本日2本目の更新です。
どうも、色んなシリーズが2-2になってGAME5に進むのを期待している男、ctrainerです。
このジャズVSクリッパーズも競れば競るほど個人的には最高です。
この記事では
プレイオフ2021 conference semi final <WEST> ユタ・ジャズ×ロサンゼルス・クリッパーズ GAME4
をレポートしていきます。
試合結果
ハイライト
スタッツ
https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401333061
ジャズ
<個人>
ドノバン・ミッチェル 37点 5リバウンド 5アシスト
ルディ・ゴベア 11点 8リバウンド
ジョー・イングルス 19点
ボヤン・ボグダノビッチ 18点 5アシスト 2スティール
<チーム>
3PT 17/42 40.5%
リバウンド 39(オフェンス8/ディフェンス31)
アシスト 19
ターンオーバー 11
ペイント内得点 32
クリッパーズ
<個人>
カワイ・レナード 31点 7リバウンド 2スティール
ポール・ジョージ 31点 9リバウンド 4アシスト
マーカス・モリス 24点 6リバウンド
<チーム>
3PT 15/37 40.5%
リバウンド 44(オフェンス10/ディフェンス34)
アシスト 19
スティール 8
ブロック 7
ターンオーバー 11
ファストブレイクポイント 12
ペイント内得点 32
スターター
ジャズ
ジョー・イングルス
ドノバン・ミッチェル
ルディ・ゴベア
ボヤン・ボグダノビッチ
ロイス・オニール
クリッパーズ
カワイ・レナード
ポール・ジョージ
マーカス・モリス
レジー・ジャクソン
ニコラス・バトゥーム
インジャリー
ジャズ
マイク・コンリー:アウト
クリッパーズ
サージ・イバカ:アウト
ゲームレポート
ファーストラウンドと同じパターンをここまでなぞってきているクリッパーズ、この試合も勝利してシリーズタイに持ち込むことができるか。
一方ジャズは、まだコンリーの復活まで漕ぎ着けずに、振り出しに戻してホームに帰ることになるか。
クリッパーズはこのプレイオフに何度かスターターを入れ替えてきていますが、この試合はGAME3と同じ形、スモールラインナップで臨みます。
まずはアウェイのジャズが先制、ボグダノビッチのドライブからのダンクで加点します。
クリッパーズはレナードのコーナースリーでリードを奪ってスタート。
その後モリスのスリー、ジョージのミドルジャンパーと得点を重ねていくクリッパーズ、10-2になったところでジャズがタイムアウト。
残り10分でジャズもようやく2本目が続きますが、この試合は序盤はクリッパーズペース、残り8分で2桁リードまで広げていきます。
特にレナードやジョージに得点が偏ることなく、スターターがバランス良く得点を挙げてきます。
ミッチェルに当たりが来ないまま残り6分を切り、18-6とクリッパーズが12点リード。
ジャズはこの中盤からクラークソン、フェイバーズといつものローテを組んで戦います。
ちょっとターンオーバーが多いジャズに対して、しっかりとシュートを決め切ってくるクリッパーズ。
残り4分半にビバリーがイン、さらにマンが入ってくるクリッパーズ。
残り3分でクリッパーズが13点リード、ジャズはニアンを投入しクリッパーズはズバッツが入ります。
残り2分を切って28-10、オフェンスの調子の良さもそうですが、ディフェンスでジャズの攻撃を見事に抑えているクリッパーズ。
終盤にはケナードを起用、最終30-13でクリッパーズが17点リードと大きな差を持って第1Qを終えます。
第2Qはケナードのスリーがまず決まって20点差でスタート。
ジャズはゴベアがこのクオーター頭から起用され、まずはフリースローで加点します。
最大で21点差、これを着実に詰めていくためにもリズムを取り戻したいジャズですが、残り9分半でゴベアがファウル2つになりベンチへ。
ミッチェルも戻して流れを変えにかかりますが、クリッパーズの堅守速攻の前に残り8分で24点差に広げられるジャズ。
ここでようやくミッチェルが1本気持ち良くスリーをヒット、さらにファウルも獲得し、そろそろエンジンがかかってくる頃か。
クリッパーズもレナードを戻して、スターターが徐々に並ぶ中盤。
ジョージの素晴らしいペネトレイトからバスケットカウントを獲得し3点プレイ、残り6分半で26点差。
この劣勢にジャズはゴベアをコートに戻しますが、すぐさまモリスにファウルを取られてしまい、個人3つ目のファウルですぐにベンチへ。
クリッパーズはオフェンスは淡々と、ディフェンスではミッチェル、クラークソンに破られてしまうシーンはあるにせよ、リードを保てています。
残り3分で21点差、クリッパーズまだまだ大きくリードしていましたが、このゴールまでにミッチェルが連続で決め出していたことで、早めに対応。
クリッパーズはフェイバーズを引き出して、トップからレナードが1on1を仕掛けるパターンを継続、ジャズはミッチェルがレシーブして攻めていきます。
残り2分で23点差、そして残り1分半には昨日どこのハイライトにも何本も出てきていました、レナードのドライブからフェイバーズ越しのポスタライズダンク。
ジャズは終盤にイングルスの連続スリーで点差を詰めましたが、クリッパーズもレナードからのキックアウトでモリスがスリー。
最終68-44、クリッパーズが24点差で前半を折り返します。
第3Qはどちらもスターターに戻して始まります。
ジャズがまずは先制、オニールのコーナースリーが決まり21点差、さらにミッチェルがファウルドローンで19点差。
第2Qの終わりに最大で29点差あったところから少しずつ詰めてきていますが、クリッパーズもバトゥームがスリーをヒット。
すぐさまミッチェルがレイアップを決めて20点差にしたところで、クリッパーズがタイムアウト。
ディフェンスが突破されはじめ、オフェンスのリズムが悪くなる良くない流れはこのタイムアウトで途切れずに、明けてすぐにボグダノビッチにスリーを決められ17点差。
10-3のランを出されるクリッパーズ、レナードに対するディフェンスのアジャストが素晴らしいジャズ。
クリッパーズもジョージが反撃を見せますが、イングルスにスリーを決められて残り8分半で14点差。
残り6分で17点差、互いに少しずつ戦略が変わっていき、クリッパーズはジョージがファーストオプションになり、しっかりと得点につないでいきます。
さらにミッチェルに対してのダブルチームも要所で効いて、再びクリッパーズが20点リードにしたところでジャズがタイムアウト。
残り4分を切り、ジワジワミッチェルが再びオフェンスをクリエイトし始めます。
自身の得点だけでなく、ディフェンスを寄せてペイントにアシストを通したり、素晴らしいオフェンスの指揮を見せます。
最終94-73、クリッパーズ21点リードで最終クオーターへ。
第4Qはケナードのプルアップジャンパーからスタート、さらに速攻からズバッツのダンク、ケナードのスリーと2ndユニットが持ち味を出してきます。
残り時間が短くなってきたジャズは、この辺りからスリーのアテンプトが増え出します。
残り8分半で18点差、ここからは互いに得点が伸び悩む時間が続きます。
残り6分にクラークソンのスリーが決まって17点差、クリッパーズはレナードのファウルドローンからのフリースローで加点。
ジャズはスモールラインナップになっているクリッパーズのペイントに積極的にアタック、ボグダノビッチがバスカンを奪って3点を加点、残り5分で14点差。
クリッパーズは残り4分半でレナードを一度下げて、ジョージをファーストオプションに。
ジャズがイングルスのレイアップで13点差に寄せてきますが、ジョージのスリーで16点差、すぐさまミッチェルのスリーが決まって13点差と点差の往来が激しくなってきました。
ジャズがタイムアウト明けにデザインプレイから最後はゴベアのダンクに繋いで、残り3分を切り11点差。
しかしクリッパーズはこの時間はジョージがクローザー、しっかりとレイアップを決めリードを広げる。
ジャズはそれでも追撃をやめず、残り2分でイングルスのスリーで10点差。
少しずつ点差を詰めてきていましたが、残り2分を切りクリッパーズがコントロールして時間を使い始めてからポゼッション数的に厳しくなってきます。
ジャズはミッチェルのフリースロー1本で11点差になり残り1分半、早めにファウルゲームに入り、まずはジョージがしっかり2本成功。
ジャズはミッチェルのスリーが落ち、このタイミングで勝敗は決し、両チームとも3rdユニットを投入してきます。
最終118-104、クリッパーズがホームで連勝を飾り、2-2のタイに戻しました。
連勝となりましたクリッパーズ、GAME3の良かった部分がしっかりと継続されてさらに精度が上がってきた印象。
レナード&ジョージ二人が30点オーバー、この日の3人目のスコアラーはモリス、前半だけで22点を沈め、アウトサイドから貢献しました。
ディフェンスも硬く、この試合は第1Q、そして前半で作ったリードを守り切る形で勝ち切り、最後のクロージングもレナードを下げて少し余裕のある形で行えました。
パターンが出来上がってきたクリッパーズがGAME5、どんな試合を見せるか楽しみです。
連敗となってしまったジャズはミッチェルの37店は良かったものの、この試合はベンチからの援護射撃が少なめ。
シュート確率も悪くはありませんでしたがスティール、ブロックを多くくらってしまい、そこからのファストブレイクで試合の序盤に勢いを与えてしまいました。
フェイバーズを引きずり出されてレナードやジョージがトップからアタックを仕掛けてくるパターン、あれにも対応しなければいけません。
何にせよ、シリーズタイとなり振り出しに戻った状況でGAME5、しっかり勝てていた時のパフォーマンスを見せることができるか要チェックです。
個人的マンオブザゲーム
カワイ・レナード
この試合最大のビッグプレイを披露したレナード、スタッツは31点7リバウンド3アシスト2スティール。
この試合はジョージとほぼ同じスタッツ、しかもクロージングはジョージがやっていたので、そちらでも良かったのですが、前半の大量リードを奪い、容赦無く得点を重ねていた時間のパフォーマンスは見事でした。
ファーストラウンドのマブズ戦でも、そして昨年のプレイオフでもクリッパーズはなんだか掴みどころがなく、強いと思ったらあっさり負けてしまったりと不安定な面を覗かせますが、その中で安定したレナードのパフォーマンスは変わらず。
逆にレナードの調子が悪いと、負けにつながっているパターンが多い気がしているため、引き続き安定したえげつなさを見せて欲しいと思います。
おまけ
本日は休肝日にする予定。
ここに記載して自分の意識を高めて、コンビニに買いに行かないよう我慢します。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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