プレイオフ2021 1st round<EAST>バックス(3位)VSヒート(6位)GAME4〜バックスが後半から巻き返し、昨シーズンのリベンジを果たしセミファイナル1番乗り〜




お仕事の合間に本日の夕食のアテを。

本日はカレーとポテトサラダを作りました。

どうも、ポテサラに漬物混ぜると美味しいと教えてもらいハマっている男、ctrainerです。

この記事では

プレイオフ2021 1st round <EAST> マイアミ・ヒート×ミルウォーキー・バックス GAME4

をレポートしていきます。

試合結果

ハイライト

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401327880

バックス

<個人>

ヤニス・アデトクンボ 20点 12リバウンド 15アシスト 2ブロック

クリス・ミドルトン 20点 11リバウンド

ドリュー・ホリデー 11点 6リバウンド 9アシスト 4スティール

ブルック・ロペス 25点 8リバウンド 2ブロック

ブリン・フォーブス(ベンチ出場) 22点 3PT 7/14

ボビー・ポーティス(ベンチ出場) 13点

<チーム>

3PT 13/42 31%

リバウンド 56(オフェンス15/ディフェンス41)

アシスト 29

ターンオーバー 11

ペイント内得点 50

ヒート

<個人>

ジミー・バトラー 12点 10リバウンド 10アシスト

バム・アデバヨ 20点 14リバウンド 4アシスト

ゴラン・ドラギッチ 13点

トレバー・アリーザ 11点

タイラー・ヒーロー(ベンチ出場) 14点 4リバウンド

ケンドリック・ナン(ベンチ出場) 18点

<チーム>

3PT 11/33 33.3%

リバウンド 40(オフェンス8/ディフェンス32)

アシスト 25

ターンオーバー 12

ターンオーバーからの得点 13

ファストブレイクポイント 16

ペイント内得点 42

スターター

バックス

ドリュー・ホリデー

パット・カナトン

クリス・ミドルトン

ヤニス・アデトクンボ

ブルック・ロペス

ヒート

ゴラン・ドラギッチ

トレバー・アリーザ

ジミー・バトラー

バム・アデバヨ

ダンカン・ロビンソン

インジャリー

ヒート

ビクター・オラディポ:アウト

バックス

ドンテ・ディビンチェンゾ:アウト

タナシス・アデトクンボ:アウト

ゲームレポート

3連敗でシリーズ敗退に追い込まれたヒート、気合を入れた出だしを見せてくれることと期待しています。

一方バックスは、スターターだったディビンチェンゾが前の試合で足首を負傷、この試合はカナトンがスターターに入ります。

ファーストバスケットはアデバヨのフローターから、バックスもカナトンのプットバックで得点。

ロビンソンの最初のスリーが決まり、序盤をリードするのはヒート。

ヒートはターンオーバーも出てしまってはいますが、ディフェンスではインテンシティ高く良い動きが見えます。

残り7分弱にバックスはフォーブスを投入、タイムアウトを挟んでヒートはワンポイントでのゾーンディフェンスを見せ積極的な仕掛け。

ヒートが主導権を握ったまま中盤へ、残り5分半にデッドモン、ヒーローを入れてきます。

バックスはポーティス、タッカーとインサイドを入れ替え。

ヒートはアリーザが好調でスリーをすでに3本成功、さらに速攻でデッドモンのプットバックダンクも決まり、惜しくも直前のファウルコールでノーカウントとなりましたが、勢いを産みます。

残り4分を切り20-12でヒートが8点リード、さらにバックスのタイムアウト後もヒーローのジャンパーが決まり10点差。

ゾーンディフェンス継続が上手く働いているのか、バックスは少しリズムが整えられません。

ヒートはアリーザがすでに2桁、バックスもタッカーが連続得点と両チームともベテランが奮起しているこの試合。

残り1分半にヒートはイクダーラ、ナンを投入、バックスも終盤にティーグを投入。

バックスが終盤に少し追い上げて最終26-22、ヒートが4点リードで第1Qを終了。

第2Qは序盤どちらも得点をしていきますが、ヒートが引き続きゾーンを敷き、自分たちのペースを継続していきます。

バックスはペイントを地道に攻めていきますが、ヒートのアーリーオフェンスを止められず、点差が詰められないまま試合が進む。

ヒートは良い形でターンオーバー誘発からのトランジションにつなげ、残り8分を切って10点差。

ヒートは最大で11点差にしますが、バックスはフォーブスがスリーを決め出し外のシュートが当り始めました。

残り6分で45-37のヒート8点リード、ここからバックスもトランジションから追い上げを見せますが、ヒートもそれに応戦しトランジションから得点。

ナンの連続得点も出ますが、バックスもフォーブスが4点プレイで追い上げ。

残り2分で9点差、バックスは終盤にロペス、ヤニスがそれぞれ3つ目のファウルをコールされて苦しい展開。

最終64-57、ヒートが7点リードして後半へ。

第3Qは立ち上がりどちらもミスが続く硬い展開、スコアも2分間生まれず。

均衡を破ったのはアデバヨのジャンパー、すぐさまバックスもヤニスのダンクでやり返す。

さらにミドルトンのスリー、前半大人しかったこの二人が動き出します。

ヒートはファウルがかさみ、残り8分を残して早くもバックスにボーナスを与えてしまう。

バックスが少しずつ点差を詰め始め3点差、ヒートは停滞し始めたオフェンスを改善していきたいところですが、なかなかリズムが生まれず。

10-2のランを出され残り7分、ヒートはタイムアウトを取得。

ベンチでは大ベテランのハスレムが椅子をぶん投げながら、チームに喝を入れます。

タイムアウト明けにミドルトンのフリースローでバックスが逆転、1点リード。

さらにミドルトンがスリーで加点、ようやくドラギッチのフローターで返しますが、残り6分でバックスが4点リード。

バックスのオフェンスが勢いに乗り出し、フォーブスのスリーも決まって7点差、ヒートは立て続けにタイムアウトを取らざるを得ません。

開けてもバックスの勢いは止まらず、前述のランがそのまま続き19-2。

ミドルトンもこのクオーターだけで2桁をマークし、止められなくなってきました。

ヒートは残り4分のところから再びゾーンディフェンスを敷き、流れを取り戻そうとしますが、シュートが決まらないこのクオーター。

対してバックスは外のシュートがよく決まり、ヒートのナンやヒーローなど若手陣が日必死に得点を挙げにいきますが、点差はなかなか縮まらず。

最終91-85、バックスが逆転し6点リードで最終クオーターへ。

第4Qはまずドラギッチのフリースローで5点差にしますが、ヤニスの連続得点で9点差さらにボールがよく周り、ヤニスがアシストも連発。

苛立ったドラギッチがミドルトンと揉める場面もあり、ヒートメンバーにストレスがかかっているのが伝わってきます。

バックスが序盤に13-4のランを見せ、追いかける形になったヒート、苦しい時間が続きますが、イグダーラのスリーが決まって残り6分で9点差に。

しかしバックスも要所でしっかりとシュートを沈めることで、2桁前後のリードを常に保ちながら終盤へ。

残り3分でバックスが11点リード、バックスはこの辺りからオフェンスではあまり無理をせずに、余裕を持ってパスを回しイージーシュートを生みます。

両チームとも残り1分弱で主力をベンチに下げて、試合はここで決しました。

最終120-103、バックスがシリーズ4連勝を飾り、カンファレンスセミファイナルへの出場を一番乗りで決めました。

勝利したバックスは6人が2桁得点をマーク、この試合だけでなくシリーズを通じてヒートを圧倒しました。

ヤニスのトリプルダブル、ミドルトンのダブルダブル、ホリデーが締めてベンチからフォーブスとポーティスがスコアを挙げる。

このシリーズのバックスの勝因を考えていましたが、ヒートの出来も多少はあるものの、昨シーズンよりもバックスがシンプルに強くなったんだと感じました。

補強したロスターが少しずつヤニス、ミドルトンの負担を和らげ、ヤニスが一人で頑張らないと力を発揮できないチームからの脱却をし始めているように思います。

次はネッツかセルティックスが上がってくるか、どちらが上がってきたとしても楽しみです。

一方、昨季のファイナリストであるヒートは、今年は1st roundでスウィープ負けという悔しい結果に。

バトラーのトリプルダブル、そしてベンチからヒーローとナンが二桁得点を挙げ、こんな試合展開がGAME1から出来ていればまた違った結果が待っていたかとも感じますが、もうあとの祭り。

誰がというよりもチーム全体で昨季のバブルで見せたような、クオリティのバスケットを見せることができなかったこのシリーズ、本来なら居たはずのオラディポがいなかったことも影響はあるかと思います。

今季はシーズンも欠場者がいたり、そもそも開幕までのオフが短かった影響も少なからずあったと思います。

まずはしっかりと休養し、また来シーズンにヒートカルチャーと呼ばれるヒート独特のエネルギーを見れたらと思います。

個人的マンオブザゲーム

ヤニス・アデトクンボ

意外だったヤニスのキャリアで初のプレイオフでのトリプルダブル、そして得点は抑え目の20点12リバウンド15アシストという記録。

これまでポストシーズンでは1stオプションとしてとにかくアタック、得点を期待されていたヤニスが、第3Qまでで10点ですでにトリプルダブルを達成したことが、今季のバックスのロスターの充実さを物語っているかもしれません。

この1st roundの勝ち上がり方を見ると、ヤニス、そしてバックスの仕上がりが伺えるようなシリーズで。

昨シーズンセミファイナルで煮湯を飲まされたリベンジを果たし、今年はどこまでいくか、この後のセミファイナルも楽しみにしたいと思います。

おまけ

ウェカピポ。

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