#17 MILのweek15を振り返る




「ジェシカ・ジョーンズ」シーズン2を見終えました。

どうも、シーズン3があると知らずにラスト見て「?」ってなったctrainerです。

続きがあるって分かった状態で見た方が良さそうでした。

この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます

本日のレポート内容

MILのweek15を振り返る

試合結果

GAME48 @ POR 116-119 × 32-16

MIL

ロペス、ビーズリー、リラード、ヤニス、ミドルトン

欠場:なし

POR

ウォーカー、グラント、エイトン、ブログドン、サイモンズ

欠場:シャープ、ブラウン、ウィリアムズ3世

<ゲームレポート>

リラードが移籍後初のPOR外旋となったこの試合、まずはホームのPORがリードし、MILはリラードのレイアップでファーストスコア。

MILはその後ヤニスが得点を伸ばし、PORはサイモンズを中心にバランスよく加点。

2点ビハインドで中盤へ、ヤニスからのエクストラパスが上手く繋がり、リラードのペイントへのアタックも効いてMILが逆転、PORはタイムアウトで流れを切ります。

ATOにミドルトンに変わりカナトンがイン、続いてヤニスと交代でポーティスが投入され、その後にクラウダーが出場。

ロペスの連続スリーもありリードを広げて終盤へ、8点差がありましたが、PORがベンチから出場のスクート、リースの得点で1点差に迫りMILがタイムアウト。

ATOにロペスに変わってヤニスが戻り、さらにペインもイン、両者点の取り合いになり最終38-37でMILが1点リードして次のクオーターへ。

第2QはPORの連続得点で逆転されてスタート、ビハインドを背負わされるMILは早々にBIG3を戻す。

リラードのスリーでリードを奪い返して中盤へ、点の取り合いになる中でPORはサイモンズがスコアを伸ばし始める。

MILが1点リードで終盤に入りますが、連続で失点し逆転されたところでタイムアウト。

ATOにデザインプレイですぐにリラードがミドルを決め再度リードを奪いますが、PORもサイモンズが好調を維持。

接戦のままこのクオーターを終え、最終67-65で2点ビハインドとなり後半へ。

第3Qはヤニスのダンク、リラードのスリーとMILが良い入りを見せ、それをグラントの活躍で追いかけるPOR。

PORが逆転に成功したところでMILがタイムアウト、ATOはロペスのバスカンですぐに同点に追いつく。

77-77で中盤へ、どちらも我慢の時間帯となり点差がつかずないまま戦う。

スターターを引っ張るMILとスクート、カマラが良い仕事をするPOR、先にPORが得点を重ねていきそれを追いかけるMILという展開。

この時間帯はヤニス、リラードが下がりミドルトンが1stオプション、しっかりシュート決めてくれています。

しかしサイモンズがそれを上回る活躍をこのクオーターで見せ、最終96-91で5点ビハインドで最終クオーターへ。

第4Qは出足のところでMILが連続でターンオーバーしてしまい躓く。

ブログドンにスリーを決められて10点差にされたところでMILがすぐタイムアウト、良くない入りをしてしまいました。

ATOもチャージングを取られて4連続TO、何とかそこから立て直し、6点ビハインドで中盤へ。

今度はPORにターンオーバーが目立ち始め、ジワジワと点差を詰めるMIL。

4点ビハインドでクラッチタイムへ、この時間帯の攻防はいつものMILと比較するとディフェンス出来ているが得点できていない状態、いつもと逆の現象が起きる。

それでもロペスのスリーで1点差に迫り残り3分を切る。

PORはグラントがタフなジャンパーを沈め、MILは必死に守りきり、リラードのペネトレイトからのダンクに繋げて1点差、残り1分弱。

ここでビーズリーが値千金のディフレクションでTOを誘いMILポゼッション、リラードのスリーは外れますが、そのまま相手にプレッシャーを掛けて再度スティール。

拾ったボールをそのままリラードがロブパスで上げヤニスがフィニッシュ、残り40秒で逆転し1点リードに成功。

PORはここでサイモンズにトップから1on1をやらせ、最後はフローターを決め再逆転。

MILが1点を追う残り17秒、ATOでは最後ロペスがスリーを放ちますが決められず。

最終119-116でドック体制になってから2連敗となりました。

<所感>

ヤニス27点、リラード25点を奪いましたがPORホームで勝利することができず。

ドック・リバースHCになってからの変化が、選手のローテーションがちょっと変わったくらいしか気づけません。

この辺り戦術的に何か仕掛けてくるのか、そしてそれにより選手のパフォーマンスがどう変わるのか。

まだ2試合しか経っていないので、早とちりではありますが、良くも悪くも何か分かりやすいものが出てきたら嬉しいです。

<その他気になったこと>

  • 試合前の選手紹介の所や、第1Qのタイムアウト中にリラードへのトリビュートムービーが流れ所でPORファンが大きな声援を送っていました。現地のリラードファンからすると複雑な思いはあったでしょうが、大スターの凱旋で盛り上がるシーンはいつ見ても感動的です。リラードが今季ポストシーズンんで活躍するのを期待していると思うのでぜひその期待に応えて貰いたいです。
  • スクートが良い感じに仕上がってきた印象、第1Qの終わりから次のクオーターの序盤までで一気にトランジションでスコアを伸ばし流れを引き寄せました。今後どんなキャラクターの選手になっていくか分かりませんが、良い活躍を見せてプレイタイム伸ばしていって貰いたいです。

GAME49 @ DAL 129-117 〇 33-16

MIL

ロロ、ビーズリー、リラード、ヤニス、ミドルトン

欠場:ロペス

DAL

クリーバー、Gウィリアムズ、DJJ、ドンチッチ、グリーン

欠場:カイリー、エグザム、ライブリー

<ゲームレポート>

ブルック・ロペスが今季初の欠場、代わりに兄のロロがスターターに。

序盤はイーブンな展開、ドンチッチに対して早めにダブルチームに行くMILをかわしてオープンスリーを作るDAL。

1点ビハインドで中盤へ、MILはヤニスのペイントアタックが効果的に決まる。

ここで選手交代、いつもとローテーションが代わりまずはクラウダーがイン、ヤニスセンターのスモールラインナップになるMIL。

DALはTHJの連続スリーでリードを広げにかかり、それをすぐにタイムアウトで切るMIL。

ドンチッチが脚を負傷したことで一時ロッカーに下がり、MILはポーティスがイン。

11点ビハインドのMIL、終盤に入りカナトンがイン、DALはドンチッチがカムバックし、早々に得点を挙げていく。

そしてドンチッチの連続スリーでDALが22-4のロングラン、劣勢のMILはクオーターの終り際にペインが入りますが、クラウダーがこのクオーターで3つ目のファウルを取られてしまいベンチへ。

最終44-20でMILは24点の大量ビハインド背負って次のクオーターへ。

第2Qもドンチッチが攻守に活躍し点差を広げられるMIL、そこをヤニスが連続得点し追い上げ。

17点差になったところでDALがタイムアウトを取り中盤へ、MILはターンオーバーが増えポゼッションを失い自分たちでリズムを崩してしまう。

ここでAJ・グリーンが起用され久々の出場、いきなりファーストショットを沈めてきます。

徐々にペースを取り戻し10-2のランで16点差にして終盤、今度はDALが積極的な動きを見せて上手く守り、スコアに繋いでいきますが、MILも勢いが上昇していく。

最後はリラードのトランジションスリーが決まり、最終65-60でMILが5点差まで迫って後半へ。

第3Qはロロではなくクラウダーをスターターに起用するMIL、立ち上がりは両チームともシュートが良く決まる。

クラウダーがスティールから美しいビハインドバックのパスを通して加点し3点差になって中盤へ。

その後ミドルトンの連続得点で逆転に成功するMIL、そのまま8点リードまで持って行ったところでDALがタイムアウトを取り終盤へ。

反撃を試みるDALに対し、MILはヤニスを一瞬休ませてすぐコートへ、DALはドンチッチ効果で得点を伸ばし始め、リードチェンジが続く。

接戦のまま第3Q終了、最後まで点を取り合い最終93-92でMILが逆転して最終クオーターへ。

第4Qはヤニスが個人技で突破するMILに対し、ドンチッチがアシストを通してチームでオフェンスするDALという対比。

大きくは点差が動かないまま中盤へ、MILが5点リードし、ヤニスは40点を超える。

リラードも良いところでスコアし、DALがここでカイリーが欠場していることの影響の大きさを感じているかもしれません。

ここでペイントから加点するポーティスも存在感を発揮し始め、MILが9点リードして終盤へ。

ビーズリー、リラードのスリーで一気に12点リードに成功、ここからは徐々にゲームのインテンシティ―が下がっていく。

最終127-117で勝利し、ドック・リバースHCに初勝利をプレゼントできました。

<所感>

ヤニスが48点、リラードが30点と二人で点を稼ぎまくったこの試合のMIL、ロペス不在はスターターにロロを入れましたが結局はポーティス、クラウダーで対応しこの二人も良い動きを見せていました。

これで新体制になってからの1勝目を記録することができました。

この調子でさらにチームとしての成熟度を上げていって貰いたいです。

<その他気になったこと>

  • DALはカイリー不在の影響が浮き彫りになった試合だったなという印象、MILはリラード、ヤニスで交互に加点できる状況の中で、DALはドンチッチがスコアのみならずハンドラーも少なかったため負担が大きかった様に思います。昨季出ていないポストシーズンに返り咲きたい思いが強いと思うので球団としてどう動いてくるか、要チェックです。

GAME50 @ UTA 108-123 × 33-17

MIL

ポーティス、ビーズリー、リラード、ヤニス、クラウダー

欠場:ロペス、ミドルトン

UTA

ジョンコリ、マルカネン、フォンテッキオ、セクストン、ダン

欠場:なし

<ゲームレポート>

ロペスとミドルトンが欠場となりスターターにポーティスとクラウダーを起用するMIL。

序盤はリードチェンジの応酬、どちらもディフェンスが機能せず、テンポの早い展開で加点し合う。

中盤に入りクラウダーに変わりグリーンを投入するMIL、ファーストスリーを見事にヒット。

ノーガードの殴り合いは続き、MILが1点ビハインドで終盤へ、MILは前の試合スターターだったロロを起用。

続いてカナトンもイン、接戦が続いていましたが最後に突き放され最終32-26で6点ビハインドで次のクオーターへ。

第2Qは頭からペインがイン、グリーン、ペインのスリーで一気に5点差、均衡を破るきっかけになります。

さらにヤニスも連続得点で14-0のラン、MILがこの時間帯をモノにして中盤へ。

11点差まで持っていったところでUTAがタイムアウト、その後は両者得点ペースが落ち、MILが頭に作ったリードを保つ。

13点リードで終盤へ、スターターに戻したMILがジワジワとリードを広げ、ポーティス、ヤニスの二人が奮起。

前半の終わり際にヤニスをかわしてスコアしたセクストン、その後のスワギーなリアクションにビーズリーが突っ掛かり一触即発。

結局セクストンとビーズリーにダブルテクニカル、最後にちょっと会場が熱を帯びて前半終了。

63-53でMILが10点リードして後半スタート、序盤からヤニスとセクストンがバチバチでアツい良い雰囲気です。

ファンの声援もそれに呼応して大きくなっていき、ゴール下の争いは激しくなっていきます。

UTAの中ではキャリアの長いジョンコリが得点を繋ぎ、MILはヤニスが牽引、13点リードで中盤へ。

レフェリーのコールへのリアクションも徐々に大きくなり始めるこの時間帯、MILが突き放せず、UTAが追いつき切れず、互いに我慢の状況が続く。

終盤に9点差に迫るUTA、さらにゾーンディフェンスをしてきますがポーティスの連続スリーでそれを押し返す。

そしてヤニスのトランジションでのバスカンで15点差、これに対してUTAはキヨンテの連続スリーで応戦。

最後はリラードがペネトレイトから強烈なダンク、95-83で12点リードにして最終クオーターへ。

第4Qはヤニスのスピンターンからのダンクでスタート、しかしUTAがスリーポイントを連続で沈め一気に8点差に迫り、MILがたまらずタイムアウト。

ATOも押されまくるMIL、クラークソンのレイアップで同点にされて中盤へ。

なんとかポーティスのコーナースリーでリードを奪い返しますが、勢いは完全にUTA、ついにマルカネンにスリーを決められて逆転を許す。

ここからヤニスとケスラーがゴール下でやり合い、フィジカルなプレイをお互いに惜しげもなく出し合う。

MIL5点ビハインドでクラッチタイムへ、ヤニスへのディフェンスがかなり厚くなったこと、リラードがリズムに乗れていないこともありMILが失速。

UTAはお祭り騒ぎ、得点をガンガン伸ばして11点リード、MILは再度タイムアウトを取ります。

ATOも明暗がくっきり分かれ、MILはターンオーバーで加点できず、UTAはマルカネンのスリーでリードを広げる。

MILが先に3rdユニットに切り替えて試合終了。

最終123-108で敗退となりました。

<所感>

第4Qを40-13と圧倒されてしまったMIL、ミドルトン、ロペス不在の中やニスとクラウダーが40分出場して頑張ったものの相手の勢いに飲まれてしまいました。

良かったところはグリーンの活躍により前半は良い流れを継続できたこと、改善したいところはスターターを引っ張り過ぎて最後ガス欠してしまったこと、ドックにとってはまだまだ色々試している段階だと思いますが、ちょっと不安になってくるここ数試合です。

<その他気になったこと>

  • 試合の前に紹介された映像の中で第1Qの出来の悪さが紹介されていました。気にしていませんでしたがそう言えばそんな気もしてきました。この後いくつかスタッツ見返してみようと思います。
  • MILはスターターのプレイタイムがだいぶ長くなってしまい終盤に失速した印象、シュートの確率、トランジションでのランニング、UTAに上回られました。グリーンがこの試合は印象的な活躍を見せましたが、スターターが2人いない状況なのでベンチからのさらなるステップアップに期待です。
  • UTAのこの試合の盛り上がり方、ポストシーズンで若いHCが率いて若い選手たちが地元の熱いファンを熱狂させるシーンが見られればめっちゃ面白そうです。

スケジュール:week16

2/7:GAME51 @ PHX

2/9:GAME52 vs MIN

2/10:GAME53 vs CHA

2/13:GAME54 vs DEN

個人的西のピックアップチーム対決でウエスト遠征を終えるこの週のMIL、勝ち星を逃してしまった感の否めない試合が続いているので、ホームに戻って気合い入れ直して貰いたいです。

最後に

ディフェンダーシリーズもだいぶ終わりが見えてきました。

ここから次はエージェント・オブ・シールドに行っちゃおうかなと思っています。

しかし、だいぶ大作な様なので、本編の消化を進めて方が良いか悩んでいます。

有識者の方、ぜひ教えてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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最近の投稿はこんな感じ

過去のシリーズはこちらから

2020-2021

イースト:アトランタ・ホークス

ウエスト:メンフィス・グリズリーズ

2021-2022

イースト:シカゴ・ブルズ

ウエスト:ダラス・マーベリックス

2022-2023

イースト:トロント・ラプターズ

ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ