点差を広げていくサンズ。

クリッパーズも何とか離されずに追随、残り6分で10点差。

さらにズバッツのダンク、ポジョのジャンパーで7-0のランに繋ぎ、6点差。

互いに得点ペースが上がってきた終盤、レジジャクのスリーで5点差にして残り3分。

クリッパーズが少しずつ良いリズムを生み出し始めている終盤、残り2分にはバトゥームのディフェンスでポゼッションを奪い、レジジャクのプルアップジャンパーで2点差に。

サンズが逆にオフェンスのペースを崩し始め、そこを突くクリッパーズ、マンのレイアップが決まって1点差。

サンズは何とかブッカーのフリースローで点を繋ぎますが、2本決められないシーンが続き、加点は1点ずつが増えてしまいます。

最終69-66、サンズのリードは3点まで縮み、最終クオーターへ。

第4Qはサンズがブッカーのレイアップでスタート。

クリッパーズはズバッツもモリスもいないスモールラインナップ。

若干レフェリーに対してのアクションが多いこの試合、ブッカーがテクニカルをコールされてそのフリースローをポジョが1本成功、さらにシュートファウルでのフリースローを続けて決めて同点に。

と書こうとしましたが最後の1本が外れ1点差。

ここからなかなか互いに得点が生まれずに、重たい展開が続く序盤。

どちらもシュートを決められずに膠着状態のまま中盤へ、この均衡を破ったのがポールからのアシストで、エイトンがアリウープを叩き込み3点差。

残り6分、サンズはブッカーが5つ目のファウルをコールされ、レジジャクがフリースロー、2本決めて再び1点差。

サンズはそのブッカーがミドルを決めて3点差、すぐさまレジジャクがプルアップジャンパーを決め返したところでサンズがタイムアウト。

残り5分、サンズが1点リード、そこから1分間どちらも決められずに重みのあるポゼッションが続く。

ここでポールがズバッツとのミスマッチを突いてレイアップを成功、3点差に。

さらにサンズはブッカーが、スイッチしたことでマークに突いたズバッツのところをアタックしファウルを獲得。

2本フリースローを成功させて残り2分弱で5点差、しかしここから点を決められずにクリッパーズは苦戦。

残り1分弱、ブッカーのレイアップに対してビバリーがテイクチャージに挑みますが、これはディフェンスファウルのコール。

ここをタイロン・ルーHCがチャレンジ、最後のタイムアウトを使ってここのチャレンジを成功させます。

結果ブッカーのオフェンスファウルのコールで6つ目、退場となります。

クリッパーズはこのチャレンジ明けのオフェンス、レジジャクが起点を利かせてすぐさまペイントへアシストを通し、マンがダンク。

サンズが3点リードの場面ではありますが、1度タイムアウトをとってクロージングに向けて整えます。

残り53病、サンズ3点リードでポゼッション、ポールがミドルジャンパーに繋ぎますが決まらず。

それでもエイトンがオフェンスリバウンドを確保し2ndチャンスへ、時間を使って最後はエルボーからのジャンパーを放ちますが決まらず。

このリバウンドからのルーズボールがアウトオブバウンズ、判定はどちらとも付けることができずジャッジはジャンプボール。

レビューが入った結果、クリッパーズボール、3点を追う残り17秒。

ハンドルするジョージに対してブリッジズがファウルをし、フリースローへ。

ジョージがこのフリースローを2本成功させて1点差、サンズが最後のタイムアウトを取得。

残り13秒、1点リードのサンズ、サイドラインから入れてポールがファウルを受けてフリースローへ。

このフリースローをポールが2本成功させて3点差、残り時間は7秒。

クリッパーズも最後のタイムアウトを取得、サイドからのインバウンズはジョージがファウルを貰う結果に。

このフリースローを1本目失敗、2本目はワザと外してリバウンド狙い。

この重要なポイントでクリッパーズはカズンズを起用してリバウンド争いを強化、結果的にはそこの争いでシャリッチがファウルを取られてしまい、今度はカズンズがフリースローレーンへ。

残り5.8秒、1本目を成功し2点差。

2本目はわざと外すことを意図したと思われますが、リングには当たらずにバックボードに当たってしまいバイオレーション、サンズボールに変わります。

クリッパーズはファウルゲームに、互いにタイムアウトがない状況で、ポールがここでファウルを獲得。

フリースローを1本目成功、2本目を失敗し、リバウンドをとったポジョに対してすぐさまファウルに行き、フリースローを打たせます。

1本目を成功、2本目を再びわざと外してリバウンド争いになりますが、インサイド陣の頭上を抜けてルーズボールはポールのもとへ。

すぐにクリッパーズファウルに行き、フリースローを打たせますが、ここも2本しっかりと決めたことで、ここで試合は勝敗を決する。

最終84-80、サンズがこのロースコアゲームを制して、NBAファイナルに王手をかけました。

勝利したサンズ、得点が伸びない重い展開の中、ブッカーが25点、ポールが18点、エイトンが19点をマーク。

その他のサポートユニットの得点が伸びなかったことでオフェンスは苦戦しましたが、エイトンが22リバウンド、そしてポールが要所でのミドルをしっかりと決めていました。

ポールもブッカーも1本もスリーを決められなかった試合ではありましたが、このロースコアゲームを制したことで、王手。

次の試合で決め切れるか、注目です。

一方、スリーポイントが16%と奮わなかったクリッパーズ。

後半に入り少しずつ点差を詰めてクロスゲームに持ち込みましたが、終盤のフリースローゲームに入ったところで、ポジョ、そしてカズンズのフリースローミスが響いてしまった展開に。

クリッパーズもポジョが1本、レジジャクが2本しかスリーを決められずにロースコアなゲームになってしまいましたが、前半に得点が伸びなかったことで終盤苦しい状況に陥ってしまいました。

もう負けられないクリッパーズが、GAME5でどんな試合を見せるか楽しみです。

個人的マンオブザゲーム

ディアンドレ・エイトン

この試合19点に加え22リバウンド、そして4ブロックを記録し、この点数が伸びずにアウトサイドに互いに苦戦したこの試合で、存在感を示しました。

シンプルにリバウンドをしっかりと確保したことで、ポゼッションを相手に容易に渡さなかったことが、終わって見ると重要だったなということに気付かされます。

得点が止まっていた時間帯にタイムアウト明けにポールとのコンビでアリウープを決めたり、非常に重要なロールを担っていたように思います。

次の試合、どんなパフォーマンスを見せるか楽しみです。

おまけ

ワクチン摂取のスケジュールが来ました、注射怖い。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
よろしければツイッターのフォロー、よろしくお願いいたします!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です