昨日はこの記事の作成途中に、なんやかんやで忙しくなり、ハーフタイムで中断してしまいました。
どうも、結果は知ってはいたものの、どういう試合だったか気になり続けていた男、ctrainerです。
この記事では
プレイイントーナメント2021 GAME2 <EAST> 7/8GAME ワシントン・ウィザーズ×ボストン・セルティックスの試合
をレポートしていきます。
試合結果
ハイライト
スタッツ
https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401326989
ウィザーズ
<個人>
ラッセル・ウエストブルック 20点 14リバウンド 5アシスト 3スティール
ブラッドリー・ビール 22点 9リバウンド 6アシスト
イシュ・スミス(ベンチ出場) 17点 8リバウンド
ダニエル・ギャフォード(ベンチ出場) 12点 5リバウンド 2ブロック
<チーム>
3PT 3/21 14.3%
リバウンド 49(オフェンス13/ディフェンス36)
ブロック 9
ターンオーバー 16
ペイント内得点 56
セルティックス
<個人>
ジェイソン・テイタム 50点 8リバウンド 4アシスト 2ブロック
ケンバ・ウォーカー 29点 7リバウンド 2スティール
トリスタン・トンプソン(ベンチ出場) 12点 12リバウンド
<チーム>
15/45 33.3%
リバウンド 49(オフェンス14/ディフェンス35)
アシスト 20
スターター
ウィザーズ
八村 塁
アレックス・レン
ラッセル・ウエストブルック
ハウル・ネト
ブラッドリー・ビール
セルティックス
ジェイソン・テイタム
ロバート・ウィリアムズ3世
ケンバ・ウォーカー
マーカス・スマート
エバン・フォーニエ
インジャリー
ウィザーズ
デニ・アブディヤ:アウト
トーマス・ブライアント:アウト
セルティックス
ジェイレン・ブラウン:アウト
ゲームレポート
下位からの勝ち上がりでプレイイン8位に滑り込んできたウィザーズと、上位から中位にいたところから7位まで落ちてしまったセルティックス。
どちらも状況は大きな違いがありますが、この1試合を勝てばとにかく次に進める7/8GAME。
セルティックスはブラウンが今季絶望、ウィザーズはビールが怪我を押して出場している状態。
序盤はどちらもスローペースでスタート、ウィザーズは八村が得意のジャンパーを沈めています。
残り7分の段階で八村は2つ目のファウルをコールされてしまい、一度ベンチへ下がります。
変わりにギャフォード、そしてベルターンスも入るウィザーズ。
残り6分でセルツが6点リード、少しずつ開き出してきました。
ここでセルティックスも選手交代、トンプソンやネスミスを投入。
ウィザーズは途中出場させたギャフォードがファウルがかさんでしまい苦しい展開、その中でもスミスが連続で得点し苦しい時間をつなぐ。
最終27-21、セルティックスが6点をリードして第1Qを終了しました。
第2Qは立ち上がりミスが連発してしまうウィザーズ、ディフェンスが安定せずにさらに得点も伸びず。
その中で集中力を保っているのがスミス、ボールをどんどんプッシュして良い流れを引き寄せようとします。
どちらも自分たちのペースを作りきれないまま序盤が過ぎ、ウィザーズがロペスのフックで2点差まで詰めたところでセルツタイムアウト。
スミスがスリーを沈めて1点差に詰め、すでに2桁得点を挙げてウィザーズのオフェンスを引っ張ります。
中盤からは同点のポゼッションを繰り返しながら、残り6分で八村がカムバック、ジャンパーとショートフックで連続得点し逆転に成功。
ウィザーズが徐々にリズムが良くなってきて、オフェンスの形が整い後はシュートが入るのを待つだけ。
残り4分に八村が3つ目のファウルをコールされて、苦しい部分もはらみながら進む終盤、セルツはフリースローでの加点が中心になりオフェンスが停滞。
さらにセルティックスにとって苦しいのが、スマートが右足首を捻ってロッカーに。
しかし痛みを押してか、すぐにスマートが戻ってきます。
ウィザーズはエースのビールが2桁得点に到達、セルティックスはケンバが得点をつなぐ。
セルツはさらにロバート・ウィリアムズも足首を捻り立ち上がれず。
スクランブル状態になるセルツですが、前半終了間際にはテイタムが得点を伸ばし54-52でウィザーズ2点リードで前半を終了。
接戦となった前半を終えて後半、セルティックスのウィリアムズはコートに戻ってきています。
まずはテイタムがアンドワンで逆転、すぐさまビールもアンドワンで返しウィザーズがリード。
そして八村がすぐにファウルを取られてしまい4つ目、ベンチに下がらざるを得ず、ベルターンスと交代。
ウィリアムズも脚の状態が芳しくないのか、トリトンと変わります。
お互いにローテーションが苦しい中、ケンバがスリーで得点を重ね始め、セルティックスのリードが8点になって残り9分。
12-2のランを出され劣勢のウィザーズは前半良い動きをしていたスミスを投入。
遅れをとるウィザーズ、それを尻目にセルティックスが連続得点で点を伸ばしていく。
セルティックスはテイタムのスコアリングが止まらずにドンドンと加点、第3Qの序盤は大きく点差を離されてしまうウィザーズ。
中盤からセルティックスのオフェンスがスローダウンし始めた時に、1本ずつ返し始めるウィザーズ、残り5分を切り1桁差に。
一度ベンチに下がっていたテイタムが戻ると、再び得点を重ねていくセルツ。
セルツはテイタムがフリースローで加点、ギャフォードも4つ目のファウルとなり、インサイドプレイヤーのファウルトラブルが気になるウィザーズ。
最終90-80、セルティックスがリードを広げて10点差で第3Qを終えます。
最終第4Qは頭から八村とロペスを並べるウィザーズ、残り10分に八村が5つ目のファウルをコールされ、ベルターンスと交代。
序盤は互いにファウルコールが多くなり、ウィザーズは残り9分半でボーナスに突入。
なんとかトランジションに持ち込み、ファウルで得たフリースローでなんとか点をつなぐウィザーズは残り8分に八村を戻す。
セルティックスは八村にスイッチさせてテイタムがアタックし、ファウルできない状況を利用しようとします。
劣勢のウィザーズは点差を詰めるきっかけを掴めないまま15点差で残り6分を切る。
スリーが尽く決まらないウィザーズ、テイタムの50点オーバーのパフォーマンスの前についに20点差。
残り4分を切り、ペースを上げていくウィザーズですが、タイムアウト明けにラスとビールを下げて次の試合に向けて休養させに入ったかもしれません。
残り2分にはセルティックスも主要メンバーを下げてプレイタイムのなかった3rdユニットにプレイ時間を与えます。
最終118-100でセルティックスが勝利、イースタンの第7シードを確定させ、プレイオフ進出を決めました。
セルティックスはエースのテイタムが50点、フリースローノーミスで17点と素晴らしい活躍、それに合わせてケンバも29点でスリーを6本成功。
この二人がオフェンスを引っ張り、この1発勝負を勝ち切りました。
ウィザーズに詰め寄られる時間もありましたが、そこを尽くこの二人で交わしていくことができましたが、次のプレイオフの対戦相手はネッツ。
さらに強力なパワーを持つ3人と戦うにあたってケンバ&テイタム、そしてロールプレイヤーたちがどう立ち向かっていくか楽しみです。
ウィザーズはチームでスリーポイントが3/21で14.3%と振るわず。
ファストブレイクに持ち込み、ファウルを多く獲得して得点をつなぐ場面もありましたが、ビールやベルターンスの爆発がなく、ラスもフラストレーションを貯めながらのプレイになってしまいました。
八村もファウルトラブルに苦しみ17分の出場にとどまる。
ベンチからギャフォード、スミスの活躍などもあり、最後まで諦めずプレイしていた姿は次のペイサーズ戦でも期待ができそうです。
負けたら終わりの試合、ウィザーズがどんな試合を見せてくれるか楽しみにしたいと思います。
個人的マンオブザゲーム
ジェイソン・テイタム
50点8リバウンド4アシスト2ブロックと申し分ない活躍でチームをプレイオフに導いたテイタム。
ブラウンが不在の中、このエースがオフェンスで2人分以上の活躍を見せたことでウィザーズは後手後手に回ってしまいました。
次のシリーズでもネッツは点の取り合いになるような展開を好むため、テイタムのオフェンスは非常に重要なポイントになりそうです。
個人だけでなく、周りの選手たちのステップアップまで持っていけるか、楽しみです。
おまけ
ジメジメして暑いのでついに扇風機を稼働させ始めました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
よろしければツイッターのフォロー、よろしくお願いいたします!!
コメントを残す