本日2試合目のレポート、雨も降っているため今日は大人しくおうち時間を楽しんでいます。
どうも、部屋干しの洗濯物に囲まれながらNBAを見ている男、ctrainerです。
夜雨が上がる予定ですが、果たしてこいつらは外に今日出せるか…。
この記事では
プレイオフ2021 1st round <EAST> アトランタ・ホークス×ニューヨーク・ニックス GAME2
をレポートしていきます。
試合結果
ハイライト
スタッツ
https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401327881
ホークス
<個人>
トレイ・ヤング 30点 7アシスト
ボグダン・ボグダノビッチ 18点 6リバウンド 2ブロック
ディアンドレ・ハンター 18点 6リバウンド
クリント・カペラ 4点 12リバウンド 5ブロック
ケビン・ハーター(ベンチ出場) 10点 5リバウンド
<チーム>
3PT 12/44 27.3%
リバウンド 41(オフェンス6/ディフェンス35)
アシスト 17
ブロック 12
ターンオーバー 14
ファストブレイクポイント 15
ペイント内得点 28
ニックス
<個人>
ジュリアス・ランドル 15点 12リバウンド 4アシスト
RJ・バレット 13点 8リバウンド
レジー・ブロック 15点
デリック・ローズ(ベンチ出場) 26点
アレック・バークス(ベンチ出場) 11点 8リバウンド
<チーム>
3PT 12/33 36.4%
リバウンド 54(オフェンス13/ディフェンス41)
スティール 8
ターンオーバー 11
ターンオーバーからの得点 16
ペイント内得点 42
スターター
ホークス
ジョン・コリンズ
ディアンドレ・ハンター
クリント・カペラ
トレイ・ヤング
ボグダン・ボグダノビッチ
ニックス
ジュリアス・ランドル
レジー・ブロック
ナーレンズ・ノエル
エルフレッド・ペイトン
RJ・バレット
インジャリー
ホークス
キャム・レディッシュ:アウト
ブランドン・グッドウィン:アウト
ニックス
ミッチェル・ロビンソン:アウト
ゲームレポート
前の試合、マディソンスクエアガーデンを黙らせる素晴らしい活躍を見せたヤング率いるホークス、鼻っ柱の強さを見せました。
リベンジを狙うニックス、ホームの大声援を受けてシリーズをタイに戻すことができるか。
試合の前にジュリアス・ランドルがMIP賞を受賞し、そのセレモニーが行われました。
試合開始とともに、ホームの大ブーイングがホークスに対して送られます。
しかしファーストショットのスリーをしっかりと沈めるヤング、ニックスはバレットがアンドワンでお返し。
さらにバレットのスリーで波に乗るニックスは、ディフェンスも序盤からかなりハード。
気合の入り方がGAME1に比べて非常に高いです。
ホークスはコリンズがファウル2つで交代、ガリナーリと交代。
ため息が出るほどのハードなチームディフェンスを見せるニックス、完全に立ち上がりを自分たちのリズムにしています。
しかしオフェンスに関しては出足低調、その間にハンターのスリー2本連続で逆転を許す。
その後もホークスが落ち着きを取り戻し、14-7で残り7分、先にニックスがタイムアウト。
タイムアウト明けに前の試合で活躍を見せたローズがイン、ニックスのノエルも2つ目のファウルを取られてしまいタージと交代。
中盤はトランジションの応酬になりテンポが上がっていく両チーム、残り4分半でホークスが10点をリード。
ニックスは外のシュートが決まらずに苦戦しますが、ペイントからの得点で応戦します。
残り3分半でホークスがタイムアウト、明けにはハーター、ルー、スネル、オコングと2ndユニットが入ってきています。
ニックスも前の試合でチームハイを挙げたバークスが入ります。
終盤に入りボールムーブが良くなってきたニックス、ジワジワと点差を詰めていき、残り2分で6点差。
ここでニックスはクイックリーを投入、ホークスはターンオーバーが増え始め徐々にニックスペースに。
それでも最後のポゼッションはハーターのトランジションからのダンクで締めくくり、最終27-20、ホークスが7点をリードして次のクオーターへ。
第2Qはコリンズを戻してきているホークス、ニックスはトッピンがこのクオーターの頭から出場です。
開始早々コリンズがファウルで3つ目、すぐにカペラと交代します。
ニックスは序盤クイックリーやトッピンの若い力で、ホークスはルーが繋いで互いに得点を重ねる。
お互いにトランジションでの激しい展開を経て残り8分半に、ホークスが先にほぼスターターにメンバーを戻してきます。
が、ニックスのペースは落ちずにトッピンのスリーで7-0のラン、1点差にまで迫ってきます。
逆転の可能性が出てきた大事なポゼッションでは、ヤングが再びしっかりとスリーを決めて4点差。
ローズがペネトレイトで早くも2桁得点に到達させますが、ホークスは落ち着きのあるオフェンスを見せて逆転は許さず中盤へ。
ボグダノビッチが3本連続での得点、それを追いかけるニックスはローズが連続得点。
残り4分半で6点ホークスがリード、ランドルがフリースローで加点、ホークスはヤングのディープスリーで加点していき、追い上げるニックスを突き放すホークス。
ヤングはトランジションでも綺麗なダブルクラッチのリバースレイアップを決めて14点目、さらにタイムアウト明けにもスリーを沈めて13点差まで開く。
ランドルに当たりがないまま前半は終了、57-44でホークスが13点リードで後半に入ります。
第3Qはローズとタージを頭から起用するニックス、テンポよく得点に繋いでいきますが、ホークスもヤングが軽々と得点を重ねていきます。
残り8分でホークスが10点リード、ニックスはランドルがイマイチ波に乗れていない中でフィニッシュに行ききれず。
ようやく残り6分過ぎにランドルが2本目のスリーを決めますが、このクオーター存在感を見せているハンターのスリーで12点差。
ここからニックスが粘り強さを見せて、ローズとバレットが得点を重ね6点差、ホークスは流れが悪いと見てタイムアウト。
タイムアウト明けはランドルが小細工なしのシンプルなペネトレイト、さらにブロックのスリーで3点差、ホークスはこの時間加点ができずに11-2のランを出される。
ボギーのシュートも決まらずに、ブロックがもう一本スリーを沈めて残り2分半で同点。
終盤を2ndユニットに託すホークス、しかしそれをかわしてランドルのジャンパーでニックスが逆転に成功。
最終76-75、ニックスが自分たちのリズムを取り戻し逆転に成功して第4Qへ。
最終クオーターはバークスのステップバックスリーからスタート。
さらにトランジションからトッピンのアリウープで6点差、会場は大盛り上がり。
追い上げる立場になったホークスは、ガロのスリーで点差を詰めますが、ターンオーバーが少し目立って勢いに乗れず。
トッピン、クイックリーの若さとバークスの得点能力で一気に点差を開き、残り8分半で10点差。
タイムアウトを取って整え直すホークス、メンバーもほぼスターターに戻します。
ハーターのスリー、ヤングのフリースローで追いかけるホークス、ニックスもこの勝負ところでローズを戻してきます。
残り7分を切って3点差、この追い上げていく時間はカペラがリバウンド、ブロック、テイクチャージとディフェンスでチームを支えます。
そのカペラのレイアップも決まり、9-0のランで1点差。
ニックスもこの試合好調のブロックのスリーで4点差に、ホークスはボギーのレイアップですぐに2点差。
さらにもう一本ヤングからのロブパスに反応し、カペラがアリウープを決めて残り5分を切り同点。
ニックスは再びローズの得点で2点リード、ここからどちらも厳しいディフェンスを見せて簡単にスコアを許しませんが、ブロックが見事なスリーを沈め5点差。
ホークスタイムアウト、残り3分半。
ホークスはボギーに打たせるデザインのオフェンスをチョイスしますが決められず。
続いてハンターもフリーでスリーを放ちますが決まらない。
ニックスも得点に結びつけることができずに苦戦、残り2分を切り5点差。
残り1分半にランドルからのアシストで、タージがダンクを決め7点差。
さらにユーロステップでのレイアップにつないで9点差にし、ホークスはもう一度タイムアウト。
ホークスは外からのシュートがこの時間決まらず、サイドからデザインしたインバウンズもスコアにつなげられずに時間が経過してしまう。
残り38秒にハンターのフリースロー1本で8点差、ここからファウルゲームにホークスが入りますがそれを交わし試合終了。
最終101-92、ニックスがホームで勝利を挙げて、8年ぶりにプレイオフでの勝利をニューヨークにプレゼントしました。
勝利したニックス、GAME1同様の激しい試合内容でしたが、今回は接戦を制し勝ち切りました。
チームハイはこの試合もベンチから出場したローズ、しかしこの試合はランドル、バレットに加えブロックが良いところでスリーを沈め、ディフェンスでもヤングを苦しめていました。
ホークスのシュートが試合を通じてなかなか落ちないことで苦しい時間帯もありましたが、ディフェンスを継続し最後は我慢勝ち、強度を落とさないどころか、ホームの声援をうけてどんどんインテンシティを上げていっての勝利でした。
敗れたホークス、第3Qまではニックスのディフェンスを交わして効果的なシュートを決めていましたが終盤に確率が落ちてしまい追いつき切れず。
ハンター、ボギーの18点ずつの活躍はありましたが、外のシュートの確率が終盤に向けて下がっていったところをチームでどう改善していくか。
得点での貢献は少なかったものの、カペラが終盤の大事なところでゴール下で献身的な活躍を見せていたため、それを継続しさらに得点でもプッシュできたら最高です。
コリンズのファウルトラブルや、ベンチのガロの不調などまだまだアジャストし、改善できる部分はあると思うので、ホームに戻り再び調子を上げていって欲しいと思います。
個人的マンオブザゲーム
トレイ・ヤング
30点7アシストを記録、この試合もニックスとMSGを相手に気持ちの強さを見せたパフォーマンス、そしてボディランゲージでした。
これだけ熱狂的な会場で、しかもGAME1でのパフォーマンスを受けてヤングに対してのプレッシャーはかなり高かったように思います。
アシストにつながる良いパスもたくさん供給できていましたが、終盤にシュートの確率がチームで落ちていってしまったので、ホームに戻ってからどんなエネルギー配分で戦っていくかがポイントになりそうです。
試合の序盤、中盤からフルスロットルで駆け抜けるか、それとも誰かがステップアップしヤングのクロージングに余裕を持たせられるか。
とにかくこのシリーズ、アツさでは一番だと思いますので、それも含めて楽しんでいきたいと思います。
おまけ
ニックスが強いと根強いジャパニーズニックスファンが盛り上がり、TwitterやYouTubeが盛り上がってて楽しいです。
このニックス×ホークスのシリーズ自体は最高に楽しいんですが、1st roundじゃなくて良かったなというのが正直な感想ですw
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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