#11 PHXのweek9を振り返る




現在視聴中のマーベルディフェンダーシリーズ「ジェシカ・ジョーンズ」。

重たい内容ですが、個人的にはこういうダークでシリアスな内容がマーベルの世界観で描かれているのは好きかもしれません。

どうも、クリステン・リッターが「ブレイキング・バッド」の頃から好きな、ctrainerです。

この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます

本日のレポート内容

PHXのweek9を振り返る

試合結果

GAME27 @ POR 104-109 × 14-13

<スターター>

KD、リトル、ヌルキッチ、ブッカー、アレン

欠場:デイミオン・リー、オコギー、ビール、ジョップ

POR

カマラ、グラント、エイトン、サイモンズ、シャープ

欠場:ウィリアムズ3世

<ゲームレポート>

序盤はPORのターンオーバーが多くそこからスコアに繋げるPHX。

8点リードで中盤へ、ブッカーとヌルキッチの素晴らしいピック&ロールが決まったりと、調子良さそうなPHXオフェンス。

残り5分でエリゴー、グッドウィンがイン、徐々にPORも2ndユニットが奮起しイーブンな展開に。

終盤にユーバンクス、メトゥが入るPHX、PORが停滞した隙に加点していき、最後はKDの連続得点で終了。

36-20で16点差をつけ第2Qスタート、ブッカーが連続得点しリードを維持、PORはスクートが起点となり追いかける展開。

10点リードで中盤へ、PHXはブッカー以外の得点が伸びず、PORにジワジワ追い上げられ始めるこの時間帯。

ペイントでの攻防も若干押され気味、4点リードで終盤に入り、PHXはボールが上手く回らずにミスが増える。

KDがなんとか個人技で打開し再度2桁リードに成功、前半だけで21点を獲得し不調気味なオフェンスを牽引。

最終61-49で12点リードで後半へ。

第3QはPORペースでスタート、PHXはシュートの確率が上がらず、PORが点差を詰めてきたところでタイムアウトを取らされる。

3点差にされて中盤へ、ブッカーがなんとか加点していき点差を維持するPHXですが、ディフェンスが機能せずにブログドンのスリーで逆転される。

エイトン、グラントにペイントを攻め立てられ、PHXもトランジションで加点し追いかけて終盤へ。

ボールムーブがとにかく悪いPHX、ディフェンスにも影響を及ぼしワイドオープンを作ってしまい、PORに良いようにやられる。

ここで再びKDが得点を伸ばし始めますが、最終87-81で6点ビハインドで最終クォーターへ。

第4Qはブッカーの連続得点でワンポゼッション差に迫りますがその後が続かず。

追いつくチャンスはなくはなさそうでしたが、PHXが波に乗れずにずっと追いかける展開。

7点ビハインドで中盤へ、現状一番良さそうなラインナップに早々に変えるPHX、しかし単発でちょこちょこ加点する程度で、勢いに乗るPORを捉えられず2桁ビハインド。

残り5分、ブッカー、エリゴーを下げてグッドウィン、リトルを投入、それでもディフェンスは機能せずに14点差をつけられる。

再度ラインナップを戻して終盤へ、ここで奇策に出るPHXはゾーンディフェンスを仕掛けPORのリズムを崩す。

残り3分で9点差、ジワジワと点差を詰めていき残り1分に5点差、十分射程圏内に入ってきています。

PORがクロージング上手くできてないのに乗じてKDの FTで3点差に、しかし返しのPORオフェンスでサイモンズにフローターをねじ込まれる。

残り10秒弱で5点ビハインド、PHXは結局追いつけず最終109-104で敗退となりました。

<所感>

KDが40点の大台を叩き出し、ブッカーも26点記録しましたが後が続かず。

第3Qに大きく流れを持っていかれ、最後まで諦めずに戦ったことで接戦に持ち込めたのは良かったですが、そのスイッチが入るのが遅かった印象。

ローテーションも後手に周り、何よりチームとしてシュートの確率が上がらず、悪い流れをどう払拭していくか、注目です。

<その他気になったこと>

  • 渡邊雄太が最近プレイタイムをなかなか貰えずローテ外に。メトゥ・リトルがちょっと前から存在感を上げてきているので、次に回ってくるチャンスをしっかりと掴み取って欲しいと思います。個人的にはスターターが全員揃った場合、オフェンスのかみ合わせとして一番破壊力高いのは渡邊なような気がしています。
  • PORベンチから出場のブログドン、結局この試合は多くミニッツを貰って活躍していましたが、このままPORに残り続けるというよりは、今年のTDLで移籍しそうな気がします。彼がどこに引き抜かれるのか、要チェックです。
  • カマラが地味ながらいい感じの活躍を見せ、残って欲しかったなとシンプルに思いました。

GAME28 @ SAC 105-120 × 14-14

<スターター>

KD、エリゴー、ユーバンクス、ブッカー、アレン

欠場:デイミオン・リー、オコギー、ビール、ヌルキッチ

SAC

サボニス、ハリバン、マレー、フォックス、ハーター

欠場:レン

<ゲームレポート>

ヌルキッチがお休みのPHX、ユーバンクスが先発に。

早速ユーバンクスのアリウープをブッカーが演出し良い入りますが、SACもサボニスが連続でペイントを攻めてくる。

そしてユーバンクスが2つ目のファウルでベンチへ、代わりにアズブーキーが起用され、早速スコア。

SACが早いペースで加点していき、7点ビハインドで中盤へ。

フォックスがキレのある動きを見せリードを保ち、PHXはグッドウィンを投入。

残り5分でアズブーキーが2つ目のファウル、ビッグマンのファウルトラブルに苦しめられるPHX。

ボールムーブが素晴らしいSAC、 PHXは波に乗れずに9点ビハインドで終盤へ。

残り3分でメトゥがイン、さらに渡邊も久々に起用され、さらにセイベン・リーも出場チャンスを得る。

渡邊がPHXの手薄なペイントを守る役目になり連続でファウルを取られ苦しい状況。

ラストポゼッションでリーがフォックスのプルアップスリーをブロック、良いディフェンスを見せ最終35-30で5点ビハインドで次のクォーターへ。

第2Qはブッカーとリーが並ぶラインナップでスタート、いきなり連続得点を許し10点ビハインド。

リトルがこのタイミングで初出場、ブッカーがなんとか得点を繋ぐPHXは7点ビハインドで中盤へ。

ここでモンクの強烈なトマホークスラムを叩き込まれますが、アズブーキーがオフェンスリバウンドからバースハンドでダンクを叩きこみ返し、PHXベンチが大盛り上がり。

興奮し過ぎてベンチ飛び出たKDがテクニカル、それに抗議してブッカーもテクニカルを吹かれる残念な流れ。

PHXは徐々にボールムーブが良くなってきてはいますが、8点ビハインドのまま終盤へ。

両チーム得点が伸び悩み、フラストレーションが溜まっているKD、ターンオーバーが続いてしまい、終わり際にはボーゲルHCもテクニカルを取られる。

最後はハリバンにスリーを決められ、最終65-54で11点ビハインドで後半へ。

第3Qは一気にSACが主導権を握り、リズムが悪いPHXは攻守に圧倒され20点ビハインド。

SACは前半よりさらにペースを上げ、ついていけてないPHXはさらに25点差に広げられ中盤へ。

マレー、ハリバンがスリーを射抜き、間をフォックスが切り裂く高い攻撃力が爆発、26点ビハインドで終盤へ。

徐々にSACのスリーが落ち始め、アズブーキー、リーがハッスルするPHXはなんとか18点差まで押し戻す。

最後はまたハリバンにバスカンを決められて最終103-84で19点ビハインドで最終クォーターへ。

第4Qは少しずつPHXが点差を詰めますが、モンク、サボニスがやり返し20点ビハインドで中盤へ。

KD、リトル、渡邊でスモールラインナップを採用するPHX、懸命にローテーションして守り追い上げのキッカケを掴もうとするもシュートの確率が上がらず。

19点ビハインドで終盤へ、ここでボルボルを入れて3rdユニットに切り替えるPHX。

SACもそれに合わせて出場していなかった選手を投入、最終120-105で点差以上にダメージをくらっての敗退となりました。

<所感>

最大で29点差を付けられたこの試合、KD28点、ブッカー24点を記録しますが、要所でターンオーバーが続き波に乗れず。

ビッグマン不足の中、出場チャンスを貰えたアズブーキーは11点11リバウンドと奮闘、同じくセイベン・リーもプレイタイムを得て一生懸命プレイしていました。

これで勝率は5割まで落ちてしまいましたが、まだシーズンは長いので引きずらずに次に切り替えていって貰いたいです。

<その他気になったこと>

  • ゲームクロックがズレたようで、第1Q終盤に急に1分くらい減るアクシデント。あまり今まで見たことないシーンでした。
  • SACのオフェンスペースが異常に早く、PHXのスコア後もすぐに決め返す展開が多かったこの試合。アテンプトが多いので相手にもシュートチャンスを与えてしまう部分はありますが、それを補って余りあるSACの攻撃力。今年はどこまで精度を上げてポストシーズンで戦っていけるか楽しみです。
  • ヌルキッチ欠場&ユーバンクスのファウルトラブルでチャンスを得たアズブーキー、見ていて思ったのはヌルキッチとプレイエリアが違うため単純比較はできないですけども、ダンカーズスポットでフィニッシャーとして待ち構えるパターンはKD、ブッカー的にも合わせやすいのではないかと思いました。スクリーンかけてダイブしてとか、アシスト役に周るといったムーブは難しいかもしれないけど、スポットで起用はいけそうな気配を感じた試合でした。

GAME29 vs DAL 114-128 × 14-15

<スターター>

KD、エリゴー、ユーバンクス、ブッカー、アレン

欠場:デイミオン・リー、ビール、ヌルキッチ

DAL

ライブリー、THJ、DJJ、ドンチッチ、エクサム

欠場:クリーバー、グリーン、カイリー

<ゲームレポート>

クリスマスゲームのラストを飾るこの試合。

序盤はDALペース、ドンチッチに厚めにディフェンスがよりアシスト出される展開。

PHXもKD、ブッカーの得点で応戦し中盤へ、5点ビハインドの中アレン、エリゴーも加点して追い上げ。

PHXはオコギーが復帰してコートイン、しかしターンオーバーが続き波に乗れず。

そしてドンチッチが止められずに10点ビハインドになったところでPHXタイムアウト。

ATOにメトゥが入り早速スコア、さらに終盤に入りアレンの連続スリーで一気に点差を詰め、今度はDALにタイムアウトを取らせる。

リトルも入り1桁差で追いかけていたPHXですが、このクォーターライブリーの所からの失点が多く苦戦。

最終36-24で12点ビハインドで次のクォーターへ。

第2Qは頭からグッドウィン、アズブーキーが起用されアズブーキー、メトゥとこの2人が奮起し連続得点。

中盤に入り一時1桁差にするもオフェンスに勢いが生まれず、2桁差に戻されるのを繰り返すこの時間帯。

12点ビハインドで終盤へ、ドンチッチの得点が止められないのと、自分達のシュートタッチが改善していかずに苦戦するPHX。

終わり際にようやく良い形でトランジションを連続で出し、9-0のランを見せるPHX、KDのブロック、ブッカーの得点などもあり、最終64-54で後半へ。

第3Qは頭からメトゥを投入するPHX、DALは前のクォーターの終わり際からドンチッチのアシストでDJJが得点を伸ばす。

そしてアレン、エリゴーの連続得点で中盤に差し掛かるところで盛り返すPHX、4点差にしたところでDALがタイムアウト。

ドンチッチのFTで得点を繋ぐDAL、オープンのスリーが決まらない時間が続いている間に詰めたいPHX、アレンのスリーで2点差にするもドンチッチが大事なところで得点を挙げてきます。

さらにメトゥのティップインで1点差、そしてアレンがスティールから自らスリーに持ち込み見事ヒット。

終盤に入ったところで逆転に成功したPHX、その後もアレンのスリーでリードを保ち今度はDALがイライラし始めます。

ブッカーとGウィリアムズが揉み合いになり一時騒然としますが、アレンがこのクォーターだけで19点を荒稼ぎ、最終92-91で1点リードに逆転して最終クォーターへ。

第4QはまずPHXが引き離し、DALが追いかける展開、ドンチッチがタフショットをねじ込み始めます。

大事なところでPHXはターンオーバーが出てしまいDALに加点されて逆転を許し、中盤へ。

PHXはアレン、DALはドンチッチが攻撃の機転となり、ダブルチームを仕掛けるしかないPHXはディフェンスがまた少し崩れ始める。

7点ビハインドになってタイムアウトを取り立て直しを図るPHX、しかしドンチッチのところを止められずあっと頭に40点声超えを許してしまう。

5点ビハインドで終盤へ、ポツポツと単発で得点はできていますがドンチッチからのアシストでイージーバスケット献上、さらにターンオーバーは続き自分達でリズムを作り出せず。

残り2分を切って10点差、さらにKDがスティールくらってTHJにダンクされて12点差、タイムアウトを取るPHX。

DALはクロージングに向けてペースダウン、最後はドンチッチのフローターで締め50点をマークされる。

最終128-114で敗退となり3連敗、合わせて勝率を5割を切ってしまいました。

<所感>

ブッカー、KDがパッとしない中で第3Qだけで19点を挙げたアレンが32点の爆発、さらにベンチから出場機会を得たメトゥが23点に加えキャリアハイの19リバウンドをマーク。

しかしドンチッチの50点パフォーマンスの前になす術なく、チーム全体としては守れなかったとともにターンオーバーが大事なところで出てしまい失速しました。

これで3連敗、そしてそれ以上に勝率5割を切ってしまい、ここ10試合で3勝7敗と苦しい時期を過ごしているPHX。

年内中にこの悪い流れを断ち切って貰いたいです。

<その他気になったこと>

  • ドンチッチへのブーイングがすごいPHXホーム、ちょうど2シーズン前DALがピックアップチームだった時にプレイオフで激戦を繰り広げたのがPHX。またしてもドンチッチの強烈な活躍がPHXファンの脳裏に焼き付けられるようなパフォーマンスでした。
  • KDが相当フラストレーション溜めながら戦っていたこの試合、SNSで見かけた試合後の話ではアレン、メトゥが調子良かったのでゲームメイク側に周ったというような趣旨の話をしていました。ブッカーも含めてチーム全体が安定したパフォーマンスを見せられていない中で、毎回アジャストするのが大変だとは思いますが、それにしてもアテンプト少なかったと思うので、一回KDがバカ当たりして勝つ試合を見たいです。
  • メトゥがキャリアハイのリバウンドを記録、ヌルキッチ欠場とユーバンクスよりも得点力がある点は魅力ですが、やはりガード陣との連携がまだ成熟しておらずターンオーバーが目立つのが気になるところ。ビッグマンそれぞれ一長一短な部分をどうコーディネートしていくかが大事になりそうなので、ボーゲルHCがその辺りの手腕を発揮してくれることを願います。

スケジュール:week10

12/28:GAME30 @ HOU

12/30:GAME31 vs CHA

1/1:GAME32 vs ORL

1/2:GAME33 vs POR

まさかの3連敗で勝率5割を切ってしまったPHX、怪我人の状況だけでなくチーム状況もあまり良い雰囲気流れていないので、連敗を引きずらない様年内で止めることと、1/2のPOR戦はリベンジを達成して貰いたいです。

最後に

「デアデビル」シーズン1も結構好きな内容でした。

これ見てからシーハルク、ホークアイの内容を思い出してみると、色々と繋がってきたり、妄想が膨らんで楽しくなってきています。

お正月はひたすらこのシリーズを貪っていこうかなって思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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最近の投稿はこんな感じ

過去のシリーズはこちらから

2020-2021

イースト:アトランタ・ホークス

ウエスト:メンフィス・グリズリーズ

2021-2022

イースト:シカゴ・ブルズ

ウエスト:ダラス・マーベリックス

2022-2023

イースト:トロント・ラプターズ

ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ