本日2本目の投稿、時系列がぐちゃぐちゃになっています。
どうも、1stラウンドの終わり際はシリーズが決まった奴から連続で見るのが好きな男、ctrainerです。
前の試合の記憶が新鮮なうちに次の試合見た方が、ちょっとは良いかなと自分で思っています。
この記事では
プレイオフ2021 1st round <WEST>デンバー・ナゲッツ×ポートランド・トレイルブレイザーズ GAME6
をレポートしていきます。
試合結果
ハイライト
スタッツ
https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401327902
ナゲッツ
<個人>
ニコラ・ヨキッチ 36点 8リバウンド 6アシスト
マイケル・ポーターJr 26点 5リバウンド
アーロン・ゴードン 13点 7リバウンド 4アシスト
ファクンド・カンパッソ 10点
モンテ・モリス(ベンチ出場) 22点 9アシスト 3スティール
ジャマイカル・グリーン(ベンチ出場) 10点 9リバウンド
<チーム>
3PT 15/34 44.1%
リバウンド 39(オフェンス10/ディフェンス29)
アシスト 28
ターンオーバー 12
ターンオーバーからの得点 15
ファストブレイクポイント 18
ペイント内得点 50
ブレイザーズ
<個人>
デイミアン・リラード 28点 13アシスト 2スティール
CJ・マッカラム 21点
ロバート・コビントン 11点 10リバウンド 3スティール
ユセフ・ヌルキッチ 13点 7リバウンド 2ブロック
ノーマン・パウエル 17点
カーメロ・アンソニー(ベンチ出場) 14点 5リバウンド
<チーム>
3PT 15/36 41.7%
リバウンド 37(オフェンス8/ディフェンス29)
アシスト 24
ブロック 7
ターンオーバー 17
ペイント内得点 38
スターター
ナゲッツ
ファクンド・カンパッソ
アーロン・ゴードン
ニコラ・ヨキッチ
マイケル・ポーターJr
オースティン・リバース
ブレイザーズ
デイミアン・リラード
CJ・マッカラム
ノーマン・パウエル
ロバート・コビントン
ユセフ・ヌルキッチ
インジャリー
ナゲッツ
PJ・ドジャー:アウト
ウィル・バートン:アウト
ジャマール・マレー:アウト
ブレイザーズ
ザック・コリンズ:アウト
ゲームレポート
GAME5のダブルオーバータイムの激戦を制し、アウェイに乗り込んでいたナゲッツ、ホームのブレイザーズは崖っぷち、後がない状態です。
スターターはどちらも変わらず、GAME6まで来るとお互いに手の内はわかっている状態のため、推考力がどちらが高いかと言うところがポイントになってきます。
まずはパウエルのコーナースリーでブレイザーズ先制、ナゲッツもMPJのスリーが決まる。
同じような形でMPJがもう一本、ヨキッチのハンドオフからスリーを決めて2本目、GAME5に続き良いシュートタッチを維持できています。
ブレイザーズもCJが連続得点、どちらもスムーズなオフェンスの入りを見せています。
前の試合の終盤と逆のような展開、ナゲッツはMPJがオフェンスをリード、ブレイザーズはチーム全体で得点を得点を挙げて行きます。
残り7分でブレイザーズが4点リード、ナゲッツがタイムアウトをとります。
ここまでMPJが既に4本スリーをヒット、中盤に入ってもまだまだ止まらず、トランジションから5本目をヒットし逆転に成功。
残り5分でブレイザーズはカーメロ、ナゲッツは早めの段階でヨキッチを下げてミルサップに変えます。
それに合わせてブレイザーズもヌルキッチを下げ、コビントンをセンターに据える。
ブレイザーズも調子良くて気がつけば逆転に成功、MPJがさらに得点を伸ばす中、ブレイザーズもメロのシュートで追いつく。
残り2分半で28-27、ブレイザーズが1点リード、MPJがこの第1Qだけで22点とオンファイアしているナゲッツ、それでもリードができていないのはディフェンスの影響か。
ジェファーソンも入ってきてスモールラインナップにより対応するブレイザーズが、リードしたまま終盤へ。
最後にミルサップの得点によって点を詰めたナゲッツですが、最終33-29、ブレイザーズが4点リードで第1Q終了。
第2Qはナゲッツがグリーン、ブレイザーズがサイモンズを起用、良いオフェンスの入りを見せたのはブレイザーズの方で点差を広げていく。
残り10分半で6点差、ここでヨキッチを戻すナゲッツ、それに合わせてヌルキッチを戻すブレイザーズ。
序盤はこのままイーブンな展開で大きな点差は開かず、しかしヨキッチが徐々に点を取り出すモードに入ってきた気配、残り8分半には1点差にしますが、この試合はここまでイーブン。
抜け出すきっかけを先にどちらが掴むか、どうやらそれはナゲッツの方。
ヨキッチが2本目のFGながらこの試合同点に追いつくシュートをメイク、その後も立て続けに得点を挙げて行きます。
しかしブレイザーズも簡単にリードを奪われず、リードチェンジを繰り返して、残り4分半にはブレイザーズが2点リード。
そこからジワジワとブレイザーズがヌルキッチやパウエルの得点でリードを広げ出したところでナゲッツタイムアウト。
残り3分半で6点差、第1Q好調のMPJの得点やモリスのバスケットカウントで得点しますが、イマイチグッと点差を詰めきれない。
ブレイザーズはここで伏兵、サイモンズの連続スリーで16-8のランに繋げ、残り2分半には10点差をつけることに成功。
総力戦になっている中、ナゲッツも反撃を終盤に見せ、モリスのスリー、MPJのスティールからのワンマン速攻でのトマホーク、5点差にまで縮める。
ブレイザーズはしっかりとリラードが決めますが、ナゲッツもヨキッチのスリーが決まる。
しかし前半最後の締めは前の試合を彷彿とさせる、リラードのステップバックスリーで終了。
最終68-61、ブレイザーズが7点をリードして後半に入ります。
第3Qはブレイザーズがセカンドチャンスを粘って得点、9点差にしてスタート。
さらにコビントンのスリーで12点差に、ナゲッツはヨキッチのゴール下で後半のファーストスコア。
ペイントからの攻撃を強調してくるのはナゲッツ、しかしブレイザーズの勢いが止まらないことから、マローンHCは早めにタイムアウト。
残り9分で12点差、カンパッソがフリースローを3本獲得して9点差。
しばらくこの1〜2桁差を行き来しますが序盤から中盤にかけては、ブレイザーズペース。
カンパッソが4つ目のファウルでモリスと交代、ナゲッツは劣勢ですがなんとかヨキッチのバスカンで耐える。
コビントンのスリーが2本連続で決まり、14点差になって残り6分。
3Qの半分を過ぎてヨキッチが既にこのクオーターだけで2桁得点、勝負ところの大事な時間帯を引っ張ります。
しばらくノーガードの点の取り合いが続き、ペースがどんどん上がっていくこの時間。
残り4分半で14点をリードするブレイザーズ、熱狂的なポートランドファンの大声援が途切れることなく会場に響きます。
残り2分半、ナゲッツがディフェンスから流れを引き寄せ始め、スティールやテイクチャージで8点差まで詰めてきました。
終盤は4つ目のがファウルでヌルキッチを下げたブレイザーズに対して、ナゲッツはヨキッチの起用を続け、コビントンに対してヨキッチが連続でアタックし得点につなげる。
残り1分で4点差、追い上げるナゲッツですがカンパッソが5つ目のファウルでベンチへ。
最終このクオーターは101-95、6点差で終わるかと思いきや、最後にモリスのランニングで放ったスリーがバンクイン。
101-98のブレイザーズ3点リードで最終クオーターに入ります。
第4Qはグリーンのゴール下でスタート、1点差になり互いにスモールラインナップで臨んでいます。
CJ、リラードの得点が前のクオーターの終わり際から少し落ち始めているのが気になるところですが、そんな中モリスがジャンパーを決めてナゲッツが逆転。
残り3分でようやくブレイザーズはメロのスリーが決まって再リード、さらにメロのジャンパーでアンドワンも獲得、ベテランがこの大一番で躍動します。
残り8分で4点を追うナゲッツはモリスがビッグショットを決め続け、スリーにより1点差になったところでブレイザーズタイムアウト。
このタイムアウト明けにヨキッチ、ヌルキッチが戻ってきます。
残り7分、ナゲッツはヨキッチが早速スリーを沈めて逆転、ヌルキッチもゴール下を決め返し同点。
返しのオフェンスではリバースのレイアップでナゲッツが2点リード、ブレイザーズはターンオーバーでポゼッションを失う。
ここでモリスのフローターが決まって4点差、残り5分になりブレイザーズは得点が決まらなくなってきています。
さらにグリーンのフリースローで6点差にしたナゲッツ、ブレイザーズはヌルキッチが5つ目のファウルをコールされ、さらにリバースのスリーが決まり9点差。
ここでブレイザーズタイムアウト、かなり劣勢に追い込まれ始めます。
残り4分、このタイムアウト明けのオフェンスもターンオーバーでナゲッツボールに。
時間をしっかりと使ってコントロールし始めるナゲッツ、ヨキッチがしっかりとショットクロックギリギリでフックを決めてきます。
2桁差になりましたが、ブレイザーズはリラードがレイアップ、3PTでのフリースローを獲得し追随。
残り2分半で6点差、ブレイザーズはめちゃめちゃ大事な一本を止めて、ナゲッツのターンオーバーを誘発。
オフェンスではパウエルのノーマークのコーナースリーを演出しますが、これが決まらず。
残り2分、点差は6点差のまま、ここでもナゲッツはヨキッチのレイアップで点差を広げ8点差。
ブレイザーズはリラードのスリーがミス、しかしエンドからのインバウンズでCJのレイアップをデザインし6点差で残り1分半。
慌てないナゲッツは、ヨキッチとモリスのツーメンゲームから、最後はヨキッチがシュートを放つも決まらず。
しかしオフェンスリバウンドを確保したのはグリーン、もう一回オフェンス立て直します。
そして今度はヨキッチのキックアウトでゴードンのスリーが決まって9点差。
もうタイムアウトのないブレイザーズはそのままオフェンス開始、リラードのスリーが決まらずにナゲッツボール。
残り30秒、モリスのフリースローが2本決まったところで試合は大勢を決しました。
最終126-115、ナゲッツが敵地で逆転勝利を収め、シリーズを4-2で突破、カンファレンスセミファイナルへの進出を決めました。
前半をなんとかついていったナゲッツは、第3Qの二桁差のところから諦めずに試合を丁寧に展開。
前半はMPJ、後半はモリスとヨキッチを中心にオフェンスを展開し、ブレイザーズを追い越して勝ち切りました。
最後のヨキッチの確率の高さは圧巻、カンパッソのファウルトラブルにより、プレイタイムが多くなったモリスも素晴らしい活躍を見せました。
次はサンズとの1戦、どんな戦いになるか楽しみです。
一方惜しくも逆転負けをくらい、GAME5に続いて勝ちきれなかったブレイザーズ。
第3Qのリードを広げていったところの段階で既にガス欠の兆候があり、CJ、リラードのシュートタッチがもう一度上がってくるのを待たずして試合が終わってしまいました。
パウエルやカーメロ、ヌルキッチなど良い繋ぎを見せていましたが、やはりこのレインブラザーズに次ぐ、スコアラーの安定が終盤のパフォーマンスの安定に繋がるのかもしれません。
テリー・ストッツHCがスモールラインナップにしたり、いろいろ手を変えながら戦っていたのが印象的でしたが、今年はこの激戦を乗り切れずに1stラウンドでの敗退となってしまいました。
来季、どんなチームに仕上げてくるのか、楽しみです。
個人的マンオブザゲーム
ニコラ・ヨキッチ
終盤の圧巻の得点パフォーマンスを見せられたら、選出せざるを得ません。
36点、8リバウンド、6アシストをマークし、モリスと共に最後の逆転劇を支えました。
今季MVP候補筆頭と呼ばれるだけのパフォーマンスをバシッと見せて勝ち切ったこの勢いを、次のサンズ戦に持ち込むことができるかどうか。
この大黒柱にかかる負担はかなり大きいものがあると思いますが、健康状態を維持できるかどうかもポイントになりそうです。
おまけ
ブレイザーズはこのシリーズ敗退後に、テリー・ストッツHCの退任が発表されました。
長くブレイザーズを指揮していましたが、来季は誰がこのポジションに入ってくるか。
リラード&CJの並びにどんな選手たちを揃えてくるのか、楽しみです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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