本日2本目のレポートに入ります。
外は雨がシトシト、夜までには上がって欲しいなと思っています、ctrainerです。
めっきり減ったチャリ通勤、今日はしたいなー。
この記事では
プレイオフ2021 1st round <EAST> ブルックリン・ネッツ×ボストン・セルティックス GAME5
をレポートしていきます。
試合結果
ハイライト
スタッツ
https://www.espn.com/nba/game?gameId=401327890
セルティックス
<個人>
ジェイソン・テイタム 32点 9リバウンド 5アシスト 2ブロック
マーカス・スマート 14点 7リバウンド
エバン・フォーニエ 18点 6リバウンド
ロメオ・ラングフォード 17点 2ブロック
ジャバリ・パーカー(ベンチ出場) 13点
<チーム>
3PT 11/40 27.5%
リバウンド 44(オフェンス13/ディフェンス31)
アシスト 18
ブロック 12
ターンオーバー 11
ペイント内得点 50
ネッツ
<個人>
ケビン・デュラント 24点 4リバウンド 3ブロック
カイリー・アービング 25点 11リバウンド 2スティール
ジェームズ・ハーデン 34点 10リバウンド 10アシスト 2スティール 2ブロック
ジョー・ハリス 10点 3PT
ブルース・ブラウン(ベンチ出場) 10点 5リバウンド 4スティール
<チーム>
3PT 15/32 46.9%
リバウンド 39(オフェンス7/ディフェンス32)
アシスト 26
ターンオーバー 9
ファストブレイクポイント 17
ペイント内得点 52
スターター
セルティックス
ロメオ・ラングフォード
マーカス・スマート
エバン・フォーニエ
ジェイソン・テイタム
トリスタン・トンプソン
ネッツ
ジェームズ・ハーデン
カイリー・アービング
ケビン・デュラント
ジョー・ハリス
ブレイク・グリフィン
インジャリー
セルティックス
ジェイレン・ブラウン:アウト
ロバート・ウィリアムズⅢ世:アウト
ケンバ・ウォーカー:アウト
ネッツ
ジェフ・グリーン:アウト
スペンサー・ディンウィディー:アウト
アリゼー・ジョンソン:アウト
ゲームレポート
ケンバが引き続き欠場になってしまい、追い込まれているセルティックス。
逆に勢いを増してホームに戻ってきたネッツが、この試合をリードすることができるかどうか。
GAME4ではBIG3が大爆発し、100点を3人で超えるオフェンスを見せましたが、先制したのはテイタム。
テイタムも50点、40点と高いパフォーマンスを継続しているため、この試合も楽しみです。
それに引っ張られ、セルティックスがまずはリードを広げにかかります。
互いにスリーはまだ決まっていませんが、ネッツも少しずつ得点を伸ばしていく序盤。
残り8分で8-8の同点、最初のスリーはセルツのフォーニエでリードを奪い直しますが、ネッツも追随。
残り5分半に選手交代、ネッツはジョンソン、セルツはネスミスが入ります。
ネッツは続いてクラクストン、シャメットと投入、同点のまま残り4分。
セルティックスもGウィリアムズ、プリチャードと投入。
ネッツは一本目のスリーをジョンソンが決めて逆転に成功、ここからトランジション、アーリーオフェンスでの展開を早めたネッツがリードを広げる。
最後にリードを広げることに成功したネッツがリードして31-24、7点リードで次のクオーターへ。
第2Qはセルツは頭からパーカーを起用、テイタムはベンチに下がり、シューズを脱いでトレーナーとコミュニケーションをしています。
大きな怪我などになっていなければ良いですが、セルツは2ndユニット中心で追い上げ。
3点差まで詰めましたがシャメットの連続得点でネッツがリードを広げる。
セルツはここでしっかりと食らいつき、点差を2点差にして残り8分。
我慢したいところですが、ハーデン、ハリスと連続でスリーが成功し、さらに中盤にはKDもスリーを決めていき徐々にネッツペースへ。
残り4分半で9点差、ハーデンのドライブからのダンクが決まり、セルツはタイムアウト。
なんとかこの時間帯まで食らいつくセルツ、スマートのスリーやテイタムのレイアップで残り2分で5点差。
カイリーの連続得点で終盤に逃げ切り、最終59-51、ネッツが8点リードで後半に入ります。
第3Qはラングフォードのスリーからスタート、ディフェンスでもハーデンのブロックで存在感を示します。
序盤は少し得点が伸びづらい重たい展開でしたが、ハーデンがペネトレイトからのバスケットカウントで3点を加点し、さらにグリフィンのダンクで12点差。
ハーデンが残り8分で4つ目のファウルをコールされたことでベンチへ、ブラウンと交代。
残り7分で14点差、得点差が動かない展開のまま中盤へ。
テイタムがなかなか振るわず、ネッツはファウルが多くなってしまい、残り6分でボーナスに入っている状態。
互いに我慢が必要な時間ですが、ようやくテイタムがスリーを決めて7点差まできたところでネッツがタイムアウト。
タイムアウト明けにハーデンを戻してくるネッツ、セルティックスも我慢のディフェンスを続け、速攻からラングフォードのスリーで6点差、残り3分半。
どちらも得点は伸びていかない展開で、互いにボーナスに入っている状態でフリースローで加点し合います。
終盤はデュラントのスリー、カイリーのフリースロー、さらにブラウンのフォローとネッツが連続得点に成功。
セルツはテイタムのフリースローで繋ぎ、最後はテイタムのブザービーターのジャンパーを沈めて、1桁差で終えることに成功。
86-79、7点差で最終クオーターに入ります。
2〜3Qは接戦で、第1Qの点差をそのまま持ち込む形になった第4Q、ハーデンがステップバックスリーでリードを広げる。
セルツはフォーニエがオフェンスリバウンドを泥臭くねじ込み、さらにフリースローも獲得。
残り10分で11点差、この時間帯はネッツのアウトサイドプレイヤーたちがクラクストンに良いアシストを連続で通します。
セルツもテイタムが維持のスリー、レイアップと連続得点、フォーニエのバスケットカウントと、得点をつなぎ、残り8分で8点差。
しかし一気にKDのスリー、カイリーのスリーと続いて決まって14点差ですぐさまセルツタイムアウト。
タイムアウト明けにもハーデンのスリー、ブラウンのシュートへと繋ぎ、点差を広げる。
粘るセルティックスもシュートを決めて追随しますが、ネッツのオフェンスを止められずに点差が離れ始める残り5分、一気に17点差に。
さらに得点を重ねるネッツ、一気に21点差まで広げ、爆発力を見せます。
テイタムもスリーを決めて意地を見せ、チームとしても積極的なディフェンスから連続得点し3点差。
ネッツはすでにBIG3を下げて2ndラインナップ中心のメンバー。
時間を使って最後はハリスのスリーが決まって16点差で残り1分。
セルティックスも最後は出場していなかったメンバーを起用して試合はそのまま終了。
最終123-109、ネッツが勝利しカンファレンスセミファイナル進出を決めました。
シリーズ突破を決めたネッツは、第1Qでのリードをずっと離せないまま最終クオーターに。
第4Qも序盤は接戦でしたが、中盤から火がついた爆発的なオフェンスで一気に自分たちの勝利を手繰り寄せました。
KD24点、カイリー25点、ハーデン34天に加えてトリプルダブルの活躍、このシリーズは日替わりで活躍する選手が変わる展開で、ネッツのこの3人のパフォーマンスが次のシリーズ、バックス戦ではどんな展開になるのか楽しみです。
崖っぷちに追い込まれていたセルティックスは、非常に粘り強いバスケットを見せました。
得点においても、フォーニエ、ラングフォード、パーカーがステップアップし、得点面での補佐をしながらチームでのディフェンスの質も高かったと思います。
ただそれを上回るネッツのシュートに最後はスタミナ切れの印象、ケンバ、ブラウンがいたらどうなっていたのかなと感じてしまう内容でした。
テイタムは32点、終盤に入るにつれてタフなシュートを沈めていましたが、序盤にシュートタッチが安定せず、シリーズを通じての負担が最後にガス欠を起こしてしまったのかもしれません。
来季、ここで経験を積んだ若手が安定した活躍を見せより厚い選手層を構築することができれば、来季のセルティックスも面白そうだなと感じさせられるシリーズでした。
個人的マンオブザゲーム
ジェームズ・ハーデン
34点10リバウンド10アシストのトリプルダブルをマークし、オールラウンドな活躍を見せたハーデン。
今季シーズン中の移籍により、リーグを騒がせたハーデンとネッツ、ケミストリー、そして実力として果たしてプレイオフでどうなるか、という疑問に対しての完璧なアンサーを見せました。
次はすでにスウィープでカンファレンスセミファイナル進出を決めているバックスとの熱戦が始まります。
ハーデンは今季のバックスの要となっているホリデーとのマッチアップが予想されます。
どんなパフォーマンスを見せるのか、楽しみです。
おまけ
セルティックスのシリーズ敗退後にリリース、ダニー・エインジがGMの座を降り、そこにブラッド・スティーブンスの就任が発表されました。
スティーブンスはHCを辞任とのことなので、ボストンが来季、誰を招聘しどんなチームを作っていくのか、これから気になるところです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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