プレイオフ2021 1st round<WEST>ジャズ(1位)VSグリズリーズ(8位)GAME3〜粘りを見せるグリズリーズを振り切り、ジャズが2連勝〜




本日はこの試合のリアタイからスタート。

どうも、観戦する試合と、今月中に仕上げたい仕事が重なり、PCの前から動けなくなりそうな男、ctrainerです。

今日、明日はプチ合宿、引きこもります。

この記事では

プレイオフ2021 1st round <WEST> ユタ・ジャズ×メンフィス・グリズリーズ GAME3

をレポートしていきます。

試合結果

ハイライト

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401327907

ジャズ

<個人>

ドノバン・ミッチェル 29点 5アシスト

ボヤン・ボグダノビッチ 15点 6リバウンド

マイク・コンリー 27点 6リバウンド 8アシスト

ルディ・ゴベア 15点 14リバウンド 4ブロック

ロイス・オニール 12点 7リバウンド

ジョーダン・クラークソン(ベンチ出場) 15点

<チーム>

3PT 19/43 44.2%

リバウンド 43(オフェンス7/ディフェンス36)

アシスト 17

ブロック 7

ターンオーバー 13

ペイント内得点 34

グリズリーズ

<個人>

ジャ・モラント 28点 7アシスト

ディロン・ブルックス 27点 2スティール

ヨナス・バランチュナス 10点 13リバウンド 5アシスト

カイル・アンダーソン 11点 13リバウンド 5アシスト

グレイソン・アレン(ベンチ出場) 17点 3PT 5/8

<チーム>

3PT 13/41 31.7%

リバウンド 50(オフェンス16/ディフェンス34)

アシスト 23

スティール 7

ターンオーバー 

ファストブレイクポイント 12

ペイント内得点 54

スターター

ジャズ

ロイス・オニール

ボヤン・ボグダノビッチ

ルディ・ゴベア

マイク・コンリー

ドノバン・ミッチェル

グリズリーズ

ジャレン・ジャクソンJr

カイル・アンダーソン

ディロン・ブルックス

ヨナス・バランチュナス

ジャ・モラント

https://twitter.com/memgrizz/status/1398812442755469312

インジャリー

ジャズ

なし

グリズリーズ

なし

ゲームレポート

シリーズタイになり、場所をメンフィスに移して行われるGAME3。

メンフィスファンの大声援を受けて始まるこの試合、スタートダッシュはアウェイのジャズが切ります。

ゴベア、ミッチェルの得点で幸先好調、グリズはトリプルJのバンクスリーで応戦します。

コンリーのスリー、オニールのスリーと外が良く入っているジャズ、ボールムーブが相変わらず素晴らしいです。

さらにコンリーのスリーが決まったところでグリズタイムアウト、残り8分で13-5、8点差です。

タイムアウト明け、アンダーソンのフローターで得点、ジャズはコンリーアウトでイングルスイン。

セカンドチャンスを多く与えてしまっているグリズ、リバウンド頑張りたいところ。

グリズは7分を切ったところでベインを投入、さらにチュナスと変わってこのシリーズ初出場のクラークを起用します。

ジャズもゴベアに変わってフェイバーズが入ってきています。

徐々にリズムが出てきたグリズ、ミドルエリア、そしてペイントを攻略し始めます。

ただジャズのスリーも高確率、シュート数は変わらずとも、点差はジワジワまた広がりだす中盤。

残り3分半でジャズはクラークソンが入りますが、モラントにエンジンがかかり始め、ペネトレイトからの得点を連続で成功。

この流れを嫌ったか、ジャズが残り2分弱にタイムアウト。

タイムアウト明けにグリズはメルトン、ジャズはニアンが入りクロージングへ。

終盤ジャズがクラークソン、イングルスと頼れるベンチユニットで得点を伸ばし、さらにはニアンのスリーもカウント。

一気に点差をつけられてましたが終わり際にメルトンのスリーが決まって最終34-22、ジャズが12点をリードして第1Qを終了。

第2Qはジョーンズ、アレンを起用するグリズ、そのジョーンズが一発目のスリーを決めて良い入り。

しかしコンリーにスリーを決められ、グリズは早々にタイムアウト。

タイムアウト明け、アレンのコーナースリーで9点差。

クラークソンのスリーポイントでのファウルドローンで12点差にされてから、互いに得点が停滞し始める中盤。

アレンの2本目のスリーで残り8分、11点差、ジャズのタイムアウト明けにミッチェル、コンリーを共に戻す両チーム。

モラントがスリーを決めて、さらに速攻での360°ダンクを決めて一気に沸く会場。

残り6分半で8点差、ここからってところでジャズは今日好調のオニールのスリーで11点差。

しかし食い下がるグリズ、ブルックスのレイアップで9点差、ブルックスが次のプレイでミッチェルのスリーに対するファウルをコールされたことでヒートアップしたのは、ジェンキンスHC。

テクニカルをコールされてしまいますが、ブルックスを鎮める効果はあったかもしれません。

我慢の時間を迎えているグリズ、トリプルJのフリースロー2本で10点差。

中盤から終盤にかけて、グリズのアグレッシブなプレイが少しずつ流れを引き寄せていき、スコア上はまだ差がありますがこれを続けていければという状況。

ここで無慈悲なスリーをを突き刺してくるのがコンリー、そしてボグダノビッチ。

グリズは再びタイムアウト、残り2分弱で15点差。

タイムアウト明けにはジャズが仕掛け、ゾーンディフェンスを見せますがアレンのスリーで攻略。

さらにスローモーのお得意のスティールから、速くないファストブレイクにつないで連続得点。

最後はボグダノビッチにフリースローを与えてしまい2本決められますが、最終62-51、11点差で前半を折り返します。

第3Qはコンリーのスリーでスタート、グリズはチュナスの連続得点で応戦します。

この二人がそれぞれ序盤を牽引、残り9分を切り7点差まできたところでジャズがタイムアウト。

グリズはブルックス、ジャズはミッチェルがそこに参戦し、互いに現在の点差を変えられずにイーブンな展開。

またどちらもブルックスとトリプルJ、オニールとゴベアが全員ファウル3つずつ。

誰かがここからファウルトラブルに入ると、ゲームバランスに影響を及ぼしかねない、緊張感のある状態。

残り6分で6点差、ここでオニールが4つ目のファウルで交代、そしてグリズは変わって入ってきたベインのスリーで5点差に。

ついにきたか?というタイミングでミッチェルがしっかりとスコアしてきます。

アレンも好調を維持しスリーをヒット、そしてモラントのアタックでフリースローを獲得と、ジワジワグリズペースになりだす中盤。

ジャズもここで崩れず、この時間帯はモラントとのミスマッチを狙ったジャンパーやスリーで得点をしっかりとつないできます。

残り2分で8点差、ここでブルックスも4つ目のファウルを取られ互いに苦しい状況。

ジャズはクラークソンのスリーが決まり、11点差にして第3Qを終了。

追いつけそうで追いつけないもどかしいクオーターとなりました。

第4Qはブルックスのレイアップで20点に到達。

さらにもう一本、フローターを決めて7点差、当り始めたブルックスにスナイダーHCはこの試合初出場のオニを入れてブルックスにマッチアップさせます。

が、それを凌駕するブルックス、ファウルドローンに加えテンディングを引き出し、フリースローを2本成功させ5点差。

残り10分、ジョーンズのスリーのこぼれ球をスローモーが押し込み3点差、ジャズはたまらずタイムアウト。

このクオーターの出だしを8-0のランで完全にモノにしたグリズ、悩ましいのはブルックスが5つ目のファウルをコールされてリーチがかかってしまった所。

このタイムアウト明けに一度ブルックスは下がります。

ジャズはクラークソンがペネトレイトで切り裂きレイアップを成功、しかしアレンもレイアップをゴベア越しに決めて、次のポゼッションではアレンのスリーが決まり同点。

ジャズはタイムアウト、残り8分。

振り出しに戻したこのGAME3、ジャズはまずゴベアのプットバックダンクで2点を加点。

さらにトリプルJのスクリーンファウルでポゼッションを失う。

戻ってきたモラントのフローターで同点、今度はコンリーがスリーを決めてジャズ3点リード。

しかし、負けじとモラントもスリーをヒット、すぐさま同点に。

両PGのやり合いは続き、コンリーがフローターを沈めてジャズが再び2点リード。

残り6分にはブルックスが戻ってきて、早速ジャンパーをヒット、同点に。

ミッチェルのジャンパーが外れて、モラントがトランジションに持ち込みファウル獲得。

フリースローを2本決めてついに逆転に成功。

すぐさまジャズはゴベアの得点で同点にしますが、モラントが得点、その後ミッチェルのバスカンでジャズが1点リードして残り4分。

次のポゼッションはオフェンスリバウンドからセカンドチャンスに繋げるものの、決めきれず。

そしてジャズはミッチェルのプルアップスリーが決まり4点リード。

グリズリーズがタイムアウト、残り3分弱。

モラントがアタックしますが決めきれず、アウトナンバーのトランジションをジャズは素晴らしいボールムーブでゴベアのアンドワンに繋げる。

ボーナスは落ちますが6点差、グリズはブルックスのスリーに託しますが決まらず。

ここでグリズにとって痛いコール、ミッチェルのスリーポイントに対してブルックスのシュートファウル、フリースロー3本に加えブルックスがファウルアウト。

2点加点されて8点差、モラントがトップからアタックするもののゴベアを前に決めきれず。

すでに互いにボーナスに突入、ミッチェルがペネトレイトでファウルを獲得し2点を加えて10点差で残り1分半。

モラントが早めにペイントに進入、ファウルを獲得しフリースロー2本成功で8点差。

このジャズのオフェンスを守り切り、トリプルJのシュートにつなげますが、ゴベアが立ち塞がり、得点できず。

10点差なったところでゲームは大勢を決し、最終121-111、ジャズが敵地で接戦を制し2連勝、シリーズ2-1でリードしました。

連勝に成功したジャズ、敵地でスリーポイントを19/43と高確率に沈め、コンリーのゲームメイク、そしてミッチェルのクロージングによって一時逆転された試合を取り返しました。

ここぞという大事な場面での落ち着き、安定感はさすが自力のあるチームといったところで、こういう試合を勝ち切れると自信を持って次の試合にも臨んでくると思います。

スターター+イングルスを含めた6人が2桁得点、ディフェンスも硬く7ブロックを浴びせました。

次のGAME4、どんな試合を見せてくれるか楽しみです。

敗れたグリズリーズは第1Qに作られた点差を終始追いかけ続け、粘りを見せながら最後には、逆転に成功するところまで持ち込みました。

しかしジャズの老獪さ、安定感の前にクラッチタイムでミスやファウルなどで流れを失ってしまったところがもったいなかった部分。

過去2試合とは違い、ベンチから出場したアレンがスリーをしっかりと決め、クラークを起用したりと動きのある試合でしたが、ここで勝って勢いに乗ることはできず。

気持ちを切らさずに、次のゲームもハングリー精神を持って臨んでいけば十分にチャンスはあると感じさせられる内容だったので、GAME4に期待したいと思います。

個人的マンオブザゲーム

グレイソン・アレン

ベンチから出場し、スリーを5/8で沈めて17点を援護射撃。

モラント、ブルックスの対策を取られ始めているグリズにとっては、3人目のスコアラーがアウトサイドから生まれるのはとてもありがたい状況。

決して安定したスコアラーではないアレンの活躍の時に勝ちきれなかったのは残念ですが、これでアレンのマークにディフェンスがよれば得意のペイントからの得点がグリズリーズ伸ばせるかもしれません。

ゴベアをチームでどう攻略してくか、次の試合も楽しみです。

おまけ

この試合が始まる数日前にTwitterでグリズファンの方が、アウェイの放送が全米放送になっているのを気付き、楽天に現地放送にできないかという旨をお問い合わせ、そしてTwitterで情報拡散をしていました。

そのおかげもあって、本日のGAME3は現地放送を見ることができました。

この場ではありますが、感謝申し上げます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
よろしければツイッターのフォロー、よろしくお願いいたします!!

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