ピックアップマブズ#111 カンファレンスファイナル @ ウォリアーズ　GAME5～第3Qの追い上げも届かず、ウォリアーズが勝利しファイナルへ〜

どうも、自転車の周辺部分をちょっとアップグレードし、チャリ漕ぎがさらに快適になりました、ctrainerです。

昨日は天気も良く、気持ち良く川沿い爆走してきました。

今回の記事は

ピックアップマブズ#111　プレイオフ2022 ウエスト カンファレンスファイナル GAME5 @ウォリアーズ

この試合のレポートです。

最後までお付き合いください。

結果

ハイライト

スタッツ

ボックススコア(ESPN)

レポート

ホームで何とか1勝することができましたが、以前背水の陣となるマブズ、ウォリアーズホームに乗り込んでの1戦。

まずはウォリアーズがルーニーのインサイドで先制、マブズはDFSの得点で応戦。

さらにルーニーのオフェンスリバウンドからの得点、クレイのスリー、速攻でウィギンズのダンクとリードを広げるウォリアーズ。

マブズはパウエルのアンドワンで追随、序盤は14-7でウォリアーズがリード。

中盤に入り、マブズはクリバーを起用、どちらも硬いディフェンスを見せるこの時間帯の攻防。

残り5分半でマブズはディンウィディー、ニリキナを起用、ウォリアーズはプールがイン。

マブズがジワジワと追い上げていき、折り返す頃にはワンポゼッション差。

しかしドンチッチのところから得点がなかなか生まれないまま終盤へ、ウォリアーズはクレイの2本目のスリーでリードを広げる。

何とかクリバーのコーナースリーで4点差、ウォリアーズは残り2分半に前の試合からプレイタイムが増えたビエリツァがイン。

終わり際にグリーンのコーナースリーで9点リードに成功するウォリアーズですが、マブズはディンウィディーが躍動、スリーを連続でヒット。

2本目はブザービーターで決まり、最終28-23でウォリアーズが5点リードして第2Qへ。

次のクオーターは頭からマブズはベルターンス、ウォリアーズはムーディーがイン、プールのテクニカルなレイアップでウォリアーズ先制。

マブズはブランソンのフェイダウェイで加点、それぞれプール、ブランソンがもう一本ずつ得点し、互いにオフェンスを牽引。

さらにウォリアーズはクレイがプルアップスリーを沈め3本目をヒットし9点差、マブズは速攻でディンウィディーがレイアップを決め応戦。

ウォリアーズはプールがさらにギアを挙げジャンパーを沈めますが、マブズはベルターンスのスリーで追いかける展開に。

そこにクレイの得点、グリーンのフリースローで2桁リードするウォリアーズ、ここから中盤へ。

さらにクレイがスリーを決めてウォリアーズが13点リードしたところでマブズがタイムアウト。

残り7分半、ATOはクリバーがセカンドチャンスポイントを粘って加点、マブズはニリキナのスリーにブランソンのフリースローで何とか1桁差に押し戻す。

残り5分半になり、両チームエースがコートに戻り、先にウォリアーズがムーディー、ビエリツァで連続得点。

マブズはドンチッチが連続でアタックしますがスコアに繋がらず、ウォリアーズはムーディーの連続得点で18点差にして終盤へ。

残り4分、マブズは我慢が必要な時間帯にディンウィディーが前のクオーター同様にオフェンスを牽引、バスカンを奪い得点をつなぐ。

さらにディンウィディーのアシストからニリキナがコーナースリー、ウォリアーズはデスラインナップにし、グリーン、プールが連続でバスカンをペイントから稼ぐ。

さらにクレイの5本目のスリーで19点差、残り2分でマブズは劣勢に追い込まれる。

ドンチッチが得点できずに、さらにファウルコールももらえずにフラストレーションが溜まっている状況、その間にグリーンの速攻でウォリアーズが21点リード。

ここで繋いでくれているのがディンウィディー、ステップバックスリーで何とか20点差台から脱出。

さらにコーナースリーもディンウィディーが射ぬき、最終69-52でマブズ17点ビハインドで後半へ。

第3Qはブランソンのフリースローでマブズが先制、ウォリアーズはスコアこそ低調ですが、オフェンスリバウンドを何本も取りリズムを保つ。

そして一気にペースを上げるウォリアーズ、グリーンがアシストしクレイがトランジションからスリーを決めて21点差、マブズはたまらずタイムアウト。

残り10分、ATOもウィギンズのレイアップでマブズはリードを広げられる。

何とかブランソンのフリースローで繋いでいる状況、ここまでドンチッチはまだ6点しかスコアできず。

ドンチッチがバスカンをもぎ取り加点しますが、クレイのスリーが好調、23点差で序盤を終える。

残り8分、マブズへここからなかなか得点が伸びずにオフェンスが短調に、ウォリアーズは盛んなボールムーブでシュートメイク、カリーのフローターで25点差。

残り5分半でようやくドンチッチが2桁得点に到達、これまでになかった状況が続く中、マブズはDFSのスリーも決まり20点差。

残り4分、終盤に入ると徐々に得点ペースが上がってくるマブズがブロックのスリーで19点差に。

さらにドンチッチのステップバックスリーも決まり16点差、ウォリアーズは早めのタイムアウトで流れを切る。

残り2分半、ATOもマブズが勢いを維持、ドンチッチがもう一本タフなスリーをねじ込み13点差。

さらにDFS、ドンチッチと共にペイントから得点を挙げて9点差、一気に1桁まで詰めていきます。

14-0のランを見せて残り1分、結局プールに一本レイアップを返されて、最終94-84でマブズ10点を追う形で最終クオーターへ。

第4Qはウィギンズがコーナーからカウンタードライブでダンク、ウォリアーズが先制。

マブズDFSセンターのスモールラインナップで勝負を仕掛ける序盤、しかしグリーンがそこを見逃さずペイントから連続得点、リードを広げる。

マブズはドンチッチのサーカスショットで何とか返しますが、苦しい展開は変わらず。

残り10分、そのグリーンが5つ目のファウルでベンチへ、しかしルーニーがオフェンスリバウンドで繋ぎ、何度もチャンスを作って最後はビエリツァがスリー。

残り8分でウォリアーズ17点リード、ディンウィディー4点プレイでお返しをするも会場の空気はウォリアーズの後押し。

中盤に入ってマブズはディンウィディーがフリースローで得点を繋ぎ、残り7分で11点差。

早めにまた1桁まで押し上げたいマブズですが、ドンチッチに疲労の色が見え、コンタクトの後のシュートを決めきれず。

ウォリアーズもちょっとオフェンスが停滞しているため、この間に追い上げたいところですが、ウォリアーズも必死のディフェンスを見せて互いにスコアが伸びず。

残り4分半、終盤に差し掛かるところでドンチッチが執念のスリーを沈め10点差。

後一歩冷たいところでしたが、ウォリアーズは戻ってきたグリーンのフローターで12点差、さらにクレイがスリーを決めて15点差。

残り3分、DFSが一本シュートを決めますが、ウォリアーズがペースをコントロールし始め、慌てずにオフェンスを遂行。

カリーのコーナースリーにより16点差になったところでマブズタイムアウト。

残り2分、ATOにマブズ3rdユニットを投入して白旗、後もう少しのところでしたが最後は追い上げきれず。

最終120-110、マブズはここでシーズンを終えることになり、ファイナルにはウォリアーズが進出することになりました。

惜しくもここでシーズン終了となってしまったマブズ。

ドンチッチが28点9リバウンド6アシスト、シリーズで一番低調なスタートながら後半の巻き返しは素晴らしい活躍でした。

ディンウィディーがゲームを通じて試合をつなぎましたが、後続がつながらず、スターターヘビーな起用と、戦術的にプレイヤーたちの疲労感が伺える内容でした。

しかし、シリーズ通じて強さを見せつけられたウォリアーズに対して、前のGAMEで一矢報いたこと、そしてシーズン開始時には思ってもいなかったカンファレンスファイナル進出、第1シードのサンズを破るという結果も出した、見ていて楽しいシーズンでした。

勝利したウォリアーズ、クレイがスリーを8/16で沈め32点、カリーが15点と抑え気味だったところをひっぱり、ベンチからプールが16点をマーク。

第2Qにウォリアーズが41点を決め、その時間帯はプールを中心にロールプレイヤー達も貢献、ウォリアーズのフィット力の高さ、そしてシステムの素晴らしさを感じさせられる試合、そしてシリーズでした。

個人的にはこのシリーズを通じて、カリー、クレイの凄さもそうですが、ウィギンズが良い動きを見せ、ムーディー、クミンガが要所で活躍するという層の厚さを見せつけられました。

ファイナルどんな展開になるのか、楽しみです。

本日の個人的MVP

スペンサー・ディンウィディー

ベンチから出場し32分間で26点、大事な時間でのスリーをしっかりと決めゲームをつないでくれていました。

ドンチッチが不調な時間を繋ぎ、しっかりと自分の良さを発揮して戦っていました。

クラッチ力の高さを見せつけ、シーズンの始まった頃、ウィザーズでの動きよりも、マブズで非常にフィットしてくれました。

来季の陣用気になりますが、ベンチから安定して、そしてドンチッチと役割をシェアしながらオフェンス面で来季も引っ張って行ってほしいと思います。

最後に

今季のマブズ、ドンチッチの凄さを改めて実感しつつ、ロールプレイヤー達がそこをサポートする形で結果的には素晴らしいシーズンになったと思います。

ポルジンギスのトレード、ジェイソン・キッドHCの采配、そして来季に向けてブランソンとの契約延長をどうしていくか。

企画としての1シーズン追いかけは終了となりますが、来季も楽しみなチームの一つです。

マブズ、お疲れ様でした!!

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