
いよいよシーズンが始まりました。
どうも、まだ開幕直後にも関わらず、若干寝不足気味な男、ctrainerです。
ゲームレポートが滞らないよう、頑張っていきたいと思います。
今回の記事は
ピックアップブルズ#8 21-22シーズン GAME1@ピストンズ
この試合のレポートです。
最後までお付き合いください。
結果
ハイライト
スタッツ
ボックススコア(ESPN)
bulls | pistons |
ザック・ラビーン:34p/7r/4a | ジェレミー・グラント:24p/6r |
デマー・デローザン:17p7r | サディック・ベイ:13p9r4a |
ニコラ・ブチェビッチ:15p/15r | アイザイア・スチュワート:12p/8r |
ロンゾ・ボール:12p6r4a | ケリー・オリニク:10p4r |
レポート
ブルズはホワイトがプレシーズンに引き続き欠場、ピストンズは注目のドラフト1位、カニングハムが欠場で始まったこの試合。
開幕戦とあってかどちらもオフェンスが少し硬く、ノーマークのショットを決めきれない両者、ロースコアな序盤。
残り7分でタイムアウト、スコアは6-6、ピストンズがATOにグラントのところから連続得点、パトが攻められます。
中盤まで外が互いに決まらずにペイント内のみで得点を重ねる両者、ブルズはトランジションが出始めているためディフェンス頑張って繋げたいところ。
残り4分にブルズがタイムアウトを取り選手交代、トロイ、グリーン、カルーソが入ってきます。
ピストンズも新加入のオリニク、そしてディアロ、ジョセフを起用し変化をつけてきます。
ペイント内での攻防でコールしてもらえずに苛立ったブチェビッチがテクニカルをコールされ、あまり流れが宜しくないブルズ。
残り3分にアリゼー・ジョンソンと交代しこの時間帯スモールラインナップになるブルズ、ピストンズはミスマッチのところを突いてポストにドンドンフィードしてきます。
ピストンズはさらにベンチからトレイ・ライルズとジョシュ・ジャクソンが登場、スコアリング能力の高いジャクソンにファーストポゼッションでペイントを割られ、ピストンズのやりたいことが決まっていく終盤。
トロイも2連続でファウルを取られて嫌な展開、最終20-14で第1Qはピストンズの6点リードで終了。
第2Qはボールとカルーソのツーガードラインナップで臨むブルズ、スモールを継続します。
カルーソのルーズボールへのダイブやディフレクションなど、守備での貢献が目立つこの時間帯。
現地放送ではブルズの今季のプレシーズンでのスティール数が、昨シーズンよりも大きく増えていることが紹介されていました。
ここまで20点しか与えていないのでディフェンスは及第点、ターンオーバーとシュートの確率を改善していく必要があります。
残り10分を切ってようやくカルーソがチーム1本目のスリーを沈めますが、ターンオーバーからの失点が続いて9点差をつけられるブルズ。
ラビーンやブチェビッチなどスターターを戻すとともにドスンムも投入、流れを変えるきっかけになるか。
ブルズはラビーンとブチェのシンプルピック&ロールで3本連続スコア、一気にワンポゼッション差まで詰めます。
ディフェンスの強度も落ちることなく、ジワジワ流れを引き寄せつつあります。
残り6分半、ピストンズがタイムアウトを取りますがラビーンのアタックを止められずにブルズが10-2のランで1点差。
粘りを見せて何とかリードを保つピストンズ、ブルズは後一歩追いつけずに我慢の時間が続く。
センター同士の攻防も激しく、ブチェビッチが早くもダブルダブル、負けじとスチュワートもセカンドチャンスの得点を重ねます。
残り1分半でラビーンのステップバックスリーで逆転に成功したブルズ、しかしピストンズもグラントがスリーを決めて両エースがやり合います。
それに引っ張られ終わり際は各人が良いパフォーマンスを見せ、最終44-40でピストンズが4点リードして後半へ。
第3Qはどちらもスターターに戻して再開、序盤はイーブンな展開で進んでいましたが、徐々にホームのピストンズが会場の歓声を受けてギアが上がり連続得点。
一気に持っていかれてもおかしくない空気の中でラビーンが奮起、完全な個人技で繋ぎます。
残り6分、1点差まで詰めた後、ブルズはピックプレイに対してブリッツを仕掛けターンオーバーを誘発。
さらにブチェビッチのスリーで逆転に成功、良いリズムが生まれてきています。
終盤にかけてはブルズがリードをしてもピストンズがすぐに同点に追いつくアツい展開、さらにピストンズが逆転した後もラビーンのサーカスショットでアンドワン、すぐに追いつきます。
このクオーターだけで15点を挙げているラビーンに対してディフェンスを厚くピストンズ、ディフェンスから流れを引き寄せようとするインテンシティの高いこのクオーター。
最後はドスンムが2本連続でレイアップを成功させてブルズが逆転して終了、71-69で最終クオーターへ。
第4Qはラビーンがお休みになり、ファーストオプションはデローザンへ。
ポストアップから展開させようとするブルズ、アリゼーがセンターのスモールラインナップで序盤を戦う。
序盤はドスンムがコーナースリーを決めて4点差にして、自らのミスでターンオーバーしてと慌しい展開の中、何とかリードするブルズ。
ピストンズはオリニク、ジャクソンと曲者たちが得点を続け、残り9分を切ってピストンズが逆転。
タイムアウト明けもディアロのバスカンで4点リードまでピストンズが広げてきたところでデローザンがスリーを突き刺し、簡単には離されません。
ブルズも残り6分にロンゾのスリーで逆転したあと、中々点差を離せずに素晴らしいボールムーブの後のスリーが決まらなかったりと苦戦。
残り5分弱、大事なこの時間帯にブルズはカルーソをグラントにマッチアップさせます。
当然ポストアップするグラント、しかしピストンズはここでオフェンスが機能せずに連続でブルズに得点され点差を広げられる。
結果接戦に見せかけてこの2分半でブルズが8-0のランに成功、ピストンズはグラントがフリースローを2本成功させるものの、ターンオーバーがシュートミスが目立ち押され気味。
デローザンも貴重なミドルを沈めて得点を繋ぎますが、ピストンズも意地を見せてブルズのターンオーバーを誘発、グラントも身長差を活かしてのジャンパーで2点差にして残り1分半。
デローザンがポンプフェイクで上手く交わしてからのジャンパーを放ちますがこれが決まらず、残り1分2点を追うピストンズボール。
ここはグラントがジャンパーに持ち込むものの決めきれず、ブルズはラビーンが際どい判定ではあったものの、ファウルを獲得してボーナススロー2本成功。
90-86、残り40秒でタイムアウト明けピストンズボール、この大事なポゼッションでブルズはグラントにパトがマッチアップ。
何とかズレを生んでグラントが放ったジャンパーはネットを揺らせずにブルズボール。
残り30秒、ボールキープに入るブルズにファウルゲームを仕掛けるピストンズ、ここの処理でブルズは良くないターンオーバーが出てしまうものの、ピストンズが決めきれなかったことで逃げ切り成功。
最終94-88でブルズが開幕戦をアウェイで勝ちきり、白星スタートを切ることができました。
ブルズはアウェイで何とか勝利を掴んだ結果となった第1戦。
ラビーンの活躍は素晴らしかったですが、新戦力の魅力が充分に引き出されたとは言いづらい内容でした。
プレシーズンで確率の高かったロンゾのスリー、またデローザンを組み合わせてのオフェンスのシステムもまだ探り探りのように見えました。
ディフェンスで頑張って勝っていくスタイルの中で、カルーソの存在はプレシーズンよりも際立っていました。
グラントだけでなく、この試合は器用系ビッグマンのオリニクに対してちょっと苦戦している傾向があったため、3〜5番のハンドルできるタイプの選手に対して、ブルズがどのように対応していくか。
何にせよ、まずは初戦を取ることができたため、このまま良い流れで前半戦を戦っていって欲しいと思います。
一方ホームで敗退してしまったピストンズ。
グラントがチームハイの24点をマーク、最後の数ポゼッションは何とかファウルを獲得できたところはありましたが、攻めきれませんでした。
ドラフト1位、ケイド・カニングハムが絡むことで改善していくか、この試合ではヘイズの得点が伸びず終盤のハンドルをジャクソンやジョセフが担っていた時間もあり、ここは今後の伸び代かと思います。
スチュワートやベイの存在感がさらにグッと伸びてくることが期待されるピストンズですが、今季はどんな戦いを見せてくれるか。
ブルズとは今季あと3戦あるため、楽しみにしたいと思います。
本日の個人的MVP
ザック・ラビーン
34点7リバウンド4アシストを記録、第3Qに見せた1クオーターでの15点により若干停滞気味だったブルズオフェンスをリードしました。
新チームとなり、まだまだ噛み合わせきれなかった部分を、エースが引っ張って勝利に導く、素晴らしい活躍ぶりでした。
ブチェとのピックアンドロールのバランス、デローザンとのボールシェア、課題はまだまだありそうですが、ワクワク感も感じれた1試合目でした。
最後に
DUNKSHOOTの今季分のコンプリートガイドを片手に現在ロスターのページをいじっています。
結局開幕には間に合わず、まだまだ加筆が必要な部分が多いですが、この作業をしておくとシーズンで起きる色んなことがちょっと楽しくなるので、しっかりとやっていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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