どうも、最近ランニングの調子が良い、しーてぃーです。
大体10km、時間ない時はペース上げたり、余裕ある時は距離伸ばしたりと夏コツコツ夜走ってきたのが効いてきたなと実感してます。
今月、直近の月間最高距離数狙ってます。
本日のレポート内容
SASのweek3を振り返る
ゲームレポート
GAME7 @ LAC 104-113 × 3-4
<スターター>
ジュリアン・シャンペニー
ジェレミー・ソーハン
ハリソン・バーンズ
ビクター・ウェンバンヤマ
クリス・ポール
<ゲームレポート>
2連勝中のSAS、今季建設されたLACのイントゥイット・ドームでの1戦。
まずはウェンビーが引き付けソーハンのダンクをアシストしスタート、LACはマンのスリーで応戦。
そこから互いに主導権を渡さずにスコアを繋げていく序盤、SASはシャンペニーが2本目のスリーを決めて良い入り。
LACはハーデンが連続でディフレクションしSASはショットクロックバイオレーション、ただトランジションでSASが点差を離し始めたところでLACがタイムアウト。
7点リードで中盤へ、ATOにザッコリがイン、クリポのスティールから速攻でシャンペニーが3本目のスリーをヒット。
さらにクリポあ3連続得点し最近の調子の良さを継続し2桁リード、SASはいつものローテでケルドンが続いて入っています。
終盤に入るところでキャッスル、ブランナムがイン、LACはオフェンスちょっとばたつきスコアが伸びません。
ケルドンがタフショットをねじ込み16点差にしたところでLACが2回目のタイムアウト。
ブランナム、キャッスルと順調にスコアを伸ばし20点リードに成功するSAS、ザッコリのスリーも飛び出し最後はキャッスルのバスカンで締めて40点に到達。
最終40-14で26点と大量リードを抱えて次のクオーターへ。
第2Qは最初にLACが連続得点、落ち着きたいSASですがLACがコフィー、KPJと得点してきます。
SASは早々にタイムアウトを取らされますが、ATOはウェンビーのダンクで何とか加点します。
15点差にされて中盤へ、LACはさらにダンも得点を伸ばしていきベンチスコアが上がってきます。
前のクオーターとは逆でSASが2回目のタイムアウトを取らされてATOはスターターに戻します。
ただ流れは大きく変わらず、ウェンビーがブロックで頑張りますが、10点差にされて折り返し。
オフェンス上手くいってないSAS、ザッコリとDJJがちょっともつれてヒートアップし、その後ズバッツに決められてついに1桁差に押し込まれます。
終盤に差し掛かるまで結局4点しか加点できていないSAS、LACはズバッツ下げてバトゥームをいれスモールラインナップに。
8点リードで終盤へ、SASは逆にウェンビーを入れ高さのミスマッチを活かし得点。
LACはズバッツを戻しますが、クリポがここでスリーにウェンビーへのアリウープとPGとして素晴らしい活躍を見せます。
LACもパウエル、ハーデンとスコアし、最終56-48で8点差までSASは迫られて後半へ。
第3Q、どうやらソーハンが負傷した様で、キャッスルが入ってきています。
ウェンビーがブロックし、その返しでウェンビーがアリウープフィニッシュ、良い形で入るSAS。
ただLACがDJJのスリーにパウエルの4PTプレイで一気に詰めてきます。
3点差に迫られますがここは頼れる男、クリポのプルアップスリーでツーポゼッション差に。
さらにウェンビーもスリーで続き、キャッスルもジャンパーをヒット、2桁に押し戻して中盤へ。
キャッスルのバスカン、さらにウェンビーの7本目のブロックと若手が躍動するこの時間帯のSAS。
シャンペニーの4本目のスリーが決まったところでLACがタイムアウト、14点リードに。
ATOにLACはバトゥームが入りスモールラインナップに、ウェンビーにダブルチーム来るのでそこから崩したいところですがフィニッシュし切れず。
この試合すでにありましたが、ウェンビーのブロックから速攻に持ち込みウェンビーがアリウープフィニッシュ、サイズ差のあるこの状況で素晴らしいプレイを見せます。
ただここはLAC、ハーデンがしっかりスリーを決めてきて10点差で終盤へ。
終わり際にLACが勢いをつけ、KPJ、コフィーと連続でスリーをヒット。
最終86-82で4点リードで最終クオーターへ。
第4Q、ここでSASはマムをこの試合初投入、ウェンビーと並べます。
そのマムがファーストタッチでスリーをヒット、素晴らしい入りを見せます。
さらに次の得点もアーリーオフェンスからマムがフィニッシュ、ツービッグっぽいラインナップにLACが対応し切れないこの時間帯。
ただLACも意地を見せ、コフィーのスリーで1点差に迫り中盤へ。
さらにパウエルがスリーを決めてSASは堪らずタイムアウト、ついに逆転を許す。
ATOはスターターにブランナムという布陣で望むSAS、ウェンビーがこの試合9本目のブロックを見せリムプロテクト頑張ります。
SASは一時クリポもハリバンも休ませて若手だけのラインナップになり、ここでツーポゼッション差に広げられ、さらにズバッツにバスカンを与えてしまう。
9点ビハインドになりここでクリポ、ハリバンが戻ってくるSAS。
ただここでLACはハーデンが得意のステップバックスリーでファウルも獲得、FTは失敗しますがダメージの大きい一本を決めてきます。
ジワジワと点差を広げられ12点ビハインドで終盤へ、ウェンビーのスリーでなんとか9点差にします。
シャンペニーのドライブでスコアし7点差にして残り2分、ここでコフィーがタフショットをねじ込みまた9点差に。
ウェンビーがゴール下で粘ってすぐに7点差に返しますが、LACは得意のスモールラインナップに切り替え残りの時間を戦う。
結局良い形でスコアに繋げることはできず、最終113-104で敗退となり、連勝もストップしてしまいました。
<所感>
ウェンビーが24点に加えて13リバウンドに9ブロックのほぼプルダブルを記録、シャンペニーもキャリアハイタイの5本のスリーを決めて21点をマークしオフェンスを牽引。
ただLACに第1Q大量リードを握りながらジワジワと迫られ、絡み取られて最後は追いつけずという展開、3PT51.4%で決められてしまったのでアウトサイドのディフェンス頑張らないといけません。
ソーハンが負傷し後半戻って来なかったので、この欠場の影響を誰が埋めるかが大事になりそうです。
<その他気になったこと>
- 試合中は気づきませんでしたが、ソーハンが前半に左手の親指を負傷しロッカーに下がり後半戻らず。どうやら骨折してしまった様で手術に入りしばらく戻って来れなさそうです。彼の存在感は非常に大きくてハッスルプレイ、ウェンビーとの連携など核になっていた部分をSASは失う事になるので、誰がステップアップしてくるか非常に楽しみです。スターターにケルドンが入るのか、それともキャッスルとかを入れてくるのか、次の試合のスターター要チェックです。
- シャンペニーがキャリアハイタイの5本のスリーを沈め21点を記録、現在スターターとして出場し、SAS内で唯一のシューターっぽい動きを一番している彼ですが、火力という面では彼の外の得点はSASにとても必要なものですし、リズム的な面も含めると臆する事なく今後もドンドン打っていって貰いたいです。欲を言えばカウンターでペイントに入った時のフィニッシュ力をさらに上げていってくれたら嬉しいです。
- 相変わらずの曲者集団感のあるLAC、この試合はベンチからコフィーが21点をマーク、試合の流れ的にはKPJやダンも良いところで得点してきました。バトゥームも相変わらずの存在感で、ズバッツがいない時間のインサイドのディフェンスをしっかりやっていて、結局LACはポジョ放出という大きな動きはありながらも、カワイが居ないと評価しづらいなという印象を持たされました。何だかんだで順位を上げて、プレイオフでは怖い存在になりそうだなってもう何年も思わされています。
GAME8 @ HOU 100-127 × 3-5
<スターター>
ジュリアン・シャンペニー
ハリソン・バーンズ
ビクター・ウェンバンヤマ
クリス・ポール
ステフォン・キャッスル
<ゲームレポート>
ソーハンが長期欠場となり、スターターにはキャッスルを起用するSAS。
HOUとは開幕8試合目ですでに3試合目のマッチアップとなります。
HOUがシェングンのジャンパーで先制、SASはウェンビーがまたマッチアップしてくるブルックスをかわしてレイアップを決めます。
その後はどちらもテンポが下がりスコアが伸び悩み、SASはシュートまでいけないポゼッションが増えてきます。
HOUがバンブリートの連続得点で4点リードにしたところでSASがタイムアウト。
4点ビハインドで中盤へ、ATOもターンオーバーになりすでに5つを記録、ブルックスにバスカン決められてさらに点差が広がる。
ただディフェンスはなんとか頑張れているSAS、ウェンビーがグリーンのダンクを両手でブロック、その後クリポがスリーを決めてくれます。
折り返しのところでザッコリ、ケルドン、ブランナムの3枚替え、HOUも同様に2ndユニットを投入し始めます。
バンブリートが好調を維持、タフショットをねじ込み、さらにプルアップスリーも決め12点ビハインドで終盤へ。
その後も速攻を出され、リズムが掴めないSASは2度目のタイムアウト。
FTでなんとかスコアを繋ぐSAS、ウェンビーと共にウェスリーとマムをコートに入れてきます。
ここでウェンビーが維持の連続得点、ただHOUもスコアを伸ばし最終31-19で12点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Qはウェスリーのスリーで良い入りしましたが、ランデール、アメンと連続でスコアを許すスタート。
ターンオーバーも抑えられずにHOUがどんどん勢いに乗っていくこの時間帯、ウェスリーの一生懸命なグリーンへのディフェンスはとても良いです。
さらにシャンペニーとウェンビーのギブ&ゴーでダンク、エナジーは失わずに戦えています。
17点ビハインドで中盤へ、HOUは良いボールムーブと攻めところを理解し、20点差にしてSASがタイムアウト。
HOUもちょっと停滞しますがそれ以上にスコアが伸びないSAS、キッカケが掴めないまま22点ビハインドで終盤へ。
キャッスル、シャンペニーと連続でスリーが決まり、ここを足掛かりにしたいところでしたがリム周りのフィニッシュが爪が甘く加点できず。
HOUはバンブリートが前のクオーター同様にスコアとゲームメイクで存在感を発揮、さらにHOUのイーソンも攻守に良い動きを見せています。
最終63-38で25点と大きく離されて後半へ。
第3Q、HOUの方にミスが続き、ここで流れを掴みたいSAS、対するウドカHCは3つ目のターンオーバーのところで早々にタイムアウトで切ってきます。
ここからSASはクリポ→シャンペニー→クリポと3連続スリー、一気に点差を詰めます。
ただHOUもバンブリートがしっかりとスコアしていったん落ち着かせます。
20点ビハインドで中盤へ、ザッコリのスリー、シャンペニーのスリーと3PTの確率が上がってきてスコアが伸びるSAS。
この時間帯は点差は開かず、慌てずに我慢して着実に詰めたいSAS。
SASはクリポ、ウェンビー、ハリバンのいない若手ラインナップで2-3のゾーン、HOUはこれにしっかり対応。
22点ビハインドで終盤へ、SASはウェンビーとマムを戻してゾーン継続、サイズが出る事でリムプロは頑張れていますが、HOUがアグレッシブにプレイし押し込まれてしまう。
最終94-71で23点差をつけられて最終クオーターへ。
第4Q、前のクオーターからゾーンを継続しますが、外のローテが追いつかなくなり、シェパードにスリーを決められてスタート。
ウェンビーがようやくこの試合1本目のスリー、ディフェンスはマンツーに戻したSAS。
序盤は結局互いに加点していく事で点差は詰まらず、中盤に入るところでSASは3rdユニットにしてプレイタイムをシェアしていきます。
まず登場したのはバッシー、シソコ、デューク、さらにイングラム、ミニックスと5人変えます。
HOUも同様に3rdユニット投入、ここからは若手陣の研鑽の場になっていきます。
HOUはジェフ・グリーン、アーロン・ホリデーとベテランが一緒にプレイ、SASはバッシーがペイントから連続得点を見せます。
最終127-100で大敗となったSAS、2連敗です。
<所感>
ウェンビーがチームトップの15点、その他5人が2桁得点しますが前半オフェンスが上手く行かずに大量リードをされてしまいましたが、第3Qはスリーが入り出してイーブンな展開に持ち込むことができました。
HOUの方が一枚上手だなという印象を付けられた内容で、SASはソーハン不在の影響も大きく感じる試合内容になってしまいました。
すぐに翌日UTA戦があるので、しっかり切り替えてズルズル連敗しない様にして貰いたいです。
<その他気になったこと>
- ウェンビーのオフェンスでの動きにちょっとだけ変化が見えた気がしました。アイソっぽく受け取るとリムに正対した状態で1on1が始まりますが、ダウンスクリーンをもらってからのハイポ近辺へのカールカットから展開するポゼッションがいくつかありました。練習させたいところと今通用するところを混ぜてやっていくのはとても良いと思います。
- この試合、ザッコリのポストからの中継でターンオーバーが目立ったり、後半ウェンビーと変わってすぐのところでマッチアップを見失いイージーバスケットを献上、ちょっと評価を落としてしまいそうなプレイが続きました。マムのプレイタイムが伸びてきているものの、ソーハンが欠場しているのもあるのでインサイドの人材が不足している現状もうちょっと気合いを入れて立ち直ってもらいたいです。
- HOUはベンチから出てくるイーソン、アメンが良い働きをみせアダムズがお休みだったため、ランデールも存在感を発揮。ベンチユニットが安定した活躍をみせ選手層の厚い感じになってくるとシーズンを長い目で見たときにとても良さそうです。HOUの方も結構若い選手が多いのでどう成長していくか楽しみです。
GAME9 vs POR 118-105 〇 4-5
<スターター>
ジュリアン・シャンペニー
ハリソン・バーンズ
ビクター・ウェンバンヤマ
クリス・ポール
ステフォン・キャッスル
<ゲームレポート>
2連敗中のSAS、B2BでホームにPORを迎えての1戦、スターターには引き続きキャッスルが入ってきています。
そのキャッスルのゴール下で先制するSAS、ディフェンスではウェンビーがカマラのダンクをブロック。
さらにシャンペニーのスリーで追加点、良い入りをするSAS。
PORもそれに離されずに追随、バーンズがナイスタイミングのカットで連続で合わせてハーフコートオフェンスを整えてくれます。
PORに1点リードされて中盤へ、サイモンズがスリーを決めればシャンペニーが2本目のスリーで応戦、エイトンに連続でペイントからスコアを許しSASが先にタイムアウト。
ATOはザッコリ、ケルドン、ブランナムがイン、キャッスルが序盤にハリバンに見せたようなカッティングに合わせたアシストをブランナムに出し、良いところを見せます。
ザッコリのランニングフックで逆転して終盤へ、相手のミスからトランジションでキャッスルがダンク、流れが悪いPORが今度はタイムアウトを取ります。
ATOも同じパターン、PORのターンオーバーからキャッスルがスコア、この時間のオフェンスを引っ張ります。
じわじわ離していくSAS、終わり際にウェスリー、マム、そしてウェンビーを戻す。
マムがファーストタッチでスリーを決めて、ここは信頼感が出てきてます。
最後はウェンビーのプルアップスリー、2桁リードに成功。
最後にちょっと詰められてしまいましたが、最終33-27でSASが6点リードして次のクオーターへ。
第2Q、クリポ、ハリバンが戻るSAS、ウェンビーがカッティングからボースハンドダンクでアンドワン、勢いに乗る一発をカマしてくれます。
PORもグラント、シャープと得点を伸ばしてきますが、ターンオーバーが多くSASはそこを突いていく。
速攻でウェスリーが連続得点し5点リードで中盤へ、PORはグラントが積極的にアタックし迫ってきます。
ウェスリーが積極的にペイントにアタックするので引きつけることができ、ザッコリに見事なアシストを通し、さらにはこの二人のツーメンゲームからザッコリのスリーも決まる。
そしてウェスリーのプッシュからブランナムのスリーとウェスリーが良い流れを持ってきてくれます。
その後もケルドンのゴール下をアシスト、さらに今度はフィニッシャーとなり、そのアシストはザッコリがバックドアで綺麗に出します。
7点リードで終盤へ、オフェンス悪くないですがディフェンスで苦戦しリードが思った以上に広がらないSAS。
ここからハーフコートディフェンスが崩れ、相手にノーマークのショットを与えてしまうシーンが増える。
サイモンズ→エイトンのアリウープをくらい同点にされますが、ウェンビーからのハイローでケルドンがスコア。
その後もなんとかリードを守りきり、最終56-55で1点リードして後半へ。
第3Qはハリバンのキックアウトからシャンペニーのスリーでスタート、PORはサイモンズがエンビーを交わすフローターで加点。
そしてグラントが速攻でフィニッシュし同点、ここでシャンペニーが4本目のスリーを沈めチームを盛り立てます。
1点リードで中盤へ、ゾーンディフェンスを敷いてきたPORに対し、SASはウェンビーが高さを活かしてスコア。
ここでウェンビーに対してグラントがハードなコンタクトで仕掛けてきます。
これに負けじと押し返して欲しいところですがここ数ポゼッションは押し込まれ気味なウェンビー。
代わりにSASはスリーでのスコアを伸ばしリードを広げ7点差にして終盤へ。
ここでザッコリがスリーにフックに特典を伸ばし10点差。
さらにブランナムもスリーをヒット、ベンチメンバーが良いスコアリングを継続。
最後はケルドンのスリー、ブランナムのレイアップでさらにリードを広げる事に成功し、最終91-79で12点リードして最終クオーターへ。
第4Q、PORが一時波に乗りかけたところをウェンビーがブロックで阻止。
ここでブランナムが足を痛めてしまった様でロッカーに下がります。
リードをすることはできていますが予断を許さない状況の中でマムも素晴らしいブロックでディフェンス頑張ります。
我慢の時間になる両者、グラントのスリーがフレンドリーバウンドで決まりSASがタイムアウト。
5点差の状況でキャッスルのアタックからハリバンにキックアウト、スリーを決めてくれます。
さらにウェンビーのディープスリーが決まり9点リードで中盤へ。
SASはキャッスルがブロック、そして前半も良いプレイ見せていたウェスリーが突っ込み、それにキャッスルが合わせてダンク、13点リードに成功。
12点リードで終盤に入るところでクリポ、ウェンビーを戻し仕上げにかかるSAS。
PORがペースを上げてこようとする中でSASはオフェンスリバウンドを繋ぎ、2ndチャンスでポゼッションを確保。
残り2分で14点リード、最後にキャッスルのアシストでケルドンがスコアしたところでPORがタイムアウト。
ATOにPORが3rdユニットに切り替え、その後SASも同様に出場していなかったメンツを起用。
最終118-105で勝利し連敗を2で食い止めました。
<所感>
ベンチスコアで大きく相手を上回ったSAS、チームトップはベンチから出場のケルドンが17点、リム周り頑張りました。
ブランナムもベンチから17点をマーク、確率でスリーを決めて、足の状態が気になります。
そしてキャッスルも14点に6アシストと存在感を発揮、ウェンビーはオフェンス波に乗れませんでしたがディフェンスで貢献。
チーム全体でのステップアップが見えた試合で、B2Bの試合でクリポ、ハリバンを摩耗させるような内容でなく、チームでの勝利を勝ち取れたのは非常に大きかったと思います。
<その他気になったこと>
- キャッスルが徐々に存在感を増してきた印象です。スリーが決まらなかったのは残念ですが、特に第1Qに見せたハリバンやブランナムがカッティングしてきたところに通すパスとても良かったです。ソーハン不在を全員で埋めるに当たって彼もさらに伸びていってくれたらなと思います。
- ウェスリーの活躍も目を引いたこの試合、彼のプッシュしていくスタイルのおかげで良いリズムが生まれてました。ちょっと突っ込みすぎになるところもあったりするんですが、現状の役割としてベンチからプッシュしてくれるガードはチームとしてありがたいと思うのでこの調子で思い切りやって貰いたいです。
- この試合、ミッチ・ジョンソンHC代行の意図なのか、大事な時間帯にクリポ、ハリバンを引っ張らずに若手中心に戦わせていました。こうやって戦っていくことは逆転されるリスクもありながら、勝利することで若手の成長に繋がってくると見ているこっちも信じたいので、勝ち星と成長のバランスを取るのは大変だと思いますが、この調子でチームを導いていって欲しいです。
- PORは個々人のスキルは素晴らしく、スターターのバランスも結構良いなと思いましたがベンチからのサポートがあと一人二人あれば良かったのと、期待されているアブディヤが調子上がらず。シャープが開幕で遅れていたのでここから調子を上げられるか、そしてスクート、クリンガンといった若手がスターターを喰うくらいの活躍見せ始めたら面白いなと思いました。
GAME10 vs UTA
<スターター>
ジュリアン・シャンペニー
ハリソン・バーンズ
ビクター・ウェンバンヤマ
クリス・ポール
ステフォン・キャッスル
<ゲームレポート>
前回連敗を2で止めることができたSAS、この試合はベンチにバセルがスタンバイし久々の復帰になりそうです。
UTAはキヨンテが欠場、まずはケスラーのスコアで先制、さらにマルカネンのスリーと続き、SASは出足躓いてしまう。
ウェンビーが一本目のスリーを決めてファーストスコア、さらにキャッスルのスリーで逆転に成功。
UTAがゾーンディフェンスを敷くのに対し、キャッスルが2本目のスリーで2点リードにして中盤へ。
さらに次のポゼッションでもアーリーオフェンスの形から最後にキャッスルが3本目を放ち3/3でスリーを沈め、存在感を発揮。
折り返しのところでUTAが先に選手交代、スパーズレジェンドのミルズが入ってきます。
スリーポイント攻勢のSAS、ハリバンのスリーも決まりリード、SASもザッコリ、ケルドンと入ってきます。
そして残り5分半にベンチからバセルが登場、会場からは大きな声援が送られます。
UTAがミルズ、ジューザンの連続ペイントスコアでリードを奪い終盤へ。
キャッスルのスティールからケルドンへアリウープが通り、このクオーターはキャッスルがオフェンスを牽引。
残り3分でマム、ウェスリー、そしてウェンビーを戻すSAS、この試合はブランナムが欠場となったので、そこのスポットにバセルが入った形。
SASはオフェンスが停滞、UTAはビッグマンたちがリム周りでのフィニッシュを増やしてきます。
最後はウェンビーがタフなステップバックスリーを沈め、最終25-22で3点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Q、キャッスル、バセルともに下りウェンビーとクリポのところがメインウエポンになる時間帯。
ここでウェスリーがクリポとのギブ&ゴーで美しいダブルクラッチを披露し逆転するSAS、ここからリードチェンジを繰り返す展開、3本目のスリーをウェンビーが決めこの試合はタッチが良さそうです。
ウェンビーは4本目のスリーも沈めテンポ良く得点を伸ばすこの時間帯、ここまで4/5と高確率を維持。
接戦のまま1点リードで中盤へ、ここでウェンビーが下がりケルドン、バセルがイン。
バセルがプルアップジャンパーを決めて復帰後初得点、ここから波に乗っていきたいところ。
両チーム大きなランを作れずにいる中、UTAがマルカネンの連続得点でツーポゼッションリード、エースがしっかりと活躍してきます。
しかしSASはバセルのスリーで反撃、さらにケルドンも得意な形でトランジションからスコア、同点にまた追いつきます。
徐々に調子を上げてきているバセル、ここもプルアップジャンパーを決めて2点リードにして終盤へ。
UTAはマルカネンがサイズ差を活かしてスリー、そしてその返しのポゼッションでバセルがスリーを決め返す。
どちらもオフェンスのクオリティが上がり始め、UTAはセクストンのバスカンでまたリードを奪う。
残り2分頃からSASのスコアが止まり、FTを与えてしまいUTAがリードを広げていく。
最終53-45でUTAが8点リードして後半へ。
第3QはまずクリポのFTで先制、最近シュートの調子が良くなさそうなのでこの辺りでタッチを取り戻してほしいところ。
さらにウェンビーのブロックからそのまま速攻に持ち込み連続得点、ワンポゼション差に迫ります。
ただUTAもペイントから連続得点で反撃し、SASはスリーのアテンプトがかなり多い中で確率が上がらずスコアが停滞。
ウェンビーの5本目のスリーで何とか1本返し、その後もUTAにくらい付いて4点ビハインドで中盤へ。
ここでハリバンがしっかりと得点を繋ぎ、さらにキャッスルが一人時間差のポンプフェイクからバスカン獲得、粘りを見せるSAS。
さらにハリバンのスリーで同点に追いつくSAS、シャンペニー以外を2ndユニットにして折り返し。
バセルが難しいバンクショットのレイアップを決めて技術を見せ、オフェンス良い感じで出来ているのでディフェンスを締めたいところ。
ローテーションミスったり、ミスマッチを突かれ、UTAがジョンコリのスコアでリードを広げていく。
9点ビハインドで終盤へ、ここでザッコリのスリー、バセルのジャンパー、さらにウェスリーの側溝でのアンドワンもつふき一気に1点差に迫る事に成功。
1分足らずで8-0のランを出し、このまま勢いに乗りたいSAS、次のポゼッションではバセルがFTをもぎ取り逆転。
そしてこの時間帯はペイントでザッコリがリムプロテクトを頑張り、惜しくもファウルを取られるシーンもありましたがエナジー見せてくれます。
そしてお返しのザッコリのダンクをバセルが演出、その勢いに乗ってケルドンも素晴らしいチェイスダウンブロックを決めます。
ただUTAもクラークソンとジョンコリのベテランのスコアでリードを維持、ただこのクオーターはSASがラストにウェスリーのプッシュからのアシストでキャッスルがダンクフィニッシュ。
最終82-82で同点に追いついて最終クオーターへ。
第4Q、UTAがフィリパウスキーの連続得点でまずはリード。
対するSASはウェンビーがスピンターンからのフィンガーロールを見せ、さらに相手の返しのオフェンスをブロックし、リバウンドも頑張っています。
そしてウェンビー6本目のスリーを沈めキャリアハイに到達、スコアも同点になります。
UTAも意地を見せ、SASは2点ビハインドで中盤へ。
速攻でファウルされノーカウントになりますがキャッスルのバックボードパスからウェンビーがアリウープを決め、会場は大きく湧きます。
SASはキャッスルの連続FTで同点に追いつき折り返し、UTAはここでクラークソンがしっかりとスコアしてきます。
ただキャッスルがまだまだアタックモード、ペネトレイトからタイミングをずらし技ありフィニッシュ。
またクラークソンがスコアをすれば、SASはキャッスルに変わったバセルが決め返し、95-95の同点でクラッチタイムに突入。
ここで両者ディフェンスの強度が上がり見応えのある攻防が続く中でクラークソンが良いところでスリーをヒット。
4点ビハインドで残り3分、マルカネンがコンタクトを受け腰からフロアに落下、プレイは継続できているので大きな怪我でなくて良かったです。
SASは決してスマートではないですが、泥臭さを全面に出しハードにプレイ、FT1本決められて5点ビハインドで残り1分半。
ここでクリポのアシストでキャッスルがダンク、3点差。
そしてエナジー継続するSAS、ウェンビーが2連続ブロックし、その速攻を再びキャッスルがスコア、1点差になると共に会場大熱狂。
ただUTAも意地を見せ、セクストンがスリーを沈め4テンビハインドで残り40秒弱。
SASはケルドンのスリーですぐに1点差、UTAはクラークソンがスリーを試み、これをキャッスルがシュートファウルを取られる。
2本成功させて3点ビハインド、SASはタイムアウトをとります。
ATO、残り12秒、サイドからのインバウンズですがウェンビーのスクリーンがイリーガルと判定され、これをSASがチャレンジ。
これがアンサクセスフル、SASはファウルゲームに入ります。シャンペニーのスリーが決まって2点差にしますが結局追いつけず。
最終111-110で惜しくも敗退となりました。
<所感>
バセルがようやく復帰してきたSAS、ベンチから出場して21点をマーク、流石の存在感でスコアだけでなくペイントで収縮させてからのアシストめっちゃ良いのが何本もありました。
ウェンビーもキャリアハイの6本のスリーで24点に加え16リバウンドに7ブロックと奮闘、キャッスルも23点と存在感を見せました。
勿体無いシーンもありながらも、追い上げていく時間は見応えあり、若手の活躍も見れたので楽しかったし、次に期待を持てる内容だったと思います。
<その他気になったこと>
- キャリアハイ、6本のスリーを決めたウェンビー、シーズンのこれまでの戦いぶりの中でウェンビーをあまりにもペリメーターで使いすぎなのでは見たいな意見が色々見られます。すぐに勝ち星を目指すなら確かにポストやペイントのプレイを増やした方が良いと思いますが、長い目で見て今はまだ我慢の時期で良いと思います。そういった声を跳ね返すようにこの試合でキャリアハイの6本のスリーを決めたウェンビー、厳しい姿勢も送られると思いますが16リバウンド7ブロックは立派な数字なので、とにかくいろんなことを吸収して成長していってもらいたいです。
- 第3Qの試合が拮抗した場面、SASが引き離されない様に我慢したいところでハリバンが存在感を発揮しました。これまでの試合も良いところで決めてくれるなという印象がめちゃめちゃ強いので頼れるアニキのサポートを受けながら接戦をモノにできる様チームになっていく姿を追っていきたいです。
- UTAはクラークソンが第4Qで抜群の存在感、ジョンコリもペイントを無双している時間もあってベテランが奮起し今季2勝目をマーク。状況的にはタンクを狙いにいく可能性もあるシーズンだと思うので、その判断を確定させるまでにチームとして若手とベテランがどうマッチして戦っていくか。まだまだシーズン序盤ですのでどう舵を切っていくのか要チェックです。
week4のスケジュール
11/12:GAME11 vs SAC
11/14:GAME12 vs WAS
11/16:GAME13 vs LAL *NBA CUP
11/17:GAME14 @ DAL
ソーハン、ブランナム、そしてジョーンズと欠場者が増えてきてしまっている中でバセルの復帰はチームに良い影響与えてくれそう。
そしてキャッスルのスターターも個人的には彼のパフォーマンスがさらに上がっていくきっかけになって欲しいので継続してもらいたいです。
NBA CUPの試合も入ってくる中で、ここまで大きな連敗なく戦えているので、しっかり堪えるところ堪えて頑張ってもらいたいです。
最後に
今年も東京マラソン走る人のサポートが始まりました。
先方の感覚を少しでも感じれる様、自分も出場はしないですがそれくらいのつもりで走りに向き合って見ようと思っています。
次はあともうちょっとペースを上げて走れる様、コンディション作りも並行してやっていこうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
ぜひTwitterフォロー、いいね、コメントお待ちしております!!
過去のシリーズはこちらから
2020-2021
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2023-2024
イースト:ミルウォーキー・バックス
ウエスト:フェニックス・サンズ
この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます