#14 MILのweek12を振り返る




マーベルのnetflix制作の「ディフェンダー」シリーズ、「ルーク・ケイジ」のシーズン1が見終わりました。

どうも、そのまま「アイアンフィスト」に突入していっております、ctrainerです。

この4人目の話もとても楽しみです。

この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます

本日のレポート内容

MILのweek12を振り返る

試合結果

GAME38 vs BOS 135-102 〇 26-12

<スターター>

ヤニス、ミドルトン、ロペス、ビーズリー、リラード

欠場:クラウダー

BOS

テイタム、ポルジンギス、ホリデー、ホワイト、ブラウン

欠場:ホーフォード

<ゲームレポート>

リラードが復帰し、ファーストスリーをヒットし良い入り、BOSはホリデーをヤニスにマッチアップさせてきます。

さらにリラードがもう一本スリーを沈め、ヤニスもトランジションで連続得点、BOSを圧倒します。

徐々にBOSもエンジンがかかり始め、ポルジンギスの連続得点で詰めてきて中盤へ。

4点リードのMIL、折り返しのところでポーティスがイン、続いてカナトンが入ります。

9点リードで終盤、MILはオフェンス好調で2桁リードに成功、ボールがよく回っています。

ブリセットに強烈なダンクを決められ、一旦タイムアウトを取りますが、ATOもポーティスがしっかりとシュートを決める。

AJJが終わり際に起用され、最後はポーティスの連続得点で早くも2桁得点。

最終41-23で18点リードして次のクオーターへ。

第2Qはペインを起用せず、ミドルトンがPG役に。

ヤニスのジャンパー、ポーティスのスリーで20点差、ルーズボールも良い感じでMILに流れてきてかなり試合を優位に進める序盤。

BOSはシュートが入らずタイムアウトを取るまでの3分間スコアできず、中盤に入るところでなんと30点差をつけるMIL。

最大で33点差をつけたMILに対し、BOSも反撃を試みますがスターターに戻したMILが一度傾きかけた流れを引き戻し終盤へ。

スリーが全く入らないBOSは得点が伸びず、MILはスリーとペイントからで効率良く加点。

最終75-38で37点の大量リードで後半へ。

ここで第3Qの頭、BOSが完全にスターターを下げて試合開始、マズーラHCがかなり早めにプレイタイムシェアに舵を切ってきました。

MILが余裕を持ってこの時間帯を戦い最大で40点リードに成功、35点差で中盤へ。

BOSは完全に2nd/3rdユニットでローテーション、決して内容そこまで悪くはありませんが、MILの方が余裕を持ってプレイし、41点リードで終盤へ。

残り3分のところでこちらもこの試合から復帰のペインがイン、前半に引き続きポーティスが好調でオフェンスを牽引。

最終111-70で41点リードで最終クオーターへ。

第4Qは頭からボーチャンプがこの試合初出場、ペイン、ポーティスの二人がスコアを伸ばす。

残り9分で前の試合で存在感を示したリビングストン、そしてタナシスも起用される。

グリーンも投入され3rdユニットで残りの時間を戦うMIL、中盤はタナシスがちょっとかかり気味でファウルを連発、BOSがボーナスに入ります。

大崩れはしなかったものの29点差までは詰められ、その後はイーブンな展開で戦う両者。

終盤はグリーンの4点プレイ、タナシスのダンク&ブロックと会場のファンを沸かせるMIL。

最終135-102でイーストの天王山を制し、連敗を2で止めました。

<所感>

試合前はちょっと厳しい戦いになってしまうと思っていましたが、蓋を開けてみれば前半で勝負を決め、後半は余裕のある展開に。

BOSが前の試合でスターターをかなり使って、さらにこの前半の内容だったので試合としては大味な内容に。

それでも第1Qのスタートダッシュは素晴らしかったですし、ホリデーの凱旋試合にもなって、現地ファンには喜ばしい日になってのではないかなと思います。

<その他気になったこと>

  • ホリデーが移籍後初のMIL凱旋、第1Qのタイムアウト中にトリビュートムービーが流れ、ホームのファンも歓迎していました。ヤニスに対するディフェンスやっぱり上手くて、ポストシーズンで当たった場合に怖い存在になるなと思いました。
  • BOSが後半スターターを全くプレイさせず、全米放送というのも相まってすごい決断をしたなと思いました。前日のMINに続きB2Bであること、そしてその試合でスターターの4人が40分以上プレイしていたこともあり、合理的な判断ではある気もしますが、後日リーグから怒られそうな気もちょっとします。
  • 前半で大量リードを奪ったMIL、後半だけで見ると64-60でBOSに上回られましたが、1stハーフでの猛攻で一気に試合を決めました。ここで見せたのがポーティス、カナトン、AJJの3人を入れてのローテーションでペイン、ボーチャンプは前半プレイタイムを貰えず。現状のグリフィンHCの思う、強い相手へのリアル選手起用の考え方が垣間見えたような気がしました。

GAME39 vs GSW 129-118 〇 27-12

<スターター>

ヤニス、ミドルトン、ロペス、ビーズリー、リラード

欠場:クラウダー

GSW

シャリッチ、ルーニー、ウィギンズ、クレイ、ポジェムスキー

欠場:カリー、ドレイモンド、ムーディー、クリポ、ペイトン

<ゲームレポート>

GSWは主要ローテーションメンバーが欠場、序盤はMILが追いかける展開になり早めのタイムアウト。

ATOにヤニスの連続得点ですぐに追いつきますが、GSWのシュートが好調で6点ビハインドで中盤へ。

折り返しのところでポーティスがイン、トランジションからビーズリーのスリーで逆転に成功、GSWが今度はタイムアウト。

ATOにカナトンがイン、GSWがゾーンディフェンスを仕掛けますがビーズリーのスリーで攻略、リードを広げ始めて終盤へ。

リラードも得点を伸ばし、早くも2桁得点に到達、MILはAJJが入ります。

チームとしても高いスリーポイント確率を維持し、最終33-24で9点リードして次のクオーターへ。

第2QはMILがPGを置かないラインナップ、GSWのディフェンスの崩れをスティーブ・カーHCが見逃さずに失点後にすぐにタイムアウト。

ATOはポジェムスキー、TJDの二人のエナジーにより点差をグッと詰め今度はMILがタイムアウト。

4点リードで中盤へ、クミンガの連続得点をくらい逆転され、ここからリードチェンジを繰り返す展開。

ジワジワとGSWが早い展開でリードを広げ始め、グリフィンHCが怒りのタイムアウト。

4点ビハインドで終盤へ、ヤニスが得点を繋ぎ出血を最小限に抑え、最終56-54で2点ビハインドで後半へ。

第3Qは序盤一進一退の攻防、リードチェンジをしていく中でGSWはウィギンズが得点を伸ばし始める。

3点ビハインドで中盤へ、GSWのスリーが止まらずまた少しずつ点差を離されるMIL、ヤニスがここでも存在感を発揮しオフェンスを牽引。

ディフェンスから流れを引き寄せつつあるMIL、連続スリーにAJJの素晴らしいブロック、直前にはヤニスにアリウープパスも通し勢いを注入。

終盤に入るところで逆転に成功するMIL、GSWも踏ん張り接戦のまま進むこの時間帯。

ここでリラードがしっかりとスコアに繋げ第3Qをクロージング、GSWはシャリッチが上手さを見せオフェンスを牽引。

最終83-81でMILが2点リードにして最終クオーターへ。

第4Qはセットプレイからロペス→AJJのアリウープで先制、さらにミドルトン、ポーティスも得点を伸ばし良いテンポで加点。

GSWもクレイ、クミンガのスリーで応戦、殴り合いになりペースが一気に上がる序盤。

同点のまま中盤へ、MILがアグレッシブなプレイでリードを広げ始め、AJJのプットバックダンク、ビーズリーのスリーで一気に沸くMILホームのファン。

GSWはクミンガがアタッカーとして躍動、MILが直前で作ったツーポゼッションリードを保ち終盤にそのまま雪崩れ混む。

6点リードで終盤へ、ヤニスのペイントからの得点でスコアを伸ばし、GSWがクレイの連続スリーで食らいつく。

ここでミドルトンが4点プレイを成功させこの第4Qだけで13点をマーク、ヤニスと共にオフェンスを引っ張ります。

そしてこのクオーターを引っ張ったミドルトン→ヤニスのアリウープで10点差に。

この後はMILがゲームコントロールに入り、そのまま試合終了。

最終129-118で勝利しこれで2連勝です。

<所感>

大黒柱になってくれたヤニスが33点、序盤のオフェンスを引っ張ったリラードが27点と復調気味、そして第4Qに得点だけでなくアシストも2桁記録したミドルトンが24点。

さらにこの試合はポーティスとAJJがベンチから2桁得点しチームで7人が2桁得点しチームで良いオフェンスを見せました。

ローテーションがこの試合はほぼ8人ローテ、ボーチャンプ、ペインが今後プレイタイムをまた獲得していくのか気になるところです。

<その他気になったこと>

  • 第2Qの開始から折り返しのところまで、リラードを休ませペインを起用せずにPG不在のラインナップの時間にターンオーバーが増えて流れを持っていかれました。これを継続するのかどうか分かりませんが、個人的にはペインを使わないなら流石に一人コントロールできる系の選手の補強が必要なのではないかなと思います。ミドルトン、カナトン、ビーズリー、AJJなど決してハンドリング能力高い訳ではないのでここをどうしていくのか要チェックです。
  • GSWのルーキーのポジェムスキー、出身がウィスコンシンということでこの試合はおそらくお母さんが何度もカメラに抜かれました。地元でとても良いプレイを見せていたと思います。GSWのルーキー、そして若手は良い選手多いのでベテランたちとどう誘導していくのか、そしてチームがどう仕上がっていくのかこちらも要チェックです。

GAME40 vs SAC 143-142(OT) 〇 28-12

<スターター>

ヤニス、ロペス、ビーズリー、リラード、AJJ

欠場:クラウダー、ミドルトン、リビングストン

SAC

サボニス、ハリバン、マレー、フォックス、ハーター

欠場:なし

<ゲームレポート>

ミドルトンが欠場のMILはAJJがスターターに、フォックスにマッチアップします。

序盤はイーブンな展開、どちらも高い確率でスリーを沈めています。

SACが2点リードで中盤へ、MILがポーティスがイン、SACはフォックスの所でスコアを伸ばし、AJJがファウル2つになりカナトンと交代。

MILはポーティスが点を繋ぎ1点ビハインドで終盤へ、SACのベンチメンバーも高いシュート確率を維持しスリーをヒット、MILが食らいつくこの時間帯。

このタイミングでミドルトンが抜けた分、ローテーションが一つ進みグリーンが起用される。

SACのオフェンスを止められず一時9点ビハインドになりますが、最終37-32で5点ビハインドで次のクオーターへ。

第2Qはペインが久々の出場、ゾーンディフェンスを敷くMILですがライルズのコーナースリーを被弾。

この序盤は失点を抑えることができずにいますが、その分ヤニスがスコアを伸ばし接戦に持ちこむ。

ハーフコートゾーンからオールコートゾーンに切り替えた一発目にペインがスティールに成功、さらにファウルを多く奪いボーナスに入って中盤へ。

ペインのフローターで同点、さらにトランジションでグリーンのスリーが決まり逆転に成功。

SACもサボニスのところで粘り、リードチェンジを繰り返しながら終盤へ。

SACは良いボールムーブからフォックス、モンク、サボニスで加点、MILのゾーンは相手に攻略されている感否めませんが、MILも得点を伸ばし殴り合いに。

終わり際にビーズリーのスリー、ヤニスの速攻で締めくくり最終68-66で2点リードにして後半へ。

第3QはSACもゾーンディフェンスを敷いてきますがビーズリーのスリーで突破、良い入りを見せますがAJJが4つ目のファウルでグリーンと交代。

SACはマレーではなくライルズを頭から起用、もしかしたらどこか負傷などあったのかもしれません。

試合の方はMILが1点リードして中盤へ、主導権が入れ替わりながらワンポゼッション差の攻防が続く。

このクオーターはビーズリーが素晴らしいフィニッシュ力を見せてオフェンスを牽引、またAJJが素晴らしい独創的なパスを見せますがその直前でイリーガルスクリーンを取られて5つ目のファウルでベンチに。

84-84の同点で終盤へ、ここでポーティスの連続得点、ロペスのブロックと会場が盛り上がるプレイが続き流れを掴むMIL。

最終95-91でMIL4点リードで最終クオーターへ。

第4Qはヤニス、リラード不在のメンツでポーティスが1stオプションとなりオフェンスを展開するMIL。

その期待に応え得点を20点台に乗せてくるポーティス、さらにペインのスリーも重なり10点差に成功。

ここでSACのHC、マイク・ブラウンがブチ切れてコートに侵入、レフェリーに詰め寄りますが選手・スタッフに制止され、その後一発退場。

異様な空気を漂わせたまま、9点リードで中盤へ。

この時間帯はペインが存在感を発揮、しかしSACも喰らいついてきます。

特にハーターが思い切りよくスリーを放ち、またサボニスもしっかりと繋ぎ役としてスコア、ちょっとずつ詰められ始め4点リードでクラッチタイム突入。

SACがオールコートで当たってきますが、それをかわし8点リードで終盤へ。

ヤニスの連続得点でスコアを途絶えさせないMIL、しかし早いペースに持ち込むSACも粘りを見せる。

残り2分で5点リード、ここでMILの得点が停滞し、その間にジワジワ点差を詰めてくるSAC。

リラードがこじ開けて加点、5点リードで1分を切りますがフォックス、モンクの得点で1点差にされて残り17秒。

ATOにファウルゲームに入るSAC、MILは上手いことスローインできずヤニスがファウルを受けFTラインに。

このFTを1本目成功、タイムアウトを挟んで2本目もしっかりと沈め3点リード、残り11秒弱でSACがタイムアウトを取り残り11秒弱でサイドからインバウンズ。

ここでMILが逆にファウルをしてFTを打たせる作戦、返しのSACのファウルでまたヤニスがFTを獲得。

ここで1本目成功、2本目を失敗、SACはそのままフォックスが持ち上がり、ヤニスが立ちはだかる中タフショットを決めて同点。

残り2秒、タイムアウトのないMILはハーフコートショットを打ちますが決まらず128-128で試合はオーバータイムに突入。

延長はまずフォックスのジャンパーでSACが一歩リード、MILがかてんできないまま2分経過し、モンクのフローター、さらにフォックスがスティールからワンマン速攻に持ち込み6点ビハインドに。

一度タイムアウトで流れを切るMIL、ATOにまずはリラードのスリー、そして良いディフェンスを見せた後、カナトンのスリーで同点に。

残り2分、またしてもフォックスに加点されますが、リラードが3PTのファウルを獲得しFTで3点追加、1点リード。

返しのSACオフェンス、ハーターがスリーを沈めSAC1点リードで残り1分。

リードが激しく入れ替わる中、モンクにプルアップジャンパーを決められ4点ビハインドになるMIL。

MILは得点できずにファウルゲームへ、ここでモンクがFTを2本失敗、すぐに速攻に持ち込んだMILはロペスのスリーが決まり1点差。

残り11秒弱、SACのインバウンズでフォックスが今度はFTラインへ、ここは1本目を失敗し2本目成功。

残り5秒、2点ビハインドでエンドからスローイン、一気に持ち上がったリラードがブザーと共に放ったスリーが見事に決まり逆転勝利。

劇的ブザービーター、デイムタイムで締めくくったMILが最終143-142でOTにもつれた接戦をモノにしました。

<所感>

リラードのブザービーターで勝利をかっさらったMIL、ヤニスが27点10リバウンド10アシストのトリプルダブルでチームを支え、リラード29点、ビーズリーも5本のスリーで23点をマーク。

さらにベンチからの援護射撃も厚く、ポーティスが22点10リバウンドのダブルダブル、ここ数試合出場機会のなかったペインも15点を奪い存在感を発揮。

これで3連勝、先週の段階では思っても見なかったくらいチームの雰囲気も良くなってきていると思うので、このままさらにギアを上げていって貰いたいです。

<その他気になったこと>

  • 対戦相手のSAC、早いペースと攻撃力で最後まで接戦に持ち込まれました。モンク、フォックスのFTミスが響きましたが昨年と同じスタイルで今年もポストシーズンでは良い試合を見せてくれそうです。ブラウンHCの試合後の会見がまたネットミームになりそうな、PC持ち込んでの力説でリーグがどんな処分与えるかも含め引き続き動向追って行こうと思います。
  • ずっとSACに対してゾーンディフェンスをする時間が長かったMIL、決してスローダウンはできていなかったですが、ミドルトン不在によりペイン、グリーンを長時間使うことと、AJJのファウルトラブルなどもありマンツーマン厳しいという判断の元引っ張ったのではないかと予想しています。ここでボーチャンプに頑張って貰いたいところなので、次の出番に期待したいです。

スケジュール:week13

1/18:GAME41 @ CLE

1/21:GAME42 @ DET

1/23:GAME43 @ DET

week11の煮え切らなかった感じを振り切り3連勝したweek12、そしてここから5試合がCLE3試合、DET2試合という謎の連戦スケジュール。

その後ウエストへの長期遠征がまっているため、ここで勝てるところしっかり勝っておきたいです。

最後に

今このままディフェンダーシリーズを見ていくか、一旦止めているフェーズ5を消化して行ってリアルタイムのものを追えるようにしていった方が良いか。

有識者の方がいらっしゃったらぜひ教えてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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最近の投稿はこんな感じ

過去のシリーズはこちらから

2020-2021

イースト:アトランタ・ホークス

ウエスト:メンフィス・グリズリーズ

2021-2022

イースト:シカゴ・ブルズ

ウエスト:ダラス・マーベリックス

2022-2023

イースト:トロント・ラプターズ

ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ