今日はお昼から雨がずっと降っていますね。
どうも、雨上がったら走りに行こうかなと思っていましたが、雨上がりに外でズッコケタのを思い出して辞めた男、ctrainerです。
今日は諦めてお休みにします。
今回の記事は
ピックアップブルズ#24 21-22シーズン GAME17 VSニックス
この試合のレポートです。
最後までお付き合いください。
結果
ハイライト
スタッツ
ボックススコア(ESPN)
bulls | knicks |
ザック・ラビーン:21p/6r/4a | ジュリアス・ランドル:34p/10r/3a |
デマー・デローザン:31p/6r/5a/2s | RJ・バレット:9p/15r |
ロンゾ・ボール:11p/6r/5a | アレック・バークス:13p |
コービー・ホワイト:14p | イマニュエル・クイックリー:12p |
レポート
今季1回目の対戦で惜しくもニックスに敗れてしまい、ブルズ的にはリベンジしたいこの1戦。
ブラッドリー&カルーソパターンのスターターのブルズに対しニックスはミッチェル・ロビンソンが不在でノエルがセンターに入っています。
ブルズはランドルに対してスタートからカルーソをマッチアップさせディフェンスを任せています。
序盤にロンゾのタッチダウンパスからラビーンのダンクが飛び出し盛り上がるユナイテッドセンター。
勢いそのままにリードを広げるブルズ、残り8分でロンゾのステップバックスリーが決まって11-4になりニックスタイムアウト。
中盤の時間帯もブルズのディフェンスが冴え、ニックスに追加得点を与えず約3分間無得点に抑える。
残り6分半に選手交代、ニックスはバークスが入りスモールラインナップに、ブルズはDJJが入ります。
ラビーンが絶好調で得点をどんどん伸ばし、ロンゾのスリーも2本目がヒット、20-8で残り5分半。
ここでニックスベンチからブルズレジェンドのデリック・ローズが入り会場からは声援が飛びます。
同じタイミングでブルズはドスンム、グリーンを起用、ニックスもクイックリーを投入してきます。
ニックスも徐々にリズムを取り戻し、残り4分で7点差、ここからランドルがジワジワと得点を重ねていきます。
残り2分半で4点差、逆にブルズのスコアが止まってしまうこの時間帯。
ここで仕事をするのがデローザン、リバウンドから自らトランジションに持ち込みバスカン獲得。
ニックスはトッピンを投入、ランドルはいったんお休みになります。
ニックスは終盤にノエルのファウルがかさんでしまったことでルーキーのシムズを起用。
ブルズもハードにプレイしていたグリーンが終了間際に3つ目のファウルをとられ、互いに激しいプレイを見せます。
グリーンはホワイトと交代、試合は最終25-20でブルズが5点リードで第1Qを終了。
第2Qはホワイトのフローターにドスンムのスリーで10点リードに成功するブルズ、ニックスはバークスのフリースロー3本にトッピンのスリーで反撃。
ブルズはカルーソがコーナースリーにブラッドリーのバスカンをアシスト、オフェンスを潤滑に動かしています。
カルーソはディフェンスでも存在感を見せ、ランドルにシュートまで持ち込ませず抑えます。
しかしランドルも十分に自分にディフェンスを引きつけてからアシストを分配し、しっかりと離されずに応戦する序盤。
ブルズはターンオーバーを誘発してからのトランジションは良い形でスコアできていますが、ハーフコートになるとニックスのディフェンスが硬く、苦戦しながらもリードを保って中盤へ。
残り6分で6点差、ロースコアではあるものの激しいやり合いの非常に見応えのある展開。
残り4分半で44-40でブルズが4点リード、ここから2大エース、デローザンのスリーに速攻でラビーンのダンクが出て9点リードに広げ、ニックスがタイムアウト。
終盤に入りどちらもディフェンスがしっかりすることで、この時間帯も得点は伸びず。
カルーソも3つ目のファウルをコールされることで交代、ブルズは前半終了間際にアリゼー・ジョンソンを投入。
ブルズの選手たちはレフェリーにエネルギーが向いてしまい、カルーソ、デローザンと続けてテクニカルファウルをコールされてしまいます。
流れを失い兼ねないところでしたが何とか踏ん張り、ランドルにブザービーターを決められるものの、最終51-45で6点ブルズがリードして後半へ。
第3Qはニックスがケンバの連続得点で点差を詰めてスタート、さらにノエルへのアリウープも通して2点差に。
しかしノエルがリバウンド争いで4つ目のファウル、カルーソも4つ目のファウルをコールされ、前半からそうでしたが各所でバチバチなフィジカル勝負になってきています。
残り8分を切って2点差、ブルズはアリゼーを投入しスモールラインナップに変更。
ロンゾがランドルに対して厳しいディフェンスを見せましたが、ここはファウルをコールされてしまいバスカンを献上、ボーナスも決められてニックスが逆転。
さらにこの後、ロンゾがオフェンスファウル、ディフェンスファウルを一つずつ連続でコールされ4つ目、ホワイトと交代します。
そこにケンバがプルアップスリーを突き刺してニックスが流れに乗り、13-4のラン。
我慢したい時間帯のブルズですが、ラビーンのシュート確率がドンドン落ちていってしまい、ニックスはランドルが好調、デローザンが何とかフリースローで繋ぐ展開に。
残り5分、ブルズはファウルが止まらずにニックスにフリースローの機会を多く与えてしまうことで点差が縮まらず。
ニックスは残り4分にノエルが5つ目のファウルを取られトッピンと交代、ニックスもチームファウルが増えて互いに苦しい展開。
ラビーンがかなりフラストレーション溜まっている様子で、ディフェンスにも戻らずに悪い空気が漂うブルズはタイムアウト。
そんな流れをデローザンがミドルを連続で決め点差を2点差に詰める。
最終74-72、ニックスが2点リードで最終クオーターへ。
第4Qはホワイトのコーナースリーで逆転してスタート、さらにDJJのスリーも決まって一気に4点差、ニックスは開始1分ですぐにタイムアウトを取ります。
ATOではバークスがバスケットカウントを獲得、ニックスも簡単には離されずに追随。
ブルズはホワイトがこのクオーター2本目のスリーをヒット、デローザンもミドルを決めて良いリズムでオフェンスを展開しますが、ニックスも要所でしっかりと得点を決めることで接戦のまま中盤へ。
ここでホワイトが3本目のスリーを決めて会場大盛り上がり、ベンチからの貴重な得点源として存在感を示します。
残り6分で93-88でブルズ5点リード、ニックスも粘りを見せバークスのスリーが決まり2点差。
ホワイトのフリースローで3点差、さらにラビーンがミドルを決めて5点差にして残り4分。
ブルズディフェンスはランドルに対してダブルチーム、そこからのパスの出どこに対しても良いディフェンスを見せますが、バレットにゴール下でバスカンを取られて2点差。
両サイドでコート上の10人が身体をぶつけ合う、超フィジカルでプレイオフの様な展開を見せるこの試合。
残り2分半で98-94、ブルズが4点リード、デローザンがファウルを獲得しボーナス2本決めてこの試合も30点オーバー。
6点差にしたブルズですが、ゴール下でランドルに決められて4点差で残り2分。
続いてラビーンもペネトレイトしてファウルを獲得、フリースローを両方沈めて再び6点差。
ニックスはローズがアタックしレイアップのこぼれ球をランドルが押し込みさらにカルーソからのファウルを獲得。
これでカルーソがファウルアウトとなり、ディフェンダーを一人失ってしまうブルズ、ランドルのフリースローが決まり3点差。
ブルズのオフェンスはデローザンがペネトレイトしますがニックスディフェンスがかなり収縮しているためキックアウト、カウンターでラビーンがレイアップを決めて5点差に。
残り1分20秒、ランドルがポストアップしますが、何とか守り切ったブルズ、時間をギリギリまで削って最後はデローザンがジャンパーを放ちますがこれは決まらず。
残り45秒、ニックスはクイックリーがワイドオープンでスリーを放ちますが、シュートはネットを揺らさずブルズボール。
ニックスはここからファウルゲームに入り、ラビーンが2本成功、ニックスはタイムアウト明けにランドルがレイアップ成功。
2巡目もラビーンがフリースローをしっかりと決めこれでゲームは大勢を喫しました。
最終109-103、非常に激しい内容となったこの接戦をブルズが勝ち切り2連勝となりました。
まるでプレイオフの様なフィジカルな試合を制したブルズ、デローザンが31点、ラビーンが21点をマーク。
そしてベンチからホワイトが14点を決め、カルーソのファウルトラブルがありながら、さらに厚いローテーションを見せ接戦を物にしました。
お互いにフリースローを乱発し合う展開となりましたが、しっかりと決め切り、またニックスのターンオーバーから特典を伸ばせたのも大きかったです。
前回の接戦のリベンジを果たしたブルズ、この2チームがもしプレイオフで当たる様なことがあったらめちゃめちゃ盛り上がりそうだなと思いました。
一方敗れてしまったニックス、ランドルが34点10リバウンドの活躍、そしてベンチからトッピン、バークス、クイックリーが2桁得点を記録。
スターターが少し元気がなく、ケンバ、フォーニエ辺りが不調気味でしたが昨シーズンの躍進を支えた選手たちがニックスらしい試合を見せ危うく捲られるところでした。
チームで11本のブロックを見せ、ペイントで激しい争いをしてくるニックス、今季は好不調の波が少しあるシーズンを過ごしていますが、実力は間違いないと改めて思わされる試合内容でした。
本日の個人的MVP
コービー・ホワイト
ゲーム序盤を引っ張ったラビーン、相変わらずのスコアリングを見せたデローザンも良かったんですが、完全に主観ゴリゴリでこの試合はホワイトを選出。
ちょうどひとつ前の試合で、ホワイトの調子が上がってこないかなと書いていたら、すぐにこの試合で存在感を示しました。
第4Qのスリー3本成功を筆頭に14点をマーク、カルーソとグリーンのファウルトラブルによる影響もあったとは思いますが、彼の爆発力を今後も期待したいと思います。
最後に
YouTubeチャンネル、「NBA井戸端会議」のライブ配信でこの試合を観戦に行かれていた作曲家(プロ観戦者)の岩崎太整さんのレポートがめっちゃ面白かったです!!
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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