朝からZOOMでミーティング、諸々作業が生まれてきてしまいました。
どうも、今年は観戦ペースが追いつかなそうでちょっと残念です、ctrainerです。
もう、観戦と記事執筆は別にしたくなっちゃいそうです。
今回の記事は
プレイイントーナメント WEST 8シードゲーム ペリカンズVSクリッパーズ
この試合のレポートです。
最後までお付き合いください。
このブログでは1シーズンチームを追いかけるピックアップチーム企画がございます。
よろしければこちらも覗いていってみてください。
今季のこれまでのレポートはこちらから
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結果
ハイライト
スタッツ
ボックススコア(ESPN)
pelicans | clippers |
ブランドン・イングラム:30p/6r/6a | レジー・ジャクソン:27p/7r/8a/2s |
CJ・マッカラム:19p/3a | マーカス・モリスSr:27p/9r/5a |
ラリー・ナンスJr:14p/16r/4a | ノーマン・パウエル:17p/4r |
トレイ・マーフィー3世:14p/5r | ロバート・コビントン:14p/3r |
レポート
クリッパーズはこの大一番の試合で、まさかのポール・ジョージがプロトコル入りで出場できず、マンが代わりにスターターに。
まずはホームのクリッパーズがズバッツの得点で先制、ペリカンズはイングラムが加点。
入りはイーブンな展開でどちらも譲らず、残り8分で8-8。
ペリカンズはイングラムが良い入りを見せ得点を重ねる序盤、さらにCJも1本目のジャンパーを沈めペリカンズがリードを広げにかかる。
残り6分でイングラムが早くも2桁得点に到達、追いかけるクリッパーズはパウエルを起用。
どちらもスリーポイントが決まらずに、ペイント内での激しい展開の中終盤へ、ペリカンズが6点リード。
残り4分でペリカンズはナンス、グラハム、マーフィーと3枚変え、クリッパーズもハーテンシュタインを起用。
イングラムが当たっていることでダブルチームに行くクリッパーズ、そこを上手く交わしグラハムがレイアップを決めたところでクリッパーズがタイムアウト。
終盤はクリッパーズも得点を伸ばし始めますが、ナンスのプットバックダンク、さらにイングラムが得点を続けこのクオーターだけで16点をマーク。
最終30-22でペリカンズが8点リードで第1Qを終了。
第2Qはペリカンズがアルバラードを頭から起用、クリッパーズはコビントン、コフィーがイン。
ペリカンズは速攻からマーシャルがフリースローを獲得し先制、さらにアルバラードのフリースローでペリカンズが2桁リードに成功。
ペイントでナンスが連続得点を挙げて点差を広げる中、何とかついていく形のクリッパーズ。
序盤を終えてペリカンズが12点リード、中盤に差し掛かり互いに得点をする中で、クリッパーズも徐々にオフェンスのリズムが良くなっていきます。
終盤に差し掛かるところでは、互いに厳しいハードなディフェンスでフィジカルな展開に。
ペリカンズは2点を中心に、クリッパーズはレジジャクが得点を伸ばし始めイーブンな展開に。
レジジャクが最後に得点を伸ばし、最終56-46でペリカンズが10点リードで後半へ。
第3Qはクリッパーズが仕掛け、ズバッツではなくコビントンを起用、スモールラインナップで始めます。
まずはモリスのスリーで7点差にするクリッパーズ、さらにモリスがフリースローも獲得し6点差と詰めていく。
そしてレジジャクのスリーで3点差にしたところでペリカンズはたまらずタイムアウト。
残り10分半、ATOではペリカンズもスモールラインナップに対応できるようにバランチュナスではなくナンスを投入。
ジョーンズがアタックしペリカンズもようやく加点、序盤はクリッパーズペースで進み、残り9分にレジジャクのアンドワンで逆転に成功。
さらにレジジャクが得点を伸ばし、4点差にしたことでペリカンズが再びタイムアウトで流れを切る。
ATOではバランチュナスを戻し、さらにスネルをこのタイミングで初起用。
ペリカンズは得点がすっかり止まってしまい、ジワジワとクリッパーズが得点を伸ばし、残り6分半で8点差をつけられてしまう。
ようやくバランチュナスがフリースローで加点、劣勢なペリカンズはクリッパーズディフェンスに苦しみながらも何とかフリースローで点を繋ぐ。
残り4分半にはクリッパーズがコビントンのスリーで11点差、またコビントンのバスカンも決まり点差が広がる中、イングラムがタフなジャンパーを沈めて応戦。
さらにもう一本ターンアラウンドジャンパーをイングラムが決めて、エースとしてチームを牽引。
終盤は厳しいディフェンスを披露する両者、得点がなくても見応えのある試合展開。
パウエル、モリスが得点を伸ばし、ペリカンズはフリースローで点を繋いでいき、ペリカンズもマッカラムが意地のプルアップジャンパーをヒット。
最終84-74でクリッパーズが逆転し、10点リードで最終クオーターへ。
第4Qはスモールラインナップを継続するクリッパーズ、チュナス、ナンスを併用しインサイドの高さをキープするペリカンズと、真逆の戦略を取りスタート。
まずはモリスがステップバックジャンパーで先制、ペリカンズはCJのランニングフローターで加点。
さらにナンスのアリウープ、イングラムの得点でペリカンズが連続得点し、クリッパーズがタイムアウト。
残り9分半で7点差、ATOではイングラムがペネトレイトからダンクを叩き込み5点差に。
そしてマーフィーのスリーで一気に2点差、11-0のランでクリッパーズを圧倒するペリカンズ。
中盤に差し掛かり、クリッパーズが3点リード、ペリカンズはオフェンスリバウンドを何とか掴み取り、それをマッカラムがスリーで得点して同点に。
残り7分半、今度はレジジャクが難しいフローターをショットクロックギリギリで沈め2点リード、すぐさまペリカンズはイングラムがフリースローで加点。
クリッパーズはマンがオフェンスリバウンドをティップインで押し込み3点リード、ペリカンズはイングラムがウィークサイドからドライブでちぎって、ダンクでフィニッシュ。
残り6分、スコアはクリッパーズが1点リードの状況、次にスコアしたのがモリス、ジャンパーを決めて3点リード。
ペリカンズはナンスがオフェンスリバウンドからセカンドチャンス、マーフィーがコーナースリーを決めてすぐさま同点。
ここでクリッパーズがタイムアウト、残り4分半で同点。
イングラムに対してダブルチームにいくクリッパーズ、しっかりとパスを回し、ローテーションが崩れたところでナンスがオフェンスリバウンドをプットバックダンクで叩き込み2点リード。
続いてペリカンズがマッカラムのプルアップジャンパーで追加点、4点差にして残り3分。
クリッパーズはこの時間帯に入って得点が伸び悩み、攻め手を失ってしまっている印象。
その間にペリカンズが追加点、またしてもマーフィーがスリーを沈め残り2分で7点リードに成功。
追いかけるクリッパーズはパウエルがスリー、得点をつなぎ4点差。
残り1分半でクリッパーズはさらにコビントンもレイアップを決めて2点差に追い上げ。
リードしているペリカンズは時間を使ってボールをコントロール、ジョーンズがフリースローを獲得し2本を成功。
残り1分で4点差、追いかけるペリカンズはモリスがスリーを放つも決まらず。
ペリカンズも得点はできずにクリッパーズボールになり、残り32秒。
クリッパーズはレジジャクがアタック、ファウルドローンに成功しフリースロー、1本目成功で2本目失敗。
リバウンドを取ったペリカンズはタイムアウト、残り26秒で3点リード。
クリッパーズはナンスに対してファウルをしフリースローを打たせ、ナンスはこの2本を落としてしまい、クリッパーズは最後のタイムアウトを取得。
残り19秒、3点を追う中、ペリカンズはファウルをすることでフリースローを打たせます。
そしてパウエルがその1本目を失敗、2本目を成功して2点差、ペリカンズも最後のタイムアウトで戦略を確認。
イングラムに対してトラップにいくクリッパーズ、ファウルではなくスティールを狙っていたように思いますが、そこをイングラムが冷静にさばき、バランチュナスがゴール下でフリーのダンク。
残り13秒で4点差、最後はクリッパーズが連続でスリーを放ちますが決まらず。
最終105-101、ペリカンズが劇的な勝利を収め、4年ぶりのプレイオフ進出を決めました。
第4Qの時点で2桁リードを背負った中で、最後まで諦めずに戦い見事な逆転勝利を飾ったペリカンズ。
ゲームを通じてイングラムが30点、序盤一気に点を稼いで16点をマーク、非常に素晴らしい活躍でした。
後半から一気に捲られてしまいましたが、ベンチから出たナンス、マーフィーがインパクトのある活躍を見せて最後はスモールラインナップを跳ね返し勝利。
久々のプレイオフの相手はリーグ最高勝率のサンズ、そこをどう戦っていくのか、楽しみです。
クリッパーズはどうしてもポール・ジョージが出場できていればどうなったのかと考えてしまいますが、最後まで素晴らしい戦いを見せました。
レジジャクとモリスが共に27点をマーク、そしてベンチからパウエルが17点、後半からスモールラインナップに切り替えたキーマンとなったコビントンも14点を記録しました。
クリッパーズらしい試合展開で、あと少しで勝てそうな展開ではありまいたが、ペリカンズの勢いが少し上回った印象。
今季はカワイも出場できず、ポジョの終盤になって復帰し、それでもウエストでプレイインに絡める位置にいるということはチームとしてのカルチャーがしっかりしているということだと思います。
来季はどんな布陣でどう戦ってくるのか、楽しみです。
本日の個人的MVP
ブランドン・イングラム
チーム最長の43分間出場、30点6リバウンド6アシストをマーク。
前述の通り第1Qだけで16点をマークしFGは8/9、素晴らしいスタートダッシュを切りました。
その後、ダブルチームを受け始めてからはアシストもきっちり記録、そして重要なタイミングでは自らのペネトレイトで打開し、素晴らしいエースムーブを見せました。
若手とベテランの力が上手く噛み合ったペリカンズを引っ張るイングラムの活躍を楽しみにしたいと思います。
最後に
ペリカンズ勝利後のロッカールーム。
最終的にはウィリー・グリーンHCが水を浴びまくるんですが、その前に女性の方を盾に入ってくるところがお茶目で面白かったです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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