まーごめ、どうも、ctrainerです。
本日のレポート内容
PHXのweek13を振り返る
試合結果
GAME40 vs SAC 119-117 〇 22-18
<スターター>
KD、ヌルキッチ、ブッカー、ビール、アレン
欠場:デイミオン・リー、ボル・ボル、渡邊雄太
SAC
サボニス、ハリバン、マレー、フォックス、ハーター
欠場:なし
<ゲームレポート>
SACをホームに迎えての1戦、序盤はSACの早いペースになんとか食らいつくPHXといいう展開。
アレンの連続コーナースリーで悪くないオフェンスを展開しますがディフェンスがイマイチ、SACがノーミスでシュートをバンバン決めてきます。
3点ビハインドで中盤へ、スコア後もすぐにシュートまで持ち込んでくるSACのトランジションをピックアップできず、PHXはタイムアウト。
中盤もSACペースが続き、ディフェンスの精度が上がってこないPHXは再度タイムアウト取得、ATOにはエリゴーがイン。
終盤に入りメトゥもイン、アレンの3本目のスリーでなんとか追いかけるもののサボニスが着実に加点、PHXはユーバンクスに交代。
終わり際にトランジションでメトゥのアリウープが決まり勢いに乗れそうでしたがSACが最後モンクの活躍で突き放す。
最終39-27で12点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Qは頭からオコギーがイン、サボニスが休んでいる間に点差を詰めておきたいところ。
しかしこの時間帯はフォックスが得点を伸ばし、引き続き劣勢なPHX。
18点ビハインドとなり、序盤でまたタイムアウトを取らされるPHX、中盤に入り徐々にリズムを掴み始める。
SACもべゼンコフの活躍が目立ちますが、アレンの6本目のスリーで11点差にし終盤へ。
一気に点差を詰めていきたいところでしたがSACも踏ん張り1桁差までいけず、むしろ前半の終わり際はフォックスに連続得点を許し、最終68-51で17点ビハインドで後半へ。
第3Qはスコアリング的にはイーブンですが、PHXがゴチャゴチャしながら、SACは綺麗なチームオフェンスを構築し内容に差がある序盤。
SACのスリーが良く入り、21点差にされてたまらずPHXタイムアウト。
中盤に入りSACのオフェンスがスローダウン、PHXは着実に1本ずつ返す我慢の時間帯。
ただターンオーバーが収まらず、終盤にはまた20点ビハインドにされるPHX。
ここでエリゴーが貴重な連続得点で9-0のランを牽引、またディフェンスも脚が動き始め一気に点差を詰め10点差。
最終96-84で12点差にして最終クオーターへ。
第4Qはミスが続き、折角作った前のクオーターの勢いを失ってしまうPHX、開始約1分でタイムアウト。
PHXはサボニスが戻ってきたのに対し、ヌルキッチもユーバンクスも使わずKDとメトゥでインサイドを守る。
早速サボニスにバスカンを献上、20点差のまま中盤へ。
ここでサボニスへのダブルチーム、さらにオコギーの連続ブロック、そこからアレンのスリーと良いディフェンスから良いオフェンスに繋げられるポゼションが続く。
15点差になりSACが流れを切るためにタイムアウト、ATOにはメトゥも下げてKDセンターのスモールラインナップに舵を切るPHX。
さらにはオコギーも下げてエリゴーをイン、ほぼ4ガードと言って良いような布陣で残り5分、17点ビハインド。
アレンの8本目のスリー、KDのトランジションでのダンク、PHXが波に乗りそうなところでSACがタイムアウトをまた取る。
ATOにはSACのマイク・ブラウンHCがサボニスを下げる決断をしスモールラインナップにしてきますが、KDのスリーで9点差にしようやく1桁まで詰めます。
終盤に入りSACがすぐサボニスを戻す、トランジションでビールがダンクを叩き込み7点差。
次のポゼッションもフォックスをブロック、そしてKDのトランジションスリーに繋ぎ4点差。
サボニスに1本返されますが、残り2分を切って6点ビハインド、SACはリズムを完全に乱されPHXペース。
エリゴーのスリーで3点差にして残り1分、ここでまたしてもエリゴーがアーリーオフェンスからコーナーでオープンになりスリーを沈める。
残り39秒、同点に追いつきSACポゼッション、フォックスのジャンパーが落ち、リバウンド争いでファウル獲得。
KDがこのFT2本をしっかりと沈め逆転、残り30秒。
SACはあまり時間を使わずにフォックスがフローターをチョイス、これが決まって同点にされて残り18秒。
ラストを託されたのがKD、ミスマッチになったところをジャンパーに持ち込みファウルドローン。
このクラッチフリースローもしっかりと決めPHX2点リード、SACが最後のタイムアウトを取る。
残り1秒弱、SACの逆転を狙ったスリーは外れ、最終119-117でPHXが逆転勝利を収めました。
<所感>
アレンがキャリアハイタイの9本のスリーを沈め29点を獲得しリーディングスコアラー。
そしてKDが27点、第4Qだけで15点をマークし追い上げに貢献、さらにエリゴーも終盤に重要なスリーを連続で決めてくれました。
この試合で良かったところは追いかける時間帯にスモールラインナップに振り切ったところ、そして結果的にはディフェンスの脚が動き始めヘルプのブロック、ディフレクションが一気に改善しSACを抑え込むことに成功。
第4Q溶かしがちなPHXがこういう勝利をもぎ取れたのは大きな収穫だったと思います。
これで3連勝、さらに波に乗って行って貰いたいです。
<その他気になったこと>
- 前半のKDのターンオーバーの多さ、ブッカーが下がってKDがハンドルしている時間が長い時に出すパスが相手のディフレクションに引っかかってミスするシーンが多かった印象。KDが十分クリエイトできる能力を持っていることは分かっていますが役割分担としてはフィニッシャーに周ってもらう時間を増やしたいので、ビールやヌルキッチ、ベンチからはエリゴー辺りがその役目を果たせたら最高かなと思います。
- SACはベンチから出てきたべゼンコフが渋い活躍、あともうちょっとだけディフェンスで信頼を勝ち取ることができれば、ポストシーズンでもプレイタイムが伸びていきそう。昨季からそこまで大きな選手補強に動いていないSACにとっては、彼がプレイタイムをつなぐ目処が立つとかなり嬉しいんじゃないかなと思います。
GAME41 @ NOP 123-109 〇 23-18
<スターター>
KD、ヌルキッチ、ブッカー、ビール、アレン
欠場:デイミオン・リー、ボル・ボル
NOP
ザイオン、イングラム、ジョーンズ、バランチュナス、マッカラム
欠場:シーブロン、ライアン
<ゲームレポート>
3連勝中のPHX、敵地でのNOP戦はブッカーの連続得点でPHXが良い入り。
NOPもペイントからの得点で応戦、PHXが3点リードで中盤へ。
ブッカーが早くも2桁得点に到達、対するNOPはトランジションが多く、ミスマッチをザイオンが突き加点。
KD、ビールもテンポ良く加点し、先にタイムアウトを取ったのはNOP。
ATOにエリゴーがイン、どちらも得点ペースが下がらないこの時間帯ですが、徐々にPHXがリードを広げる。
9点リードで終盤へ、NOPがターンオーバーしたところをキッチリ得点に繋ぐPHX、ブッカーの調子が良く気持ち良く得点を伸ばす。
PHXはアズブーキー、メトゥがイン、ブッカーがさらに得点を伸ばし、このクオーターだけで25点を獲得、とんでもないパフォーマンスを見せ最終41-28で13点リードで第1Qを終了。
第2Qはほぼスターターのメンツで戦うPHX、両チームシュートの確率が上がらずスローダウン。
中盤に入る前にオコギーがイン、この時間帯はビールが得点を繋ぎ21点リードにして中盤へ。
NOPがオフェンス不調でFTでの1点しかここまで加点できず、かなり試合を優位に進めていたPHXでしたがここでトラブル。
オコギーが脚を負傷したのかロッカーに下がります、自分で走って行ったので大事ではないことを祈ります。
NOPのターンオーバーが収まらず、大体20点差を維持して終盤へ。
ここでマッカラム、バランチュナスといったベテランたちが得点を繋ぎ始めますが、ブッカーの連続得点でお返し。
PHXはファウルがかさみFTを多く与えてしまい、さらにクオーターの終り際にはザイオン、イングラムに連続でスコアを許す。
最終69-52で17点リードで後半へ。
第3QはブッカーだけでなくKDもテンポ良く加点し始め、NOPもそれに対抗。
ビールがファウルトラブルになり早めにエリゴーと交代しますが、ブッカーの勢いが止まらず。
開始約2分の段階でブッカーが40点オーバー、序盤に再び20点差台のリードに広げるPHX。
中盤もPHXは良いボールムーブを見せスコアを伸ばし、NOPはザイオンが気を吐きペイントからスコア。
終盤になり、ブッカーがちょっとシュートの判断雑な面が出てきて、その間にNOPがトランジションで20点差台を脱出。
NOPがちょっと勢いに乗りそうなところをKD、そしてブッカーのスリーで切るPHX、最終100-80で20点リードで最終クオーターへ。
すでに52得点に到達したブッカーを下げて第4Qスタート、代わりに一度ロッカーに下がっていたオコギーが戻ってきています。
NOPは要所でゾーンを混ぜながら対抗、しかしここでアレンが連続スリーで相手に大きなダメージを与える。
またPHXは序盤にスターターに戻しトドメを刺しに行く姿勢、27点リードにして中盤へ。
ちょっとインテンシティが落ち始め最大で30点差をつけたPHX、残り5分で少しずつ出場していなかった選手に切り替え。
ジョップ、グッドウィン、リトルと入り、NOPも3rdユニットに切り替え。
最終123-109で勝利、4連勝を達成しました。
<所感>
前半だけで32点を獲得したブッカー、最終的には52点を奪いシーズンハイ。
またKD、ビールも要所で良い得点の繋ぎを見せ、高いオフェンス力がいかんなく発揮された試合でした。
スターターのプレイタイムがだいぶ伸びてきているのがちょっと気になるところ。
<その他気になったこと>
- BIG3のローテーションの仕方にちょっと変化があったような気がするこの試合。第1Qの間にちょっとずつ休んだら第2Qの頭はほぼスターターで戦うPHX、結果的にこの試合の場合はある程度の点差を維持して試合が進んだのでもしかしたら先行逃げ切り型にしていきたいのかもしれません。その辺りのローテーション具合も引き続きチェックしていきたいと思います。
- 渡邊雄太がこの試合もプレイタイムを得られず、共に出場機会が減ってしまっていたグッドウィンが入っていたりしているので、辛抱強く耐えて次のチャンスを掴んでいって貰いたいです。
- NOPはディフェンスの部分で苦戦してしまいましたが、若い選手たちが勢いに乗った時のトランジションやアーリーオフェンスは迫力ありました。昨季からは大きく選手補強に動いていなかったタイプのチームなので、今度のトレードデッドラインで動いてくるかどうか、要チェックです。
GAME42 vs IND 117-110 〇 24-18
<スターター>
KD、ヌルキッチ、ブッカー、ビール、アレン
欠場:デイミオン・リー、ボル・ボル
IND
シアカム、ネスミス、ターナー、マッコネル、ヒールド
欠場:ハリバートン、ジャクソン
<ゲームレポート>
トレードでシアカムが加わった新生INDをホームに迎えての1戦、ハリバートンは欠場のためマッコネルがスターターに。
序盤はイーブンな展開、INDのペースにPHXも合わせテンポ高めなスタート。
早めにアレンとエリゴーが交代、3点リードで中盤へ。
ちょっと緩いINDのディフェンスを攻略し、ペイントのディフェンスを頑張ってBIG3に繋ぐPHX、11-0のランを見せINDに連続でタイムアウトを取らせる。
PHXはオコギーがイン、10点リードで終盤へ。
INDはスミスが連続スリーで応戦、テイクチャージも奪い良い動きを見せます。
PHXはジョップを起用、さらにメトゥも入り完全に2ndユニットに切り替えたINDと一進一退の攻防。
ヤングビッグマンたちがペイントで頑張るIND、最終33-25で8点リードして次のクオーターへ。
第2Q、INDの2ndユニットにリバウンドでかなり押され、劣勢の時間が前のクオーターから続く。
そしてスミスのスリーで逆転されてしまいすぐにタイムアウト、ATOはビールが流石の得点力を見せアンドワンを奪取、さらにKDも加点しリードを奪い返す。
ワンポゼッション差の接戦となり中盤へ、INDはトランジションからアーリーオフェンスを仕掛け、PHXは高いシュート力で加点。
トッピンの連続ダンクを食らうものの、ここはKDがシュートを決め続けリードを維持。
7点リードで終盤へ、ヌルキッチがファウルトラブルになりメトゥと交代、さらにはメトゥも下げKDがセンターのスモールラインナップ。
INDもそれにアジャストするような形でシアカムをセンターにしたスモールを組み、ゲームのペースがグングン上がっていく前半の終わり際。
最後はヒールドに連続得点を許し、最終65-61で4点リードして後半へ。
第3QはまずINDがペースを掴みかけますがKD、ブッカーとスコアし流れを食い止める。
8点リードで中盤へ、ヌルキッチがイリーガルスクリーンでファウル4つ目になり、ユーバンクスがこの試合初出場。
ボールが良く回っているPHX、アレンのスリーで一時10点リードに成功するものの、INDも粘りを見せる。
ただKDのジャンパーが落ちず、PHXが優位なまま9点リードで終盤へ。
ここからは互いにいったんスローダウン、シュートを決められない時間が続きますがここで前半同様、スミス、またウォーカーがオフェンスリバウンドから加点してくる。
最終91-83で8点リードして最終クオーターへ。
第4QはKDとジョップを並べスモールでスタート、互いに早い展開の中で点を取り合う序盤。
INDが3点差に迫り、ディフェンスでもKDにダブルチームを仕掛け、ポゼッションを失うギリギリ手前の所で何とかKDがタフショットを連続で沈め窮地を脱する。
7点リードで中盤へ、PHXはKDに集めようとし過ぎてちょっとボールの動きが悪くなり、その間にINDの追い上げをくらう。
ヌルキッチが6つ目のファウルで退場になりユーバンクスがイン、残り6分で1点リード。
ブッカーのシュートが後半不調になり、チームとしてリズムを失ったPHXは何とかディフェンスで踏ん張りINDに逆転を許さず。
互いにとくてんできないポゼッションが続き、残り3分弱のところでヒールドにトランジションスリーを決められ逆転。
2点を追いかけるPHXはタイムアウト後、スモールラインナップに戻し、まずKDのスリーですぐにお返し。
INDが仕掛けるフィジカルな展開に若干押されているところはありましたが、ブッカーのFT1本で2点リード。
INDはネムハードのFTで同点、PHXは返しのオフェンスでビールが技ありのペネトレイトですぐに再逆転。
残り2分、もう一本トップからビールがドライブしスコアをメイク、頼れるアタッカーが仕事をします。
そのままPHX3点リードで残り1分、INDのディフェンスが崩れたところでビールがカウンタードライブ、レイアップを決めて5点差。
時間のないIND、ハリバートンがいないためネムハードがハンドルしますが痛恨のターンオーバー。
その後のファウルゲームをしっかりと乗り切り、最終117-110で勝利、PHXは5連勝となりました。
<所感>
KDが40点を記録、ブッカーが26点をマークしたものの終盤シュートの確率が上がらず、そこをビールが印象的な3本のドライブからスコアに繋げ良い働きを見せてくれました。
INDがリバウンドで圧倒した時間帯もあり、ペイントでの攻防はまだ課題がありますが、以前よりもスモールラインナップにする時間が増え殴り勝ちの展開を作ろうとしているPHX。
形は置いておいてもこれで5連勝、良い雰囲気を継続できていると思うので、引き続き頑張っていって貰いたいです。
<その他気になったこと>
- INDのジェイレン・スミスが前半、悪い流れになったところを引き戻す活躍。おそらく普通にローテーションしたらターナーが出ていたであろうタイミングも起用され存在感を発揮。
- INDはまだまだシアカムがハーフコートになるとどう動くか迷っているようなシーンが散見されました。ハリバートンもいない状況なのでシステムに慣れていくのに時間がかかるかもしれませんが、INDがこの後どうなっていくかは非常に興味があるので引き続きチェックしていきます。
- PHXはだいぶオフェンスリバウンドから相手に流れを渡してしまいましたが、この試合はKD様様。ハーフコートオフェンスが上手くいかない時間帯を彼がビシっと最後決めきることでいくつかのポゼッションを失わずに済みました。ヌルキッチのプレイタイムが減るとちょっとボールの回りが悪くなるのでそこを改善していきたいところ。
- 終盤のクラッチタイムではビールも存在感を発揮、ブッカー不調、KDベタつきされたところで貴重なペネトレイトを連発し得点してくれました。PHXの強みが良く表れた試合となりました。
GAME43 vs CHI 115-113 〇 25-18
<スターター>
KD、ヌルキッチ、ブッカー、ビール、アレン
欠場:デイミオン・リー、ボル・ボル、エリゴー
CHI
パト、デローザン、ブチェ、ホワイト、カルーソ
欠場:ラビーン、クレッグ、ロンゾ
<ゲームレポート>
B2Bとなったこの試合、序盤はアウェイのCHIがリード、それを追うPHX。
3点ビハインドで中盤へ、CHIはスリーを中心に、PHXは2PTで加点。
デローザンに対してダブルチームを仕掛けるも、上手くかわされてしまうPHXディフェンス、スコアを継続できているため接戦の状態は維持。
折り返しの所でオコギーがイン、この試合はエリゴーが欠場のためプレイタイム伸びるかもしれません。
CHIがテンポ良く加点し10点ビハインド、終盤に入るところで流れを変えられていないPHXがタイムアウト。
ホワイトがスリーを3/3で沈め好調、そしてそっちをケアしたらドライブを許し止められず。
残り3分でPHXはユーバンクス、ジョップをイン、最大で19点ビハインドを背負わされるPHX、最終37-22で15点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Qは頭からセイベン・リーがイン、3ガード気味なCHIに対応する形での起用かもしれません。
KDが得点を繋ぎ、CHIがターンオーバーが目立ち始め、12点差になった所で早めにCHIがタイムアウト。
そのまま中盤へ、大きく点差は詰められないものの、イーブンな展開に持ち込み我慢の時間になるPHX。
11点差で終盤へ、ここからというタイミングでPHXは安易なターンオーバーが続き、ボーゲルHCがすぐにタイムアウト。
ブッカーが何とか得点を伸ばし始め応戦しますが、CHIのやりたい試合展開になり、最終66-49で17点ビハインドで後半へ。
第3Qは早々に20点ビハインドにされるPHX、オフェンスもちょっとセルフィッシュな早撃ち、ディフェンスもローテミスがありちょっと集中力に欠けている印象。
デローザンのスリーをくらい23点差になってPHXタイムアウト、中盤に入っていきます。
もどかしいゲーム展開が続くPHX、ここでKDの連続スリーでちょっと流れが傾きかけます。
16点差で終盤へ、ゴール下でのやあり合いでユーバンクスとドラモンドが一触即発な空気になりますが、そのヨーバンクスが連続でダンクを決めて会場を盛り上げる。
ディフェンスでもゴール下でファイトし始めたことでエナジーが高まってきた感のあるPHX、ジョップのスリーでついに9点差まで詰める。
最後はKDのプルアップジャンパーで締めくくり90-83で7点差にし最終クオーターへ。
第4Qはヒートアップした観客の声援も大いに盛り上がり、各コールへのアクションも含め選手たちを後押し。
CHIはデローザンがしたたかなリップスルーでFTを獲得、仕事をしてきます。
3点ビハインドで中盤へ、KDの連続得点で1点差まで詰め寄りCHIがタイムアウト。
ATOもKDのフローターが決まり逆転に成功、ここからリードチェンジを繰り返す展開。
見応えのある攻防が続き102-102の同点でクラッチタイム突入。
ワンポゼッションごとに両チーム加点、そのまま残り3分、CHIが1点リード。
さらにデローザンにアンドワンを献上してしまいますがここでコーチチャレンジ、これが成功し4点差にされそうなところを1点差で止める。
その返しのポゼッションでビールがフローターをメイクしPHX1点リード、CHIのオフェンスを守り切り残り1分。
PHXオフェンスは失敗に終わり、CHIはデローザンがリベンジと言わんばかりのジャンパーを沈め逆転、残り48秒で1点ビハインドのPHX。
ここはKDとビールのピックプレイ、外れたシュートをユーバンクスがオフェンスリバウンドを繋ぎ、最後はKDがスリーをトップから決めて逆転。
CHIがタイムアウト、残り30秒を切りCHIのオフェンス、PHXはジョップをデローザンにつけてサイズアップしますが、それもお構いなし、デローザンのジャンパーが入りCHIリード。
PHXタイムアウト、残り22秒、トップで時間を使うKD、マッチアップはカルーソ。
ファウルが溜まってないCHI、KDが仕掛けようとした所でカルーソがファウルで止める。
残り6秒、タイムアウトのないPHXはそのままサイドからインバウンズ、ポストのヌルキッチからKDへバックドアが通り、KDが空中で軽くダブルクラッチ入れながらジャンパーをねじ込み再逆転。
CHIタイムアウト、残り1秒弱、2点を追う展開で最後はパトのアリウープを狙う。
これがファウルになり一瞬ヒヤッとしますが、シュートファウルの判定にはならずインバウンズから再開。
最後はデローザンの放った流れながらのスリーが外れ、最終115-113でスリリングな試合を勝ち切り、6連勝を達成しました。
<所感>
KDの最後のクラッチシュートは見事でしたが、実は確率はそこまで良くなく、ビール、ブッカーも同様で前半は完全に相手に圧倒されてしまったPHX。
そこをKDの連続シュートとユーバンクスのハッスルで流れをひっくり返し、接戦を何とかモノにしました。
会場の応援も後押しになったであろうこの試合、気が早いですがポストシーズンでの戦いが早く見たくなりました。
<その他気になったこと>
- week13の週間MVPに輝いたKD、確率はあまりよくなかったですが、最後のダブルクラッチみたいなジャンパーを決め切るのは流石。ブッカーが波に乗れずイライラしてたっぽいところをカバーしてくれました。
- 試合の流れを変える一助になったのがユーバンクス、ドラモンドとのやり合いも込みでエナジーを注入してくれました。こういった活躍が続けられればまたプレイタイム伸びてくるかもしれません。
- CHIはチームディフェンスも意図が感じられるものであり、オフェンスでは良くボールムーブさせてオープンを作っていました。正直前半はかなりチーム力の差を感じさせる展開。結果的に試合はPHXが勝ちましたが、CHIもっと上位にいてもおかしくなさそうな仕上がりだなという印象。トレードの噂も出ているのでここからどうなっていくか、要チェックです。
スケジュール:week14
1/25:GAME44 @ DAL
1/27:GAME45 @ IND
1/29:GAME46 @ ORL
1/30:GAME47 @ MIA
6連勝と最高に良い形でロード7連戦に入るPHX、接戦をモノにして得ている勝利も多い中でちょっとローテーションが絞られ始めているため、プレイタイムの偏りが気になります。
シーズン終盤息切れしないように、気をつけてコンディション整えて貰いたいです。
最後に
令和ロマン、ラジオ面白かったです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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過去のシリーズはこちらから
2020-2021
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます