#22 PHXのweek21を振り返る




どうも、先日久々に自転車で長距離ライドに出れて嬉しかったctrainerです。

暖かくなってきて、気持ち良い日が増えてきているのでこの時間確保できるようにしていきたいです。

この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます

本日のレポート内容

PHXのweek21を振り返る

試合結果

GAME66 @ BOS  × 112-127 38-28

<スターター>

KD、ヌルキッチ、アレン、ビール、ブッカー

欠場:デイミオン・リー、オコギー、エリゴー

BOS

テイタム、ホーフォード、ホリデー、ホワイト、ブラウン

欠場:ポルジンギス

<ゲームレポート>

1試合挟み、場所を入れ替えての再戦となったBOS戦、前回対戦からブッカーが復帰しての試合。

前回対戦で45点と奮起したKDのジャンパーからスタート、その後もオフェンスを牽引、BOSはブラウンが得点を引っ張る。

PHX2点リードで中盤へ、ビールの連続得点もあり点差を開きにかかるPHXに対しBOSもトランジションで加点。

オニールを投入するPHX、KDがシュートタッチを維持し6点リードで終盤へ。

PHXはユーバンクスがイン、BOSがテイタムのスコアで追い上げてきますがKD14点目のジャンパーでそれを退ける。

ただホリデー、テイタムと連続スコア、同点に追いつかれるPHX、そしてプリチャードのスリーを被弾し逆転される。

最終35-32で3点ビハインドで第1Qを終了。

次のクオーターは頭からボル・ボルがイン、BOSがちょっとずつリードを広げようとするところを追いかける展開のPHX。

アレンの連続スリーのおかげでリズムを取り戻し、さらにヌルキッチもオフェンスリバウンドから得点を伸ばす。

BOSはブラウンを1stオプションにしてリードを保ちPHX3点ビハインドで中盤へ。

ボル・ボルも良い形でスコアに貢献するも、追いつき切れずに我慢の展開が続くPHX。

ただ2ndチャンスからのスコアでチャンスを掴むPHXはボル・ボルのコーナースリーで逆転に成功、BOSがたまらずタイムアウト。

ATOにスターターに戻したBOSがすぐにリードを奪い返し、4点ビハインドで終盤へ、ここでPHXは昨季所属し、PORをウェイブされ復帰してきたウェインライトを起用、最初のスリーを見事に成功。

接戦になるこの終わり際、ここでBOSはテイタムがキッツイ連続スリー、タフショットなのに決めてきます。

最終65-60でPHX5点ビハインドで後半へ。

第3Qは点の取り合いになりスタート、BOSが一歩先に抜け出し、追いかける展開のPHX。

BOSのスリーが決まり始め、ここまでの最大12点ビハインドにされてPHXがタイムアウト。

ATOのデザインオフェンスをターンオーバーしてしまい、ちょっと流れが悪いPHX、9点ビハインドで中盤へ。

ここでシンプルにディフェンス頑張り良い流れを掴みそうでしたが、ブラウン、ホリデーの連続スリー、そしてBOSのハードなディフェンスに対してファウルコールを過度に要求しボーゲルHCがテクニカルを取られる。

あっという間に14点差をつけられ、2ndユニットに移行してもオフェンス好調なBOS、PHXはオフェンスが停滞し始め14点ビハインドのまま終盤へ。

ホーフォードの連続スリーでさらに20点差にされるPHX、再びウェインライトを投入しヌルキッチと交代、ボル・ボルもいますがスモールラインナップっぽい布陣に。

最終102-85で17点ビハインドで最終クオーターへ。

第4QはBOSがだいぶ余裕を持ってゲームを展開、ブラウンを止められず3連続バスケットを許しPHXタイムアウト。

ATOにKDセンターのスモールラインナップに振り切るPHX、15点ビハインドで中盤へ。

PHXはファイブアウトにしペースもだいぶ上げようとしている意図を感じる展開、ただ大事なところでホリデーが存在感を発揮、そしてホーフォードのスリーが落ちずに6本目を被弾。

17点ビハインドで終盤へ、BOSがだいぶゲームをコントロールし始めディフェンスも無理はせず、ただスティールからブラウンに強烈なダンクを叩き込まれたまらずPHXタイムアウト。

ATOには出場していなかった選手たちを投入、久々にリトルがコートに立ちました。

最終127-112で前回対戦のリベンジは果たせず、敗退となりました。

<所感>

KD、ブッカー、ビール、そしてアレンも加えた4人が20点オーバー、オフェンス悪くなかった印象ですがディフェンスでBOSを止められず、良いディフェンス見せたところでもBOSがスリーを50%の確率で決めてくるもんだから太刀打ちできず。

ウェインライトだけでなくロディーやサドヤンなどがインカウトのある活躍をしてくれないかななんて期待しながら引き続きチェックしていきたいと思います。

<その他気になったこと>

  • ボル・ボルがかなりローテーションに定着してきたここ数試合、オコギーが復帰してくることでどうなるか分かりませんが、彼のシュート力は非常に貴重なベンチからの得点源になっています。出場時間は減ってしまうかもしれませんが、それでも十分ローテを埋められる選手になってきていると思うので引き続き活躍に期待したいと思います。
  • テイタム、ブラウンのワンツーパンチに攻略されて閉まったPHXディフェンス、ブラウンについてはビールをターゲットにされポストから失点、テイタムに関してはKDが良いディフェンスしてもその上から決めてきました。こちらに関してはオコギーの復帰が待ち遠しいのと、新たに加わったウェインライトが存在感を見せられるか楽しみです。
  • BOSは前月11連勝を記録し、ここも4連勝目をマーク、かなり仕上がってきている印象。もう一方のピックアップチーム、MIL目線も含むとかなりポストシーズンに向けて仕上がってきているように思います。ベンチの層も分厚いとまでは言いませんが、しっかりと仕事ができるキャラが揃っているのでどんな戦いになっていくか楽しみです。

GAME67 @ CHA  〇 107-96 39-28

<スターター>

KD、ヌルキッチ、アレン、ビール、ブッカー

欠場:デイミオン・リー、オコギー

CHA

ミラー、ブリッジズ、リチャーズ、マン、ミチッチ

欠場:ラメロ、ウィリアムズ、マーティン、カリー、マギャウウェンズ

<ゲームレポート>

まずはデザインプレイでPHXがキレイに先制、その後もCHAを抑え込みリードして序盤を進行。

8点リードで中盤へ、ここからはCHAが反撃を開始、ゲームのペースを上げていくことでPHXが逆転される。

残り6分で選手交代、エリゴーが入りちょっとフィニッシュが雑なPHXは点差を離されていく。

ロースコアな展開になり終盤へ、PHX3点ビハインドの中、アレン、エリゴーのペイントへのアタックで逆転に成功。

さらにユーバンクス、オニールを投入し、ポクセフスキーの連続得点を受けながらも、ベンチメンバーの得点でリードを維持。

最終28-26で2点リードして次のクオーターへ。

第2QはCHAが連続でリム周りからフィニッシュ、すぐに逆転し返しますが締め直したいところ。

7点リードで中盤へ、PHXはボル・ボルがイン、ヌルキッチ、KDと並びサイズのあるラインナップに。

CHAもブリッジズの得点を中心に追随、PHXのスリーの確率がイマイチ上がってきませんが、CHAも低調なため得点は互いにそこまで伸びず。

ようやくトランジションでブッカーのプルアップスリーが決まり12点差になったところでCHAが流れを切るタイムアウト。

PHXは前半の終わり際にオニールとスターターでスモールラインナップにシフト、ミチッチの連続得点をくらうも、エリゴーのスリーで締めくくり。

最終54-45で9点リードして後半へ。

第3Qはイーブンな展開、CHAはミチッチが積極的にペイントアタックし加点、PHXはボールシェアしてバランス良くスコア。

CHAのディフェンスのプレッシャーが弱く、中盤に入ってもPHXがテンポ良く加点。

ミチッチが引き続き好調を維持、13点リードで終盤へ。

ブッカーがシュートタッチイマイチながらもFTで加点しPHX20点リードに成功。

ワイドオープンのスリーも入らずにちょっとCHAの集中力が落ち気味なこの終わり際、最終92-67でPHXが大量25点リードに成功して最終クオーターへ。

第4QはCHAが良い立ち上がりを見せて連続得点、PHXは恐らく早めにヌルキッチを戻します。

16点リードで中盤へ、まだ点差はある程度ありますが流れを切りたいPHX。

ここでPHXはヌルキッチ、ボル・ボル、KDに加えオニールを起用しビッグラインナップ、ただあまりゲームに大きな影響を与えられずCHAが10点差に迫ってきます。

結局スターターに戻し、CHAが停滞し始めたところをアウトサイドから加点するPHX。

終盤に差し掛かったところではどちらもスリーが決まらなくなり、BIG3がプルアップジャンパーで得点を繋ぐ。

16点リードにしたところでCHAがタイムアウト、最後の追い上げに入ってきますがPHXが時間をたっぷり使ってゲームを進行。

最後は3rdユニットに切り替えてそのまま試合終了、最終107-96で勝利できました。

<所感>

PHXはスターター+エリゴーが2桁得点しバランスの良いオフェンスを披露、スリーの確率は良くありませんでしたがBIG3が自ら突破してクリエイトできることの良さを感じた試合でした。

ここ最近は目立っていなかった第4Qを溶かす問題がまた発生してしまわない様に、早めのアジャストに来たいです。

<その他気になったこと>

  • CHAはこの試合ミチッチが存在感を発揮し21点、めっちゃ早い訳ではないけど技巧派でペイントに侵入しスコアできるタイプっぽいムーブしてました。好きなタイムなので彼の今後のキャリアも少し楽しみです。

GAME68 @ MIL  × 129-140 39-29

<スターター>

PHX

KD、ヌルキッチ、アレン、ビール、ブッカー

欠場:デイミオン・リー、オコギー

MIL

クラウダー、ミドルトン、ロペス、リラード、ビーズリー

欠場:ヤニス、ボーチャンプ、リビングストン

<ゲームレポート>

ピックアップチーム同士の対決、続いてPHX目線でこの試合を観戦。

KDのジャンパー、ビールのダンクと良い入りを見せるPHX、その後もアレン、ブッカーとバランス良く加点。

MILがスリーポイントで応戦し、4点リードで中盤へ。

点の取り合いになる中、ターンオーバーからクラウダーにスリーを決められて逆転されますが、すぐヌルキッチのゴール下でリードを奪い返す。

接戦の状態が続く中でPHXは終盤に入るところでエリゴー、ユーバンクスがイン。

3点ビハインドになり、離されたくない我慢のしどころで失点が続くPHX、一度タイムアウトで流れを切ります。

ATOにオニールがイン、アレンの連続スリーで追い上げを見せますが同点止まり、ポーティスを止められずに苦戦。

最終39-36で3点ビハインドで次のクオーターへ。

第2Qは頭からボル・ボルが起用され、KDと共にビッグマン二人で実質スモールラインナップっぽい布陣でスタートするPHX。

MILが一歩抜け出そうとするところを追随、前のクオーターのハイスコアな展開を継続する両者。

MILは相変わらずポーティスのシュートが落ちずに7点ビハインドになったところでタイムアウト、ここの対策が急務となるPHX。

6点ビハインドで中盤へ、MILのスリーの確率が全く落ちず、ジワジワと離され12点差、ポーティスへの対応ができずに再度タイムアウトを取らされます。

このタイミングでPHXのオフェンスも停滞し始め15点ビハインドで終盤へ。

ターンオーバーからの失点も増え始めなんと3度目のタイムアウトを取得、このクオーターは完全に相手に支配されてしまう。

ここで3-2のゾーンを敷き始めるPHX、しかしコーナーを上手く攻略され流れは変えられず。

結局前半だけで80点を献上、最終82-60で22点差をつけられて後半へ。

第3Qは立ち上がりなかなか加点できず、相手もスコアが停滞したことで大きく点差は開かず。

相手のターンオーバーからちょっとずつ加点していき、18点差で中盤へ。

ここでMILはヤニス不在の穴を埋めるミドルトンの連続得点で応戦PHXはヌルキッチを下げエリゴーを投入しスモールラインナップに移行。

ここでようやく11-0のランときっかけを掴むことができ、エリゴー、アレンの活躍で10点差に迫るPHX。

MILもリラードが存在感を発揮し連続得点、PHXはBIG3のアウトサイドが入らない中でオニール、エリゴーのスリーで1桁差に。

終盤にウェインライトが起用されKDを休ませるPHX、役5分間で22-7と圧倒し一気に点差を詰めることに成功。

クオーターの終わり際はビールがちょっとムキになってアタックしスコアに繋げられなかったところをリラードがしっかりクロージング、最後はブザビを決めてくる。

最終109-94で15点ビハインドで最終クオーターへ。

第4Qは引き続きスモールラインナップで戦うPHX、点の取り合いになり点差は大きく動かず。

ビールのペネトレイトが連続で決まり中盤へ、またオニールも貴重なスリーを沈め、10点差になったところでMILがタイムアウトで流れを切る。

ATOもオニールのスリー、ビールのレイアップと引き続きこの二人がスコアを繋げ、MILに連続でタイムアウトを取らせます。

7点ビハインドで折り返し、ここでMILもビーズリー、クラウダーとスリーを立て続けに決め点差を離しにかかる。

11点ビハインドにされて終盤、ここでPHXにターンオーバーが目立ち始め、焦りからかオフェンスもちょっと早撃ちになり始めます。

14点差にされてPHXがタイムアウト、残り時間が無くなってきた中でペイントへの突破には無理をしなくなり始めるMIL。

2点ずつ加点していき時間がなくなるPHX、MILはFTで得点をしっかり繋ぎ捉えられず。

最後はPHXが3rdユニットを投入して試合終了。

最終140-129と後半の巻き返しは見事でしたが、前半の大量点差を詰め切れずに敗戦となりました。

<所感>

ヤニス不在のMILがスリーポイントをバンバン決めてきたことで後手に回されたPHX、ビール、ブッカー、そしてアレンがスコアを引っ張り、KDは後半スモールラインナップのセンターに専念する形になりスコアは伸びず。

ポーティスへの対応が遅れてしまった部分を修正していってもらいたいところ。

そしてオニール、エリゴーの二人はポストシーズンでも絶対活躍して貰いたい2ndユニットなので調子をここからさらに上げていって貰いたいです。

<その他気になったこと>

  • 前半に大量ビハインドを背負わされ追いつき切れなかったPHX、振り返ってみるとハーフコートオフェンスはそこまで悪くなく、ディフェンスでもっと早めに対策を打ちたかったところ。MILのシュートが決まり過ぎて後半に持ち直したと言うところは評価できる部分でもあると思うので切り替えていくしかありません。
  • KDとビールが1本ずつ、ブッカーは0本だったスリーポイントをアレンとオニール、エリゴーがカバーしてくれました。ロールプレイヤーのスリーの確率が高いのは非常にありがたいのでこの調子を維持していって貰いたいです。

スケジュール:week22

3/21:GAME69 vs PHI

3/22:GAME70 vs ATL

3/24:GAME71 @ SAS

3/26:GAME72 @ SAS

イーストとの連戦が続いているPHX、week23からは順位争いにかなり関わる対戦相手が続くため、ここで連勝しておいて貯金できたら最高です。

10日間契約したアイザイア・トーマスの出番、そして活躍が見れるか楽しみです。

最後に

色々とデスクワークを抱えており、自宅を出て近くのマクドナルドで作業する日が増えています。

引き続き出勤がない作業日の過ごし方の質を上げていきたいと思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

ぜひTwitterフォロー、いいね、コメントお待ちしております!!

最近の投稿はこんな感じ

過去のシリーズはこちらから

2020-2021

イースト:アトランタ・ホークス

ウエスト:メンフィス・グリズリーズ

2021-2022

イースト:シカゴ・ブルズ

ウエスト:ダラス・マーベリックス

2022-2023

イースト:トロント・ラプターズ

ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ