Bリーグ観戦レポートその47:天皇杯 準々決勝 サンロッカーズ渋谷×レバンガ北海道

ここ最近のルーティーンは、朝起きて動画編集の仕事→ランニング→バスケ見ると数日続けてこのパターンになっています。

どうも、ノマドワークに向いてるかも?ctrainerです。

本日は、

天皇杯2019-2020 準々決勝 サンロッカーズ渋谷×レバンガ北海道

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

そもそも、天皇杯とは?

オールジャパンとも呼ばれるこの大会は、1月に行われる決勝戦を目指して各都道府県代表、高校、大学、プロなど、あらゆるカテゴリーのチームが栄冠を目指して争われる、いわゆる1発勝負のトーナメントとなる。

各競技団体から定められたチーム数が出場することができ、地方予選を勝ち抜くことでアマチュアのチームも参戦が可能。

Bリーグからは、B1チーム全てと、B2のトップ5が2次ラウンドから出場。

その前の1次ラウンドに出場しているB3のチームや、高校、大学などは都道府県代表として出場し、今回も2次ラウンドに進んできています。

2次ラウンドを勝ち抜いたチーム8チームでのファイナルラウンドのトーナメントがさいたまスーパーアリーナで行われます。

詳細はこちらから。

ゲームハイライト

https://basketball.mb.softbank.jp/videos/5767?utm_source=bleague&utm_medium=jba&utm_campaign=053

バスケットライブのHP上でのハイライトとなります。

また、フルゲームハイライトも上がっておりますので、そちらもご覧になって見てください。


試合前情報

渋谷は2次ラウンドの5回戦を新潟に勝っての進出。

*決勝から遡って行っているため、またゲームレポートを作成したらここに載せていきます。

このチームの一つの特徴であるプレイタイムシェアがこのゲームでどのように展開されていくのか、注目です。

対する北海道、前回のゲームレポートはこちらから。

北海道は、2次ラウンド5回戦で3連覇中の千葉ジェッツを破ってのファイナルラウンド登場。

優勝候補の一角を倒した勢いそのままに、この一発勝負のトーナメントを駆け上がることができるかどうか、注目です。

スターター

<渋谷>

#1関野 剛平

#9ベンドラメ 礼央

#10チャールズ・ジャクソン

#24広瀬 健太

#34ライアン・ケリー

ポイント1:今日の外国籍はCJとケリー

ベンチ登録2名までになっている天皇杯、渋谷はCJとケリーが登録で、オールスターにも選ばれたセバスチャン・サイズはベンチ外。

連日行われる試合を鑑みての選出か、北海道に対してどんな戦術でくるか注目です。

<北海道>

#0橋本 竜馬

#1ケネディ・ミークス

#7中野 司

#15マーク・トラソリーニ

#17川邊 亮平

ポイント2:前の試合とごっそり違うスターター

#1ケネディ・ミークス

#2マーキース・カミングス

#8多嶋 朝飛

#10市岡 ショーン

#32 松島 良豪

千葉戦と同じなのは、ミークスのみ。

またこちらも、外国籍登録は、マーキース・カミングスが抜けています。

対渋谷に向けて、どんなローテーションを見せてくれるのか注目です。

試合開始!!

渋谷ボールでスタート。

ローポストのケリーにボールを預け、逆サイドに展開、最後は関野のスリー、こぼれたボールをCJがオフェンスリバウンドから得点し先制。

そして前からプレスを変えてくる渋谷。

川邊のAIカットから、ミークスとピックプレイ。

川邊がそのままアタックしますが、レイアップは惜しくも外れ渋谷が走る。

ケリーのダンクで連続得点。

北海道は、ラインを踏んでバイオレーション、渋谷ボール。

渋谷はベンドラメが個人で突破しレイアップ、6-0。

北海道はトラソリーニがイリーガルスクリーンをとられ、オフェンスファウルのコール。

渋谷はCJがポストアップからバックダウン、フックを決めて8-0。

試合開始2分、ここまでペースは渋谷が握っています。

北海道はミークスのスリーが落ち、渋谷はケリーのミドルが落ちる。

残り7分弱で北海道の初フィールドゴールはミークスのミドル。

これで一旦落ち着くか。

北海道はベンドラメのスリーが落ちた後のオフェンスでミークスとトラソリーニのハイローが決まり、トラソリーニのダンクで8-4。

渋谷はベンドラメのキックアウトから、関野がフリーでコーナースリー。

しっかりと沈めて11-4。

試合時間残り6分、渋谷は引き続きプレスをかけてベンドラメがスティール。

そして橋本がファウルを取られたところで両チーム選手交代。

渋谷は3枚変え、渡辺、山内、石井と入ります。

北海道は多嶋が入ります。

渋谷はCJがスクリーンのところでオフェンスファウルをコールされ北海道ボール。

北海道はボールが上手く回らない中でミークスからトラソリーニのハイローで打開しようとしますが、惜しくも外れる。

渋谷もケリーのスリーが落ちて北海道ボール。

北海道はここでシンプルなプレイ、トラソリーニがポストアップからの1on1。

フェイダウェイジャンパーを決めて11-6。

北海道は徐々にペースを取り戻してきているところで、選手交代、松島が入ります。

トラソリーニのジャンパーが落ちて残り4分、11-6。

出だしこそ渋谷ペースでしたが、そのあとはイーブンな展開。

渋谷はCJがパスミス、ターンオーバーで北海道ボール。

渋谷は渡辺に変えて盛實がコートに。

北海道はトラソリーニがミドル、シュートは外れますが、ここを機転にしようとしている意図があるのかなという感じ。

渋谷は久々の得点、山内とCJのピックプレイから最後はCJの豪快なダンクで13-6。

北海道はミークスが逆サイドにスキップパス、空いていた多嶋がコーナースリーをヒット、13-9。

渋谷はゴール下で粘ってCJがファウルドローン。

フリースロー2本成功で、15-9。

北海道は多嶋が自ら持ち込みフローターを放ちますが、ゴールに嫌われる。

渋谷は広瀬からのアシストでケリーがレイアップを決めたところで北海道が前半1回目のタイムアウト。

残り2分、17-9、渋谷が8点をリードしています。

タイムアウト明け、渋谷は杉浦がコートに、北海道も桜井が入ってきます。

北海道はこの試合何度か見せている川邊のAIカットからの展開、最後はトラソリーニのスリーに繋ぎますが、これも決まらず。

シュートの確率が下がってきた北海道、対して渋谷はベンドラメがコーナースリー。

20-9で残り1分。

北海道は松島のパスをCJがカット、ケリーのユーロステップで得点し22-9。

試合終了間際にケリーがペネトレイトからミークスのファウルを誘いフリースロー。

ミークスはこれが個人2つ目、パプと交代します。

ケリーが2本フリースローを決めたところで第1クオーター終了。

24-9、15点を渋谷がリードして第2クオーターに入ります。

第2クオーター開始!!

北海道はパプをそのまま起用し、一応オンザコート1の形。

渋谷もそれに合わせてか、こちらも帰化選手ファイ・サンバを投入します。

北海道、ホーンズセットの形から、ボールを展開、最後はトラソリーニのスリーが決まってこのクオーター先制。

24-12、渋谷はボールムーブから盛實がスリーを放ちますが決まらず。

アーリーオフェンスに入る北海道、中野がスリーを打ちますが、こちらも決まらず。

しかし中野がすぐさまボールマンに駆け寄りスティール、そのボールをつないで最後はトラソリーニがダンク、10点差になります。

渋谷は杉浦がスリー、外れてまだ第2クオーター得点ができていません。

そして次のポゼッションでもショットクロックバイオレーションとなり北海道ボール。

北海道は多嶋のスリーのセットアップしますが、渋谷のディフェンスもしっかりコンテストしタフショットに。

外れたボールを渋谷は速攻に持ち込む。

しかし北海道もしっかり戻ってます。

最後はケリーのシュートが外れますが、北海道スコアにつなげられずターンオーバー。

残り7分半、スコアは24-14。

渋谷はサンバのゴールしたが決まらず北海道ボール。

ポイント3:膠着状態、先に動く渋谷

得点がこのクオーター生まれていない渋谷、サンバを下げてCJを投入、オンザコート2にします。

10点リードしているといえばそうですが、オフェンスのリズムが良くないことも確か。

この数分、北海道のパプがポイントになってくるかもしれません。

渋谷の采配が早速当たってと言って良いかは分かりませんが、トラソリーニのシュートをCJがブロックし速攻、CJがローポストでボールを持ちます。

北海道もすぐさま寄ってケア、それを見て外に出し、最後は関野のスリー。

これが外れて北海道ボールになりますが、さっきまで打てていなかったアウトサイド、渋谷のリズムで打てています。

逆の視点でいえば、この時間帯に北海道も点差を詰めておきたいところですが、こちらもスコアがなかなか生まれず、我慢の時間帯になります。

川邊のスリーが落ちて渋谷ボール、ケリーがスリーを打ちますが外れて北海道、速攻の良い形に。

最後は川邊のレイアップが決まって8点差になったところで渋谷が前半1つ目のタイムアウト。

残り6分、24-16、渋谷の8点リードとなっています。

タイムアウト明け、ケリーに変わって野口がこの試合初出場。

ポイント4:元北海道選手、野口と関野

この二人、前シーズンでは共に北海道に在籍していた選手たち。

こうやって古巣との対戦というのは、おそらく気合の入る物でしょう。

北海道ファンからしても、見覚えのある選手の違うユニフォームを着ての活躍というのは複雑かもしれませんが。

プロスポーツとしてはビジネス的な要素を踏まえると当然起こり得ることですが、実際選手たちはどのような感情を抱く物なのか、気になるところです。

北海道は渋谷のインバウンズに対してゾーンプレス気味に対応。

渋谷は慌てずインサイドのCJへ、マッチアップはパプ。

ここはCJがジャンプシュートを決めきれず、北海道ボール。

北海道もここで選手交代、ここまでずっと試合に出ていたトラソリーニを下げてミークスをコートへ。

北海道のオフェンスを引っ張っていたトラソリーニ不在をチーム全員で北海道はカバーできるか。

注目のインバウンズプレイ、ミークスがもらってすぐシュート。

落ちはしますが、オフェンスリバウンドを中野が拾って、スコア。

24-18、6点差まで詰めてきました。

残り5分を切って渋谷はようやく第2クオーター最初の得点。

決めたのはキャプテンベンドラメ、スリーを沈めて9点差にします。

北海道は中野のペイントからのシュートが決まらず渋谷ボール。

渋谷は野口がスリーを放ちますが決まらず。

ベンドラメがファウルを吹かれ、個人ファウル2つ目となったところで交代。

北海道は川邊のボールが通らずターンオーバー。

このタイミングで北海道はパプを下げて市岡ショーンをこの試合初起用。

最初のディフェンスでシュートファウルをしてしまいます。

ファウルドローンに成功した野口、フリースロー2本成功し、29-18、11点差。

残り3分半、北海道はローポストからミークスがアタック。

広瀬がファウルをしてしまいフリースロー2本。

両方とも沈め29-20、9点差。

このタイミングで渋谷はケリーを戻してオンザコート2に。

渋谷はCJがゴール下で得点し11点差。

北海道もミークスがターンアラウンドジャンパーで得点、9点差。

渋谷のオフェンス、橋本が盛實のボールをディフレクションしグッドディフェンス。

最後はCJが体勢整いきれない中シュートを打ちますが、スコアできず。

北海道はミークスがこの時間帯のオフェンスを牽引、ゴール下でシュートを決めて7点差。

試合は残り2分、31-24。

渋谷も徐々にオフェンスのリズムは出てきていて、CJがゴール下でダンクし9点差。

北海道は完全に機転をミークスに、多嶋がアシストを通して連続得点し7点差。

このタイミングで渋谷が前半2つ目のタイムアウト。

残り1分半、33-26、渋谷が7点リードです。

タイムアウト明け、北海道はトラソリーニ、ミークスを再び2人を並べます。

渋谷のオフェンスから再開、ボールを回しつつも決定機を作れていない渋谷ですが、石井がファウルをもぎとりフリースロー。

1本目失敗、2本目成功し34-26。

北海道はトラソリーニがゴール下でのチャンスにトラベリングをコールされ渋谷ボール。

渋谷はこのクオーターの得点を引っ張り続けた男、CJにゴール下でボールを回し得点。

これがきまったところで北海道も前半2つ目のタイムアウトを使い切ります。

残り30秒、36-26、渋谷が10点リードです。

タイムアウト明け、渋谷は最後のディフェンスになるこのタイミングでゾーンディフェンス、北海道のオフェンスを狂わせにかかります。

最後は多嶋のスリーにつなげますが、これが決まらず渋谷ボール。

渋谷は最後のオフェンスをケリーに託しますが、シュートは短く、第2クオーター終了。

このクオーターは17-12で北海道がリードしましたが、最終的には36-26、渋谷が10点をリードして前半を終わります。

ポイント5:前半の気になるスタッツ

渋谷はCJが14点6リバウンドでチームトップ。

ケリーも8点をスコアしていますが、第1クオーターでの得点のみ。

スリーポイントがチームで3/13の23%。

この確率を上げたいのはもちろんですが、ボールの動きがとまりがちなトップでのボールムーブをもう一回リセットして、軽く回して行きたいところ。

北海道はミークス10点、トラソリーニ9点。

ウイング陣の得点をもっと伸ばしていかないと点差が縮まって行きません。

ディフェンスで頑張ったともいえますが、オフェンスの確率をもう少し上げたかた第2クオーターだったかと思います。

両チームとも我慢が必要な状況で前半を終えましたが、どちらが流れを先に掴むか、注目です。

第3クオーター開始!!

両チームスターターに戻して臨む後半戦。

渋谷ボールで再開し、まずは前半の得点リーダー、CJのポストアップ。

フックシュート決まらず、北海道ボール。

北海道もミークスにボールを預け、そこから展開、中野がスリーを放ちますが決まらず。

得点の重いこの試合、後半の初スコアはどちらのチームになるか。

まず先制したのは渋谷、ベンドラメが速攻から自ら持ち込みパワーレイアップ。

38-26、12点差にします。

次のポゼッションでは関野があたりの強いディフェンスで8秒バイオレーションをもぎ取る。

渋谷らしいリズムが生まれています。

ケリーのジャンパーは外れて北海道ボール、ミークスがゴール下でファウルドローン成功。

ミークスがフリースロー2本成功し10点差。

渋谷はボールがうまいこと回らず、残り5秒でエンドラインからのインバウンズ。

ケリーのスリーにつなげますが、決まらず。

ここで再び仕事をしたのが、渋谷の関野。

タフなディフェンスで橋本からノーファウルでボール奪取に成功。

このポゼッションからベンドラメがゴール下でミークスのファウルドローンに成功。

個人3つ目になり、北海道的には痛い展開。

ベンドラメ、フリースローを2本成功し、12点差。

試合時間は残り8分。

北海道は渋谷の厳しいディフェンスの中、シュートで終わりはしますが、良くない展開。

渋谷はここでさらにベンドラメがスリーをヒット、43-28、15点差。

北海道は川邊のスリーが決まらず渋谷の速攻、ベンドラメが先導しアシスト、広瀬がバスケットカウント獲得。

たまらず北海道タイムアウト。

残り7分、45-28、渋谷のリードが17点まで広がってきています。

タイムアウト明け、広瀬がしっかりフリースローを決めて46-28。

北海道は川邊がオフェンスファウルをコールされます。

ここでもファウルドローンをしているのはベンドラメ、身体を張ってます。

ここで川邊がタフなディフェンスを見せますが、惜しくも4つ目をコールされてしまい交代を余儀なくされてしまいます。

交代は桜井、北海道は残り6分半弱の段階でチームファウルが4つを超えてしまいました。

そしてこのポゼッションで渋谷は関野がスリーを沈めてついに点差は21点差。

試合時間残り6分、49-28、このクオーターの得点差が現在13-2。

離されたくない北海道、ここで橋本がコーナースリーを沈めて18点差。

ベテランがここで存在感を発揮します。

しかし北海道はミークスへの渋谷のディフェンスの寄りが激しいことでターンオーバーを誘発されてしまいます。

流れも徐々に渋谷に傾き、イーブンなリバウンドも渋谷にこぼれ、CJがティップイン。

再び20点差。

点差を詰めていきたい北海道は橋本がドライブからレイアップで得点し18点差。

渋谷はゴール下でケリーがファウルドローン、フリースロー2本決めて再び20点差。

試合時間残り4分、53-33。

北海道はトラソリーニのステップバックジャンパーを選択しますが、決まらず。

渋谷も一旦トーンダウンしてきて、CJの簡単なジャンパーが決まらず、北海道はミークスがタフなフックを決めて18点差。

北海道は外国籍2名に加えてパプを投入しビッグラインナップ。

中野のターンオーバーから渋谷が速攻、しかしイージーショットをCJが外すなどまだまだ北海道につけ込む余地ありな展開。

ここでトラソリーニがレイアップを成功し53-37、16点差。

渋谷はケリーのジャンパーが外れ、またオフェンスのリズムが停滞気味。

北海道は中野のスリーが落ちたオフェンスリバウンド、トラソリーニが確保し、ステップしながらのレイアップで得点、14点差。

少しずつ点差を詰めてきて残り時間は2分。

渋谷は盛實がペネトレイト、スコアできず北海道ボール。

ポイント6:渋谷も北海道もゾーンディフェンス

リズムが良くない中で策を打ってきた渋谷、一時的な物かもしれませんがオフェンスのリズムを狂わせるためにゾーンディフェンスを2-3で敷きます。

北海道もパプと外国籍2人を下に並べてのゾーンディフェンスを展開。

どちらがそれぞれのゾーンを先に攻略するか。

北海道はここで値千金、中野のスリーが決まり11点差。

渋谷もここで杉浦のコーナースリーが決まって再び14点差。

北海道は中野がもう一本スリー、今度は決まらず。

渋谷はケリーが第1クオーターぶり?と感じるくらい久々の得点、スリーを突き刺して17点差。

ここで北海道タイムアウト、残り30秒を切って59-42、渋谷が17点リードです。

タイムアウト明け、北海道は渋谷のゾーンを破れずにターンオーバー。

時間はもうほぼなくなり、第3クオーター終了。

59-42、渋谷が17点をリードして第4クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

北海道ボールでスタート。

ゴール下でトラソリーニがポジションとりますが、ここは広瀬がファウルで止める。

エンドラインからのインバウンズ、再びトラソリーニがポストアップし、フェイダウェイ。

こぼれ球をパプが押し込んで北海道先制。

渋谷もインサイドを機転に、CJのポストアップをパプがファウルで止める。

渋谷は広瀬のスリーが落ちて北海道ボール。

北海道はトラソリーニからキックアウト、中野がクローズアウトディフェンスを交わしてスリーを放ちますが、決まらず。

渋谷は速攻に持ち込み、最後はケリーがゴール下でシュートを放ちますが、ミークスがクリアブロック。

北海道逆速攻、インサイドで粘って粘って最後はパプがゴール下をねじ込み、連続得点。

59-46、13点差。

渋谷のインサイドを狙ったループパスを多嶋がひっかけてスティールに成功。

中野が速攻に持ち込み広瀬からファウルを引き出します。

広瀬はこれで個人ファウル4つ目。

第4クオーター開始2分は北海道がペースを握り、渋谷が一旦を流れを切るためにタイムアウト取得。

残り8分、59-46、渋谷のリードは13点です。

タイムアウト明け、中野のフリースローでゲーム再開。

2本沈めて11点差、カウント後、橋本と交代します。

渋谷は広瀬に変わってサンバがコートに立ちます。

北海道の外国籍+帰化選手のビッグラインナップに対応する形か。

渋谷はゴール下でCJがトラベリングをコールされて北海道ボール。

北海道はミークスがポストアップ、CJを交わしてフックシュートを決めます。

連続得点でついに9点差。

渋谷はケリーのスリーが外れますが、オフェンスリバウンドを確保。

最後はベンドラメがスリー、これが決まらず。

北海道は橋本のスリー、こぼれ球をトラソリーニが確保しサンバからファウルドローン。

大事なフリースロー、2本成功し59-52、7点差。

開始3分半、北海道10-0のランで追撃します。

北海道はサンバを下げて野口を投入。

さらに流れは北海道ペース、スコア後継続していたゾーンプレスに引っ掛かりベンドラメがターンオーバー。

北海道はトラソリーニがポストアップ、マッチアップが野口になっているため、そこから高さを活かしてシュートを放ちますが、これはケリーが読んでいてブロック。

渋谷はこのボールを大事に回して、残り6分で第4クオーターのファーストスコア。

CJがゴール下でパプからファウルをもらいながらのバスケットカウント。

渋谷、ここから息を吹き返せるか。

CJのボーナススローは外れて残り6分、61-52、9点差。

渋谷はここでゾーンディフェンス、2-3の形。

ガードへのプレッシャーが高い渋谷ディフェンス、ディフレクションで時間稼ぎ。

最後はミークスのタフショットが外れて渋谷ボール。

渋谷は野口がフリーになりスリーポイントを打ちますが、決まらず。

しかしここでベンドラメがオフェンスリバウンド、大事なポゼッションを繋ぎます。

そしてそのボールを自らシュートにつないでスコア、11点差。

北海道は早めの段階でトラソリーニがスリー、これが決まらず。

続いて山内がアーリーオフェンスから自らペネトレイトで打開、レイアップを沈めて13点差。

北海道、ここでタイムアウト。

残り4分半、65-52、渋谷が13点リードです。

タイムアウト明け、渋谷は2-3のゾーン継続。

ここも再び攻めあぐんでしまう北海道、ショットクロックギリギリでパプがシュートを放ちますが、決まらず。

渋谷は山内のペネトレイトにベンドラメが合わせてレイアップ、これをトラソリーニがブロック。

今度はベンドラメがやり返し、スティールから速攻を演出、山内につないでさらにエクストラパスでCJが得点。

15点差、渋谷が息を吹き返してきました。

北海道はパプがアタック、しかし渋谷ディフェンスを崩せずに三度ショットクロックがない状態でインバウンズ。

ここで両チーム交代、北海道はパプに変えて川邊、渋谷はケリーに変えて杉浦。

北海道はミークスがタフショット、決まらず渋谷ボール。

北海道はここでキャプテンベンドラメが存在感を出してきます。

スリーを突き刺して点差を広げます。

18点差、北海道にとって時間がどんどん迫ってきています。

そんな中、まずはミークスがゴール下でバスケットカウント。

このタイミングで選手交代、渋谷らしいなと思うのは当たっているベンドラメでも一度ベンチに下げること。

交代で石井が入ります。

そしてCJとケリーも交代し、残り2分半のこのシチュエーションでしっかり選手を回せる選手層というのは改めて恐ろしいなと感じました。

北海道はここでトラソリーニと市岡を交代。

試合再開、ミークスがボーナスを沈めて15点差。

渋谷は石井がコーナーでフリーになり、スリーを放ちますが決まらず。

北海道はミークスのポストアップから逆サイドに展開、中野がコーナースリーを決めて12点差。

70-58、12点差で残り2分を切ります。

両チームとも選手交代を積極的に行い、残り1分半でCJが戻り、北海道は松島投入。

渋谷は石井がピックをもらってからのプルアップジャンパーで得点、14点差。

時間がもう少ない北海道、アーリーで中野のスリーにつなげますが、決まらず。

渋谷は逆に時間をかけずに一気にゴール下、CJがファウルドローン。

このタイミングで両チーム選手交代、なんとなくですが、時間と点差を見て両チームとも勝敗は決したかなという雰囲気。

最終的に、76-60、渋谷が苦しみながらも最後はきっちり抑えるところを抑えて準決勝にコマを進めました。

試合を振り返って

勝利を収めた渋谷はチャールズ・ジャクソン21点12リバウンド、ベンドラメが20点、ライアン・ケリーが13点8リバウンド5アシスト。

各クオーターごとなどで見れば、点が入らない苦しい時間などもあった試合でしたが、インサイドでCJ、外でベンドラメがチームを引っ張り、タイムシェアしながら激しいディフェンスをゲーム全体で行ったことが勝因かと思われます。

特にベンドラメ、良い活躍でした。

北海道はミークスが19点8リバウンド、トラソリーニが15点6リバウンド、中野が11点という活躍。

渋谷から見て逆にディフェンスが機能したか、渋谷が調子が悪かったのかは置いておいて、点差を詰めるチャンスがあったのも確か。

後から見れば、第1クオーターの出だしで簡単に点差が離れてしまい、それをずっと追いかける展開になったことが苦しい展開に繋がってしまった要因に思います。

改めて、試合の入り、各クオーターの入りというのは大事だなと感じました。

こぼれ話

3/14の試合で北海道対川崎戦がレバンガ選手の発熱を確認したことでGAME1が中止に。

3/15はおそらく発熱した選手が欠場した上で、当初の予定通り無観客で試合が実施されました。

当日の対応、選手やリーグ、スタッフはとにかく不安や大変なことが多いと思いますが、この不測の事態をバスケファンみんなで乗り越えていきたいなと感じています。

全ての人が、安全、安心の状態でバスケを楽しめる日が早くきますように。

今日はこの辺で。ではまた。 Twitterはこちらから。→https://twitter.com/ContextTrainer