ご自分の健康についてや、痛い部位についてみなさましっかりと管理はできていますでしょうか?
仕事柄、「実は前から痛くて…」という入り口からの怪我の相談がとても多いんです。
一般の方は、どこも悪くないのに、接骨院や治療院にいくことはあまりないと思います。
そこで今回は「痛みや不調を予防すること」の重要性について、アスレティックトレーナーの視点から、特にスポーツをする際に何となーくウォーミングアップやクールダウンをやっている人に分かりやすくその効果を解説していきます。
箇条書きで簡単にまとめますので、まずはこれを読んで頂くと少し意欲的に行えるようになるかと思います。
(選手だけでなく、コーチや指導者の皆様にも見てもらえたら嬉しいです)
お時間のある人は、そのあとの私の思いも、ぜひご覧になってくださいw
ウォーミングアップの効果
①怪我の予防
②心理的準備
③自身の身体の調子の確認
クールダウンの効果
①疲労の蓄積の除去
②今日の練習や試合の振り返りをする
③柔軟性の維持・向上
やり方には、その競技や練習スケジュールの状況(スキルトレーニングの後にウェイトトレーニングがあるetc)一概には言えません。
現在では情報は手に入りやすいので、スタティックストレッチVSダイナミックストレッチみたいな話はすぐ見つけられるでしょう。
しかしプロのアスリートなどならまだしも、一般の趣味で運動を楽しみたい人はそんな「時間もったいない」「面倒臭い」と思うかもしれません。
そんなシチュエーションで、効果が高いからと行ってダイナミックストレッチをさせる、氷嚢を持ってきてもらってアイシングをさせるなどはハードルがとても高いです。
それなら、効果がいまいちでもスタティックストレッチをアップで行ったって、家に帰ってからアイシングをしたっていいんじゃないかなと思ってます。
「そもそも」
大切なのは、運動をすることによって身体にどんな変化が起こるのかを知ってもらうことが重要何ではないかと思っております。
怪我をしないと言うことだけにフォーカスすれば、運動をせずに家にじっとしてる方が怪我の発生率は下がると思います。
でも、趣味で運動をしている人はそれが気分転換になったり、人とのコミュニケーションを取れる場になったり、健康増進になったりとメリットが多くてやりたいと思ってる人が多いと思います。
運動をすることの良い意味でのメリットだけでなく、せっかく大好きなスポーツが怪我のせいでできなくなる瞬間に立ち会うのは悲しいものです。
5〜10分注意して何かを行うだけで、その先3〜4週間身体が自由に動かせなくなるリスクを抑えられれば、ウォーミングアップ・クールダウンって有効じゃないですか?
自分が教えたいことを教えるのではなく、対象となる方が受け取ってくれる形で提供をできるのが私のトレーナーとしての守りたいプライオリティの一つです。
皆様はいかがでしょうか?
ぜひご意見お聞かせください。
今日はこの辺で。ではまた。
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