ピックアップマブズ#79 GAME68 @セルティックス〜KG殿堂入りの記念試合、ディンウィディーのスリーで逆転勝ち〜




今回の記事は

ピックアップマブズ#79 21-22シーズン GAME68 @セルティックス

この試合のレポートです。

最後までお付き合いください。

21-22シーズン ダラス・マーベリックス

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結果

ハイライト

スタッツ

ボックススコア(ESPN)

mavsceltics
ルカ・ドンチッチ:26p/8r/8a/3s ジェイソン・テイタム:21p/11r/4a
ドリアン・フィニー・スミス:19p/4r/3a/2s アル・ホーフォード:17p/6r/5s
スペンサー・ディンウィディー:18p/5r/4aマーカス・スマート:15p7r/4a
ジェイレン・ブランソン:14p/4rジェイレン・ブラウン:14点/5r/a4a
p:ポイント r:リバウンド a:アシスト s:スティール b:ブロック

レポート

KGの背番号永久欠番のセレモニーが試合後に予定され、KG祝福のムードに包まれている中試合がスタート。

マブズはこの試合ブロックが欠場、ホームのセルティックスはホーフォードのフックで先制。

マブズはドンチッチが一発目のスリーをヒット、良い入りを見せます。

セルツはホーフォードがマッチアップのドンチッチとのミスマッチをついてもう一本メイク、さらに次はそこを振りにしてテイタムがスリーと順調なスタート。

さらにブラウンのスリー、ホーフォードならプットバックと序盤を優位に進めるホームのセルツ、マブズ5点ビハインドで中盤へ。

マブズもターンオーバーからの得点で追いかけますが、セルツはテイタムが2本目のスリー。

残り6分で17-12、このあとのタイムアウト後に両者選手交代。

マブズはクリバー、セルツは新加入のホワイトとGウィリアムズを起用。

さらにマブズは最近プレイタイムを得ているバークがイン、ここから互いにハードなディフェンスで相手にスコアを簡単に与えず。

残り3分にマブズはグリーンを起用しますが、セルツが良いペースを継続し、20-14の6点差になったところでマブズタイムアウト。

残り2分、ATOにマブズはベルターンスを投入、セルツが今度はターンオーバーが目立ち、そこから得点を挙げるマブズ。

ドンチッチが若干脚を引きずり気味なのが気になりますが、ディンウィディーと交代し一度ロッカーへ。

第1Qは最終20-18でセルツが2点リードし終了、次のクオーターへ。

第2Q、セルツは頭からプリチャードを起用、互いにブロックを連発させてディフェンシブなスタート。

どちらも得点できず、ノースコアで開始2分が経過、先制は虚をついたベルターンスのスリーでマブズが逆転してスタート。

得点は産まれませんが、互いに戦術の見える守り合いで見応えのある序盤、ようやくセルツはホーフォードのフリースローで加点。

残り8分を切り、マブズはスターリング・ブラウンを投入、セルツはプリチャード、マブズはブランソンがそれぞれ得点。

残り5分半のところでブラウンがペネトレイトし強烈なダンクをお見舞いし1点リード、ここを皮切りに再びハードなディフェンスでリードを広げようとするセルツ。

Rウィリアムズのダンクにテイタムのフリースローでジワジワ点差を開くセルツに対し、マブズはバークがレイアップで加点。

しかし流れはセルティックス、3分半にブラウンがトップからペネトレイトし、クリバーの頭上からポスタライズダンク、会場は沸き、そしてゴール下で観戦していたKGもハイタッチにいっちゃうくらいのインパクトのあるプレイ。

さらにRウィリアムズのオフェンスリバウンドからの得点で7点差、一気に持っていかれそうなところでグリーンが冷静にスリーを沈める。

しかしセルツが猛攻を見せ、残り2分9点差になったところでマブズがタイムアウト。

ATOではグリーンが速攻でレイアップ、さらにブラウンをノーファウルで止め切り、終盤に活躍を見せます。

ラストはセルツが連続得点で12点差にしますが、ディンウィディーの放ったロゴスリーがブザービーターでヒット、最終47-38でマブズ9点ビハインドで後半へ。

第3Qはドンチッチがポストから引き寄せ、DFSのオープンスリーを演出し、6点差スタート。

セルツはスマートのフローターが決まり、互いに1本ずつ決めた後は硬いディフェンスを見せスコアを与えず。

マブズはターンオーバーでポゼッションを終えてしまうことが多くなり、徐々にセルツがマブズディフェンスを攻略、ホーフォードのスリーで13点差にされる序盤。

ドンチッチの得点やディンウィディーのフリースローで何とか食らいつくマブズ、残り7分半で7点差。

ブラウンにスリーを決められますが、ドンチッチのスリー、タイムアウト挟んでDFSのスリーで4点差に迫るマブズ、セルツはスマートのスリーで引き離し、互いに外がよく決まる中盤。

マブズは連続でRウィリアムズをピックで引き出し、1on1を仕掛け4つ目のファウルを奪い、それに怒ってテクニカルをコールされる良くない流れになるセルツ。

この一連で3本のフリースローを全て決め、さらにDFSのドライブからのダンクで2点差にするマブズ。

そして次のディフェンスも止めて、速攻に持ち込み、最後はDFSのコーナースリーでマブズが逆転、セルツはたまらずタイムアウト。

残り4分半、タイムアウト中にセルツがベンチテクニカルを取られ、ドンチッチがフリースロー成功で2点差に。

セルツはホワイトが冷静にプルアップジャンパーを決めてすぐ同点、マブズはセルツディフェンスの攻めたいところを的確にアタックし、良いチームオフェンスを展開。

今度は追いかける形になったセルツも、スマートが体を張りフリースローで得点を繋ぐ。

終盤は接戦のまま進み、最終76-73でマブズが3点リードして最終クオーターへ。

第4Qはプリチャードがスリーを決めてセルツ先制、グリーンのスリーが跳ねてボード上部から落ちなくなった時、モッパーがKGに取らせようとして会場は大盛り上がり。

流石にやらせませんでしたが本人ご満悦、ホッコリシーンを織り交ぜながら序盤は進行り

セルツが良いボールムーブでホワイトがRウィリアムズのアリウープを演出し4点差、マブズはシュートミスが続いていましたが、ブランソンのジャンパーで残り9分にようやくファーストスコア。

セルツはホワイトとプリチャードの2人が良い流れを引き寄せ、リードを保ち中盤へ。

マブズは戻ってきたドンチッチがスリーを沈め追い上げ、残り6分で83-81とセルツ2点リード。

まずはマブズがDFSのダンクで同点に、セルツはホーフォードがゴール下でバスカン獲得、3点リード。

続いてブラウンがトップからアタックしレイアップ、マブズはディンウィディーがバスカンを決め返し、激しい攻防を見せる両者。

試合は終盤へ、マブズはDFSのコーナースリーで逆転し1点リード、追いかけるセルツはテイタムがスコアし再逆転。

残り3分、セルツはスマートがファウルを獲得しフリースローへ、2本成功し3点差。

マブズはDFSが強引にアタックしますが決められず、セルツは1回目の攻撃に失敗するもRウィリアムズのオフェンスリバウンドで2ndチャンス。

テイタムにダブルチームに行き、それを見てパスを振ったテイタムでしたがそれてターンオーバー。

残り1分半、3点を追いかけるマブズ、この試合で起点にしているRウィリアムズのマッチアップからドンチッチが仕掛け、ダブルチームが来る前にステップバックスリー。

これが見事に決まり同点、セルツはブラウンがトップから仕掛けますがシュートが決まらずにマブズボール。

残り1分、マブズはドンチッチがドライブ、キックアウトしたボールがブランソンの横を通り過ぎてターンオーバー。

残り45秒、セルツはテイタムが早めにエルボージャンパーをチョイスしますがこれもリングに嫌われる。

残り31秒、同点のポゼッションでマブズはボールを回しながら最後はドンチッチがペネトレイト、ディフェンスを収縮させディンウィディーにパス、オープンスリーをしっかり決めてマブズが3点リードに成功。

セルティックスタイムアウト、残り9秒でサイドからインバウンズ、スマートが最後にスリーを放ちますが、ここでドンチッチのファウルコール。

ここでタイムアウトを残していたジェイソン・キッドHC、コーチズチャレンジを要求。

リプレイの結果ノーファウル、判定が覆り、残り5秒でセンターからのジャンプボール。

ボールはテイタムの元へ、すぐにセルティックスがタイムアウトを取り、残り3.5秒、サイドラインから再開。

テイタムが受け取り、振り返りながらのスリーを放ちますが、これが決められず。

最終95-92、マブズが敵地で勝利をもぎ取りました。

第3Qから追い上げていき、最後はクロスゲームをモノにしたマブズ、ドンチッチが26点8リバウンド8アシスト3スティールと活躍。

最後のクラッチスリーを沈めたディンウィディーが18点5リバウンド4アシスト、DFSは後半だけで18点を挙げて援護射撃、グリーンも良い繋ぎを見せました。

ブランソンが若干心配、14点を挙げはしましたがらしくないターンオーバーがあり、調子があんまり上がってきていない印象。

その分をバークがフォローすることができるか、序盤のドンチッチがいない時間帯に1stオプションとしてチームをガンガン引っ張っていった姿を取り戻していって欲しいです。

チーム全体として、第3Qのチームオフェンスは全盛期のスパーズを見ているような素晴らしいボールムーブメントでスリーを決めていました。

この流れでさらに勝ち星を挙げ、ポストシーズンに良い形で突入していって欲しいです。

敗れたセルティックス、テイタムが21点11リバウンド、その他スターター4人もしっかりと2桁得点をマーク。

ベンチから出場のプリチャード、ホワイトの二人がチームを盛り立て、勢いつけるシーンもあり、限られた8人ローテーションではありましたが、質の高いバスケットを見せていました。

序盤調子が上がっていなかった中で、どんどんチームとしての成熟度が上がってきているセルティックス、この敗戦前まで5連勝を記録しその前にも9連勝と右肩上がり。

この勢いでポストシーズンに入っていけるか、そしてどんな試合を見せるか楽しみです。

本日の個人的MVP

スペンサー・ディンウィディー

https://twitter.com/dallasmavs/status/1503133366668906504

この試合18点5リバウンド4アシストをマーク、フリースローを5/9という確率で少し低調でしたが、最後のクラッチスリー含め良いところでのスコアは見事でした。

加入以来、誰かしらが順番に欠場していっている中で、その穴を埋めるようにスターターとして出場し活躍、ブランソンがイマイチ勢いに乗ってこれていない中で良くチームとフィットしていっていると思います。

ポストシーズンを迎えるにあたり、ドンチッチ、ブランソン以外にボールが持てて、コントロールができる人材は結果的にここまで見ると素晴らしい補強の様に思います。

この後、さらにパフォーマンスを伸ばしていって欲しいと思います。

最後に

この試合の最後はKGの背番号のリタイアセレモニー。

既に話題になっていましたが、KGとレイ・アレンの抱擁はちょっとグッときました。

https://twitter.com/shobasketball/status/1503152032261148673

時間が解決してくれ、和解につながったのはグッドストーリー、そして以前のノビツキーのセレモニーの時もそうでしたが、OBたちが一堂に会し笑顔で過ごしている姿は、自分もオールドファンの仲間入りしたんだなというのを感じさせられました。

直前でKG自伝を読んでいたのもあり、めちゃくちゃ好きな選手になりました。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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