Bリーグ観戦レポートその19:B1第3節 GAME1 秋田×A東京

いつもいっている美容院の帰りに前の職場の方とばったり会って、私から声をかけました。

帰り際に「声かけてくれてありがとう」と言ってもらえました。

これからも知り合いを見かけたら自分から声をかけようと思いました。

どうも、こえかけおじさん、ctrainerです。

本日は、

B2第3節 GAME1 秋田ノーザンハピネッツ×アルバルク東京

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

ホームの秋田は昨シーズン、17勝43敗で下位に低迷。

東地区5位、リーグでも15位という結果に終わりました。

挽回を図る今シーズンは、横浜から細谷、琉球から古川、渋谷から伊藤と積極的に補強を行い、外国籍選手も残留、ウィリアムス・ニカの帰化も認められ、戦力は充実した様子。

これが今シーズンの成績につなげることができるか、注目です。

対するアルバルク東京。

昨シーズンは44勝16敗。地区では3位となり、全体でも7位でのプレイオフ進出でしたが、勝率は7割を超えて、プレイオフでも順調に勝ち上がっていき、ファイナルでは千葉ジェッツを下しての2連覇を達成。

その後も海外でのアジアチャンピオンシップでの初優勝を含め、仕上がりは良好そうな形で3連覇に向けてのシーズンが始まりました。

馬場雄大のNBA挑戦による離脱はありましたが、琉球から須田、ジェフ・エアーズの加入などもありロスターは変わらず充実。

日本代表選手の田中大貴や安藤誓哉、竹内譲次なども在籍している今期も優勝候補の一角です。

秋田はここまで1勝2敗、東京はここまで2勝。

スターター

<秋田>

#9白濱 僚祐

#16 伊藤 駿

#32ハビエル・カーター

#43 カディーム・コールビー

#51古川 孝敏

<東京>

#1小島 元基

#13菊池 祥平

#15竹内 譲次

#24田中 大貴

#53アレックス カーク

前節は台風の影響で試合のなかった東京はどのような影響がこの試合に出るかどうか。

第1クオーター開始!!

秋田ボールでスタート。

早速コールビーがローポストで得点します。

東京はカークがジャンパーで得点。

カーターには竹内譲次がマッチアップ。

外国籍にも十分マッチアップできる選手ではありますが、その竹内にむけてカーターがドライブで得点。

そのタイミングで東京のHCルカ・パヴィチェビッチがベンチテクニカルを取られて、古川がフリースローで加点。

残り7分半で5-2、秋田3点リード。

最初の得点以降、コールビーにはカークがマッチアップし、簡単にシュートきめされません。

古川がピックからのスリーをヒット。

すぐさま菊池が決め返す。

菊池からの合わせで竹内譲次がゴール下を決める。

古川が2本目のスリーを決めて、残り5分。

直前のスリーの着地で足を痛めた小島がここで交代。

安藤誓哉が交代ではいります。

ここで大切なポイント!!その1

小島は結局右ひざ半月板の損傷ということで、手術の発表、長期離脱が決まってしまいます。

秋田もカーターから帰化選手のウィリアムス・ニカに交代。

残り5分、13-6で秋田7点リード。

続いて東京、選手交代です。

マチュワン、須田が入り、秋田も細谷が入ります。

秋田は白濱のドライブの落ちたボールを、コールビーが押し込み加点。

じわじわ秋田がリードを広げていきます。

このクオーター好調の古川がジャンパーを決めてすでに11得点。

東京タイムアウト、残り3分半で17-6、秋田11点リードです。

タイムアウト明け、秋田は中山、カーターがコートに。

そして秋田はゾーンディフェンス。

トップにカーターがいる1-3-1気味のゾーンを安藤誓哉が切り込んでレイアップ。

続いて細谷がフローターで得点。

秋田はすぐにゾーンからマンツーマンディフェンスに戻す。

東京は田中に変えてベテラン、正中が入ります。

残り2分で19-8で秋田リード。

安藤誓哉が中山からファウルをとったところで秋田タイムアウト。

タイムアウト明け、安藤のフリースローで加点、19-10で秋田9点リード。

このクオーター活躍した古川に変えて保岡を投入する秋田。

中山がミドルで加点、しかし返しのオフェンスで安藤が再び中山からファウルをもらいます。

中山は個人2つ目。

安藤はこのボーナスを2本落としてしまいます。

残り1分半、中山からニカへのアシストが通ってダンク、そしてエンドワン。

竹内譲次も2つ目のファウルを取られてしまいます。

両チーム、フォウル2つの竹内譲次、中山ベンチに下げます。

それぞれカーク、野本が入ります。

残り1分切って安藤がスリーをヒット。

最終、23-13の秋田10点リードで第2クオーターへ。

第2クオーター開始!!

東京ボールでスタート、マチュワンのスリーは落ちます。

秋田は野本がバックドアでレイアップにつないでこのクオーター先制。

12点差を追う東京。

秋田はターンオーバーを誘発してからカーターの速攻でのダンクが決まりリードを広げる。

東京は安藤から正中に交代、その正中がすぐさまスリーをヒット。

このクオーター初得点でチームを落ち着かせます。

秋田は安岡がミドルで得点、そこからスティールするなど続けて良い活躍。

残り6分半で選手交代、今日好調の古川がコートに戻ります。

点差は13点差。

ニカのシュートをコールビーがプットバックダンクで押し込み、15点差。

東京はしばらくスコアがない中で、正中がペネトレイトでレイアップ、コールビーのゴールデンディングを引き出す。

ここで東京、痛いファウルトラブル。

伊藤のドライブに対して竹内がファウルをしてしまい、3つ目。

ベンチに下げざるを得ません。

マチュワンと交代します。

伊藤のフリースローは1本決まって32-18、秋田14点リードです。

そのままオフィシャルタイムアウトに入ります。

タイムアウト明け、マチュワンのバッアダウンからのシュートは落ち、秋田がファーストブレイク。

細谷からコールビーへのアリウープが決まり素晴らしい展開。

再びマチュワンが攻めますが、これもスコアならず。

残り3分半で秋田がタイムアウト、34-18で秋田16点リードです。

タイムアウト明け、東京はカークがローポストで1on1。

秋田のディフェンスの寄せが恐ろしく早く、得点できません。

東京は外でノーマークがぽろっと出ますが、フリーのスリーポイントを決めきれません。

秋田は再び1-3-1のゾーン、トップにはカーターが陣取ります。

このディフェンスは成功、ファーストブレイクでコールビーがダンクミスしたところを東京は見逃さずに反撃。

カークが速攻からのレイアップでバスケットカウント、ボーナススローも決めて加点。

残り1分半で34-23、秋田11点差リード。

コールビーのオフェンスリバウンドからの得点がきまったところで東京タイムアウト。

残り30秒、36-23で秋田13点リード。

タイムアウト明け、東京はデザインオフェンスからローポストのカークに預けて、しっかり得点をする。

最終、36-25で11点差で秋田がリードを保ったまま後半に突入です。

ディフェンシブな展開となっているこの試合、どちらが抜け出すことができるか。

第3クオーター開始!!

秋田はスターターに戻してます。

東京は小島が戻ってこれずに安藤が出場。

そしてファウルトラブルの竹内譲次に変えて、マチュワンがコートに。

秋田ボールでスタート。

後半最初のシュートは東京、田中。

9点差に縮めます。

秋田はファーストゴールはゆるしたものの、相変わらずプレッシャーの高いディフェンスでターンオーバーを誘発。

東京はマチュワンのジャンパーで加点、7点差。

東京もディフェンスのギアを一段上げ、秋田に得点を許しません。

特にリバウンドでペースを掴んでいる印象です。

菊池のドライブにカークが合わせてダンクしたところで秋田タイムアウト。

残り7分で、36-31、東京5点差まで詰めます。

タイムアウト明け、東京は安藤に変えて正中。

ここから両チームディフェンス合戦。

秋田は得点に繋ぐことが出来ず。

東京も田中、菊池のアウトサイドが当たらず。

残り5分半で、秋田は細谷、中山投入。

東京も菊池から須田に変えます。

両チーム約2分程、スコアが生まれない我慢の展開のなかで先に抜け出したのは東京、カークのレイアップで3点差まできました。

秋田はコールビーのゴール下でファウルドローンに成功しますが、フリースロー2本外してしまいます。

戻ってきた安藤が早速カークへのアシストを通してついに1点差。

その安藤が3つ目のファウルをコールされ一旦下がります。

このタイミングで竹内譲次をコートに戻します。

秋田もニカを入れて流れを変えたいところ。

秋田は残り3分半で中山のドライブで後半初得点。

しかし、正中のレイアップで1点差、トランジションから再び正中が決めて東京逆転。

秋田、タイムアウト取ります。

残り2分半で39-38で東京1点リードです。

タイムアウト明けに、秋田は保岡、カーターがコートに。

オフェンスリバウンドからニカがシュートを押し込んで再びリードを奪う。

しかし東京、ボールムーブが綺麗に回って須田のスリー。

すぐに秋田の細谷が切れ込んで得点。

中山のスティールから保岡に通してレイアップ成功。

リードを奪われた東京、タイムアウト。

残り1分半、44-42で秋田2点リードです。

タイムアウト明け、秋田は再び1-3-1のゾーンディフェンス。

このポゼッションしっかり守りきります。

ルーズボールファウルで得たフリースローを秋田、保岡が1本成功し3点差。

秋田ゾーン継続、東京のターンオーバーを引き出しここでもディフェンス成功。

ファウルドローンをした中山がフリースロー1本加点で46-42。

残り30秒で東京はゾーンを攻略して、安藤がスリーをヒット。

最終46-45で秋田が1点リードで最終クオーターに向かいます。

第4クオーター開始!!

東京ボールでスタート。

秋田マンツーマンに戻してディフェンス。

東京はまず、カークのフリースロー1本で加点。

秋田は古川とニカとのピック&ロールでニカのダンク。

続いて細谷がドライブから加点、さらにスティールも見せてエナジー高いプレイを見せます。

東京は外のシュートが落ちて、秋田は逆にニカのゴール下で得点。

東京、タイムアウトで流れを切ります。

残り7分半で52-46で秋田が6点リードです。

東京はタイムアウト明けに再び正中を投入。

早速スリーを沈めて、チームのもとめていることをしっかりと遂行します。

東京はディフェンスの強度をまた一段上げて、秋田のショットクロックバイオレーションを引き出します。

東京もオフェンスリバウンドを抑えてからのシュートを放ちますが秋田ディフェンスもゴールを許しません。

秋田はコールビーがゴール下から決めて、加点。

残り5分のところでニカが4つ目のファウル。

そこを狙ってくるマチュワンですが、後ろにコールビーが待ってましたと言わんばかりのブロックショット。

残り4分のところでオフィシャルタイムアウト。

54-49で秋田5点リードです。

東京はタイムアウト明けに安藤と正中のダブルポイントガード体制で臨みます。

秋田はタイムアウト明けに再びゾーンを敷きます。

このゾーンでディフェンス成功、返しのオフェンスで白濱のレイアップが決まります。

残り3分で7点差。

東京も安藤がドライブで持ち込んでコールビーからファウルドローン。

コールビーは4つ目。

安藤、しっかり2本フリースロー沈めます。

5点差。

続いて東京はトランジションから田中がスリーをヒット。

ここまで当たってなかった田中ですが、大事な場面でしっかり沈める辺りはさすがです。

残り2分弱で2点差をリードする秋田。

カーターがペイントエリアからフックシュートで得点。

続いて白濱はルーズボールダイブからマイボールにし、コールビーの速攻のダンクを演出。

東京、タイムアウト取ります、残り1分半で60-54で秋田6点リードです。

東京はタイムアウト明け、田中がスリーを再びヒット。

秋田はマンツーに戻して、トラップディフェンス仕掛けましたが安藤がノーマークをしっかり見つけてました。

3点差になります。

返しの秋田のオフェンスでは、細谷がスリーを決めて咆哮。

再びリードは6点になって、試合は残り1分。

秋田は東京の須田のスリー、カークのセカンドチャンスを守り切ってマイボール。

秋田はここでタイムアウト。

最後の確認をして、選手をコートに送ります。

残り44秒、63-57で秋田6点リードです。

タイムアウト明け、東京はファウルゲームにはせず、強めのプレッシャーでディフェンス。

時間経過とともに、ファウルゲームに切り替えたのかなという感じです。

残り25秒、細谷はこのフリースローを2本落とします。

東京はトランジションから田中が個人技爆発のスリーを沈めて、3点差。

残り19秒。

東京は古川にファウルをして、フリースロー2本。

古川はしっかり2本決めて、5点差。

そのまま秋田は残り時間を守り切って、試合終了です。

65-60で秋田がホームで東京から1勝をもぎ取りました。

試合を振り返って

秋田はbリーグが開幕してから初めてホームで東京を破ったとのことです。

ディフェンス合戦の我慢の時間が多い両チームでしたが、勝った秋田は古川が最初に引っ張り、細谷、白濱、中山などがディフェンスから流れを作ってインサイド陣も試合を通じてゴール下を守り切り、それぞれがしっかりと役割を果たしての勝利だったかなと感じました。

東京は小島の怪我の影響もあると思いますが、流れを作りきれず、正中の素晴らしいベテランとしてのチーム支えるパフォーマンスもありましたが、一歩及ばず。

田中大貴の最後の固め打ちは見事でしたが試合を通じての得点が中々上げられなかったかなと。

安藤も要所での活躍は見られましたがディフェンスの固い秋田に対して打開しきれなかった東京ガード陣。

小島の怪我の影響がこの後の試合にどう影響が出るか。

ここで大切なポイント!!その2

先日のリリースになりますが、アルバルクはガードを補強。

それがなんと海外挑戦中だった山本 柊輔 。

山本についてはわたくしがハマってきいているポッドキャスト、「 ExtraPass 」にてたくさん語られていますので、ぜひ聞いてみてください。

こぼれ話

より本格的にリモートワークとして、自宅でできる仕事が増えていきそうな状況です。

家での作業環境を整えることを考えてみますが、近くのマクドナルドのコーヒーで済ませるのも検討中。

自分にとって一番環境設定を考えていこうと思います。

今日はこの辺で。ではまた。

Twitterはこちらから。→https://twitter.com/ContextTrainer