ピックアップブルズ #57 GAME48 @スパーズ~終始接戦の好ゲーム、スパーズに振り切られ連勝ストップ~




まだ1週経っていませんがFantasy NBAの中間報告。

怪我してFAになっていたキャメロン・ジョンソン、そしてブランドン・クラークが素晴らしい活躍をし、采配がめっちゃハマりました、ctrainerです。

またちょこちょこインジャリーが出てしまっているため、FAリストをヒマさえあれば見ています。

今回の記事は

ピックアップブルズ#57 21-22シーズン GAME48 @スパーズ

この試合のレポートです。

最後までお付き合いください。

21-22シーズン シカゴ・ブルズ

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21-22シーズン ダラス・マーベリックス

もう一つの今季ピックアップチームの、これまでのレポートはこちらから

結果

ハイライト

スタッツ

ボックススコア(ESPN)

bullsspurs
デマー・デローザン:32p/6r/8aデジョンテ・マレー:29p/9r/12a/3s
ザック・ラビーン: 30p/4a/ケルドン・ジョンソン:23p/8r
ニコラ・ブチェビッチ :18p/8r/4a/2sヤコブ・ポートル:21p/11r/4a
コービー・ホワイト:18pデリック・ホワイト:14p/4r/9a
p:ポイント r:リバウンド a:アシスト s:スティール b:ブロック

レポート

2連勝中のブルズ、この試合はスパーズのホームに乗り込んでの1戦。

試合はポートルのフックからスタート、さらにもう一本ピックからのダイブで連続得点。

ブルズはブチェビッチがポストアップし反撃、序盤はスパーズがリードを広げますが、ブルズはグリーンがスティールからダンク、、ブチェビッチがレイアップを決めて追い上げ。

結果的にイーブンな序盤、11-10でスパーズ1点リードし残り8分。

中盤に差し掛かり先に選手交代で動いたのがブルズ、トロイが入ります。

互いに得点を伸ばし、リードチェンジを繰り返しながら折り返し、残り6分にスパーズはユーバンクス、ヴァセルを投入し、ブルズもホワイトが入ります。

ブチェビッチが積極的にアタックすることでリードを広げるブルズ、さらにホワイトのスリーが2連続で決まり、一気に9点差にしたところでスパーズがタイムアウト。

残り4分、スパーズはウォーカーにプリモを投入、ブルズもトーマス、クックを起用します。

ブルズはデローザンがミドルを連発で沈め、スパーズはチームでボールをシェアし、プリモがスリーを決めてきます。

終盤に入り、徐々にスパーズがリズムを取り戻し始めますが、ブルズはホワイトが3本目のスリーをノーミスでヒット。

最終35-29でブルズが6点リードして第1Qを終了。

第2Qはスパーズがジョーンズを頭から起用、デローザンが得意のターンアラウンドジャンパーで先制、さらにホワイトが速攻でレイアップを決め早くも個人2桁到達。

スパーズもジョンソンのスリーが決まりブルズを追随、結果前のクオーター同様序盤はイーブンな展開に。

ベンチから戻ってきたブチェビッチもシュートタッチ好調を維持、中盤に差し掛かったところで2桁得点をマーク。

スパーズはここ最近活躍が目覚ましいマレーが素晴らしい個人技で3連続得点、残り6分半にスパーズがリード。

ブルズはすぐにドスンムがシュートファウルをもらい、フリースローでリードチェンジ、さらにトロイのレイアップで3点差にしたところでスパーズがタイムアウト。

残り5分半、スパーズはATOでのセットがマクダーモットのスリーで、これを見事に決めてすぐさま同点に戻す。

ブルズはラビーンのペネトレイトで2点リード、すぐにヴァセルが決め返しますが、今度はデローザンがジャンパーアンドワン。

さらにステップバックジャンパーを決めるデローザン、、ホワイトのペネトレイトも決まってブルズが7点リード。

スパーズはマレーが奮起、得点をつなぎ残り3分にマクダーモットがスリーをヒット、しっかり食らいついてきます。

終盤、スパーズはチームで良いボールムーブを見せ得点を挙げて行きますが、この接戦のクロージングはデローザンの十八番。

積極的なアタックが功を奏し、最後はデローザンにディフェンスが寄ったところでグリーンにアシストを通し、ブザービーターでレイアップが決まり前半が終了。

68-63でブルズが5点リードし後半へ、先制はラビーンがトランジションからスリーを決めてブルズ。

スパーズはポートルのフリースローが1本決まってファーストスコア、さらにマレーがスリーを決めて追随。

このクオーターの序盤も競った展開のまま試合は進行、残り9分にマレーのジャンパーでスパーズが同点に追いつく。

このタイミングでブルズがタイムアウト、ATOにラビーンがレイアップを決めますが、スパーズはケルドンのスリーで逆転に成功。

ブルズもターンオーバー誘発からドスンムの例アップで加点し、スパーズはホワイトが連続得点、残り6分半にはスパーズが5点リード。

離されずに我慢したいブルズ、ラビーンの得点にブチェビッチがオフェンスリバウンドをねじ込み1点差で折り返し。

さらにデローザンのアシストからブチェビッチがフローターを沈め、残り5分に逆転、クロスゲームっぷりに拍車がかかってきました。

ここでデローザンのミドルも決まってブルズが9-0のラン、そして残り4分にはデローザンが即効から豪快なダンクを叩き込み21点目をマーク。

勢いに乗るブルズをマレーがスリーで止め、スパーズが再度リード。

さらにウォーカーのスリーも決まってスパーズが4点リード、互いに見応えのある攻防を繰り広げる終盤。

残り2分、91-87のところからスパーズがホワイトのスリーで7点差に広げるものの、ブルズはすぐさまラビーンのバスカンで追随。

ラスト数ポゼッションはスパーズが得点に繋ぎ、最終98-91でスパーズが逆転、ブルズは7点ビハインドで最終クオーターへ。

第4Qはヴァセルのスリーからスタートし2桁リードに広げられるブルズ、さらにポートルのピック後のダイブからバスカンを決められたところですぐにタイムアウトで流れを切ります。

13点差をつけられたブルズ、クックのフリースローが1本決まってファーストスコアになりますが、これまで各クオーターの序盤は接戦だったところを離され気味。

踏ん張りたいこの時間帯、なかなかキッカケが生まれずに苦戦するブルズ、ドスンムのフリースローにデローザンのミドル、トロイのティップインで6点差にし残り8分。

ここでスパーズが立て直しのためタイムアウトを取得、またATOのセットはマクダーモットのスリーのセットでしたが、ここは外れる。

逆にブルズがホワイトのスリーで3点差に詰め寄り、再び接戦の展開で中盤に。

スパーズはマレーがバックシュートを決め、ブルズはブチェのスリーが決まり2点差。

トランジションからマレーがタフなフローターを決めて4点差になり折り返し、スパーズはマレーがアシストしてケルドンがスリーをヒット。

7点差になったところでブルズがタイムアウトを取得、残り5分半。

ATOのブルズのオフェンスはデローザンがアタック、上手く交わしながらレイアップを決めてまずは5点差。

ここでケルドンのスリーポイントショットに対してブチェビッチがファウルと判定、少し厳しいように見えましたが、このフリースローをしっかり決められて8点差。

さらにトランジションからポートルにダンクを決められ、残り4分半で10点差。

ブルズはラビーンが早めのタイミングでレイアップをメイク、しかしスパーズもホワイトがタフなレイアップを決めて2桁得点差に押し戻してくる。

残り3分半から互いに得点を決め合い、1分経過してスパーズが10点リード。

ブルズもテンポを上げてアタックしますが、しっかりとコントロールし、空いたところに着実にボールを回すことができているスパーズは無理のない得点の取り方。

残り1分半、9点を追うブルズ、ラビーンがフリースローを2本成功させ7点差、時間をかけて作ったスパーズのオフェンス、マレーのジャンパーはハズレ。

ここでブルズはラビーン→ブチェ→デローザンとつなぎスリーをヒット、4点差に縮めます。

この難しいシチュエーションをマレーが何なく突破、ポートルにアシストを通して6点リードに成功。

ブルズはタイムアウトを取得、ATOのオフェンスはタイムアウトとなってしまいスパーズボール。

再びマレーがショットクロックギリギリで仕事をし、フローターを沈めて8点差。

ブルズすは早々にラビーンがトランジションから得点しますが、残り18秒で8点差。

最後まで逆転のきっかけを掴みきれずに、最終131-122でスパーズが勝利、ブルズの連勝は2でストップしました。

連勝が2で止まってしまったブルズ、デローザンが32点、ラビーンが30点、ブチェが18点8リバウンドの活躍。

序盤はホワイトがオフェンスを牽引しましたが、その後は終始接戦、第4Qの頭に10点リードに広げられてから捲ることができず。

スパーズのペースに引きずられて、テンポの早いバスケを展開し、ファストブレイクで22点を撮ったのは良いと思いますが、セカンドチャンスを多く与えてしまったことと、マレーが止められずに勝ち切れず。

全体でスリーの確率もイマイチだったため、ラビーン、ドスンムあたりのシュートタッチが早く戻ってくるのを願っています。

勝利したスパーズ、マレーが29点9リバウンド12アシスト3スティールと大活躍、今季トリプルダブルを多くマークし、オールスター候補に名が上がるのも十分頷ける活躍。

そしてチームのコンセプトがしっかり伝わってきたスパーズ、ディフェンス頑張って速攻出して、テンポの早いバスケをするスタイルは、昔のスパーズっぽさが減って、若さを感じるプレイでした。

7人が2桁をマークし、アシストをチームで35記録、チームでスリーの確率が43%と素晴らしいパフォーマンスでした。

これをコンスタントに続けられるかが今季の若手中心のロスターに求められていることだと思うので、スパーズ今後どうなっていくか要チェックです。

本日の個人的MVP

デマー・デローザン

32点6リバウンド8アシストを記録、この試合はシュートタッチも良く、効果的なオフェンスを披露していました。

特に元スパーズ選手であるデローザンの活躍に、会場がブーイングがちょっと混じりつつも歓迎の声援が飛んでいるのが、デローザン個人がいかにスパーズに愛されているのかが分かるシーンでした。

純粋なパッサーが現在不足している中で、デローザンがアシストを量産できると非常に良いと思いますので、ロンゾ、カルーソが戻ってくるまで、ハンドラーとしての存在感もどんどん出していって欲しいと思います。

最後に

デローザンがオールスターのスターターに選ばれたことが分かったタイミングでのこのシーン。

ラビーンの粋な計らいも最高ですが、デローザンのリアクションが最高。

今年のこの活躍、そして人柄がブルズを追いかけていることで色々と見えてきて、かなりデローザン好きになってきました。

今季のオールスター、楽しみです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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