プレイオフ2022 1stラウンド ネッツVSセルティックス GAME1〜テイタムのブザービーターレイアップで、ホームのセルツが先勝〜




他の試合の日程を飛ばしてまでこの試合を早い段階で観戦しているのは、ピックアップチームのブルズが次に勝ち上がると、このカードの勝者と当たるからです。

どうも、先に結果を見てブザビを見て選んだ訳ではありません、ctrainerです。

いやー、対戦相手の研究も並行しないといけないから、この試合を観ざるを得ませんでしたわー。

今回の記事は

プレイオフ2022 EAST ファーストラウンド GAME1 ネッツVSセルティックス

この試合のレポートです。

最後までお付き合いください。

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結果

ハイライト

スタッツ

ボックススコア(ESPN)

netsceltics
カイリー・アービング:39p/5r/6a/4sジェイソン・テイタム:31p/4r/8a/2b
ケビン・デュラント:23p/4rジェイレン・ブラウン:23p/5r/3a/4s/2b
ゴラン・ドラギッチ:14p/5rマーカス・スマート:20p/7r/6a/2s
二コラ・クラクストン:13p/8r/3bアル・ホーフォード:20p/15r
p:ポイント r:リバウンド a:アシスト s:スティール b:ブロック

レポート

まずはテイタムがフリースローを獲得し先制、カイリーがボールを持つと大ブーイングが飛ぶセルツホーム。

ネッツはセスのミドルジャンパーで加点、序盤はセルツが良いディフェンスを見せてターンオーバーを誘発。

残り8分、タイスが2つ目のファウルで交代、Gウィリアムズが起用されます。

残り6分半、スコアは3点差ですがそれ以上にセルツがディフェンシブなゲーム展開で優位に進める中盤。

テイタムのスティールからロブパス、ホーフォードがアリウープでフィニッシュ、会場からは大声援。

残り6分にセルツはホワイトを投入、両チームともボーナスに入り、フィジカルなゲーム展開で進行。

残り4分で21-14、ネッツはターンオーバーが収まらない中、ペイントからの得点で食らいつく終盤。

残り3分半にネッツはミルズ、クラクストンを起用、セスのスリー、クラクストンの速攻と追い上げを開始し、同点に追いつく。

ネッツはさらにドラギッチ、エドワーズを投入、セルツも残り2分半にプリチャードをイン。

ネッツが11-2のランで徐々にオフェンスのリズムを掴み、ドラギッチのジャンパーで逆転、セルツはオフェンスのペースが落ち始めます。

しかし終わり際はウィリアムズのダンク、ホワイトのスリーで再びセルツがリード、最終29-28でセルツが1点リードで第1Qを終了。

第2QはネッツがKDを下げ、カイリー、セス、ドラギッチの3ガード、それに対しプリチャードがスリーを決めて先制。

ネッツもドラギッチがフローターで加点、どちらもその後テンポ良く得点していく序盤。

しかしネッツはカイリーが連続得点、スリーのファウルをタイスから奪い、3つ目のファウルを記録させる。

残り8分でリードを奪うネッツ、さらにKDを戻してきます。

どちらも激しいディフェンスを見せ、リードチェンジを繰り返すこの時間帯、KDがまだ大人しい印象の中、セルツはテイタムが早くも7アシスト、そしてホーフォードがリーディングスコアラーに。

残り6分でネッツが2点リード、その後も同点、リードチェンジが続く中、ドラモンドが4つ目のファウルで交代。

終盤にセルツがテイタムの連続得点、そこにブラウンの速攻も決まってリードを広げ、4点差になったところでネッツタイムアウト。

テイタムがアタックモードに入り再び加点、ネッツはドラギッチが上手いことオフェンスを繋いでくれるこの時間帯。

ドラギッチがアシストにバスカンにと、セルツを追随、さらにカイリーが得点、ノールックのコーナーアシストでミルズがスリー。

スマートが最後に得点を決めて、最終61-61で同点で前半が終了。

第3Qはセルツがホーフォードのフックで先制、ネッツはKDがプルアップジャンパーで加点。

スマートがインバウンズをスティールしワンハンドダンクを叩き込んで大盛り上がりの会場、さらにスマートがスリーをヒット。

9点差になりネッツタイムアウト、残り9分でATOにはKDがスコアし、いったん落ち着きます。

次のポゼッションでもミドルを決め、淡々と点を稼ぎ出すKD、セルツはスマートが再びスリーを沈め10点差にし中盤へ。

スマートのスリー、ブラウンのフリースローでセルツが13点リードして残り6分半。

残り4分、終盤に差し掛かり以前セルツが2桁リード、ネッツも各選手が高いシュート力を活かして単発で得点していき、被害を最小限に保つ。

セルツはターンオーバーしてしまったところをブロックやスティールで巻き返し、最後はテイタムがスリーを沈め第3Qを終了。

96-85でセルツ11点リードで始まるこのクオーター、ネッツがまずブルース・ブラウンのダンクで先制。

セルツはテイタムのフリースローで加点、そこからネッツはカイリーが2連続でスリーをヒット、一気に3点差に詰めてセルツがタイムアウト。

残り10分、ATOもカイリーがレイアップを決めて1点差に迫るネッツ、そして残り8分にKDがスリーを決めてネッツが逆転に成功。

11-0で一気に捲られてしまったセルツ、得点がしばらくできず中盤に入ったところですがタイムアウト。

残り7分半、ここなら互いにスコアしますが、ネッツが4点リードに成功し残り6分。

セルツは速い展開を織り交ぜて追い上げを図りますが、今度はカイリーの連続得点によってネッツがリードをキープ。

残り4分にブラウンのスリーで2点差に迫るセルツ、さらにスマートのレイアップで同点に成功。

ネッツがここでタイムアウト、残り3分、この大事なところでもカイリーは落ち着いてプルアップジャンパーをヒット、ネッツ2点リード。

セルツはホワイトがタフなレイアップをねじ込みすぐに同点に、ネッツはクラクストンがフリースローレーンに立つも、2本失敗しセルツボール。

互いにスコアできないまま残り1分半まで時計が進行、何とかKDがミドルをねじ込んでネッツ2点リード。

セルツはホーフォードがオフェンスリバウンドのこぼれ球を拾い、そのままゴール下で得点、同点で残り1分。

ここでネッツはカイリーのアイソを選択、その期待に応えてカイリーがプルアップスリーをヒット。

残り45秒で3点差を追うセルツ、タイムアウトを取り、再開後はアーリーでスマートがペネトレイト、レイアップを決めて1点差。

残り39秒、ネッツはカイリーが再び仕掛けますが、ダブルチームで対応、最後はKDがシュートを放ちますが決まらず。

残り12秒、そのまま攻め上がるセルツはブラウンがペイントタッチしキックアウトしたところで残り3.7秒。

時間がない中で、スマートもペネトレイト、そこにテイタムがカットで合わせ、レシーブと共にターンをしてそのままレイアップ。

これがブザービーターで決まり、最終115-114でセルツが逆転勝利しGAME1を取りました。

接戦を勝ち切ったセルティックス、テイタムが31点4リバウンド8アシスト、前半はアシスト役に徹し、後半はアタックを積極的に行っていました。

そしてブラウンが23点、ホーフォードとスマートが20点と、このコア4で90点以上を獲得。

テイタム、ブラウン、ホーフォードが40分オーバーの出場となり、これが先にどう影響するかは分かりませんが、非常に良いスタートを切り、勢いに乗って行ってしまえるか、楽しみです。

敗れたネッツ、カイリーが39点をマーク、KDがちょっと大人しく23点止まり。

ベンチからクラクストンが13点、ドラギッチが14点をマーク、個人的にはドラギッチが第2Qにバタバタしたところを落ち着かせたのが大きかったように思います。

そしてスリーガード、KDがセンターポジションに入るスモールラインナップなど、オフェンスの破壊力は抜群なので、それがシリーズ全体にどう影響を及ぼすか。

ブラウンの活躍、そしてクラクストンがフリースローを決めれるか、そしてグリフィン、オルドリッジの起用をどうするのか、注目したいと思います。

本日の個人的MVP

ジェイソン・テイタム

チーム最長の45分間の出場で31点、4リバウンド、8アシスト、2ブロックをマーク。

そして最後のブザービーター、打たずにペネトレイトしてアシストしたスマートも見事でしたが、よくカットインして合わせ、決め切ったなと思います。

ルーキーの頃からプレイオフでは鮮烈な活躍を見せているテイタム、このシリーズでもKDとバチバチにやり合っていってほしいです。

最後に

この試合の後、スマートが今年のディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ジ・イヤーに選出されました。

https://twitter.com/celtics/status/1516190733283344384

ボストンのアカウントがアイコンを変え、ヘッダーを変えて祝福、ガードの選手の選出はかなり久しぶりな印象なので、そのディフェンス力が今後活きてくるのか、どんな活躍を見せるのか楽しみです。

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