ピックアップブルズ#1サマーリーグ2021を振り返る




チャリ漕ぎ過ぎて肌がこんがり焼けてしまい、トレーナーなのにコーチと間違えられまくります、どうも、ctrainerです。

今年はそこまでムラがなく、良い感じで焼けたので個人的には満足です。

今回の記事は

ピックアップブルズ#1サマーリーグ2021を振り返る

です。

最後までお付き合いください。

ロスター

*#ナンバー 名前 ポジション/年齢/経験年数/前所属

#00 ライアン・デイリー

G/23/ルーキー/セントジョセフ大(ドラフト外)


#2 ジェイレン・アダムス

G/25/2年/2018年ドラフト外:シドニー・キングス(オーストラリア)


#3 デボン・ドットソン

G/22/1年/2020年ドラフト外:シカゴ・ブルズ(2way)


#12 アヨ・ドスンム

G/21/ルーキー/ドラフト2巡目38位:イリノイ大


#13 ジェローム・ロビンソン

G/24/3年/ワシントン・ウィザーズ


#14 オマリ・スペルマン

C-F/24/2年/Gリーグ:エリーベイ・ホークス


#15 イーサン・トンプソン

G/22/ルーキー/オレゴン州立大(ドラフト外)


#16 タイラー・ベイ

F/23/1年/ダラス・マーベリックス→Gリーグ:ロングアイランド・ネッツ


#19 マルコ・シモノビッチ

C/21/ルーキー/2020年ドラフト2巡目44位:メガ・バスケット(セルビア)


#22 スターリング・マンレー

F-C/22/ルーキー/ノースカロライナ大(ドラフト外)


#25 トロイ・バクスターJr

F/25/ルーキー/モーガン州立大(ドラフト外)


#44 パトリック・ウィリアムズ

F/19/1年/ドラフト1巡目4位


#77 シミ・シットゥー

F/21/ルーキー/Gリーグ:ウェストチェスター・ニックス


ゲームレポート

8/10 vsペリカンズ

ペリカンズは来季のヘッドコーチであるウィリー・グリーンが直々に指揮を取っています。

パトリック・ウィリアムズが少し違いを見せている様子、若干セルフィッシュに攻めている印象もあるけど前半で14点9リバウンドで存在感を示す。

ロスター的にはシットゥー、シモノビッチ、スペルマン辺りのフロントコート陣がいかにアピールしていくかがポイントになりそう。

ドラフト指名されたドスンムはキレのあるドライブを見せていて、フリースローが若干安定していませんが良い感じ。

ドットソンも1年トップチームでの経験があるため、2ndハンドラーとして落ち着きのある動きを見せています。

ペリカンズはマーシャルが第2Qだけで10点をマークしますが、リードをしているのはブルズ。

後半にシモノビッチの連続得点、シュートの上手さを上手く生かしてチームを引っ張ります。

しかしブルズは後半、ディフェンスを攻略されてしまい、ペリカンズに逆転を許す。

ドットソンがこのクオーターを牽引し、独走を許さずにリードチェンジを繰り返す両者。

最終クオーターはペリカンズの外が当たりだし、ブルズは単発のオフェンスで流れを掴めず、点差を離される。

ペリカンズはマーフィーが良いタッチでスリーを決めてこのオフェンスをリード、一気に離されて20点差つけられる。

ブルズは終盤にターンオーバーが頻発してしまい、94-77の17点差で敗退。

初戦は逆転負けとなってしまいました。

スタッツ

ドットソン(16点7リバウンド4アシスト)

ウィリアムズ(15点12リバウンド)

シモノビッチ(13点5リバウンド)

トンプソン(11点)ベンチ出場

8/11 vsスパーズ

今季、スパーズから移籍してブルズに加入することになったデマー・デローザンがサイドラインから見守る中ゲーム開始。

スパーズのレンフロにエグいプットバックくらい、スパーズが走るかと思いきや、序盤とりあえずはリードを保つ。

ブルズのシュートが落ち始め、スパーズがジワジワリードを広げる中盤、ブルズはパト中心でせめるもイマイチ。

最終26-14の12点差で第1Q終了。

第2Qは最大22点差、細長い2人(シモノビッチとベイ)でのスモールラインナップみたいなのが機能せず。

ブルズはほぼスターターに戻す、少しずつ点差を詰めるものスパーズは安定感のある試合展開、ニューマンが早くも2桁。

ブルズも反撃。ドスンムのスピードに乗ったトランジションからのフィニッシュ、シモノビッチも良いトランジションでついていきます。

点差はスパーズが大きくリードだけども、流れはブルズに傾きつつあるかなというところで前半終了、最終52-37でスパーズリード。

後半はパト、ドスンムの連続得点で詰め始めるブルズ、トランジションで8点差まで詰め、ブルズの良いディフェンスからのリズムが生まれる。

中盤はスパーズも立て直すが、6〜8点差を行き来する展開で進むこのクオーター。

ドスンムのトランジションでのフィニッシュが、3本このクオーターで出て、良いところを見せています。

最終69-66まで詰めてワンポゼッション差で最終クオーターへ。

第4Qはトンプソンのスリー、パトのペイントからのフックで逆転に成功したブルズ。

スパーズはモリスが得点を伸ばしますが、ドットソン、パトのスリーでリードを広げ、残り6分には10点差をつけることに成功。

終盤にかけてはアダムスも存在感を発揮したブルズ、残り2分半で7点リード、点が滞り2点差まで詰められます。

そこで打開したのがパト、ポストアップからの得点を2本続けて、最後はドットソンのアシストでパトがダンク。

これにて試合終了、92-89でブルズが勝利し、3連敗を避けて初白星を飾りました。

スタッツ

ウィリアムズ(30点7リバウンド)

シモノビッチ(10点5リバウンド)

ドスンム(10点4リバウンド4スティール)

8/12 vsウルブズ

重い立ち上がりで序盤得点できないブルズとそれに付き合ってしまいウルブズもペースが上がらず、ターンオーバーの多い両者。

ボールムーブが良くなってきたブルズが、少しずつリードを広げる中盤。

ウルブズはマクダニエルズが奮起し連続得点、ブルズはドスンムがブロックやトランジションの先頭を走るなどして、身体能力の高さを見せます。

最終15-14でウルブズリードで第1Q終了。

第2Qは序盤はイーブンな展開、ほぼスターターに戻したことでリードを奪い返し、広げていく。

強烈なウィリアムズのプットバックダンクもあり、流れはブルズペース、ウルブズはホークスで2way契約をしていたナイトが得点を挙げ追随。

最終32-30、ブルズが2点リードして前半を折り返す。

第3Qはドットソンではなくアダムズがスターター起用、シモノビッチがフリースローを8/8で沈め、10点に到達。

中盤はリードチェンジを繰り返す展開、ファウルがかさみフリースローを多く与えてしまうブルズ。

アダムズが連続得点で存在感をアピールしますが、ウルブズはライト、ミラーが目立ち、点差を離していく。

最終58-47の11点差でこのクオーターを終了。

第4Qは終始ウルブズペースでしたが、残り6分にウィリアムズのスリーで9点差に。

追い上げるチャンスもあったように思いますが、その後が上手く続かずに再びウルブズがペイントから得点を重ねる。

最終78-59、ウルブズの勝利となりました。

スタッツ

ウィリアムズ(18点10リバウンド)

シモノビッチ(10点:FT8/8)

8/16 グリズリーズ

https://www.youtube.com/watch?v=zVQfvuXkIQo

昨シーズンピックアップしていたグリズが相手、マクダーモットは知っていて、ドラフト10位のウィリアムズに注目。

ブルズはパト、そしてドットソンが欠場、スターターから外れています。

スリーが入らないブルズは先手を取られてしまい、序盤はグリズリード。

ドスンムとシモノビッチで少しずつ反撃を開始するブルズ、最終24-19の5点差で第1Qを終了。

第2Qはグリズペース、ポンズが身体能力を見せつけ、チームでの外のシュートがしっかり決まってるグリズ。

連続得点を許すなか、戻ってきたシモノビッチとドスンムのピックプレイで強烈なシモノビッチのダンク。

それでもスリーポイントの確率の大きな差により、残り5分で14点差。

ブルズはこの試合はドスンム→シモノビッチラインが機能して、終盤もここを起点に追い上げ。

グリズはもう1人のドラフト選手、アルダマがペイントで良い動きを見せて、スリーもヒット。

最終53-41、グリズリーズが12点リードで前半を終了。

第3Qはタケシことロビンソンの連続得点からスタート、チームでも一気に点差を詰めることに成功し3点差に。

さらにドスンムのダンク、タケシのスティール→ドスンムのアンドワンと、一気に同点にし勢いに乗るブルズ。

タイムアウトを挟んでからのタケシのスリーで逆転、15-2のランで圧倒します。

グリズはマクダーモットが膝を痛めて下がるアクシデントもあり、流れが良くない状況。

中盤からはどちらも早い展開のバスケットで点を重ね、徐々にグリズもカムバックし同点に。

最終72-69、ブルズが逆転し3点リードで最終クオーターへ。

第4Qは、ここまでサマーリーグでもあまり出場機会を得られていなかった選手達が登場。

対するグリズはメリルの3連続得点で逆転します。

中盤からブルズもスターターを数人戻し反撃を開始、グリズはザイール、サーの連続アリウープでリードを広げていく。

残り2分で8点を追うブルズ、フリースローの確率があまり良くないグリズを捉えかけますが、自分たちもスリーが決まらずに点差を詰めきれず。

最終96-91、グリズの勝利となりました。

スタッツ

ドスンム(26点7リバウンド)

シモノビッチ(14点6リバウンド6アシスト)

シットゥー(9点10リバウンド)

8/17 VSホーネッツ

ブルズは前の試合に続きパトやドットソンが欠場し、ホーネッツもブックナイトが出ていない状態。

シモノビッチが相手のビッグマンに対して外からペネトレイトで交わしてレイアップを決めてスタート。

中盤からドスンムがPGに入って試合をコントロール、ホーネッツは中盤からリアンジェロ・ボールがコートイン。

序盤はブルズがリードしていましたが、徐々にホーネッツが追い上げ、残り2分半で1点差まで追い上げます。

最終的には17-13でブルズが4点リードして第1Qを終了。

第2Qはアダムスが3本目のスリーを沈めてスタート、最初の連続得点で9点に。

ホーネッツはトップチームと同様に、ここからオールコートでのゾーンからハーフでのゾーンを見せてきます。

ブルズはあまり上手く対応できませんでしたが、ホーネッツも得点を伸ばせずに苦戦。

停滞していたところをタケシがスリーで打開、ホーネッツのリアンジェロは意外とコーナー待機が多く、ボールタッチがここまで少なめ。

ベイのプットバックスラムで2桁差に終盤広げて、そのまま前半終了。

最終45-28の17点差で第3Qが開始、ベイの連続得点でスタート。

速攻からアリウープも飛び出して好調なベイ、アダムスもそれに続き伸び伸びとプレイするブルズサイド。

ホーネッツはカイ・ジョーンズが身体能力をアピールし、インサイドで得点を重ねる。

ドスンムがこのクオーターだけで既に10点をマーク、点差は30点離れて少しインテンシティが下がってしまう両者。

この試合一番の歓声の上がったバクスターのアリウープによって、両チームとも焚き付けられたか、ここからポンポンシュートを打ち合うブルズとホーネッツ。

最終76-50、26点の大量リードで最終クオーターへ。

第4Qはホーネッツが劣勢な中、ジョーンズがブロックにスティール、ディフレクション頑張った後にリムランを見せ、エネルギーの高さを感じさせる活躍。。

さらにソーも強烈なダンクでアピール、これが流れを変えるきっかけになりそうではありましたが、ターンオーバーが収まらずに終始ブルズが20点前後リード。

ボールへの声援が非常に大きく、MVPコールまでかすかに聞こえる中、ホーネッツはそこからまたジリジリと離されていく。

最終、99-74でブルズが勝利、サマーリーグを2勝3敗で追えました。

スタッツ

ドスンム(19点)

アダムス(13点5リバウンド5アシスト)

ロビンソン(13点5アシスト)

ベイ(13点11リバウンド)

シモノビッチ(10点4リバウンド)

個人的に気になった選手

アヨ・ドスンム

今年のブルズのドラフト選手はこのサマーリーグで非常にポテンシャルの高さを見せてくれていました。

特に最後の2試合ではドスンムとシモノビッチのツーメンゲームがかなり機能している場面が多く、少し他との違いを見せつけていたように思います。

ガード陣の層が厚いブルズにおいて、ドスンムがどこまでインパクトを残せるか。

直近のライバルになるのは2way契約を結んでいるドットソン、そして2年上のコービー・ホワイト、ジャボンテ・グリーンのところまで食い込んでいけるかどうか。

ライジングチームに不可欠な若手の成長という部分をぜひ、担って欲しいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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