今季の2020-2021シーズンをランダムで選んだチーム1シーズンを追いかけるこの企画。
イーストはアトランタ・ホークスをピックアップすることになりました。
この記事では、昨シーズンの簡単な振り返り、オフの動きや今シーズンの展望をまとめてみたいと思います。
昨シーズンの振り返り
昨シーズン2019-2020は20勝47敗という成績でシーズンをイースト14位で終えたホークス。
チームとしては2016年からプレイオフに出場できておらず、下位に低迷してしまっています。
オフェンスについて
・オフェンシブレーティング 107.0(リーグ25位)
→100オフェンスをしたときに、何点とれるかを表す数字。
1試合平均90.6本のフィールドゴールを放ち、40.6本を沈めるオフェンスは、リーグ7位の本数なのでシュートは比較的多く放っているチームですが、確率が44.9%とリーグ23位。
また、スリーポイントも36.1本を1試合平均で放つのは30チーム中8位の多さにも関わらず、成功率がリーグ最下位の30位というアウトサイドシュートに課題を持つチーム。
BLKAという自チームのシュートをブロックされる数も6.4とリーグで1番多くなっているため、
外のシュートが入らず、中から打っても止められまくるチーム
と言っても良いかもしれません。
ディフェンスについて
ディフェンシブレーティング 114.4(リーグ28位)
→100回ディフェンスしたときに何点取られるかを表す数字。
ディフェンスが良くない要因はターンオーバーの多さにも原因があるかもしれません。
1試合平均16.2本でリーグで3番目に多い数を記録。
ファウルをする数も多くこちらはリーグ1位で1試合平均32.1個のファウルをしています。
乱暴な計算ですが、クオーター平均8個のファウルと4本のターンオーバーが発生すれば失点が伸びやすくなることが想像されます。
現状で言えば、
相手に多くのポゼッションとフリースローを与えているチーム
として認識してみたいと思います。
オフの動き
ドラフトではビッグマンのオコングを指名。
ガリナーリ、ロンドの獲得と順調に補強が進んでいる中でキングスとのトレードが成立しなかったボグダノビッチを見事に獲得。
その後もクリス・ダン、ソロモン・ヒルと補強したことで層の厚みがかなり増した印象です。
オフェンス面でのアウトサイドシュートの課題はガリナーリ、ボグダノビッチで解消され、ロンドがいることでターンオーバーおよびゲームメイクが安定してくればオフェンスの方の安心感は出てきそうです。
クリス・ダンもディフェンスで評価をされている選手ということで、後は若手ビッグマン達がペイントのディフェンスを頑張れるかどうか。
カペラが稼働している姿を見れずにシーズンが終わってしまったため、この辺りが重要なポイントになりそうです。
個人的には昨シーズンの試合をいくつか見ている中でディアンドレ・ベンブリーのトロント流出は残念。
コーチ陣営にも、ペイサーズで昨季指揮を執っていたネイト・マクミランの加入によりどのような影響がチームにもたらされるか注目です。
今シーズンの展望
PG:ヤング/ロンド/ダン
SG:ハーター/レディッシュ/スネル
SF:ボグダノビッチ/ハンター
PF:コリンズ/ガリナーリ/ヒル
C:カペラ/オコング/フェルナンド
ディビジョン内の争いで言えば、ヒートに追いつけるかは難しいとしても2位のポジションまでは狙える布陣になったと思います。
マジック、ホーネッツ、ウィザーズに対しての勝率を高められれば、東のプレイイン・トーナメントラインは超えられるのではないかと予想します。
昨季のグリズリーズのように、勝負ところの経験をヤングやコリンズが積むことができればこのチームの躍進はより素早くなっていくのではないかと思います。
ベストシナリオはイースタン5~6位に入り、プレイオフにダイレクトイン。
ワーストシナリオはプレイイン・トーナメント敗退。
7~8位に入れたとしても相手次第では、9~10位と争う第8シードの座を奪われる可能性もあるかと感じています。
最後に
個人的ホークスの推し選手は、
・キャム・レディッシュ
・ラジョン・ロンド
の二人です。
レディッシュは、シュート上手い、サイズそれなりにある、身体能力あるオールラウンダーフォワードになってくれたらなという期待を込めて。
ロンドに関しては、控えポイントガード見がちファンとしては、昨季レイカーズで素晴らしいパフォーマンスをプレイオフで見せていたので、シーズンもそれが見たい!という気持ちです。
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