プレイオフ2021 conference final<WEST>サンズ(2位)VSクリッパーズ(4位)GAME6〜CP3がエゲツない活躍を見せて、サンズがNBAファイナル進出を決定〜




蒸し暑い日が続いていますね、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

どうも、部屋干しの洗濯物に囲まれている男、ctrainerです。

扇風機もずっと回しっぱなしで、電気代が心配です。

この記事では

プレイオフ2021 conference final <WEST> フェニックス・サンズ×ロサンゼルス・クリッパーズ GAME6

をレポートしていきます。

試合結果

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=d_CCOi4XpZg

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401337338

サンズ

<個人>

デビン・ブッカー 22点 7リバウンド 4アシスト

ディアンドレ・エイトン 16点 17リバウンド 2ブロック

クリス・ポール 41点 8アシスト 3PT 7/8

ジェイ・クラウダー 19点 5リバウンド

<チーム>

3PT 17/31 54.8%

リバウンド 47(オフェンス10/ディフェンス37)

アシスト 27

ターンオーバー 10

ターンオーバーからの得点 17

ペイント内得点 54

クリッパーズ

<個人>

ポール・ジョージ 21点 9リバウンド

レジー・ジャクソン 13点 4リバウンド 8アシスト 2スティール

マーカス・モリス 26点 9リバウンド

パトリック・ビバリー 11点

デマーカス・カズンズ(ベンチ出場) 12点

<チーム>

3PT 12/39 30.8%

リバウンド 32(オフェンス7/ディフェンス25)

アシスト 18

ターンオーバー 10

ペイント内得点 34

スターター

サンズ

クリス・ポール

デビン・ブッカー

ミカル・ブリッジズ

ジェイ・クラウダー

ディアンドレ・エイトン

クリッパーズ

ポール・ジョージ

マーカス・モリス

レジー・ジャクソン

パトリック・ビバリー

テレンス・マン

インジャリー

クリッパーズ

イビチャ・ズバッツ:アウト

カワイ・レナード:アウト

サージ・イバカ:アウト

サンズ

なし

ゲームレポート

王手をかけたサンズを退けたクリッパーズがホームに戻ってきたのGAME6、前の試合でハマったスモールラインナップでこの試合も臨みます。

一方ここで敗退するとタイに戻されてしまうサンズ、この試合で決着を付けたいところ。

クリッパーズは早速前の試合と同じようにゾーンを敷きますが、デザインプレイでブリッジズのアリウープで攻略するサンズ。

クリッパーズもすぐさま、ビバリーのドリームシェイクでファーストスコアしますが序盤はサンズペース。

そこからこの試合は少しペースが遅めの展開に、徐々にクリッパーズが追いついていく。

サンズがポールの連続スリーでリードを広げたところでクリッパーズがタイムアウト、

残り6分半から再開。

タイムアウト明けからクリッパーズがオールスイッチのマンツーにディフェンスを変更、細かな変化をつけてくるタイロン・ルーHC。

互いに得点を伸ばせずに残り5分を切って、サンズが2点リード、ここでサンズがペインを起用。

サンズはエイトンがペイントで着実にスコア、クリッパーズはレジジャクに火がつきそうな空気を醸し出しています。

残り3分半にクリッパーズはバトゥームがイン、早速ポジョのドライブに合わせて得点し逆転に成功。

サンズもブッカー、エイトンの得点で反撃、リードを奪い返しリードチェンジが続く。

終盤に入り、クリッパーズはカズンズとケナード、サンズは前の試合プレイタイムが少なかったクレッグが起用されます。

この辺りからサンズが9-0のランを見せてリードを広げますが、クリッパーズはカズンズのスリーで追い上げ。

さらにブッカー、レジジャクとスリーを決め合い、エイトンのペイントからの得点で終わったかと思いきや、最後はカズンズのスリーがバンクで決まり、ブザービーター。

最終33-29、サンズが4点リードで第1Qを終了。

第2Qはサンズがネイダー、シャリッチを起用しポール以外は2ndユニットに。

序盤はイーブンな展開、どちらもテンポ良く得点、特にシャリッチが2本連続でトップからスリーを決め、カズンズのディフェンスの穴を突く。

そこにペインの得点も加算されて10点差になったところでクリッパーズタイムアウト。

残り9分弱、中盤に差し掛かるに当たって再び得点ペースは落ちて硬い展開。

クリッパーズは前のゲーム同様にモリスが存在感を発揮し出し、点差を詰める。

ブッカーが強烈なダンクを沈めれば、レジジャクが技ありのバスカンを獲得するなど、両チーム役者が仕事をして点差が離れないこの時間帯、残り5分で同点になります。

接戦の展開の中、先に一歩抜きん出るのがサンズ、それをクリッパーズが追う展開。

終盤に入るとサンズのディフェンスに苦戦するクリッパーズ、点差がジワジワ離されていきます、

残り3分で8点差、我慢の時間帯をクリッパーズはモリスが繋ぎ、大量リードはサンズに握らせず。

サンズはクラウダーがスリー好調、ここまでで4本のスリーを沈めてチームトップの稼ぎ頭に。

最終66-57、ペースが落ちたかと思いきや、両チーム終わり際にスコアを伸ばしサンズが9点リードで折り返します。

後半はどちらもスターター、気がつけばポジョの得点が大人しかった前半。

後半の出だし再びゾーンディフェンスを敷くクリッパーズ、マンツーマンも織り交ぜながらチェンジングをしてきますが、サンズはそれに上手く対応し得点を伸ばす。

的を絞らせない綺麗なチームオフェンスを見せますが、サンズの課題はディフェンスでのファウル、このクオーター多くなってしまい、残り8分でクラウダーが4つ目でベンチに下がらざるを得なくなります。

リードを保ちつつもフリーフローの本数に差が出てきた序盤、残り8分で点差自体は11点と最大のリードを取るサンズ。

さらにブッカーのトップからのペネトレイトからトマホークダンク、13点差になりクリッパーズタイムアウト。

残り7分、フリースローやモリスの得点で加点をしていくクリッパーズですが、サンズはスリーが良く決まり、点差を徐々に広げ残り4分半で15点差。

クレッグのスティールからブリッジズのレイアップなど、チーム全体で高いクオリティを見せるサンズ、クリッパーズはたまらずに17点差のところでタイムアウト。

明けに再びゾーンを敷き、サンズに仕掛けるクリッパーズ、諦めない姿勢を見せるチームの姿に会場も呼応し、勢いが出てきます。

連続得点で7-0のランにより10点差、この重要な時間帯両サイドエンドでは凄まじい肉弾戦が繰り広げられます。

バトゥームのコーナースリーが決まり7点差になったタイミングで、残り1分半弱でしたがモンティ・ウィリアムズHCはタイムアウトを要求、悪い流れを断ち切ります。

このタイムアウト明けのポゼッションで、ポールが冷静にスリーを沈めて10点差に戻す素晴らしいシュート。

さらにもう一本レイアップをポールが決めて、大事なところで得点を伸ばしてきます。

さらに終わり際にもう一本スリーをドロップ、ひとりで一気に点差を引き離し、ポールの活躍で97-83、サンズが14点リードで最終クオーターへ。

第4Qは互いにペイントからの攻撃でスタート、サンズはエイトン、クリッパーズはカズンズがバスケットカウント。

そこからポールの3連続得点で点差を20点差に伸ばすサンズ、クリッパーズは残り9分半でタイムアウト。

タイムアウト明けはモリスが連続得点で点差を詰めますが、サンズも応戦、ポールのステップバックスリーがカウント、そしてさらにファウルも獲得し4PTプレイ。

残り7分で21点差、クリッパーズは時間を気にせずに積極的にシュートを放ちにいきますが、それを嘲笑うかのようにポールがさらにもう一本スリーを沈めて6/7。

このタイムアウト中にビバリーがポールを後ろから押してテクニカルで退場、時間と点差、そして流れ的にもかなり苦しくなってしまったクリッパーズ。

サンズは中盤もプレイの精度を落とさずに攻め続け、リードを27点まで広げることに成功。

徐々にペースダウンして、時間をしっかり使い、無理をせずに試合を展開。

そして残り3分にはクリッパーズが3rdユニットを投入、2分にはサンズもメイン選手たちをベンチに下げてそのまま試合は終了。

最終130-103、敵地ロサンゼルスでサンズが勝利し、28年ぶりのNBAファイナル進出を決定しました。

勝利したサンズ、クリス・ポールの41点のパフォーマンスに引っ張られ、チームでスリーを54.8%と高確率にヒット。

クラウダーもこの大事な試合で5本のスリーを沈めて援護、ブッカーが22点と大人しめな活躍でしたが、チームで130点とシリーズ突破を派手に決めました。

ファウルが混んでしまい、フリースローを多くクリッパーズに与えてしまったシーンもありはしましたが、試合を通じて強さを見せつけました。

次はNBAファイナル、優勝まであと4勝、どんなプレイをこのチームが見せてくれるか楽しみです。

惜しくもシリーズ敗退となってしまったクリッパーズ、レナード不在の中でポール・ジョージがチームを牽引する1stオプションになり、出場時間やリバウンドなども含めて大車輪の働きでした。

そこにマン、レジジャク、モリスなど日替わりで存在感を示し、バトゥームやビバリーが支えるという形で、昨年のプレイオフに比べるとチームとしてのまとまりが良く見えたように思います。

ルーHCも戦術、戦略、ローテーションをあらゆる形で駆使し、この試合だけでなく、サンズとの熱戦を繰り広げ見応えのある試合を見せてくれました。

来季このチームがどんな形でシーズンを迎えるのか、楽しみです。

個人的マンオブザゲーム

クリス・ポール

41点8リバウンド、3PTを7/8で沈めターンオーバーは0、この大事な一戦でとんでもないパフォーマンスを見せました。

特に第3Qの終わり際の辺りからの連続得点は圧巻で、物凄い集中力、そしてクロージング能力を見せつけていました。

大ベテランまだまだ健在という姿を、すでにこのプレイオフで見せていましたが、より世界に知らしめる形に。

ブッカー、エイトンを始めとしたチームメイトを引っ張ってモンティと共にNBAファイナルでどんな試合を見せてくれるか、注目したいと思います。

おまけ

最後のクリポとモンティのハグはウルっときました。

https://twitter.com/Suns/status/1410452585530552320

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