ピックアップグリズリーズ#57<GAME45>VSジャズ~シリーズ3試合全て敗退、惜しかったけど…~




年度が変わりまして、Twitterのプロフィールを更新しました。

改めまして、NBAファン歴20年目/トレーナー歴13年目/フリーランス3年生のctrainerです。

1日遅れましたが、2021年度もよろしくお願いいたします。

この記事では

2020-20201シーズン メンフィス・グリズリーズ×ユタ・ジャズの試合

をレポートしていきます。

ハイライト

スターター

グリズリーズ

ジャ・モラント

ディロン・ブルックス

デズモンド・ベイン

カイル・アンダーソン

ヨナス・バランチュナス

https://twitter.com/memgrizz/status/1377405004013703170

ジャズ

マイク・コンリー

ジョー・イングルス

ボヤン・ボグダノビッチ

ロイス・オニール

ルディ・ゴベア

https://twitter.com/utahjazz/status/1377411698835906562

インジャリー

グリズリーズ

ブランドン・クラーク:デイトゥデイ

ジャスティス・ウィンズロウ:デイトゥデイ

グレイソン・アレン:アウト

ジャレン・ジャクソンJr:アウト

ジャズ

ドノバン・ミッチェル:デイトゥデイ

ジュワン・モーガン:アウト

ウドカ・アズブーキー:アウト

ゲームレポート

ミッチェルが欠場となっているこの試合、色んなラインナップのパターンのジャズとの対戦が続くグリズリーズですが、こちらもアレンが欠場。

序盤はコンリーのペネトレイトからの展開が効いてジャズがリード、グリズリーズもミドルを中心に得点を重ねる。

ターンオーバーからの失点を続けて許し、グリズは早めにタイムアウト。

リードしているジャズが早々にクラークソンを投入、ミッチェル不在をカバーするためのローテと思われます。

残り6分で3点差、悪くない展開ですがバランチュナスがゴベア相手にスコアができずに得点が伸び悩む。

残り5分でグリズも選手交代、メルトン、ティルマンが入ってきます。

この試合はクラーク、ウィンズロウが不在のため4番ポジションで誰がプレイタイムを伸ばしてくるか。

ジャズはクラークソン、グリズリーズはモラントが得点を伸ばす中盤。

残り3分半でジョーンズ、そしてティリーが起用されます。

残り3分で1点を追う展開、さらに残り2分にはマクダーモットを起用。

ここ数試合では珍しい形ですがコアメンバーの欠場が多いこの試合では仕方ない布陣。

試合の方は最終29-28の1点差を追う形で終了。

第2Qは、ゴベアが頭から出場する中スモールラインナップで対応するグリズ。

すぐさまチュナスをコートに戻してきます。

ジャズはクラークソンが順調に得点を重ね残り10分を切って8点差。

グリズリーズは短い時間で連続でタイムアウト、ディフェンスでの修正をジェンキンスHCは求めているように感じます。

グリズリーズはモラントを戻しますが、それを見てジャズは以前の試合でもそうしていたようにディフェンダーのオニールをマッチアップさせる。

残り7分で同点に追いつくグリズリーズ、ジャズが一瞬リズムを失ったところで追いつきたかったですが、復調を許し点差が離れていく。

残り4分半で5点差、この約2ポゼッション前後の差を詰めきれずに時間が経過。

残り2分で9点差、グリズリーズは終盤にジャズの勢いに押されて一時2桁リードを許しますが何とか8点差まで戻して前半を終了。

57-49で折り返します。

後半はブルックスの連続得点でスタート、さらにアンダーソンの連続得点もあり点差を縮めていく。

チュナスの得点もきれいに決まって残り8分半に2点差、次のポゼッションではゴベアのオフェンスファウルを引き出すことに成功。

さらにもう一本、1on1を制してスコア、同点に追いつきます。

巻き返しに成功したグリズリーズ、勢いを継続したいところでしたが、今度はゴベアが反撃、強烈なダンクでアンドワン。

残り7分半でブルックスが4つ目のファウルを取られてメルトンと交代、モラントがタフなショットを連続で決めて点差を再び1点差に。

接戦の展開が続くこのクオーターも中盤へ、我慢して点差を縮めていきたいグリズリーズ、突き放したいジャズ共にファウルが混みボーナスに突入。

ジャズはグリズリーズの穴をついてハイペースでは無いものの得点を重ねていくのに対し、グリズはモラントが孤軍奮闘、アグレッシブにゴールにアタックしフリースローを多く奪う。

残り1分を切って1点差、ラストポゼッションでモラントのフリースローで逆転に成功。

最終、76-75でグリズリーズが1点リードして最終クオーターへ。

第4Qは、ニアンのスリーで逆転されてスタート。

さらにコンリーが連続得点で7点差にされてしまう序盤、しかしグリズもモラントが不在の中ルーズボールやリバウンドで奮起し2点差に戻す。

しかしオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスでジャズが加点、残り7分半で4点差。

タイムアウト明けにモラントを戻すぐグリズ、そのモラントのトランジションでのダンクで2点差。

タイムアウトを挟んでチュナスのゴール下で同点。

残り6分、ここでクラークソンの容赦ないコーナースリーがヒット。

なかなか同点→逆転→リードまで持ち込めないグリズリーズ、ジャズの方も完璧なゲーム運びではなく、ターンオーバーも要所で出ていますがコンリー、クラークソンがしっかりとつないでくる中盤。

残り3分、4点を追うグリズはモラントがフリースロー獲得を伸ばしていく。

残り2分になっても状況は変わらず、ジャズはコンリーがコントロール、グリズはモラントが得点していく。

ここでアンダーソンがコーナースリーを決めて3点差にしますが、ビデオレビューが入り、判定はロングツーに変更。

しかし残り1分で4点差、ジャズのオフェンスを何とかしのいだグリズリーズはヤリッチが一気に駆け上がりファウルドローン。

ここでフリースローを2本落としてしまい4点差のまま時間が進んでいく。

しっかりとボールをチームで回して失わずにシュートで終わったことで時間を使い切られてグリズリーズボール。

逆に時間のないグリズはモラントがすぐさまスコアしファウルゲームに。

ここのフリースローをジャズは落とさず、最終111-107でジャズが敵地で勝利、グリズリーズは今季のジャズ戦を全て敗退となってしまいました。

グリズリーズは唯一のリードを奪えた場面が第3Qの終わり際のみ。

次のファーストポゼッションでリードを奪われてから同点までは巻き返したものの勝利にはつながらず。

重要なローテーションプレイヤーが2人かけていたこともあり、スターターの出場時間が長くなった試合、疲労や集中力が落ちたところがフリースローミスやレイアップのミスなど細かいところに響いたかもしれません。

プレイタイムを得たティリーは及第点の活躍、動きをしていたように思います。

クラークとはまた違ったタイプで、モノになればまた面白そうだなと感じました。

ジャズは今季の対グリズリーズ戦を3連勝でフィニッシュ。

この試合はミッチェルがいなかったにも関わらず、その穴を埋めるようにコンリー26点、クラークソン24点、ボグダノビッチが24点と素晴らしいパフォーマンス。

クラッチタイムの安定感はさすがウエスト1位、グリズリーズも欠場者がいなければもうちょっとリードできる時間があったかなと妄想しています。

コンリーがいない、クラークソンが不調、ミッチェルがいないという3パターンのジャズとの対戦になりましたが、ゴベアVSバランチュナスがなかなか攻略できず、ペイントで優位を取れないとやはりグリズリーズはきついなと感じました。

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game?gameId=401307515

<個人>

ジャ・モラント 36点 7アシスト 3スティール

ヨナス・バランチュナス 16点 14リバウンド

ディロン・ブルックス 17点

カイル・アンダーソン 18点 11リバウンド 3ブロック

デズモンド・ベイン 7点 5リバウンド 5アシスト

<チーム>

スリーポイント 5/18 27.8%

アシスト 23

ターンオーバー 11

ペイント内得点 60

個人的マンオブザゲーム

ジャ・モラント

36点、7アシスト、フリースローは12/15で身体を張って獲得。

アタックモードに入ってからこの試合はジャズのペイントに突撃してタフなショットも沈めていました。

往年のアイバーソンを彷彿とさせるプレイっぷりに勝ち星がついてくれたら良かったですが、ジャズ相手はやはり苦しい試合でした。

スリーが2/4で決まっていたので、アウトサイドシュートを徐々に決めていけるようになって行って欲しいと思います。

おまけ

ジャズはこの試合、メンフィスに向かう途中の被告機でトラブル。

エンジンに鳥が巻き込まれる「バードストライク」によるものでしたが、幸い怪我人はいなく試合は滞りなく行われました。

とにかく選手やスタッフ、関係者に大きな被害がなくて良かったです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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