プレイオフ2021 conference final<WEST>クリッパーズ(4位)VSサンズ(2位)GAME2〜エイトンの逆転アリウープで決着、サンズが2連勝を達成〜




緊急事態宣言が明けて、仕事がいくつか戻ってきたことで、これが本来予定されていたスケジュールなのに、すごく忙しく感じます。

どうも、自粛中に活動量激減していた男、ctrainerです。

早くこのペースに慣れていかなきゃと、色んな力を使ってアジャスト中です。

この記事では

プレイオフ2021 conference final <WEST> ロサンゼルス・クリッパーズ×フェニックス・サンズ GAME2

をレポートしていきます。

試合結果

https://twitter.com/Suns/status/1407552553408073728

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=F7B4SGybInU

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game?gameId=401337334

クリッパーズ

<個人>

ポール・ジョージ 26点 6リバウンド 6アシスト

レジー・ジャクソン 19点 5リバウンド 3アシスト 2スティール

イビチャ・ズバッツ 14点 11リバウンド

ルーク・ケナード(ベンチ出場) 10点

デマーカス・カズンズ(ベンチ出場) 11点 4リバウンド

<チーム>

3PT 13/34 38.2%

リバウンド 39(オフェンス7/ディフェンス32)

アシスト 18

ターンオーバー 10

ペイント内得点 30

サンズ

<個人>

デビン・ブッカー 20点 4リバウンド 5アシスト

ディアンドレ・エイトン 24点 14リバウンド

キャメロン・ペイン 29点 9アシスト 2スティール 2ブロック

キャメロン・ジョンソン(ベンチ出場) 11点 3リバウンド

ダリオ・シャリッチ(ベンチ出場) 11点 3リバウンド

<チーム>

3PT 6/26 23.1%

リバウンド 39(オフェンス7/ディフェンス32)

アシスト 24

ターンオーバー 9

ターンオーバーからの得点 17

ペイント内得点 60

スターター

クリッパーズ

ポール・ジョージ

マーカス・モリス

レジー・ジャクソン

パトリック・ビバリー

イビチャ・ズバッツ

サンズ

キャメロン・ペイン

デビン・ブッカー

ミカル・ブリッジズ

ジェイ・クラウダー

ディアンドレ・エイトン

インジャリー

サンズ

クリス・ポール:アウト

アブドゥル・ネイダー:アウト

クリッパーズ

カワイ・レナード:アウト

サージ・イバカ:アウト

ゲームレポート

ホームでブッカーのトリプルダブルにより先勝を遂げたサンズ、この試合もポールの欠場が発表されています。

一方クリッパーズ、レナードの欠場は続きますが、これまでのプレイオフ同様、スターターをドンドン入れ替えていくスタイルは継続し、このGAME2ではビバリーとズバッツをスターターに抜擢。

この固定しないで、選手たちがその時々で役割を入れ替われるというのは一つの強みだなと感じます。

フェニックスで行われるGAME2はモリスのジャンパーからスタート、その後は互いに得点が伸びないロースコアな出だし。

ズバッツのフリースロー、オフェンスリバウンドからの得点、レジジャクのジャンパーと少しずつ点を重ね始めるクリッパーズ。

サンズはエイトンのゴール下、ブッカーのフリースローとこちらも少しずつ加点し始めます。

残り7分でペインのスリーが決まりサンズがリードを奪ったところで、クリッパーズタイムアウト。

タイムアウト明けにマンを起用するクリッパーズ、ここが起点となりクリッパーズがリードを握る。

サンズもモアを起用、速攻からクラウダーの出したロブパスでエイトンがアリウープを叩き込み、アンドワンを獲得。

ペースはそこまで早くはないものの、互いに決められたら決め返す展開で、接戦のまま中盤に差し掛かります。

サンズはエイトンが順調にペイントから得点を重ねていき、すでに2桁に到達。

残り2分でサンズがジョンソンを投入、クリッパーズはGAME1に比べ選手のローテーションが少なく、終わり際にバトゥーム、ロンドがイン。

最終25-22、サンズが3点をリードして第1Qを終了。

第2Qはケナード、カズンズも入り全員2ndユニットになるクリッパーズ、サンズもシャリッチ、クレッグを起用します。

ペインのレイアップで先制するサンズ、ここまで良いペースでスコアを挙げていっています。

クリッパーズはマンがフリースローで加点してスタートしますが、どちらも前のクオーターを引き摺り、なかなかテンポ良くオフェンスとはいかない序盤。

それでも残り8分半でロンドのスリーで1点差に迫ってきたクリッパーズ、サンズは戻ってきたブッカーのキャッチアンドスリーで、リードを奪わせず。

中盤に差し掛かり、徐々にお互いのオフェンスのリズムが出てきますが、サンズが4点をリードして残り6分。

互いに多くスターターが戻ってくる中、要所でシュートを沈めてリードを保つサンズ。

クリッパーズも離されることなくしっかりと追いかけていく終盤、どちらも強度、質ともに高いディフェンスを披露し、イージーショットは許しません。

簡単に決まるポゼッションが非常に少なく、互いに相手のディフェンスを何とか交わしながらの得点となり、最終48-47、非常に締まった展開で前半を終えます。

第3Q、サンズが1点をリードしてスタート、両チームスターターに戻しています。

レジジャクがトランジションでフリースローを獲得し、逆転して開始する序盤。

ビバリーが早い時間に3つ目のファウルを取られますが出場継続、ブッカーとペインが得点しサンズがリードを奪い返す。

同点の時間も多く接戦になるこの時間帯、中盤に差し掛かりペインが得点を伸ばして5点リードになったところでクリッパーズがタイムアウト。

残り7分半、タイムアウト明けもサンズが怒涛の波状攻撃でリードを広げ最大9点差に。

さらにエイトンが得点を伸ばしリードを保って終盤へ、ここでサンズにアクシデント。

ブッカーとビバリーの顔がぶつかり、ブッカーが鼻から出血、一度ロッカーに下がります。

エースが一時離脱して苦しい時間をジョンソンが繋ぐサンズ、最終75-71でサンズが4点リードで最終クオーターへ。

第4Qは止血したブッカーがコートに戻ってきて、クリッパーズがセットオフェンスからケナードのスリーを生み出し、1点差にしてからスタート。

両チーム2ndユニットが多く出ているこの時間帯ですが、互いに相手のディフェンスを上手く突いて得点。

残り9分半で4点差、ジョージがベンチで休んでいる時間もレジジャクやズバッツが得点し、点差を維持するクリッパーズ。

サンズも引き離すことはできないままに中盤を迎え、残り6分で3点差。

サンズはスリーの確率が上がらずに苦戦しますが、何とかペリメーター、ペイントからの得点を繋ぎリードを保ちます。

残り3分で3点差、サンズはようやくブリッジズのスリーで6点差に広げることに成功、しかしクリッパーズもポジョがこの大事な時間にスリーを沈めてきます。

残り2分、ペインのフローターが決まって5点差にするサンズ、クリッパーズはケナードのミドルで2点を追加し3点差に戻して残り1分半。

サンズがブッカーのオフェンスファウル、そしてディフェンスでのファウルを連続で吹かれ、ジョージがフリースローを2本成功させて1点差に。

残り1分を切り、ペインがアタックしますがこれをズバッツが見事にブロックしクリッパーズボール。

トランジションから抜け出したジョージが技ありのレイアップを決めて、クリッパーズが残り30秒で逆転に成功。

サンズはタイムアウト、残り30秒で1点を追う展開、サンズは当然ブッカーに託し、その期待に応えてプルアップジャンパーをしっかり決めてきて逆転。

クリッパーズもタイムアウトからサイドインバウンズ、残り27秒で今度はジョージがクラウダーとのアイソから、ブッカーと同じようにプルアップジャンパーを成功。

サンズはブッカーが攻撃態勢に入ったところでビバリーがディフレクション、このラストタッチがブッカーという判定でクリッパーズボールに。

今度は1点リードで残り9秒になるクリッパーズ、サンズはファウルゲームに入りポジョにファウル。

この大事なフリースロー2本をジョージが決めきれず、1点リードのままボールはサンズ側へ。

サンズ再びタイムアウト、残りは8秒でブッカーがまずはレシーブ、ダブルチームに来るクリッパーズのディフェンスを見てパス、エクストラパスに繋いで最後はブリッジズがコーナースリー。

が、これが決まらずボールはアウトオブバウンズ、残り0.9秒。

サンズはラストプレイでエイトンへの直接アリウープに繋ぎ、これを見事にエイトンが叩き込んだことで逆転。

ゲームタイムが若干残りましたが、クリッパーズはここから得点できることは出来ずに試合終了。

最終104-103、サンズが逆転勝利でシリーズ2連勝を達成しました。

劇的な勝利でホーム2連勝を飾ったサンズ、この試合はブッカーの得点は控え目でしたがそれをカバーするようにペインとエイトンが得点を伸ばし3人が20点オーバー。

さらにこの試合はつなぎに入ったシャリッチ、ジョンソンも2桁をマーク、クレッグもスタッツには残らない部分でポジョに良いディフェンスを見せていました。

最後のラストプレイに限らず、成熟したチームバスケットを見せるサンズ、GAME3にはクリス・ポールの復帰が予定されています。

このままの勢いで勝ち続けていくか、楽しみです。

一方まさかの結末で敗退し2連敗となってしまったクリッパーズ、この試合ではスターターを入れ替えてきたことで、また試合の流れが変わった部分がありました。

ズバッツはダブルダブルを記録し安定した活躍、ベンチからケナード、マン、ロンドが得点を重ね、2ndユニットがこのシリーズは今のところ良い動きを見せています。

ジョージが26点をマークしたものの、スリーが1/8、そしてフリースローが5/10とシュートタッチが安定せず、モリスも7点に終わってしまいました。

サンズと同様、非常にボールムーブが良くディフェンスも硬いを展開していましたが最後の数分のプレイで勝利を逃してしまいました。

ホームに帰って挽回なるか、楽しみです。

個人的マンオブザゲーム

キャメロン・ペイン

ラストプレイを引き出し勝利に貢献したエイトンとクラウダー、そしてクラッチタイムでのシュートも見事だったブッカーを抑えて、ペインを選出。

チームトップの29点9アシストをマーク、ターンオーバーが少し増えてはしまいましたが、ブッカーへのマークが集まる中で見事に得点につなぎ試合を終始引っ張りました。

このプレイオフを通じてベンチから素晴らしいパフォーマンスを見せてポールの欠場に合わせて、スターターとして大役をしっかりと果たしていました。

ポールの復帰により、ベンチからの出場見込みとなりそうですが、引き続き素晴らしいプレイを見せて欲しいと思います。

おまけ

私の敬愛する大西玲央さんがツイートしたペインのコメント、めちゃめちゃ良かったです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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