ピックアップマブズ#80 GAME69 @ネッツ〜敵地での接戦、ディンウィディーのブザービーターで勝利〜




気温の変動が大きい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

どうも、もう毛布をしまってしまい、今朝ちょっと寒かったctrainerです。

今日もちょっと厚着して寝ようと思います。

今回の記事は

ピックアップマブズ#80 21-22シーズン GAME69 @ネッツ

この試合のレポートです。

最後までお付き合いください。

21-22シーズン ダラス・マーベリックス

今季のこれまでのレポートはこちらから

21-22シーズン シカゴ・ブルズ

もう一つの今季ピックアップチームの、これまでのレポートはこちらから

結果

ハイライト

スタッツ

ボックススコア(ESPN)

mavsnets
ルカ・ドンチッチ:37p/9r/9a/2s ケビン・デュラント:23p/6r/10a
スペンサー・ディンウィディー:22p/4r/3a/3s ゴラン・ドラギッチ:21p/3r/4a
ジェイレン・ブランソン:18p/5r/3a ブルース・ブラウン:17p/9r/5a
ドワイト・パウエル:12p/6rアンドレ・ドラモンド14p/17r
p:ポイント r:リバウンド a:アシスト s:スティール b:ブロック

レポート

ディンウィディーにとって怪我前のパフォーマンスが良かった時期を過ごしたブルックリンでの試合。

マブズは引き続きブロックが欠場、ネッツは新加入のドラギッチがスターター。

ネッツはドラモンドのフローターが決まり先制、マブズはドンチッチのバンクショットで加点。

両チームエースを起点に展開、ネッツはKDが自らのジャンパーにアシストでオフェンスを牽引。

マブズはドンチッチのスリーで追撃し、序盤はイーブンな展開。

ネッツはドラモンドが存在感を発揮、オフェンスリバウンドからのバスカンでリードを広げる。

ネッツは残り7分にエドワーズを起用、早速スリーを決めてリードを広げる。

残り6分でネッツが5点リード、KDに人数を割いていることでアウトナンバーでリバウンドを取り切れずにリズムに乗れていないマブズが先にタイムアウト。

ATOではブラウンのスリーによりネッツが加点し8点差、ネッツはクラクストンを投入。

残り5分を切り、マブズもクリバー、グリーンを投入、KDに対して厳しいマークに着きますが、それを超えてジャンパー+バスカンを獲得するKD。

残り3分半、マブズはニリキナを投入、ドンチッチが自ら打開して得点を伸ばし終盤へ。

ネッツはミルズのスリーで再び8点差、一気に波に乗ってしまいそうな気配の漂うこの時間帯。

速攻でクラクストンがダンクを決め10点差、マブズはドンチッチが孤軍奮闘、早くも2桁得点に到達。

第1Qは最終30-23でネッツ7点リードで第2Qへ。

第2Qはマブズは頭からベルターンスを投入、ネッツもルーキーのトーマスとベテランのジョンソンがイン。

ディンウィディーのレイアップで先制するマブズ、ネッツはミルズのスリーで加点。

ここからマブズはディンウィディーのバスカン、ネッツはジョンソンのバスカンと得点を伸ばしていくこの時間帯。

残り10分にマブズはスターリング・ブラウンを起用、ブランソンが決めればドラギッチが決めて、点の取り合いになる序盤。

ネッツが一本抜け出し10点差にしたところでマブズタイムアウト。

残り8分、ATOもドラギッチがトランジションから加点し12点差、ネッツが8-0のランを見せる。

マブズはブラウンのフローター、ベルターンスのスリーで繋ぎ、残り6分半で9点差。

このタイミングで両チームエースを戻して折り返し、ディンウィディーが3つ目のファウルでベンチへ下がり、ちょっと苦しいマブズ。

引き続きKDにはダブルチームにいきますが、このクオーターだけで2桁得点を挙げ調子の上がっているドラギッチに得点され11点差。

しかしドンチッチもしっかりとスコアに繋げて我慢の展開、ディフェンスに重きを置きたいマブズはグリーンをドンチッチへつけます。

ブランソンも下がり、オフェンスはドンチッチが完全にアタックモード、素晴らしい動きを見せて1人でオフェンスを支えます。

結果この中盤から終盤にかけてはハイスコアな展開で進行、ドンチッチは早くも20点に到達。

残り3分半で8点差、ドンチッチがディフェンスをものともせずにスリーを沈め5点差。

ネッツがタイムアウトを取りますが、ATOもブランソンのスリーで2点差と一気に追い上げてきたマブズ。

KDがフリースローを決めようやく2桁に載せますが、返しのマブズオフェンスはグリーンがスリーをヒット。

1点差まで終盤に迫ったマブズ、ネッツはドラギッチがいない状態だとボールムーブがイマイチになり、オフェンスリバウンドは取れるけどもという状態。

最後にネッツが加点し最終61-58でネッツが3点リードして後半へ。

第3Qはクリバーを頭から起用しKDへマッチアップさせるマブズ、パウエルがトランジションからバスカンを獲得し同点にしてスタート。

ネッツはアウトナンバーをしっかりと攻略しドラモンドのアリウープで加点、後半に向けてオフェンスの形をしっかり修正してきています。

しかし残り8分半にブランソンのジャンパーでマブズが逆転、今度はドラギッチがスリーを決めてすぐにリードを奪い返すネッツ。

ドラモンドがゴール下で加点し、存在感を見せますが、ディフェンスではドンチッチを止められずにこの時間帯も互いに殴り合いの展開。

中盤まで非常に見応えのある展開で進むこの試合、ネッツがここからデュラントの連続得点にクラクストンのダンクで7点差まで広げ、残り6分弱。

マブズもこのタイミングでターンオーバーが出始め、一旦落ち着きたいところ。

ネッツはKDが良いアシストを見せオフェンスを牽引、マブズディフェンスを手玉に取ります。

終盤に差し掛かり、オフェンスが停滞してしまっているマブズ、残り3分半に12点差にされてタイムアウト取得。

終盤、ネッツも変わらずに得点を伸ばしますが、マブズはクリバーのゴール下やグリーンのスリーで追い上げ開始。

ディフェンスのインテンシティもどんどん上がり、当たりが激しくなる終盤。

ネッツが終わり際までしっかりと攻め切り、最終91-79でマブズ12点ビハインドで最終クオーターへ。

第4QはKDのフェイダウェイで14点差にされてスタート、マブズはディンウィディーがバスカンを沈めてお返し。

マブズはさらにブランソンが連続得点で7点差まで追い上げ、少しリズムの悪いネッツは早めにタイムアウト。

残り10分、ATOではネッツがKDを一度ベンチへ、その間にマブズはディンウィディーが加点し5点差、さらにエドワーズに決められますが、パウエルがバスカンを決め返しジワジワ追い上げ。

4点差で残り8分半、12-2のランで勢いを増すマブズはここでドンチッチを戻す。

ここでマブズはディンウィディーが真っ向勝負、タイミングをずらして放ったスリーは見事決まり、1点差。

ネッツも維持を見せ、ドラギッチがペネトレイトから加点、マブズはディンウィディーのフリースロー、ネッツはKDがジャンパーとまた点の取り合いに。

ミルズのコーナースリーで6点差になり残り6分。

そこから1ポゼッション毎に追い上げていく粘り強いマブズ、残り5分で2点差。

ここでマブズはブランソンがペネトレイトから加点し同点。

残り4分、102-102の同点、マブズはクリバーがセンターに入り5アウトからオフェンスを展開、最後はブランソンがアシストを出し、クリバーが合わせてゴール下でファウル獲得。

このフリースローを2本決めマブズが逆転、ネッツはブラウンがオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを繋ぎ、最後はドラギッチがフックを決めて同点。

残り2分半、マブズはショットクロックギリギリのドンチッチのハイアーチジャンパーが見事に決まり2点リード。

ネッツはKD→ブラウン→最後はクラクストンでしっかりノーマークを作り得点、同点にし残り2分。

マブズはDFSがファウルを獲得しフリースロー、2本成功し2点リードで残り1分45秒。

ネッツはハイポストからKDがジャンパーを放ちますが決まらず、マブズもドンチッチがポストアップからフェイダウェイを放ちますが決まらずに残り1分。

ネッツは再びKDがシュートを放ち、オフェンスリバウンドをクラクストンがティップでねじ込み同点。

残り45秒、ショットクロックギリギリに放ったドンチッチのジャンパーが決まりマブズが2点リードに成功。

残り23秒、ネッツはタイムアウトを取らずにそのままオフェンスへ、スクリーンを要求したKDがそのままサイドに流れプルアップスリー。

これが決まってネッツが逆転、マブズはタイムアウト。

残り10秒、1点を追うマブズ、エンドからインバウンズ、ドンチッチが持ち上がり、最初のピックでクラクストンにスイッチさせた時点で残り3秒。

KDもヘルプに来たところでウイングのディンウィディーへ、チェックを受けながら放ったスリーはブザービーターでカウント。

マブズが劇的な勝利を飾り、熱戦を制しました。

今季ベストゲーム入りしても良いんじゃないかなというくらい面白かった試合を制したマブズ、ドンチッチが37点9リバウンド9アシストをマーク。

次いでディンウィディーが22点、ブランソンも途中良い繋ぎを見せ18点を記録。

この3人が代わる代わるセンターをスイッチで引き出し、そこをアタックしアウトサイドに繋ぐ作戦は見ていてシンプルで面白かったです。

クリバーとDFSもディフェンスで存在感を示し、ベンチから出たグリーンも良い働きを見せました。

ドンチッチを中心とした戦い方が洗練されてきた印象の最近のマブズ、このままドンドン調子を上げていって欲しいと思います。

敗れたネッツはKDが23点10リバウンド6アシストを記録、ドラギッチの21点を筆頭に5人が2桁得点を記録。

試合を通じてダブルチームに来られたKD、この状況を活かしてハイポストからアウトナンバーを作る作戦に後半から切り替え、それが見事に的中。

そして勝負ところではKD、そしてドラギッチが良く点を繋ぎましたが、ドラギッチがいない時間にボールの周りが若干ガタついてしまうのが課題か。

セス・カリーも怪我で欠き、アウェイ戦ではカイリーもいるので、本来の姿ではなかったとは思いますが、ドラモンドの奮闘やブラウンの繋ぎなどみると、ネッツも怖いチームだなと思います。

今季どの順位でネッツが終わるのか、ちょっと楽しみです。

本日の個人的MVP

スペンサー・ディンウィディー

2試合続けてクラッチショットを沈めチームを勝利に導いたディンウィディーを選出。

この試合は22点をマーク、前の試合で不調だったフリースローをしっかりと改善させ8/8、これを筆頭にこの試合のマブズは19/19でパーフェクト。

すっかりマブズに入ってから調子を上げてきているディンウィディー、ドンチッチやブランソンとの共存、そしてクラッチでの存在感はこれからポストシーズンに入っていく上でますます楽しみです。

最後に

この試合を率いた両軍のHC、マブズはジェイソン・キッド、ネッツはスティーブ・ナッシュ。

私の青春時代に活躍した両PGの戦術の駆け引きもこの試合は観ていて面白かったです。

ディス ショット ワズ リアリー クール。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
よろしければツイッターのフォロー、よろしくお願いいたします!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です