本日は夕方から外でのお仕事、雨に打たれる時間がありつつも、指導のミッションをコンプリートしました。
どうも、曇りでしたがガッツリ外で身体動かして、汗めっちゃかいた男、ctrainerです。
この後の酒がうまそうです。
この記事では
プレイオフ2021 1st round <WEST> ダラス・マーベリックス×ロサンゼルス・クリッパーズ GAME7
をレポートしていきます。
試合結果
ハイライト
スタッツ
https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401327900
マーベリックス
<個人>
ルカ・ドンチッチ 46点 7リバウンド 14アシスト
クリスタプス・ポルジンギス 16点 11リバウンド
ティム・ハーダウェイJr 11点
ドリアン・フィニー・スミス 18点 10リバウンド
ボバン・マリヤノビッチ 14点 10リバウンド
<チーム>
3PT 10/36 27.8%
リバウンド 47(オフェンス16/ディフェンス31)
アシスト 22
ターンオーバー 14
ペイント内得点 62
クリッパーズ
<個人>
カワイ・レナード 28点 10リバウンド 9アシスト 4スティール
ポール・ジョージ 22点 10リバウンド
マーカス・モリス 23点 5リバウンド 3PT 7/9
レジー・ジャクソン 15点
ニコラス・バトゥーム 11点 7リバウンド 5アシスト
テレンス・マン(ベンチ出場) 13点 5リバウンド
ルーク・ケナード(ベンチ出場) 11点
<チーム>
3PT 20/43 46.5%
FT 24/24 100%
リバウンド 35(オフェンス8/ディフェンス27)
スティール 11
アシスト 30
ターンオーバー 9
ターンオーバーからの得点 17
ペイント内得点 32
スターター
マーベリックス
ルカ・ドンチッチ
ティム・ハーダウェイJr
ボバン・マリヤノビッチ
ドリアン・フィニー・スミス
クリスタプス・ポルジンギス
クリッパーズ
レジー・ジャクソン
ポール・ジョージ
カワイ・レナード
マーカス・モリス
ニコラス・バトゥーム
インジャリー
マーベリックス
JJ・レディック:アウト
クリッパーズ
サージ・イバカ:デイトゥデイ
ゲームレポート
泣いても笑っても最後のGAME7、唯一最終戦までもつれたこのカードが、NBA史上初のアウェイチームが勝利し続ける珍しいシリーズとなっています。
スターターは前の試合と同じラインナップ、先制したのはマブズ、ドンチッチからのアシストでTHJのレイアップ。
マブズはディフェンスでは前の試合から続いてゾーンディフェンスを敷いています。
クリッパーズはレナードがエルボーからのジャンパーでスタート、どちらも出足はテンポ良く得点を重ねます。
どちらの主導権に傾くこともなく、共にスコアを伸ばす序盤ですが、クリッパーズがモリスの2つ目のファウルによって選手交代、マンが入ってきます。
クリッパーズはレナード、マブズはポルジンギスが得点を伸ばすこの時間帯。
残り7分でマブズがタイムアウト、16-13でクリッパーズがまずはリードをしています。
中盤にクリッパーズがレジジャクの2つ目のファウルでロンドと交代、マブズはTHJが足首を痛めたか、交代してロッカーに下がります。
変わりにリチャードソンがイン、残り4分になる前にドンチッチが3本連続でスリーを沈めてリードを奪う。
クリッパーズもロンドのスリー、マンのスリーで逆転し返し、リードが目まぐるしく入れ替わります。
残り3分でパウエルが入るダラスはマンツーマンに変更。
終盤はドンチッチ、レナード、互いのエースが得点を重ねていきます。
一度下がっていたTHJがコートに戻ってきましたマブズ、このシリーズはロースコアな展開が多かったですが、第1Qは得点が伸びている両チーム。
クリッパーズはズバッツを投入、マブズもクリバーが入ってきます。
終盤ドンチッチが止まらずに得点を量産、第1Qだけで19点をマーク。
最終38-35、第1Qを終えてマブズが3点リードで次のクオーターへ。
第2Q、クリッパーズは前の試合から出場し始めたケナードを投入、マブズはブランソンが入ります。
レナード、ドンチッチはこの時間帯お休み、今までの試合と同様のローテーションを取っています。
まずはケナードのスリーでクリッパーズが逆転して始まるこのクオーター、マブズもこのシリーズそこまで出番のなかったバークが起用されます。
残り9分にドンチッチを戻すマブズ、そしてボバンも共に入りゾーンディフェンスを再び使い始めます。
残り8分弱でクリッパーズもレナードを戻してきます。
3PTが高確率で決まっているクリッパーズが6点リードして迎える中盤、少し得点が停滞し始めますがボバンがバスケットカウントを獲得し4点差。
クリッパーズがスリーで得点をしていく中、マブズはペイントから得点、残り4分半で4点差。
残り3分でボバンが3つ目のファウルを取られたことでパウエルと交代、そしてまたマンツーマンディフェンスに戻ります。
クリッパーズはマンがベンチからの出場で効果的な活躍、バスケットカウント獲得で9点差に広げることに成功。
マブズはこらえたいこの時間帯、THJのレイアップ、ポルジンギスのダンクとインサイドからの得点を伸ばしていき、大きなリードを許さない。
フィニースミスが連続でオフェンスリバウンドを獲得していることで、2ndチャンスで得点を伸ばしていくマブズですが、クリッパーズも外のシュートの確率が落ちないことで得点をどんどん伸ばしていく。
最終70-62、クリッパーズが逆転して8点差にして後半へ。
第3Qは両チームともスターター、マブズはゾーンディフェンスにしています。
ボバンのゴール下、フィニースミスのスリー、さらにTHJのスリーで一気に2点差に追い上げてきたところでクリッパーズがタイムアウト。
タイムアウト明けもTHJのレイアップがゴールテンディングの判定で同点に追いつくマブズ。
そこから逆転のチャンスを与えずに常に1本リードをするのがクリッパーズでしたが、外のシュートが決まらずに点差を大きく離すことができない序盤。
そして残り7分半にフィニースミスのスリーでマブズが逆転、さらにポルジンギスの得点で7-0のラン。
今度は追いかける形のクリッパーズ、残り6分でジョージのフリースローで同点に追いつく。
そしてレナードのダンクで逆転に成功、さらにモリスのスリーで今度はクリッパーズがリードを広げ、マブズがタイムアウト。
流れが交互に行き交うこのクオーター、終盤に入りクリッパーズが5点リード。
クリッパーズが12-0のランを見せマブズがスコアできずに苦戦するこの時間帯、ここでマブズはドンチッチが踏ん張って得点を伸ばしていきます。
それでもモリスがスリー好調、チームトップの20点に到達し、残り2分半で8点クリッパーズがリード。
さらにレナードがリバウンドからのバスケットカウントで11点差、残り2分でクリッパーズが流れを引き寄せ始めます。
さらにケナードのコーナースリーで14点差、マブズが少しずつ追いつけなくなっていきます。
ドンチッチのレイアップで1本返しますが、ケナードが続けてスリーをメイクし15点差。
最終100-85、15点差でホームのクリッパーズが最後24-4のランでリードを広げ最終クオーターへ。
第4Qはクリッパーズはレナードを継続して起用、マブズもドンチッチを下げることなく、このGAME7は出場時間を伸ばしてきています。
まずはケナードのレイアップ、マブズはブランソンの得点でスタート。
少しお互いに得点が停滞し始めますが、このクオーターで巻き返さないと敗退となるマブズは、リードを少しでも縮めにかかりたいところ。
しかしリードを広げていくのはクリッパーズ、レナードのバスケットカウントで残り9分に19点差。
マブズはボバンのゴール下の連続得点で15点差、マブズはここから点差をぐっと縮めることができずに残り6分。
ドンチッチがフリースロー2本成功で13点差、そしてクリッパーズのターンオーバーに乗じて得点していきたいところですがスコアを挙げられず。
ボバンが得点を繋ぎ、残り4分半で11点差、レジジャクのスリーで14点差にするクリッパーズ。
マブズはポルジンギスのファウルドローンでフリースロー2本、両方成功させて12点差。
残り3分半、ドンチッチがゴール下まで持ち込んで得点し10点差。
そしてドンチッチのステップバックスリーが決まって13-3のラン、残り2分で7点差。
しかしクリッパーズはレジジャクのスリーで再び2桁差。
10点リードで残り1分半になり、少し余裕をもつクリッパーズがボールをしっかり回し最後はモリスがコーナースリーをヒット。
13点差になったところでマブズタイムアウト、残り時間的にも厳しくなってきました。
タイムアウト明けにまずはドンチッチのレイアップで11点差、残りは1分。
時間を使ってくるクリッパーズに対してマブズはファウルゲーム。
この試合、最終的にはクリッパーズはフリースローを100%で成功させたため、マブズは追いつくチャンスをもらえず。
最終126-111、クリッパーズがこのGAME7をホームで勝利してカンファレンスセミファイナル進出を決定させました。
最終のGAME7までもつれ込んだこのシリーズを勝ち切ることができたクリッパーズ。
スターター5人に加えてベンチから出場のマン、ケナードが2桁得点、スリーの確率が46.5%でフリースローが100%。
チームで高いシュート確率を誇ったことでゾーンディフェンスをメインに据えていたマブズを撃破することができました。
ドンチッチの高いパフォーマンスに苦しめられ、初戦2試合を連敗で落とした時には1stラウンドでの敗退も頭をよぎりましたが、クリッパーズもしっかりと戦術やラインナップを工夫してアジャストし勝ち切りました。
次回はシーズン1位のジャズとの1戦が待ち構えています、どんな試合を見せてくれるのか楽しみです。
一方もしかしたら優勝候補のクリッパーズを破るかと期待を持たせてくれたマブズ。
この試合はドンチッチが46点7リバウンド14アシストと期待に違わぬ活躍を見せ、マブズもスターターが全員2桁得点。
差が生まれてしまったとすればベンチからの得点、そして出場時間も非常に偏りが出てしまい、選手層の厚さの差が少し出てしまった部分はあると思います。
ポルジンギスがもう少し高いパフォーマンスを見せてくれていれば、また違った展開になったように思います。
このプレイオフで強烈なパフォーマンスを見せ、能力の高さを見せつけたドンチッチを要するマブズが、来シーズンどんな布陣で戦ってくるのか楽しみです。
個人的マンオブザゲーム
マーカス・モリス
23点5リバウンドを記録、スリーポイントを高確率で沈め、7/9。
レナードの活躍はもちろんのこと、ジョージの安定したスコアも勘定した時に、勝ちにつながったこのGAME7はいつもよりもハイスコアになりました。
マブズのゾーンに対してモリスだけでなくマンやケナードなどもスリーをしっかりと決めていましたが、この半端ない確率でスリーを沈めたモリスを個人的マンオブザゲームに選出。
次はジャズとのマッチアップとなり、このマブズ戦とはまた違った流れになるかと思いますが、モリスがエースたちを支えることができるか、次のシリーズも楽しみです。
おまけ
本日は仕事で身体が疲れているのか、飲みながらレポート書いてたらもう眠たくてたまりません。
明日からまた頑張ってレポートしていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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