ブルズに残念なニュース、ロンゾ・ボールの手術による離脱が決定しました。
どうも、ブルズのフルロスターが見れるのはいつになるのか、待ち遠しい男、ctrainerです。
少し忘れられがちですが、ここにパトリック・ウィリアムズも本当はいると考えると、最高にワクワクしますよね。
今回の記事は
ピックアップブルズ#53 21-22シーズン GAME44 @バックス
この試合のレポートです。
最後までお付き合いください。
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結果
ハイライト
スタッツ
ボックススコア(ESPN)
bulls | bucks |
デマー・デローザン:35p/6a/3a | ヤニス・アデトクンボ:30p/12r/3a/2b |
ニコラ・ブチェビッチ:19p/11r/3a/2b | クリス・ミドルトン:16p/10r/6a |
アレックス・カルーソ:7p/8r/4a | ボビー・ポーティス:12p/13r |
マット・トーマス:11p/3r | ドリュー・ホリデー:13p/4r |
レポート
昨シーズンチャンピオンのホームに乗り込んだブルズ、前回連敗をストップすることができたため、そのまま勢いに乗っていきたいところ。
怪我の影響からか、バックスはホリデーがスターターではなく、ベンチから出場。
ブルズもこの試合はスターターに久々の出場となるタイラー・クックが起用されます。
バックスはポーティスのスリーからスタート、さらにヤニスのゴールしたで連続得点。
ブルズはボールを動かせてはいるものの得点には繋がらず、残り10分にブチェビッチのスリーが決まりファーストバスケット。
さらにデローザンがロングツーを沈めブルズがリード、全体としてはロースコアな立ち上がり。
さらにドスンムのスリーで8-0のラン、バックスも中盤に入りヤニスのバスカンで反撃。
残り7分、バックスはカナトンを投入、ブルズはトロイを起用します。
残り5分半にはブルズはカルーソを入れ、バックスはホリデーが入り、細かくローテーションさせています。
ポーティスが好調でオフェンスを牽引、リードを許し終盤に差し掛かります。
カルーソのミドルで応戦し、残り4分で12-12とロースコア、どちらもスリーポイントの確率が上がらず。
残り3分にブルズはトーマス、バックスはマシューズを起用、早速シューターのためのセットオフェンスでトーマスがフェイクを入れてからのジャンパーで加点。
バックスはヤニスのところで簡単に得点、オフェンスのテンポが少し上がり互いに得点を伸ばす終盤。
ホームのバックスの方がトランジションで良い動きをみせ、ディビンチェンゾから出た鋭いパスをヤニスがバスカンでフィニッシュ、8-0のランを見せます。
何とかブルズもデローザンがフリースローを最後にもぎ取り、最終24-20で第1Qを終了、バックス4点リードで次のクオーターへ。
第2Qはデローザンのジャンパーからスタート、バックスもミドルトンがフローターを決めて反撃。
ブルズはヤニスのところのディフェンスを、ここまでずっとクックをマッチアップさせていますが、中々ここが止められずにヤニスは既に序盤で2桁得点に到達。
何とか離されずに追いかけるブルズ、残り8分半に2点ビハインドのところでタイムアウト。
バックスは2-3のゾーンを敷いてきますが、戻ってきたブチェビッチのミドルにより残り7分半に同点。
バックス側もスリーが決まらずにオフェンスで苦戦、ブルズはブチェビッチのゴール下でのストロングフィニッシュで逆転。
ブルズの8-0のランに対し、ここでバックスはアレンがスリーを沈めリードを奪い返す。
ここから何度かリードチェンジを繰り返し、中盤は接戦の展開に。
バックスはポーティスやヒルが渋い活躍を見せて最後はミドルトンがフィニッシュ、バックスが4点リードしたところでブルズが早めにタイムアウト。
残り4分半、タイムアウト明けにブルズはマルコム・ヒルが起用されます。
このクオーターはブチェビッチがオフェンスを牽引し、ミドルを決めて2点差に、さらにヤニスとのマッチアップで身体を張って止めます。
終盤、先にボーナスに入ったブルズはデローザンのフリースローにミドルで連続得点、残り2分に同点に追いつきます。
バックスは良いところでベテランが輝きを放ち、ここはマシューズがコーナースリーを決めて3点リードに押し戻す。
ブルズはエースのデローザンが躍動、エルボージャンパーをしっかりと沈め、ブルズはさらにカルーソのゴール下で終了間際に逆転に成功。
ヤニスに最後にフリースローを与えてしまい、最終的には45-44でバックスが1点リードで前半を終了。
第3Qはミドルトンがトランジションで決めてバックスが先制、さらにポーティスのジャンパーで加点。
ブルズは前のクオーターからシュートが不調でそれを引きずってしまう序盤、2分経過した所でトランジションでドスンムがレイアップをメイク。
またブチェへのファウルコールに腹を立てたポーティスがテクニカルを取られてフリースロー3本で加点、2点差に。
何とか食らいつくブルズはヤニスに対してダブルチームで対応、ブチェがかなり早い段階で寄り始めますが、残り8分半にクックが4つ目のファウルを取られる。
バックスのシュートがそこまで好調ではないため大きな点差は生まれないにせよ、我慢の時間帯が続くブルズ、残り7分で55-51と4点を追う展開。
デローザンが連続でファウルドローンに成功し1点差に詰めて折り返し、ここでバックスのアレンが速攻で入ってきたカルーソに対してハードファウル。
フレグラント2を取られて退場、カルーソはこのボーナスを2本失敗してしまいますが、ブルズボールで継続。
バックスは嫌なムードに加えてヤニスがベンチ、そこで出てきたのがホリデー、欲しいとこでのスリーをしっかりと決めて4点リード。
さらにミドルトンもターンアラウンドジャンパーを決める中、バックスディフェンスに苦しめられるブルズ。
残り4分、バックスはヤニスが戻り、ブルズはカルーソが久々のスリーを決める。
ここでブルズはトーマスがディープスリーを沈め同点に追いつくことに成功。
残り3分で60-60、バックスはここでホリデーがミドルを沈め2点リード、ブルズはデローザンがすぐに決め返し。
互いにスコアが動き出す終盤、ブルズはトーマスのスリーで逆転に成功。
しかしホリデーがファウルドローンからフリースローで再び逆転、そしてブルズはデローザンのミドルで加点。
リードチェンジが頻繁に起こり、デローザン、ホリデーが最後に一本ずつ成功させ最終69-68でブルズが1点リードで最終クオーターへ。
第4Qの頭、ヤニスに対してカルーソをマッチアップさせるブルズ、そして最終のオフェンスをストップし、返しにトーマスが3本目のスリーをヒット、初手でリードを広げることに成功。
バックスはヤニスのダンクで反撃、ブルズはさらにトランジションでデローザンがレイアップ成功。
ヤニスのところは何とか守り切りますが、その間にミドルトン、ポーティスと決められて残り9分に同点。
ブルズはここでタイムアウト、ATOにブチェを戻します。
バックスはデローザンに対し、マシューズが素晴らしいディフェンスを見せショットクロックバイオレーション。
そしてマッチアップがクックに戻ったヤニスがフローターを決めてバックス逆転。
残り8分、ブルズはブチェのアシストでクックが絶叫とともにダンク、バックスはヤニスの連続得点でリードを広げる。
ブルズはホワイトのバスカンで1点差に迫り折り返しますが、バックスはミドルトンがタフショットを沈め3点リードに。
残り3分半で6点差、微妙な点差を詰めきれず離されかけていたところで頼りになる男、デローザンのスリーが決まり3点差に戻した所でバックスがタイムアウト。
終盤に入り、バックスはミドルトン、ディビンチェンゾのフリースローで加点、この試合の最大リード7点差にします。
ブルズはデローザンのフリースローで5点差にし残り2分半、ヤニスがリバースレイアップで加点をすると、ブチェビッチがスリーを決めて4点差と粘りを見せます。
デローザンがダンクを試みてファウルを獲得、フリースロー2本沈め2点差に詰め寄り残り1分弱。
バックスは返しのオフェンスを決めきれず、ブルズ逆転のチャンスのポゼッションを握り残り40秒。
最後はデローザンがスリーを放ちますがこれが決まらずバックスボール、残り20秒。
ブルズはファウルゲームに入り、ミドルトンがボーナスを2本成功させて4点差。
タイムアウトを取り残り15秒、カルーソのスリー、ドスンムのスリーと立て続けに放ちますが決めきれず試合終了。
最終94-90でバックスが勝利、バックスはこれで3連勝となりました。
ディフェンディングチャンピオンのバックス相手に接戦を演じるも、最後に振り切られて敗退となったブルズ。
見ごたえのある攻防も多かったですが、互いにスリーの確率が上がらず20%を切り、ブルズはミドルとフリースローで戦うパターンになりました。
デローザンが35点、ブチェビッチが19点、不調だったホワイト、ドスンムの代わりにベンチからトーマスが2桁得点をマーク。
課題はペイントのディフェンス、ヤニスのアタックに対して有効だったのがカルーソのディフェンスで、クックも頑張っていましたが怪我人の多いロスターでは枚数が足りずにブチェビッチもクックも5ファウルまで追い込まれました。
フルロスターでバックスとどんな試合が繰り広げられるか、見てみたいなと思いました。
勝利したバックス、ヤニスが30点12アシストとさすがの活躍、No2としてミドルトンも16点10リバウンド6アシストと良いサポートをし、終盤のペリメーターでの活躍は素晴らしかったです。
ベンチから出場のホリデーも、終盤のデローザンへのディフェンスは良い動きをみせ、ロペスが欠場しているセンターの枠はポーティスが12点13リバウンドで貢献。
昨年優勝をした経験と自信からか、接戦での落ち着いた雰囲気は追いかける側としては、しんどいものがあったんじゃないかなと予想されます。
今季の東はブルズ、ネッツ、ヒートといった面々が上位に食い込んできているため、バックスがどのように各チームと戦っていくのか楽しみです。
本日の個人的MVP
デマー・デローザン
最近調子を上げてきているマット・トーマスを選ぶか迷いましたが、この試合はやはりこの男。
35点を記録し、フリースローを一人で17/18で沈め、ポストゲームのような重たい試合を最後まで接戦に持ち込みました。
現在主要ロスターに多くの欠員が出ている苦しい状況の中、エースとしてチームを牽引しているデローザン、オールスターでの投票もイーストのバックコート部門で1位のため、そういった部分も勢いに変えて、チームを上昇気流に乗せていって欲しいです。
最後に
カルーソが骨折により長期離脱が決定。
ファウルをしたグレイソン・アレンにたいしての様々な意見がツイッター上で聞こえてきますが、何より無事に復帰してまたチームにエナジーを注入してくれることを楽しみにしたいです。
もしプレイオフでバックスとのマッチアップになったら、バチバチの展開になりそうで、それはある意味では楽しみです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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