今週のWEST #week11(12/29〜1/4)＋12月のWEST

順位

上位陣は大きな順位変動のなかった今週のウエスト。

4位グリズリーズが5連勝と好調、中盤のマブズが3連勝で勝率5割に戻ったことで6位、クリッパーズが負けが混んだことで7位、この6〜7位の争いが今後も注目ポイントになりそうです。

9〜10位の枠をどこが勝ち取るか、ブレイザーズのブレーキによりサンダーも含めてまだ長いシーズンどうなるか分からないので、楽しみです。

今週のプレイヤー・オブ・ザ・ウィーク

ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)

この期間3勝を含む5連勝を飾ったグリズリーズ、その中でモラントが平均24.7点、6.7リバウンド、4.7アシストを記録し、苦手とされていたスリーポイントを80%で沈めてきました。

モラントが復帰してくる前からチームとして好調だったグリズリーズ、むしろ復帰してから敗戦してしまっていましたが、その状況を黙らせるかのようなハイパフォーマンスを見せて選出されました。

今季ウエストは波乱の展開を見せている中で、ここ2シーズン中盤に位置していたグリズリーズがこのまま上位陣に食い込んでいくことができるか、楽しみです。

今月のプレイヤー・オブ・ザ・マンス

ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)

ジャズは12月をリーグトップの12勝2敗の成績で終え、エースのミッチェルは12試合に出場し、平均30.2点、5アシスト、3.2リバウンド、1.2スティールをマーク。

今季のシーズンハイの39点も記録し、昨シーズンから好調を維持するジャズを引っ張っています。

現在ウエスト3位につけるジャズ、ミッチェルのスコアリングがポストシーズンでも十分に通用することは既に証明されているため、チームとしてどう整えて行くかが楽しみです。

今月のルーキー・オブ・ザ・マンス

ジョシュ・ギディー(オクラホマシティ・サンダー)

前月に続き2連続での月間ルーキーMVPを受賞したギディー、平均で11.8点、7.1リバウンド、6.7アシストを記録。

それぞれ得点はルーキー8位、リバウンドは3位、アシストは1位と今季のルーキーの中でも存在感のある活躍を見せているギディー。

サンダーのチーム状況はタンクをしているチームでありながら優秀な若手が輝くとちょっと勝ち出すという不思議なチーム。

各選手たちの成長とチーム状況を今後は調整していってしまうのかもしれませんが、ギディーのコートビジョンやパスセンスは類まれなものを感じるので、どんどん試合経験を積んで行ってほしいです。

今月のコーチ・オブ・ザ・マンス

テイラー・ジェンキンズHC(メンフィス・グリズリーズ)

19-20シーズンの1月以来、コーチキャリア2度目の受賞となったジェンキンズ。

チームはここまでウエスタン4位と大健闘、week11でプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに輝いたモラントのパフォーマンスが素晴らしかったのに加えて、12勝4敗で12月を終えられたのはチーム力の賜物だと思っています。

5連勝→3連敗→5連勝と多少波はあるものの、若手たちが活躍し昨シーズンのポストシーズンでの経験が今季に活きているように感じます。

昨シーズンピックアップで追いかけたグリズリーズが、今季躍進なるか、楽しみです。

今週のニュース

ウォリアーズ：カリーが3PT成功数3,000本を達成&自身の持つ157試合連続での3P成功を更新

マブズ：レイカーズとの10日間契約を終了したアイザイア・トーマスと10日間契約

レイカーズ：キャブズにロンドをトレード

レブロンが歴代4位のフリースロー成功数を記録

スパーズ：ベッキー・ハモンACがWNBAチームのHCに

ブレイザーズ：ビラップスHCの弟がコーチングスタッフに入閣

サンダー：ギディーが史上最年少でのトリプルダブルを達成

ロケッツ：ハーフタイムでKPJとウッドがコーチと衝突、後半出場せず

グリズリーズ：キリアン・ティリーが本契約に昇格

ウルブズ：グレッグ・モンローが3季ぶりにNBAに復帰する10日間契約を締結