バスケットボールのルールを学ぶ その1:コートを知ろう

この記事でわかること

①バスケットボールを行うコートの大きさ

②引いてあるラインの意味

③意外と知らない?コートの秘密

こんにちは。

自粛期間を経て、色々ありましたがなんとかブログの再開にたどり着きました。

頻度や内容など、また変わるかも知れませんが気長に続けていこうと思います。

それでは、急に思いついて始めようと思った新企画

「バスケットボールのルールを学ぶ」シリーズ

を始めていきたいと思います。

記念すべき第1弾はバスケをプレイするコートの紹介から。

主な引用元:日本バスケットボール協会

2020バスケットボール競技規則

http://www.japanbasketball.jp/referee/rule2020

バスケットボールのコートの全容

コートの大きさ

まずはコートの縦の長さが

「28m」

横の長さが

「15m」

となっています。

大きさのイメージが付かない方は、

縦の長さに関しては、野球の各塁間の長さが約27mに近く、テニスコートの縦のサイズの約23mよりは長いと言うことになります。

横の15mは、良い例えが浮かびません、15mの高さの看板と同じですw

また、当たり前に感じるかも知れませんが、競技規則には、「障害物のない水平で硬い表面とする」とあります。

コートの名称

名称としましては、自分たちが攻めていくコート(上の図で、自分たちが図の上方向に攻めるとした場合)をフロントコート、自分たちが守るコート(上の図だと、下側)がバックコートと呼ばれます。

このフロントコート/バックコートと言うのは、他の意味でも使ったりすることがありますが、基本的にはこのコートの区分を表す言葉になります。

引いてあるラインの意味について

スリーポイントライン

スリーポイントのラインは完全な半円を描く形にはなっておらず、一番遠いゴールの正面からの長さは

「6.75m」

一番近いとされている両サイドのコーナー(スリーのラインがサイドラインに沿って真っ直ぐになっているところ)が、

「6.6m」

「6.75m どのくらい」で検索すると建築現場でのハーネスの話題がヒットします。

どうやらこの高さが基準で落下防止のための装具が変わるそうです。

コーナースリーからの高さと、トップのスリーからの高さで装具が変わるということですねw

また、コーナースリーの「6.6m」とトップの「6.75m」は単純に0.15m、いわば15cmの違いがあるわけですが、iPhone11のいくつかのシリーズが大体15cmだそうです。

単純な距離だけで言うと、全て同じ長さではなく、0°の位置からだと距離が近いため、現代バスケットボールではこの「コーナースリー」の成功率やここのショット確率の高い選手の需要というのが上がってきています。

制限区域

ゴールを取り囲む形で四角に区分されている場所が制限区域、簡単な名称ではペイントエリアなどと呼ばれたりします。

この、ゴール側とは逆の短辺がフリースローラインになります。

フリースローの長さは、

「4.6m」

検索にかけると車のサイズの話がヒットしますので、デカ目の車くらいの距離と考えて良いと思いますw

昔の物と比較

ちなみに少し前の物と比べると

家仲間コム(リフォーム業者さんのサイトから引用させて頂いています)

https://www.ienakama.com/floor/tips/page/?tid=751

変更されたところ

スリーポイントの距離(トップ):

「6.25m」「6.75m」に。

制限区域の形:「台形」→「長方形」に。

さらに制限区域に「ノーチャージ・セミサークル」が追加されました。

リングの真下から半径1.25mの半円で、このエリア内では選手同士の接触が起きた場合に、オフェンスのチャージングが取られることがない場所になっています。

オフェンス目線で見れば、このポジションまでボールを運ぶことができればだいぶ有利、近くからシュートも打てるし、ファウルをもらえる確率も上がります。

ディフェンス目線で見れば、ここまで侵入を許してしまうと大きく不利になってしまうため、ここを境界線として、ディフェンダーはコンタクトしていたりします。

意外と知らない?コートの秘密

これを知っていたら、バスケ通かも?

コートの外側2m以内に障害物を置いてはいけない

これは選手や、関係者のベンチ含む全ての物が該当となるようです。

私が学生の頃は、古い中学校の体育館だと、スピードに乗ってレイアップ行ったらそのまま壁に激突なんてこともありましたw

競技カテゴリーによってコートサイズが違う

小学生の行う「ミニバスケットボール」の場合:

スリーポイントがないためラインが引かれていない、また制限区域も昔の台形の形でノーチャージエリアがない状態になっています。

ルール上は制限区域が台形のままですが、実際の体育館がすでに長方形に引き直されていることもあるため、そのままその形で行っているこも多いそうです。

コートの大きさもルール上は縦が「22〜28m」、横が「12〜15m」ということで少し幅のある規約になっていてこの大きさに治っていれば良いという解釈のようです。

NBAの場合:

コートの大きさ自体は若干大きい程度、スリーポイントラインが少し遠くなっています。

ちなみに近年は、この国際試合よりも長いスリーポイントラインからさらに離れてシュートを打つ選手が増えてきています。

いわゆる「ディープスリー」というやつです。

ブザービーター狙いのハーフコートショットももしかしたら、いずれは戦術として採用される日がくるかも…。

NCAAの場合:

2019年までなんとNBAよりも、日本で行われている国際試合のレギュレーションよりもスリーポイントラインが短く、6.3mで行われていました。

ですので、大学で活躍しているシューターが、そのままNBAに入った場合にこの距離が伸びることで確率が下がるかも→シュートフォームにムラがないか、スムーズに打てているかという風に、実際の確率もそうですが、シューターのフォームなどにもスカウティングの目が、年々伸びてきている印象です。

最後に

コートの解説については以上になります。

この後も引き続き、ルールについての記事を書いていこうかなと思っております。

複雑な部分も出てくるかも知れませんが、ぜひ知って頂くとよりバスケ観戦が楽しくなると思いますので、お楽しみに。

今日はこの辺で。ではまた。 Twitterはこちらから。→https://twitter.com/ContextTrainer