NCAA観戦レポートその1:1回戦・ゴンザガVSフェアリー・ディキンソン(7/1)

リアルタイムでは本日7/1にNBAではFA解禁となり、契約やトレード情報が噂から実際に決まったものまで一気に流れて参りました。

情報量が多くて追いきれていませんが、しっかりまとめていきたいと思います。

ツイッタラーになりかけのオトコ、どうも、ctrainerです。

本日は、

NCAAトーナメント2019・1回戦:ゴンザガ大学×フェアリー・ディキンソン大学

の試合のレポートをしていきたいと思います。

そもそもNCAAって?

全米大学体育協会の略で、アメリカの大学のトーナメントのことを指します。

このトーナメントは通称「MARCH MADNESS」と呼ばれ、アメリカではこの時期はNBAよりも注目を集める大会となります。

未来のNBAプレイヤー候補達のプレイもそうですし、大学同士のプライドをかけた戦い、そして1発勝負のトーナメントのため、過去にも様々なドラマを産んでいます。

細かなNBAとのルールの違いはありますが、そのあたりは機会を見て紹介していこうと思います。

両チーム注目選手

この試合が見られているのは間違いなく八村塁選手のおかげです。

ベナン人の父親と、日本人の母親をもち、日本国籍をもち、高校までは日本で育って大学からアメリカへと渡米をした彼が、今となっては全米の中でも強豪のチームのエースとして君臨しています。

すでにドラフト9位でワシントン・ウィザーズにドラフトをされて大きな話題となりました。

日本のバスケットボール界の歴史に残るこの選手、NBAサマーリーグ2019が始まる直前ではありますが、せっかくRakutenNBAで大学の試合も配信しているので、予習を兼ねてレポートをしていきたいと思います!!

試合スタート!!

八村塁のファーストポイントは、フリースロー。

チームのエースとして、積極的にシュートをうちに行く姿が見られます。

そしてもう一人のエース、ブランドン・クラークもリバウンドに絡み、オフェンスを引っ張っていきます。

そしてザック・ノーベルJrがトランジションからスリーを決めて良いリズムが生まれます。

対するディッキンソンはエースのダニエル・エッジにボールを集めていきます。

タイムアウトをディッキンソンがとりますが、明けてすぐにゴンザガのPG、ジョシュ・パーキンスがスリーを決めます。

2-3のゾーンディフェンスを敷いているディッキンソンですが、クラークにオフェンスリバウンドを取られたり、外からパーキンスに決められたりと今のところはゴンザガペース。

前半の半分が経過したところで八村は8得点6リバウンド。

八村はこのあたりで一度ベンチへ。

戻ってきた前半残り9分頃には強烈なブロックを披露しディフェンスでも存在感を見せます。

26-8の大量リードを奪います。

当然負けたら終わりの1発勝負のシリーズなのでリードが広がってもディフェンスの手を緩めません。

最終的に前半は53-17とゴンザガが大量にリードを広げます。

ディッキンソンはエースのエッジが攻めあぐねていてオフェンスの展開が3Pラインの中に入っていくのも一苦労という感じでした。

注目の八村のスタッツは14得点6リバウンド1アシスト1スティール。

その他、クラーク8点、ノーベル8点、ティリー10点、パーキンス5点とバランス良く得点をしています。

ちなみに前半で53得点はゴンザガ大学の記録だそうです。

トーナメントの1回戦で大学記録を残せるということは高い集中力で望んでいる証拠です。

後半開始!!

後半もディッキンソンは2-3のゾーンディフェンスで対応。

後半の立ち上がり2分はゴンザガにターンオーバーが目立ち、ディッキンソンのエース、エッジのポイントが続きます。

しかし地力のあるゴンザガの選手たち。

徐々にオフェンスでの調子を取り戻してきます。

しかしディッキンソンのメンバーもオフェンスの調子を取り戻し後半だけでみると互角のゲーム展開になってきています。

後半6分ほど経ったところで八村はベンチへ。

変わって入ってきたキリアン・ティリーのトランジションからのものすごいトマホークダンクが飛び出し、ゴンザガベンチ大盛り上がり。

ここで大切なポイント!!

フランス国籍のキリアン・ティリーは八村塁と同学年。

お互いに英語の拙い同士、コミュニケーションを取るのは相当苦労したそうですが、徐々に英語を身につけ一緒に成長をしてきたということで仲が良いそうです。

NCAA《アメ本²話》インタビュー:ゴンザガ大で3年目に突入する八村塁(2018年4月)

二人のインタビュー映像(日本語字幕付き)でありましたので、ぜひご覧ください。

後半残り10分のところで72-34。

以前ゴンザガの大量リードではありますが、後半だけのスコアは19-17と互角。

前半のゲームの出来がディッキンソンは悔やまれます。

残り8分頃からはベンチプレイヤーも多く出てきてそのままガベージタイムに突入。

ゴンザガ大学は危なげなく1回戦を突破します。

八村選手は21得点8リバウンドとチームを牽引。

チームとしての実力差もありはしましたが、エースとして見ていても安心してボールを預けられる存在になっているんだなと改めて感じました。

この試合ではアウトサイド周りでの動きがあまり見られなかったため、次回以降の試合ではそのあたりでプレイしている姿も見れたらなと思いました。

チーム全体としても光る個性を持っている選手が多く、前評判通りの強さだなと感じました。

こぼれ話

マーチマッドネスは昔から気になってはいました。

視聴方法が特にこれといってなかったことと、やはり大学までの情報を拾おうとすると中々カバー仕切れないため見ることはほぼ諦めていました。

しかし、今回このように八村塁選手のおかげでこのように試合を見れるようになったことも含めて、これからはNCAAもそして、可能だったらユーロリーグなどにも目を向けていきたいななんて思っています。

今日はこの辺で。ではまた。

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